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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

eラーニングと修了率

2008-06-10 09:36:40 | eLearning
eラーニングの学習効果を測定する重要な指標のひとつに、修了率があります。

学習されなければ、効果を上げようもありません。しかも、自学自習であるeラーニングで、多くの人が最後まで学習することの難しさは、通信教育の修了率の低さからも推定できます。

実際、日本で普及し始めた当初、「つかわれないeラーニング」が急速な普及を妨げる要因にもなっていました。

一方、わたしどもネットラーニングのeラーニングは、修了率が圧倒的に高い「使われるeラーニング」「結果を出すeラーニング」として、顧客企業の高い支持をいただき急成長してきました。

ネットラーニングのこの5月の修了率は、すべてあわせて95%になりました。年間100万人があらたに受講するような大規模なeラーニングで、平均でこれほど高い修了率を実現している例はないでしょう。もちろん、業務研修で100%近い修了率を実現している事例もたくさんあります。

いかにしてこのような高い修了率を実現しているのか?

まず、eラーニングのコンテンツを販売するのではなく、サービスとして教育研修を提供しているビジネスの基本構造のちがいがあります。ネットラーニングのビジネスは、コンテンツやLMSを販売する販売業ではありません。販売するなら、顧客企業との契約と納品で終了ですが、わたしたちは、契約がスタートです。大多数の受講生がしっかり最後まで学習できるようサポートいたします。

コースウエアの設計も、学習プロセスの設計を重視します。また、ラーニング・センターという学習サポートの組織が学習支援をします。多くのコースで、担任制のチュータも徹底した個別指導を行います。

修了率は、eラーニングのキーワードの一つです。