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Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

屋外マスクに同化する人々

2022-05-22 22:28:15 | 日記
この土日、大した用事ではありませんが、ちょっとした買い物などで外出したのですけども。

しかし、20日に政府がわざわざ大袈裟にも、屋外でのマスク着用は必ずしも必要でない、
と、発表したってのに、外を歩く人々の光景ってのは特に変わりませんでしたねえ。
ほとんどみーんなマスクをしてます。

この様子を見て、ああ、大衆ってのは政府が言うコトなんて聞いてないのだなと、もしくは、
聞いたところで従うつもりもないのだなと、もしくは、報道さえ見てないのだなと思いました。

いやいや、一応テレビかネットかでニュースくらいは見てるのかもしれませんが、
行動変容するには至らないのですね。
なぜなら、より健康になるとか美容になるとかとは反対の行動は取らないからです。

あとは、いくら屋外マスク着用が必要ないと言われても、目で見てわかるくらいに
周囲の屋外マスク着用率が減るまでは、自身も外せないのですね。


なんでしょうねえ、自分からすれば屋外でのマスクなんて期待される効果からすれば
効率の悪い感染対策なのですが、それでもするヒトが多いのは、大きく2種類あるのかと思ってます。

一つは、ホントにマスクしていれば感染しない、感染させない、ということに効果的だと信じている人々。

もう一つは、周囲と違う行動をすることによって攻撃や排除されることを恐れている人々。


で、後者についてはそういうことを、今までは世間の同調圧力に屈しているのかと考えていましたが、、
なんか今日、そうではないように感じました。

同調しているのではなく、同化しようとしているのではないかと。

つまり、周囲に溶け込んで、異物と見なされないように振る舞っているのではないかと。
そうでないと、攻撃されたり排除されてしまうことを恐れ、無意識にでも周囲と同化しているのではと。

同じ黄色い帽子を被って週妥当こうしたり、みんなランドセルを背負ったり制服を着たりして、
まあ、日本人が子供の頃から植え付けられてきた躾や教育によって、
より生きやすい環境を得るために自然に身につけた行動であり、防御術なのかもしれないなあと。

「みんながしてるから」、屋外でもマスクをするということです。


別にソレが悪いとは言いません。
屋外マスクもしたけりゃすればいいのは勝手です。

でもねえ、自分からすればですが、なんでこんな非合理なことに一生懸命なのか不思議です。

2年前は夏にもなると熱中症の心配もあるからといって、
日本郵便などは運送や配達に携わる職員にマスク着用を義務づけないと言いまして、
それはいいことだと思いましたし、世間的にも同意する声が多かったと思うのですが、
なんか結局、運送業界でもみんな夏でもマスクをしてましたよね。

無理にしなくてもいいと思うのですけどもねえ、せいぜい品物を渡す時にだけ着用していれば。
なのに、ほぼ常時マスクだったというのはやはり、周囲の監視がきつかったのでしょうか。
クレームも恐れていたでしょうし、ひょっとしたら実際にクレームもあったのかもしれません。

つまりはそんな一般消費者の目を恐れて、炎天下の中でもマスクを外す姿をさらせなかったのでしょうか。
いやあ、職員の安全第一でいいと思うのですけどもねえ。


功名心に駆られてマスク不着用にクレームする連中の言うことなど、
聞かなければいいというワケにもいかないのでしょうか。

SNSの時代、炎上しちゃうってことですかね。
いやいや、威力業務妨害でいいと思うのですけども。







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形式的なマスク着用のアリバイ作りはもういいのでは

2022-05-15 20:22:13 | 日記



日本時間15日の早朝、イングランドサッカーでFAカップ(日本でいう天皇杯みたいな)の決勝、
リヴァプール vs チェルシーが行われました。

スコアレスのまま延長を経てPK戦の末にリヴァプールの優勝となりました。
いや、自分は昔からリヴァプールを応援してきましたけど、16年ぶり、そう、
16年前のFAカップ決勝ウェストハム戦でのジェラードの鮮烈なロングシュートを覚えていますが、
いやあ、アレ以来ですかあ。えがったえがった。


