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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

階段で宙に浮いた

2010-12-06 19:37:51 | Life in Tokyo

駅の階段で、宙に浮いた。

足を踏み外して、30度ほど前に傾きながら、身体が宙に浮いた。空中から見下ろす正面に、大理石のような石の階段が、目の前に急角度で下まで見渡せた。まだ上から数段のところなので、これまた石の床まではるかに遠い。歩く人は、落下していく先にはだれもいない。下までころがり落ちるのか。

ダイビングのように頭から階段に突っ込みそうだった。まずい。とっさに踏みとどまる方法を考えたが、空中ではなさそうだった。

だが、つぎの瞬間、肩をがっしりつかまれたようになにかにひっかかり、足から先に身体がななめになって着地した。どこも怪我がない。携帯電話をもっている右手を階段の手すりの鉄の棒の隙間につっこんで、ひじのところでしっかり抱え込んでいた。携帯電話を握りしめたまま。

頭の思考よりもはやくからだが動く。反射神経だけでなく、思考より早く身体を動かす指令が出るということを脳の本で読んだことがある。今回の場合、手すりの存在や、それを見た記憶もありません。勝手に手が動いていた。だれかにつかまれて助けられたような感覚です。自分の判断と行動が記憶にない。

教訓は、携帯電話のメールを書きながら階段をおりてはいけないということ。ポケットに手を突っ込んだまま階段をおりてはいけないというルールを、実行していますが、あたらしくルールが追加されました。

わかったことは、まだ反射神経に十分自信をもてるということ。毎朝1キロ泳いでいるおかげかもしれない。