なみ太郎日記 in ニュージャージー

なみ太郎と家族とハスキー犬&猫達のニュージャージー生活日記

歴史的な日  時代の流れ。。。

2008-11-06 11:27:47 | 家族
今朝配達された新聞。ケンが永久保存版にするそう。

アメリカ大統領選挙の開票結果がニュースで分刻みに更新されて行った昨夜、我が家も皆大興奮で歴史的瞬間を待った。

投票締め切りの7時過ぎくらいから、ニュースキャスター達が

「フロリダ州はオバマが取りました!」
「ウィスコンシンはマケインです!」
「重要なオハイオ州はオバマが勝ちです!」

と続々速報を伝える様はなんとなく、戦国武将達の様でおかしくなった。

「申し上げます! 〇〇の城を我が陣が落としました!」
「〇〇が敵の手に落ちました!」

なんて具合でかなり手に汗握る展開だったけど、9時を過ぎた頃から重要な州をオバマが次々に獲得し、どこの局でも「勝負ありましたねぇ」と言い始める。

10時ちょっと過ぎ、「新しいアメリカの大統領が誕生しました。オバマ大統領の誕生です。」の報が一斉に伝わり歓喜する市民達、特に黒人公民権運動活動の拠点であるハーレムで、涙に咽ぶ黒人達が映し出された。

アメリカの歴史始まって以来の黒人の大統領。
こんな日が本当に来るなんて。。。


若かった大昔(?)、ペンシルバニア州の大学で真面目に(?)勉強していた頃、心理学の授業で平等な権利を勝ち得る為に体を張って活動する黒人達、学生達のフィルム上映会があった。

選挙で投票に行こうとして殺された大勢の人々、頭が良く成績も合格基準に達しているのに黒人というだけで大学を落とされた生徒達、才能があるのに仕事に採用されない人々等。。。

「子供を大学に行かせてやりたいのです。学歴が私達黒人の未来を変えてくれると信じています。」

「僕達の為に命をかけてくれたマーティン・ルーサーキングJr師の誕生日を祝日にするよう、行進を続けます。」

「未来を信じます。 私達黒人が胸を張って生きていける日が必ず来ます。諦めずに努力すれば、なんだって可能だと子供達に教えたいのです。 未来に私達の中から大統領が生まれる日だって、必ず来ると信じます。」

信じるって素晴らしい事だなぁ、とは思ったものの、全く夢物語だとしか感じなかった私は今、時代の確実な流れを痛感しとります。

深刻な問題山積みのアメリカ、勝利宣言でオバマが“Yes We Can!”を繰り返し、「出来る、なんだって出来る!」と力強く言うのを聞いて、なんとかなるんじゃないか、と思った。

なんにでも可能性はある!
将来、我が家のドリやケンがアメリカ大統領になる可能性も無きにしもあらず(いや、まさか、本気じゃないですから。。。)

ひっくり返っているトビ男君が偉大な何がしかになる可能性は。。。




。。。ない。絶対ない。


食べ物の写真ばっかり載せていたら、母が心配して「甘いものばっかり作って大丈夫なの? 糖尿になったらどうするの?」と言ってきた。

いや、食いしん坊と言っても、もちろん全部自分で食べたりしてませんから。。。


今日は朝からあんこもちケーキ焼いた。



これ、昔からアメリカに住む日本人主婦の間ではかな~り有名な存在。
お手軽に和菓子もどきが味わえる。
全然垢抜けないんだけど、おいしいね


半分はテニス仲間の皆さんに食べてもらった。
あとの半分は、少し私と、ほとんどおっちゃまのブラックホール胃袋に消える予定。