で、その決勝での客席の様子が冒頭の写真ですが、舞台となったウェンブリースタジアムには、
8万人を超える観衆が詰めかけたのこと。

でも、いかにもサッカースタジアムの日常というか席は満員、観客はみなマスクなどしていません。

日本ではここにきて屋外マスク着用の見直しだなんだで議論が持ち上がってきておりますが、
いまだに外出中はマスクを着用している姿が大多数のようです。

自分にはイングランドのスタジアムの様子の方が健全に思えますがね。


屋外でのマスク着用見直しについては医師会や官房長官が、距離が取れれば着用の必要ないと
相次いで発言してニュースになったのですが、なんかヘンだなあと思ったモノです。

だって、もともと屋外でマスク着用の義務もルールもありませんでしたでしょ?
なのに、その見直しって、ナニからどう見直すってハナシなんでございましょう?

なんか、外出するときにはマスクを着ける、そんなルールというかマナーみたいなものが、
なんとなく世間的な認識というか同意があるような状況ではありますが、
実は誰も屋外でもマスクしろとか言ってないのですよね。

むしろ、他と距離が十分に取れる場合には必要ないとは言ってたワケなんですが、
ナニゆえそんなに日本人は暑い夏でも頑なにマスクを着けるのでしょうね。
花粉みたいにウィルスが空気中を舞っているワケでもあるまいに。


と思いまして、改めて2年前の厚労省のHPを見てみたのですけども。


 新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例を公表しました


この中には、


 外出時や屋内でも会話をするとき、人との間隔が十分とれない場合は、症状がなくてもマスクを着用する。
 ただし、夏場は、熱中症に十分注意する。


と、あります。
やはり、「人との間隔が十分とれる場合」は、マスクの着用は求めていないのです。

アベノマスクと共に入っていたチラシを見てみましょうか。




 「外出する際には、飛沫を飛ばさないようにマスクをつけるなどの行動をお願いいたします。」

とはありますが、



 「外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用」

ともあります。

別に外出するときはマスクしろと強制も要請もしていないのですが、
ま、当初は未知の殺人ウィルスかみたいに新コロを怖がってましたから、
出歩くときはマスク必須!みたいな世論形成がされてしまったのでしょうかね。


で、なんかテレビだろうがネットだろうが、メディアでもまた言うワケです。
「いつマスクが外せるのか」と。

別にマスクを外すななんて誰も言ってないのですが、大衆としてマスク外しちゃいけないみたいな
無言の圧力が世間にあるのでしょうけど、その風潮をメディアが無駄に煽ることないと思うのですがね。
逆にメディア側はそうした発信をすることで視聴者の関心を引こうとしているのでしょうけど。


そんなこんなで、いつマスク外せるの?
みたいな判断を、自治体も大衆も権威に求めているふうなのですが、
最初から屋外マスクの義務もルールもないのですから、各自で判断すればいいのです。

なのに、自身での思考を放棄していつまでお偉いの言うことを頼りにしたがるのでしょう。
ま、自身で判断して行動しちゃうと周囲からは嫌われちゃうんですけどね日本では。

東京都の百合子都知事も、政府に決めて欲しいなんて言ってますが、
今まで決めてないモノをまたどう見直しして決めろと言うのでしょうか。

であれば、誰かガツンと言ってもらえませんかね。
もともと人と十分距離が取れる状況でのマスク着用は求めていない、
熱中症が心配される場合はなおさら、と。


そんな中、時短営業要請拒否で話題になった飲食企業・グローバルダイニングがこんな発表をしました。


 従業員への「マスク着用推奨」取り止め 外食大手「グローバルダイニング」が発表

 大手飲食チェーン「グローバルダイニング」は2022年5月13日、
 従業員へのマスク着用の推奨を取り止めると発表した。

 グローバルダイニングはイタリア料理店「カフェ ラ・ボエム」やエスニック料理店「モンスーンカフェ」、
 居酒屋「権八」など国内外で46店舗を運営する。

長谷川耕造社長の名義で出された発表文によれば、
 「これまでは、マスクの着用で安心される方々も多く、流れに逆らわずおりました」
 と従業員へのマスク着用を推奨していたものの、海外では"脱マスク"も進んでおり、
 「マスク着用が新型コロナウイルスの感染防止対策に本当に役立つのでしょうか」と疑問を投げかける。

