ナミちゃんアラカルト

お菓子・パン作りに勤しむ猫好きな主婦の気まぐれ日記

偕楽園梅散策と原子力を学ぶ

2016年03月16日 00時53分00秒 | きらり

奇しくも東日本大震災のあった3月11日に茨城県方面へ婦人学級の移動教室として行ってきました

あれから5年経ちましたがまだまだ復興半ばですよね・・・

この日は真冬並みの寒気であの震災の日も寒かったので猶更あの日を思い出してしまいました

今回は担当係だったので前もって下見に行ったり日程を計画しなくてはならなかったので責任重大で

閉講式を兼ねての学習旅行は初めてのパターンだったので無事に終えてホッとしました

 

道の駅みわ→水戸偕楽園→めんたいパーク→那珂湊・森田水産→東海村・原子力科学館→道の駅・みわ

梅祭り真っ只中の水戸偕楽園へ行くので心配でしたが・・・

早朝に出発した甲斐もあって渋滞にもあわずスムーズに到着

まだ混む前だったので園に最も近い駐車場にバスを入れられて幸先良いスタートでした

常磐(ときわ)神社の参道には梅祭りらしく出店がたくさん並んでました 

偕楽園は入場無料なのでうれしいです 
都市公園としてニューヨークのセントラルパークに次ぎ世界第2位の面積を持つ
岡山県の後楽園や金沢市の兼六園と並んで日本三名園の一つ

 

梅の開花はピークは過ぎてしまってましたがまずまずでした

到着時間が9時過ぎたばかりだったので梅祭りなのにほとんど人が居ません

 

蛇足ですが・・・
ここ見晴広場には750株の萩が植えられていて柵に囲まれているところが萩の株です

水戸市の偕楽園といえば、早春の「梅まつり」が有名ですが、秋の「まつり」も歴史ある秋の風物詩で
秋に訪れると萩がうっそうと育って春とはまったく違う景観になるそうですよ

 

 いざ総勢31人で散策

まだ梅林にもほとんど人が居ません

まずは好文亭を見学

偕楽園は、水戸徳川藩第9代藩主徳川斉昭(烈公1800~1860)が自ら造園構想を練り、創設したもので、

特に好文亭については烈公がその位置や建設意匠を定めたと言われています。 

二層三階の好文亭と北側の奥御殿からなり、一般に全体を総称して好文亭と呼んでいます。

斉昭公は、ここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安会を催しました。 

特に襖絵が素晴らしくて梅はピークを過ぎてしまっても好文亭の中に四季折々の美しい華を愛でられました

 中庭も素敵

 東塗縁広間(ひがしぬりえんひろま) 藩内の家臣、庶民の老人を招いて慰労の催しをされた総板縁の室。

 養老の催しは、今でいう敬老会ですね。諸士は80歳以上、庶民は90歳以上の者を招いたそうです

 

急な階段をのぼると三階の楽寿楼(らくじゅろう)

 

ここから千波湖の眺望はまさに絶景でした

 

 屋根はで作られてます

斉昭公が陣太鼓を作ったときの余材を利用して作った漆塗り丸窓の富士見窓

 

ちょっと見過ごしがちですがよく見ると漢字が書いてあります

 杉戸には,漢詩を作るのに必要な8,000字が書いてある。漢詩などを作るときの辞書代わりだったそうです

細かい字なのに達筆

その他にも配膳用のエレベーターがあったり、90度方向転換する不思議な雨戸

1枚を引くと、2枚目、3枚目が続いて出てくる3連障子など斉昭公の創意工夫が随所にみられました

 

偕楽園には陰陽の世界があります

夏場などは陰と陽では温度差が5度っくらいあるそうです。 

 

陰の世界の入り口の好文亭表門

偕楽園の正門に相当する門で、松材が多く使用され松煙色(黒色)となっているため、黒門ともいわれています。

時代劇のロケ地として重宝がれれてるそうです

 

孟宗(もうそう)竹林

表門から一の木戸を入って吐玉泉に通じる遠路の左側には孟宗の竹林があります。

 ここも京都っぽいですよね。ここもロケ地として京都へ行くより近いと言うことで撮影で利用されるそうです


樹齢800年の太郎杉

 

 吐玉泉

東日本大震災の時はこの湧水を求めて長打の列ができたそうでまさに命の水です

 

ここからは陽の世界梅林

梅の幹は不思議なことにある時期から捻り出します

右巻きか左巻きか非常に捩じってます

梅の開花は盛りを過ぎてましたが・・・

満開の丁度見ごろの梅の木がありました

 なんと園内で一番大輪の梅の花だそうです

ほんとデカイし美しい
因みに梅の香りは木ごとに違うので比較すると面白いです

 


黄門様と梅娘と遭遇

 さて園内を後に次の目的地へ

予定より時間に余裕があったので急きょめんたいパークへ行くことに

試食の明太子がめちゃウマウマでした

 明太子たっぷりデラックスなおむすびです

 

お買い物も兼ねて昼食は那珂湊

ウニ、イクラ、刺身、カニ、甘海老・・・特大エビフライ

エビの大きさにはビックリ 過去最高の贅沢ランチで2700円なり 

食べきれないかと思ったけどさっぱり刺身とこってりエビフライのベストコラボで完食 

食後はお愉しみ鮮魚のお買い物タイム

海なし県から来た私たちにとっては格安新鮮鮮魚は魅力的

 

 

最後の見学は原子力科学館

東日本大震災の発生時間が14時46分でしたから その時間に全員で一分間の黙祷しました

震災以後、原発の事故で原子力のイメージが悪くなってますが・・・
こんなに放射線で滅菌してるなんて知りませんでした

放射線を一瞬当てることでタイヤのゴムやビーチ板やガットなどあらゆるものが丈夫でしなやかになるなんて

最新医療においても放射線治療は日進月歩で進化してるし・・・

原子力は現代の生活において不可欠で切っても切り離せない関係になってるのですね

 

帰りはお決まりの道の駅でお買い物

この人参の低価格には魅かれました 

問題ありでも味は関係ありませんから・・・ 

旅のしめはキャラメル味のソフトアイスクリームを買って舐めながら帰路につきました

甘さ控えめで美味しかったです

食べきれないのでバスの中で近くの席の皆さんでシェアしました

 

真冬並みに寒かったけど・・・

それ以外はトラブルもなく順調に行って来れて

閉講式も帰りのバスの中で無事に修了出来たし

今回は公民館館長さんが定年で最後のお別れになってしまいましたが・・・

最後まで熟年女子和気あいあいできて良かったです



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。