eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

裏見の滝

2009-08-23 20:11:24 | 島の生活
今週末は、八丈島にはじめてやってきた社員と島内をまわりました。比較的天気もよくて、わたしたちも、あらためて八丈島のよさを感じながらの時間でした。

写真は、裏見の滝です。左側にカーテンのように滝が落ちて、その裏側をまわることができます。

周辺には、大きなヘゴシダも生えて、亜熱帯の植生がみられます。


新型インフルエンザ、本格流行

2009-08-21 15:39:08 | 読書/新聞/映画など
 国立感染症研究所は21日、全国約5千の医療機関の定点調査で、最新の1週間(8月10日~16日)の1施設あたりのインフルエンザの患者数が1.69人(報告患者数7750人)となり、流行開始の目安となる「1人」を超えたと発表しました。

 前の週(8月3日~9日)は0.99人なので、一気に1.7倍ほどになりました。急速な流行拡大がうかがえます。

世界の平均の数値をみますと、感染率については、冬季の感染状況にあるニュージランドでは、1人から1.96人に感染しているというデータがでているそうです。感染性の高さを示す再生産数が1.96の場合、感染拡大の防止策が十分にとられないと、大規模流行が終息するまでに人口の実に78.6%が感染すると推定されているそうです。

78.6%は、日本の場合、1億人を超えます。

また、最近、感染が拡大した時期のアメリカ・カナダの致死率が0.5%であったという報道がありました。

1億人が感染して、0.5%が死亡するとすると、なんと死者は50万人にもなります。第二次世界大戦の日本の死者が310万人であったことを考えますと、とんでもなく大きな数字です。

日本の場合、医療機関がすぐれているので、実際はこれよりもかなり低い死者数にとどまるという楽観的な見方もあります。一方、弱毒性でこれほどの死者もありうるのだとしたら、強毒性に変異した場合に、どれほどの参事になるのか予想もつかないという見方もあります。

いずれにしても、徹底した対策が必要であることは間違いありません。





ネットセミナーの開催

2009-08-21 13:00:36 | eLearning
以下は、昨日配信したネットラーニング・メールマガジンの一部です。配信の直後から、ネットセミナーに多数のお申し込みがあり、数時間のうちに3桁のお申し込みをいただくことになりました。今回は、応募が募集の何倍にもなるため、ライブでセミナーを受講いただく方は抽選となります。

今回の反響をみましても、セミナーもネットで開催する時代に移り始めることを改めて実感します。

なお、9月14日(月)から9月30日(水)までは、録画をオンディマンドでご覧頂くことができます。

**ネットセミナーは、ネットラーニングの登録商標です。


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●ネットセミナー 開催日:2009年9月5日(土)14:00
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ネットラーニングのwebセミナーシステムを使ったリアルタイムセミナーです。
お手持ちのパソコンからネットセミナーにアクセスして受講いただきます。

※ネットセミナーは30名限定になります
応募者多数の場合は抽選で決定させていただきますので予めご了承ください。

募集期間:2009年8月28日(金)11:00まで

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●ネット動画 受講期間:2009年9月14日(月)から9月30日(水)まで
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ネットセミナーで開催されたセミナーの模様を収録したeラーニングコースです。ID/パスワードを使ってログインしていただくことで、配信期間中いつでも受講できます。

募集期間:2009年9月18日(金)11:00まで


■□セミナー詳細・お申込みはこちらから□■
https://www.netlearning.co.jp/itpm/seminar/index.html?mail_20090821




テレポーテーション信じますか?

2009-08-20 11:45:36 | 読書/新聞/映画など
はげしい変化の時代といわれています。その変化のはげしさを、本当に理解しているのだろうかとあらためて反省する機会も多い。

ドラッカーは、未来にどのような社会がくるのかよく理解している人は少ないと指摘しています。さらにつづけて、その未来がすでにはじまっていることを理解している人は、さらに少ないと。

テレポーテーションについて、あらためて、それを感じています。

テレポーテーション、宇宙の瞬間移動が将来できるようになると思いますか?最近、何人かにきいています。それができれば、宇宙旅行も簡単です。もちろん、そんなことはできない。わたしもそう思っていました。みんなからも同じ答えがもどってきました。

しかし・・・・・「実は、すでに成功している!」と知って、心底おどろいています。そんな重大なことさえしらなかったのか。いや、未来はすでにはじまっているのだ。

かんがえてみれば、1903年にライト兄弟がはじめて動力付きの飛行に成功してから、1969年に人類がはじめて月着陸をはたすまで、たったの66年でした。10歳まで人が空を飛んだことがない時代に育ったひとが、76歳で、月面着陸を目撃することになりました。