その上で、「健康被害」も考慮し、従業員へのマスク着用推奨をやめたとした。

同社広報は13日、J-CASTニュースの取材に、4月末から方針転換したと明かす。
 対象は全店で、商業施設内にある場合は施設側の方針に従う。

客からの反応については「ご賛同いただけるお客様もいらっしゃいますがご意見いただくこともございます」と答えた。


 

 スタッフのマスク着用について

 平素はご愛顧いただきありがとうございます。
 これまでは、マスクの着用で安心される方々も多く、流れに逆らわずおりましたが、
 海外では、マスク着用をやめている国も増えてきています。
 マスク着用が新型コロナウイルスの感染防止対策に本当に役立つのでしょうか。
 当社では、血中酸素濃度が下がることによる健康被害を考慮し、スタッフのマスクの着用の推奨をやめました。
 ご理解いただけますようお願い申し上げます。


いいと思いますね。
ナニも通り一辺倒のお偉いの強制力もない「要請」にいちいち従うことなどなく、疑ってもいいのです。
ソレが合理的でないと思えるなら、独自の判断をしたってとがめられない筈です。

もちろん、飲食店従業員がマスクをしないことに反発する市民もいるでしょうが、
こうしてお店が宣言しているのですから嫌ならお店に行かなければいいだけの話し。

そもそも、お茶を飲もうが酒を飲もうがいくらお店が感染対策してるとしたって、
飲食中はマスク外して連れと会話しちゃうワケです。
ソレがダメなのではなく、そういうもんじゃないですか。

客側がそうなのに従業員はマスクしろってのも勝手なハナシです。
ま、客なんてのは勝手なもんですが。

感染対策万全です!なんて飲食店が、結局はマスク外しながらの客の会話を容認してるのですから、
そっちのほうが矛盾も偽善もいいトコロだと思いますよ。

だいたい、感染対策といってアクリルパネルがテーブルに設置してあったりしますが、
あんなの対策としてホントに有効なんでしょうか。

ってのは、自分じゃなくとも多くのヒトが思っている疑問の筈ですが、ソレがまかり通っているのは、
効果のほどはさておき、そうすることが対策だと一応は認められているからで、
要は感染対策のアリバイとして機能しているに過ぎません。

そういう、形式やアリバイばかり優先した感染対策に疑問を持ち自ら思考して判断する、
グローバルダイニングのとる姿勢の方が事業体としてはっきりしていて評価できると思いますけどね。


まあ、そんな思考とかのことより目に見える形式の方が大衆にとっては大事だったりするので、
なかなか理解されないことも多いとは思いますけど、こうして自身で判断して行動する事業体が
増えるのを期待しつつ、グローバルダイニングさんには頑張っていただきたいですね。


 
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青切符をきられてから交通反則通告センターに出頭する顛末

2022-02-01 20:04:05 | 日記



みなさんはクルマの運転をするでしょうか。
する方は、安全運転しているでしょうか。

自分はですね、クルマの運転に関しては結構やんちゃなほうだと思います。
前を走るクルマが遅いとイラつきますし、追い越しを頻繁にしますし、
スピード違反で捕まったことも3,4回かな?ありますよ。

ま、さすがに今ではそんなにスピードを出すこともなくなりましたが、
昨年の夏に久しぶりに高速道路で捕まって、青切符きられちゃいました。

そうすっと反則金の納付を求められるじゃないですか?
で、ほとんどのヒトは素直に納付をすると思うのですけども、自分もそうでしたけども、
昨年夏のその案件に関してはどうにも納得いかず、反則金納付なんてほったらかしにしてたのですよ。

ソレがまあ祟って今回、わざわざ「交通反則通告センター」とやらに出頭することになったのですが。
ナニがあったかというとですね。


1,「通行帯違反」で捕まる

そうなんです、昨年夏にきられた青切符とは、「通行帯違反」によるモノだったのです。
通行帯違反、ぶっちゃけ、、>高速道路の追い越し車線をずっと走るのは違反?


