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Jobs Taking Leave From Apple for Health Reasons

2009-01-15 08:38:54 | 読書/新聞/映画など
Steven P. Jobs, the chief executive of Apple, is taking a medical leave until the end of June. Mr. Jobs told employees in an e-mail that his health issues are more complex than he had thought.

ニューヨークタイムズの記事です。

ジェフェリー・S・ヤング、ウイリアム・M・サイモン著『スティーブ・ジョブズ 偶像復活』東洋経済新報社、2200円+税、2005年11月18日

アップルコンピュータをつくった男、追われるようにアップルに辞表をだして、新しい会社NEXTでもういちどゼロからスタートした男、そしてすべてを失いそうな危機の中から、ピクサーのディズニー映画「トイストーリー」の大ヒットでみごとよみがえった男。

「スティーブ・ジョブズは、世界有数の産業ふたつに足跡をのこしたのだ。」

スティーブは、アップルにもどってきた。苦境のアップルがよみがえった。

そして、iTunes!

さらに、i Phone!

この本は、もっとも夢中になって読んだ本の一つです。

わたしは、アップルのコンピュータを買ったことがない。そのビジネスモデルから、メジャーになる可能性がないのが明確であったから。

PC時代の特徴は、それ以前の汎用機の時代のようにチップも、OSも、ハードも、アプリケーションもメーカーごとに独自のものというのではなく、OSを提供するメーカーと、チップを提供するメーカーと、ハードを提供するメーカー、アプリケーションを提供するメーカーなどがそれぞれちがうという横分業です。

アップルは、中途半端なビジネスモデルを採用しました。独自のOSと独自のハードを組み合わせて。これでは、けっしてメジャーにはなれない。

かつてアップルのOSがマイクロソフトのOSよりもはるかにすぐれていたとき、OSだけを切り離して販売していれば、マイクロソフトをこえるビジネス上のポジションを獲得していたにちがいないと思う。

ビル・ゲーツが一線をひき、スティーブ・ジョブズも去る。

それは、新しい時代の始まりでもある。





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