いま、そのはげしい変化は、加速しています。

1997年、人類は、はじめて光子のテレポーテーションを目撃しました。オーストリアの物理学者ツァイリンガーなど4つのチームが、インスブルック、ローマ、ロスアラモス、カリフォルニアなどで先陣を争っていました。そして、「4つの対照的な実験によって、テレポーテーションがさまざまな状況で、いろいろな種類の粒子と量子的性質を利用してうまくいくことが示されたのだ。」「『サイエンス』誌は、1998年のもっとも意義深い十件のブレイクスルーの中にテレポーテーション実験を取り上げた。」(『テレポーテーションーー瞬間移動の夢』204ページ)

原理的には、量子のからみあいという現象をとおして、1993年にはテレポーテーションの理論的な可能性が解明されていました。どんなにはなれていても、片方に起きた事象は自動的にもう片方に影響をあたえることを利用しています。

最初の成功は、光子をテーブルの反対側にテレポートさせたものです。2003年には、光子を2キロはなれたところにテレポートさせるのに成功しました。そして、2004年には、なんと原子を丸ごとテレポートするのに成功。さらに、「21世紀中には、ウイルスのテレポートが可能になると考えられる」のだ。(『パラレルワールド』216ページ)

量子テレポートには、いくつかの特徴がある。まず、光速より速くはできないこと。元の物質は壊れてしまうので、複製ができるのではないことなどです。また、物質やエネルギーが移動しているのではなく、情報が伝達されていることも注目されます。

すでに、テレポーテーションは現実のものになっており、ウイルスなどという生物の移動も視野に入ってきています。

また、宇宙論や量子力学などがこの5年で革命といっていいほど大きく変わっていることも、最近まで気がつきませんでした。


デヴィッド・ダーリング著『テレポーテーションーー瞬間移動の夢』(光文社2006年8月30日、1800円+税
ミチオ・カク著『パラレルワールド』(NHK出版、2006年1月25日、2300円+税)







男性の育児休業、取得1.23%

2009-08-19 17:26:44 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)
 厚生労働省が発表した2008年度の雇用均等基本調査によると、男性の育児休業取得率は前年度よりも0.33ポイント低い1.23%にとどまり、取得がかえって減少した。反面、女性の取得は広がってきた。

女性の取得率は0.9ポイント上昇し、90.06%になり、初めて9割を超えた。


<雇用均等基本調査>

予習して英会話レッスン

2009-08-18 21:54:08 | 英会話学習
夜、自宅で英会話レッスンをしています。

パソコン画面いっぱいに先生の姿が映り、1対1のレッスンです。テーブルをはさんで会話している感じです。

曜日毎に交代で教えてくれる先生は、アメリカに住んでいる。昨日と今日はちがう先生だけれど、どちらも、「寒い」と厚着だ。山には雪が降ったという。

教育の専門家のベテランの先生が教えてくれるので、先生のレベルが高い。やはり、教育効果は先生のレベルによるところがおおきい。

というわけで、夕食もそそくさと、予習に追われています。

英会話も、まちがいなくeラーニングが主流になりますね。自分が学びながら実感するところです。



eラーニングコースで音声が必須の場合

2009-08-18 11:09:56 | eLearning
eラーニングコースで音声が必須の場合としては、英会話学習などさまざまあります。

そのなかで、シミュレーション(操作練習)タイプのものも、必須と考えています。

文字の操作指示を読みながら、視線をうつして操作を練習するよりも、音声のガイドにしたがって操作画面に集中して練習をしたいという希望は、学習者に強くあります。

ネットラーニングのワードやエクセルなどのコースも、操作練習をおこなうタイプです。実際のワードやエクセルのソフトがなくても、まったくおなじような画面でシミュレーションにより操作練習ができます。本物のワードやエクセルですと、初心者がまちがった操作をしたときにもうもとにもどれなくなってしまったりしますが、シミュレーションでは、まちがいをただして、ただしい次のステップをガイドしてくれます。
この操作練習において、環境によってONやOFFがえらべる音声のガイドがついています。


eラーニング業界地図

2009-08-18 09:18:44 | eラーニング市場
eラーニング市場が多様化し、めざましい成長期にはいるのにつれて、業界地図にもさらに変化があります。

eラーニングは、まったく新しい市場であるので、各社がビジネスモデルを競ってチャレンジしました。その結果、多数の有力な企業の撤退があったのも、新市場としては当然のプロセスといえるかもしれません。

最近も、有力な企業2社の実質的なeラーニング市場からの撤退がありました。ともに、いつの日かトップを競いあう可能性もあった企業です。

どちらの企業にも目立ったのは、売り上げの増減の激しさです。最終的には、ビジネスモデルに弱点があったと思われます。もうひとつ、どちらもeラーニング専業ではなかった。

これまで、どれだけ多くの有力なeラーニング企業が撤退していったか、はかりしれません。指折りかぞえると目立つものだけで10社はこえるでしょう。企業経営しながら、ときには、企業競争は生き残り戦だと感じる時もあります。