いっやあ、、知らんかった。。

自分が捕まったのは2021年の8月の平日、東北道の下り、さほど混んではいない日中でした。
そこで捕まったワケです。

警察のクルマが止まれというから、スピードなんてたいして出ていないはず(110km/hちょい)だし、
なんだろうと思っていたら通行帯違反なんですと。

はあ?なんじゃソレ?
追い越しが終わったら走行車線に戻らないと違反だなんて、なんだよソレ?
試験に出たかよ!?

ってなカンジですよ、そのときは。

で、ソレで自分がどんくらい走ってたんですかと訊いたら、1kmは走ってた、と言うじゃないですか埼玉県警。
で、1km追い越し車線を走ったら違反なんですか?と訊いたら、むにゃむにゃと口を濁すのですよ埼玉県警。

どうやら後で調べると、だいたい2kmが目安らしいんですが明確な規定はなくて、
要は恣意的に、巡査個人の裁量でもってドライバーをお縄にできるということなんですな。

そんなもんで違反にされてたまりますかあ?
一方で、その違反を知らなかった負い目はあるっちゃありますけどね。

そんなこんなで1点の違反、反則金6000円の青切符をきられましたとさ。


なんですが、スピード違反ならまだわかりますが、って言っても、
追い越しの一瞬だけ130km/hを越すスピードを出したことで捕まったこともあり、
ソレはソレできったねえ、と思い納得はし難かったんですけどね、、

ですがこのたかだか1km程度の追い越し車線走行での違反なんて納得できますかあ?
コレが権力の横暴でなくてなんなんでしょう。

警察って奴はですね、こんな些細な違反に血眼になっているヒマがあったら、
巨悪の操作に全力をあげろってんですよお!

まあ、そういうことでこの違反に納得しかねた自分は、たった6000円ですけども、
反則金の納付を無視することにしたのです。

そうしたらどうでしょう、、


2,送付代上乗せで催促状が届く

11月になって、反則金納付の催促が届きました。
ソレも、改めて納付書の送付代を上乗せで、6000円が6839円になって請求されました。
セっっっコ。

こんな催促も無視です。

こうして今後どういう対応になるのかとの興味もあり、無視して様子を見ることにしました。
果たして忘れてもらえるのか、更に納付額が増した催促がされるのかどうか。

しかも、改めての納付書とともに、前の青切符とは違う赤色の交通反則通知書が同封されてるんですよ。
コレって赤切符ってことなんですかね。

だとしたらですよ、こういうことも含め、もし納付期間内に反則金納付がされなかったら、
その後はどうなるかっていう説明を、最初にすべきですよね?

納付期限はいつまででーす、って若い巡査が言うだけでは説明責任が足りてないでしょう明らかに。
民間企業だったら法令違反になりかねないハナシなんじゃありません?

そういうの交通違反で切符きるときに警察側に義務づけるべきことなんじゃありませんの?

もし、義務の不履行により不利となる状況があるのであれば、事前にソレを説明し、
説明をした・受けたと書類にチェックする項目があって然るべきじゃないんですかね今どき。


3,「最終通告」が届く

すると年を明けて1月末に「最終通告」と赤いスタンプが押された威圧感あるハガキが届きました。
コレだけで脅迫に近いでしょ。

言うには、もはや刑事事件でコレ以上無視すると検察庁に送検されるんですってよ。
で、そうされたくなかったら埼玉県警の交通反則通告センターに出頭せよ、と。

さすが大権力。
一般市民はいくらでも踏みつぶしたる!との旺盛な意欲を感じ取ることができます。

おー上等じゃねえか。
とことん付き合ってやろうじゃねえか!?

