ネットラーニングの受講中の学習者の数が1,000万人を超える日について、試算がでました。2012年の4月ごろです。これまでは、いつも予測よりも現実のほうがはやくきています。
受講中の学習者が1,000万人というのは、現在のほぼ3倍です。あまりに大きな数字なので、あと1年半でそこに到達するのは、われわれ自身でもにわかに信じがたいのですが、いつも予測よりも現実のほうが早く到来していることを考えると、2012年中にそこに到達するのはまちがいないでしょう。
のべ受講生が1,000万人を超えるのは、来年の初夏までというのは確実です。
eラーニングの場合、1ページを学習するのに一定の時間がかかります。したがって、学習中1,000万人という規模のサイトでは、(来訪者×滞在時間)で評価した場合、日本でも指折りのサイトになるでしょう。
googleをfacebookがこえたように、eラーニングサイトもまた、新しく登場する巨大サイトになります。しかも、eラーニングは、たんにコンテンツを提供するネットビジネスではなく、サービスとして教育研修を提供するという意味で、サービスと一体になった次世代のネットビジネスです。
いつ受講中の学習者が1,000万人をこえるのかという試算の目的は、つぎの世代のLMSを設計するためです。現在のLMSとサーバーシステムは、3年ほどまえに、1,000万人受講生を想定してスタートさせたものです。いま、われわれは、5,000万人受講生を想定して、次世代のLMSを設計し、つくりはじめます。
ちなみに、昨日11月30日現在のネットラーニングののべ受講生数は、759万2723人です。ご利用いただいている企業総数は、3,365社でした。