本日、Kubuntu24.04を、Windows10での仮想環境Verchalbox7でインストールしました。それで、今の所、ほとんどエラーが出ていませんので、うまくインストールできたのではないかと考えています。
インストールのしやすさ・難しさ・・・途中経過が棒グラフで伸びていくので何%程度インストールが進んでいるのか分かりやすい。しかし、日本語のインストール方法が分かりにくかったです。具体には、language supportをインストールしても、メニューに表示されなかったからです。結局、Discoverの中のLanguage supporetからLanguage supportを起動して日本語をインストールしないといけませんでした。これは、UBUNTU関係のインストール事情に慣れてよく分かっている人にはどうということは無いのですが、初心者には少し敷居が高い感じがするので、ぜひ改善してほしいです。
アプリについて・・・日本語環境をシステム全体に反映すると、LibreOffice、動画再生アプリ=SMplayer、VCL、お絵描きアプリKolourPaint、ブラウザchrome等、すべてのメニューが日本語表示されるので、非常に便利です。
プリンタの認識・・・きちんとできました。MP490、IP2700、TS8350が印刷・スキャンできました。IP2700、MP490のような古いタイプのプリンタは、下記のようにgutenprintがプリインストールされていましたので、自動認識されました。
また、TS8530のような最近のプリンタ機種は、Linux用のいわば汎用プリンタドライバー=driverlass2.0.0によって、印刷・スキャンできるようです。
動作の安定・快適さ・・・特段に速くもなく遅くもない感じで、使い始めの今の所、フリーズすることは全然無いです。10年以上前のPCでも普通に使えます。ただし、同時にたくさんアプリを立ち上げるとメモリ不足になって、一瞬真っ暗になる場合があり、そうなった場合に、普段の1680☓1050の画面から、復帰したら1280☓720の狭い画面になる場合がありました。これは、一種の安全装置みたいなもので、クラッシュ寸前に再起動しなくて済むので助かるので良しとします。
Linuxは無料なのでMSWindows並みの超安定性を求めても・・・Linuxに、MSWnodws10や11並みの安定性を求めても、無料版であるが故に、無いものねだりというものです。例えば、マルチタスク時の安定性ですが、動画再生アプリのVCLやSMplayerなどを同時使用、或いは切り替えたり、ブラウザのChromeやFirefoxを無闇に切り替えたりすると、一瞬、音声が途切れます。しばらくすると直りますが・・・。でも、こんなことは、Windowsでもメモリ不足だと起こり得ることです。無理な負担をPCに故意にかけているからです。ただし、MSWindowsの場合は有料ですから、当然、初心者が、知らないうちに無茶な使い方をすることを十分想定して、滅多なことではフリーズしないようにOSを設計していることは、事実です。でも、そんな事まで、LINUXに求めるべきではないです。
アプリの安定性・・・一般により軽量の方が安定しています。たとえば、ブラウザは、ChromeがFirefoxよりもメモリ消費が若干少ないようなので安定しています。スキャナは、skanliteがKDE専用なので安定しています。動画再生は、超軽量のmpvで決まりです。そういった選択を常に心がける方が、Linuxは安定します。