とは思いましたが、だいたいここで連中の仕事ぶりも終わりに近いことがわかったので、
このへんで手打ちすることにしましたよ、ええ。


まあ、こんな軽微な違反なんかで送検されたところで不起訴となるケースがほとんどらしいのですがね。
でも確かにコレが最後のアラートなんだろうなと思い、神奈川県民ですが出向いてやりましたよ。

埼玉県でなくても最寄り都道府県の交通反則通告センターに出向いてもよいとのことでしたが、
その際には埼玉のセンターに事前連絡をせよともことで、ソレも癪だったので行ってきましたよ、
埼玉県鴻巣市のセンターへ、神奈川県から片道1時間半以上かけてね。

そこへ出頭すると改めて納付書が発行されます。
納付額は前と変わらず6839円ですが、その日のウチに納付しなければならないとの条件付き。
センターから鴻巣駅との間に郵便局があったのでそこで納付は済ませましたが。

が、自分の場合はコレで、最初から素直に納付しておけば6000円で済んだトコロが、
最終的には交通費含め10000円近くかかっちゃいました。あはははは。

まあ、通行帯違反すら知らず、青切符を無視し続けた自分のせいなんですがね。
みなさんはこんな自分のような間違いを起こさないでくださいね。


ソレにしても、こんな罪かどうかもわからないコトで切符きられる市民は山のようにいる一方、
明らかに大きな法令違反じゃねえの?ってのはのさばっているってのは、どうなんでしょうかねえ。

例えば最近で言うと、国交省の統計データの改ざん、財務省の森友・加計文書の改ざんや、
アベちゃんの桜の会疑惑、甘利センセーのUR収賄疑惑、ドリル小渕センセーの献金疑惑、等ですよ。

こっちは適当な言い訳で見過ごされてるのに、スピード出てましたー、追い越し車線走ってましたー、
で、エビデンスも示されないのに犯罪者扱いで罰を受けてしまうってのは、どうなんでしょうか。

日本は中国や北朝鮮などのことをとやかく言いますが、この国だって統治が十分おかしいでしょ。
交通違反した小市民の小言に過ぎませんがね。ふん。

 
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年末年始のたびに大マスコミの劣化をいちいち思い知る

2022-01-04 20:26:34 | 日記
遅くなりましたが、2022年、明けましておめでとうございます。

昨年はコロナ禍といいつつなんだかんだ忙しくてブログエントリーを怠りましたが、
今年はブログのタイトルでも謳っているように、気に入らないニュースはウォッチして
エントリーをポストするよう、努めていきたいと思いいます。

なんか毎年の年末年始に言ってるような気がしますが。


さて、Covid-19による日本でもコロナ禍も2年になろうとしておりますが、
自分はこの年末年始、2年ぶりの帰省をしてまいりました。

まあ、首都圏から東北への帰省なので、実家にいるだけで、
親戚や友人に会うようなことは一切しませんでしたけれども。

そして帰省となると、いつもは観ないテレビを観ることになるのですが。
自分は普段はテレビ、つまり地上波なんて大きなニュースがあったときに
ニュース番組を観る以外はほとんどテレビには触れないので、
テレビ番組のことはよくわからないのですが。

で、たまーにそんな地上波テレビ番組を観てみると、まあつまらないことばっかりですね。
実家の連中が観ている手前、そんなことはその場で口には出せませんが。

例えば、芸能人等の有名人を格付けするとかいう番組があるじゃないですか。
アレ、そこそこ長年続いている番組らしいですけども、ナニがおもしろいのでしょうか。

高級品とソレ以外の区別ができるかどうかで一流だの三流だのいうのですけど、
仮にその区別がつく・つかないがあるとして、ソレがおもしろいですか。

んで、その違いをことごとく当てる有名人もいれば、ことごとく外す人もいる、
そんなのはホントにそうなんではなくて、番組の台本通りに決まっていることなのに、
ソレを観てそんなにおもしろいのでしょうか。

おもしろいのかもしれませんけどね。
番組の意図なんてわかっちゃいるけど送られてくる映像に対して受動的なだけでいられるのであれば、
それなりに楽しめるモノなのかもしれません。


それから新年早々、ネットでニュースになった番組では、ジョブチューンとかいうもので、
大手コンビニが開発した食品を、有名料理人が合格・不合格を言い渡すという番組で、
あるコンビニチェーンの開発したおにぎりを多部もしないで不合格とした料理人が話題になりましたね。

おかげでその料理人、お店のもとには抗議が入ったり、
グルメサイトではネガティブな評価が寄せられるといった影響があるようです。

確かに、食べて合格・不合格を判断するところ、見た目の印象で食べないで評価、
というのはフェアなカンジはしませんけども、ソレはココの料理人の姿勢なのかもしれませんし、
そんな場面が放送されていると言うことは、料理人にとってもコンビニにとっても了解の範疇で、
番組自体の企画に過ぎないと言えばソレまでです。

