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ロシアとギリシャ

2010-04-06 23:59:40 | 社会・経済



このところ、ロシアでテロが連続して起こってます。
こういうニュースて、単純にテロに対する憤りを覚えるとともに、悲しさもありますね。
怒りが怒りを呼び、報復が報復を呼ぶという、ネガティブな連鎖。

それと個人的な悲しさもあります。
ロシアには何の縁もゆかりもないのですが、実は去年、旅行に行こうかと
検討していたディスティネーションだったからです。

何故にロシアなのかというと、サンクト・ペテルブルグに行ってみたかったんですよ。
とりわけ、エルミタージュ美術館ですね。

ギリシャ神話好き・宗教好きとしては、やはり西洋美術に興味があるわけで、
エルミタージュに行くのは夢のひとつでもありますから。

ですから、もしサンクト・ペテルブルグに行くとしたら、
やっぱりモスクワにも行ってみよう、となるわけですが、
その2都市間を結ぶ列車の爆破テロなんてのもありましたね。

テロが起こった時期は別として、自分が乗ろうとした列車ですよ。
そう思うと、背筋がぞっとするのと同時に、悲しくもなりはします。

結局、ロシアと比較検討して旅行したのはギリシャなんですけどね。
(写真はアテネの考古学博物館)

そのギリシャも現在、財政不安とかでデモや暴動が起こったりしてるようです。
自分が行ったときは平穏だったんですが、時期を間違えれば現在のような状況に
遭遇していたわけかもしれないのです。

なんかもう、やるせないというか、どこに旅行に行くにしても、
そうしたことに巻き込まれる恐れは十分あるんだなあ、と改めて気づくと同時に、
特に自分が行ってみたいと関心のある地域でそういったことが起きると、
行ってみたい気持ちが萎えるのもありますし、悲しい気持ちに襲われます。

なんでしょうねえ、この悲しさは。
じゃあ、自分はどこに行ったらいいのかと、途方に暮れるような悲しさ。

そんなのって、ただ旅行先どうしようかってだけすから、
考えようによっちゃおめでたいもんですけど。
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