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ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

新型インフルエンザ、本格流行

2009-08-21 15:39:08 | 読書/新聞/映画など
 国立感染症研究所は21日、全国約5千の医療機関の定点調査で、最新の1週間(8月10日~16日)の1施設あたりのインフルエンザの患者数が1.69人(報告患者数7750人)となり、流行開始の目安となる「1人」を超えたと発表しました。

 前の週(8月3日~9日)は0.99人なので、一気に1.7倍ほどになりました。急速な流行拡大がうかがえます。

世界の平均の数値をみますと、感染率については、冬季の感染状況にあるニュージランドでは、1人から1.96人に感染しているというデータがでているそうです。感染性の高さを示す再生産数が1.96の場合、感染拡大の防止策が十分にとられないと、大規模流行が終息するまでに人口の実に78.6%が感染すると推定されているそうです。

78.6%は、日本の場合、1億人を超えます。

また、最近、感染が拡大した時期のアメリカ・カナダの致死率が0.5%であったという報道がありました。

1億人が感染して、0.5%が死亡するとすると、なんと死者は50万人にもなります。第二次世界大戦の日本の死者が310万人であったことを考えますと、とんでもなく大きな数字です。

日本の場合、医療機関がすぐれているので、実際はこれよりもかなり低い死者数にとどまるという楽観的な見方もあります。一方、弱毒性でこれほどの死者もありうるのだとしたら、強毒性に変異した場合に、どれほどの参事になるのか予想もつかないという見方もあります。

いずれにしても、徹底した対策が必要であることは間違いありません。






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