また料理人やお店に影響が及んでしまうことについては、
そりゃ番組を観ただけで感情的な行動に移してしまうヒト達もどうかと思いますけど、
番組に出演する側も、そういった影響・リスクは承知の上での出演でしょうからね。
宣伝と引き替えの有名税といったモノがあるのは理解しているでしょう。

この番組についてはそんな両輪人の評価とソレに対する視聴者の反応とかいうより、
そもそも、なんでこんな企業の商品に対して料理人の合格・不合格なんて判定を
引き出す企画が番組としてあるのか、ということのほうが疑問ですけどね。

自分もこの番組を観ていて、そのおにぎりの場面は観てなかったのですが、
一流料理人の判定なんて大きなお世話、なんじゃないですかねえ。
そりゃネガティブな反応をされても企業にとって宣伝にはなるのでしょうけども。

そんなこんなでホント、テレビ番組って面白くないなあ、と改めて思いました。


年末年始の番組で話題になると言えば、NHKの紅白ネタ合戦、じゃなかった、紅白歌合戦があります。
もはや散々オワコンと言われながら、止められないし、他にやることもないので続いてはいますが。

自分も帰省の実家で2年ぶりに観ておりましたが、しかし、
紅白っていつから「今年のテーマ」なんて仰々しいモノを持ち出すようになったんですかね。

今年、じゃなくて昨年のテーマは「カラフル」だそうで、要は多様性だとか、
SDGsとかのメッセージを打ち出したいのでしょうけど、歌合戦にそんなの必要ですか?

単純に楽しく歌だけ追求すればいいんじゃないかと思うのですけど、
多様性だとか絆だとか感謝だとか、いちいちうざったくないですか?


やっぱアレですかね、紅白歌合戦もずっと視聴率も落ちてきて国民の中でも
その存在感や必要性が薄まっていくあまり、ナニか存在価値を示せる企画が必要なんでしょうね。

だから自分が言うように単純に歌合戦でいいじゃん、では、NHKの中で通らないのでしょう。
エロい上司が、今年のテーマは何だ、新企画を出せとか、うるさく言っているのでしょうね。

おそらくそういう新企画とかテーマとかを無理に打ちだそうとしている姿勢が、
結果的に番組の趣旨をあやふやにし、視聴者離れを起こすことはわかっていても、
そんなオトナの事情からやめられないのでしょう。

それと自分が観ていて、歌手ごとに扱いが違うのも気になりましたね。
歌手によってはやたらフィーチャーされ数曲歌うことが許されるとかいうのは、
いかがなものかと思いますが、そういうの含めて番組の企画ってことなんでしょう。

そう、もはや歌合戦ではなくて、どんな企画を披露できるかといったネタ合戦なんですね。
作る側の都合でしかないワケですから、そりゃ視聴者も離れるってもんです。


そんなこんなで、大マスコミってのはことごとくオワコンっていうのは改めて感じる年末年始ですが、
大新聞ではこんなことも話題になりましたね。

ナベツネ新聞大阪本社が大阪府・大阪市と包括連携協定を結んだってんですが、
コレについては権力を監視する筈のジャーナリズムが権力と手を組み、
権力の広報機関と成り果てるのはいかがなものか、との疑問が投げかけられていたところ、
等のナベツネ新聞は早速こんな様子です。


 


いやあ。。

いやね、今さら日本の大新聞なんてジャーナリズムなんてことより、
購読料と広告じゃやっていけないのは何年も前から明らかなので、
大マスコミなりの「取材力」「編集力」を企業・団体、自治体等に対して、
広報・宣伝の商品として提供するのは珍しくないのですが、コレはさすがに露骨です。

協定の相手は大阪府・大阪市といいますが、実態は大阪維新です。
んで、その幹部をヨイショです。

いくらなんでもどうかと思いますが、ま、この評価は大阪のヒト達に任せましょうかね。

でもまあ、こんなことは大阪だけじゃなく、全国的に行われていることでしてね。
とすれば、大マスコミが権力を監視する姿勢はどんだけのモノかってのは自ずと伺い知れるでしょう。


そんなこんなで、もういい加減、大マスコミを国民的に疑うべきフェーズかと思いますが。
そして、情報に対して疑わないまでも思考する、そんなリテラシーが必要じゃないかと。

思考するというのはなかなかハードルはたかいかもしれませんが、
このままじゃ大マスコミに馬鹿にされるままですよ、日本人は。

 
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「やってるフリ」は「やってる感」と感動で誤魔化すつもり

2021-06-28 22:21:31 | 日記
 桐生祥秀 男子100m五輪代表 “復活当選” か 「原則1種目」が生んだまさかの空席

 まさかの復活当選!?
 陸上の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権最終日(27日、大阪・長居)、
 男子200メートル決勝は小池祐貴(26=住友電工)が20秒46(追い風1.0m)で初優勝。
 すでに参加標準記録(20秒24)を突破しており、五輪代表に決定した。
 一方で、小池が最有力だった100メートル代表の3人目は〝白紙〟となり、
 落選したはずの桐生祥秀(25=日本生命)が選ばれる可能性が急浮上。いったい、どういうことなのか。

 小池は200メートルで五輪切符をつかんだレース後
 「(代表)内定を取るというよりは、1回も日本選手権を取ったことがなかったので
 本当に勝ちたいという気持ちだけで走りました。いいもんですね、勝つというのは」と喜びをかみ締めた。
 25日の100メートル決勝では4位。同種目の参加標準記録(10秒05)をクリアした選手では
 多田修平(25=住友電工)、山県亮太(29=セイコー)に次ぐ3番手で、代表入りが有力視されていた。

 しかし、小池が200メートル代表に決まったことで、100メートル代表の3番手は不透明な状況に。
 というのも、400メートルリレーで金メダルを狙う陸連の「戦略」がハードルになっているのだ。
 陸連はリレー種目の負担軽減を目的に100メートルか200メートルの「原則1種目」しか認めない方針。
 日本選手権で両種目優勝の場合など条件を満たした場合は例外としていたが、小池はこれに当てはまらない。

 大会終了後、会見を行った麻場一徳強化委員長(60)は
 「リレーの選考方針については以前に公表した通り。それを基にこれから男子短距離ブロック、
 小池選手、所属関係者と相談をして最終的な結論が生まれるということ」と説明。
 しかし「1種目に絞るのか」との問いには
 「絞るという方針はあるが、結果として絞らなければいけないという要項ではない。
 (リレーを走らない)選択肢も可能性としてある」と歯切れの悪い回答となった。
 小池自身も「陸連の意向もある。内定をどちらももらえたら、その時点で考える」と話すにとどめた。

 一方、陸連の方針に沿って小池が200メートルのみの出場となった場合、
 3人目の100メートル代表は今大会で5位に終わった桐生の優先順位が最も高くなる。
 麻場委員長は「仮定の話をここで言うのはまずい。すべてを含めて短距離のコーチと本人と
 打ち合わせをして、選手が得た権利なので納得いく形で進むようにしていく」
 と明言を避けたが、ここへきて桐生が〝復活当選〟する可能性が出てきた。

 実際、今大会での大きな敗因となった右アキレス腱の状態については
 「本番には間に合うものと考えている」(陸連関係者)との証言もある。
 リレー代表は100メートル代表3人にリレー枠の2人を加えた計5人で構成される。
 また、200メートルなどの個人種目の代表選手は、
 100メートルのリレーの登録メンバーに含まれなくても出場が可能だ。

 陸連は7月2日に100メートルの3人目など残りの五輪代表とリレーメンバーを発表する方針。
 最終的にどんなジャッジが下されるのか。


ということで、先日の五輪代表選考会を兼ねた男子100mのレースで5位となり、
代表権をつかめなかった桐生選手が、より100m代表に近かった小池選手が200mで代表権を得たため、
100mの代表権の枠が小池選手から桐生選手に渡るのかもしれないのだそうで。

なるべく似た種目での参加を選手で分散させ、一つの種目に集中させやすくすることで、
より好成績、もちろんメダルを狙うというチームの戦略もわからないではないですが、
小池選手が自身の力で勝ち得た権利であるなら、そのままにしてあげればいいんじゃないですかね。

国別対抗メダル獲得合戦もたいがいにしたらどうなんでしょうか。
そうは言っても大会後には成績によっては、

 小池選手は疲れていた! やっぱり桐生選手を出すべきだった!

なーんて論著にメディアも国民もなりかねないってワケでしょうか。
ソレともアレですかね。

桐生選手は日本生命所属。
日本生命といえば大会ゴールドパートナー。

 ステークホルダーの存在がどうしてもある!

五輪大臣の丸川「ルーピー」珠代センセー風に言えば、そんなカンジなのでしょうか。

まぁわかりませんけども、桐生選手への誹謗中傷などは控えていただきたいモノです。
別に桐生選手は巻き込まれかねない立場なだけですので。


さあて、東京オリンピック開幕まで1ヶ月を切ってまいりましたが、
開催都市・東京都の百合子都知事が、過労で静養だそうです。

ソレも先週いっぱいの予定が今週も引き続き静養し公務を休むということですので、
なんと都議選の期間はまるまるお休みしちゃうワケですねえ。

もともと新型コロナウィルス対策もあればオリパラもある大変な時期ですので、
元気であっても都議選どころではないのかもしれませんけども。


しかし、自分は百合子都知事の政策を大して評価している人間でもないですが、
まあいろいろ大変だったと思いますよ。そりゃ過労で動けなくなるだろうってくらい。

毎日毎日、新コロの対応をして、時には都民に自粛やら休業のお願いをして、
そのための標語を考えて、そのたびに反発を喰らったり、標語をバカにされたり。

ソレに加えてオリパラやんなきゃいけないですし、通常の公務だってあるワケですし、
さんざん板挟みにあったりしながら、批判も浴びながらがずっと続けば倒れますって。

なーんて言っても、ホントに過労で動けなくなっているのかよくわからんと、
ちょっと疑ってしまうのは自分の意地が悪いのでしょうか。

なーんか、この静養をあざとく利用しているんじゃないかとか、
この期間で大きなコトが起こるのではないかと、考えてしまうのですけども。


そんな東京都も、緊急事態宣言からまん延防止措置に移行して1週間ですが、
順調に新コロ新規陽性者数が増えてきておりますね。

東京都は28日で9日連続で前週同曜日を超える新規陽性者数が出ており、
前週同曜日を超えた日は6月で半分となっております。
もう下げ止まりではなく、増加してます。

ということを見ると、こんな甘い制限で意味ないと思っていた緊急事態宣言も、
ちっとは感染拡大の抑制効果はあったのでしょうか。全然十分じゃないですけどね。

そんな緊急事態宣言も、なんで解除の判断をするのか、いまだに根拠ないですもんね。
感染状況を抑え込んではいないけどいろいろあるからこの辺で解除、みたいな、
相変わらず都合ありきな判断で、そしてソレはこれからも続くのでしょう。


「安全安心なオリンピック」って言っても、科学的というよりはやってるフリ。
先日来日したウガンダ選手団から2名の新コロ陽性者が出ましたが、
実はそれ以外の国から来日した関係者からも4名の陽性者が出ていたことがわかりました。

この、水際対策と言いながらザル過ぎるんじゃないか、徹底されてないじゃないかということより、
自分的には別に4人の陽性者がいたことを隠していたことのほうが問題に思います。

こうやってやってるフリして、あったコトもなかったことにし、
やってないモノをやったことにして、大会期間をやり過ごすのでしょう。

そうしてそんなコトは、日本人選手の活躍が届けてくれる感動とか絆とか夢とか、
そんな報道で掻き消され、国民も舞い上がって忘れてしまい、大会が終われば、
東京オリンピック大成功!コロナ禍だけどやって良かった!

なーんで脳天気な評価が日本中でなされるのでしょう。

ま、「安全安心」をはじめ、「先手先手」「スピード感」や、
「感動」「夢」「絆」もとことんインチキな言葉にしか響かなくなってきましたけどね。

みなさんはそんなことないでしょうか。

 
コメント
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