趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

PC管理者が困らないようにまず設備投資を・・・

2018-12-15 00:29:35 | webコンテンツ

 自分は某ボランティア団体の事務所のPC関係のボランティアですが、最近、ルーターのキャパが足りないせいか、インターネットの接続が切れることがよくあります。主な原因は、ルーターの能力不足にあると思われます。事務所で毎日常時10台の機器がアクセスし、公民館の他の部屋でも同時にパソコン教室が開催されていて、ここでも10台以上接続していますが、そのほかに公民館に不特定多数の住民が来館されて所持するスマホがWIFI電波を捕捉しようとします。なので、全部DHCPでIPアドレスを自動割り振りしていることから1台の大元のルーターに大きな負荷がかかっています。32台分まで接続できる仕様のルーターですが、特に動画や大きな写真を読み込んだ場合は10台程度しか接続できない場合が出てきますから、当然そのことが原因でアクセス障害が起こるものだと私は考えています。

 ところが、一方、パソコン教室の管理者は通信障害が頻繁に起こるのは、私が原因である可能性があり、具体には事務室に2台のWIFIルーターを設置して二重ルーターの誤った設定で競合エラーを起こしているんじゃ無いか?と懸念していることが分かりました。これは、全く意外な推測というか断定でしたから、それを聞いた自分としては、一切、そういった誤った二重ルーターの設定はしておらなくて、2台ともブリッジ接続をしている旨申し上げました。つまり、DHCP機能は使わずにOFFにして(ブリッジモード)、ただ単に大元のルーターから発信されているIPアドレスをスルーしてWIFI電波を飛ばしているだけだと申し上げました。しかし、この担当者には、いくら言ってもどうも納得していただけなかったような感じを受けましたから、2台のルーターのLANケーブルの接続状態とブリッジモードのスイッチの位置を翌日に公民館長に写真に撮ってもらって、それをそのPC管理者に後日見ていただくことにいたしました。

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 ところで、これは余談として読み飛ばして貰ってもいいですが、しがない有償ボランティアの自分は、12月に合計20日間出勤しても、わずか6000円程度しか謝礼金を頂いておりませんので憤懣やるかたないのです。つまり、自分は日給300円で無償に近いボランティアであり、一方、パソコン教室のPC管理者は、月給が○○万円として、私の何十倍もの給料を貰っているシステムエンジニアなのです。したがって社会的身分上、専門的知識・技量の豊富な情報強者と独学で知識・技量の劣る情報弱者の差が歴然でありながら、あらぬ疑いを強者が弱者にかけているように感じたのです。プロならば、そんな調査に基づかないところの憶測や推測をしないで、本当の原因が何であるかを徹底的に見極めて欲しかったのであります。

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 結論としては、通信障害の根本的な原因が、私に決してあるわけじゃなくて、古すぎるキャパ不足の通信機器=ルーターにあるということです。したがって、今回の通信障害を契機にして、今後は、管理責任者=公民館長には新しい機器の購入が必要であるという認識に立って頂いて、当局に予算要望して解決する方向で頑張って下さい・・・ということであります。

 それで、館長さまからの回答としては、最近のスマホの普及による公民館のWIFIアクセスポイントの通信環境の逼迫の実態がよく理解できたということで、ルーターの新規購入について当局に予算要望してから業者に発注して善処するとのことでした。一件落着です。

 

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windows Vista機種の再利用

2018-12-09 22:29:44 | 機器について

 自分は、2か月ほど以前に某氏から古いVista機種を譲り受けました。これは、HP社のm9380jpでCPUがcore2クアドQ6600、2.4Ghz、メモリ4GBです。HDDは500GBですからパワーには十分の余裕があり、まだまだ現役で使えそうな気もします。でも、主な難点は具体に言うと以下の3点です。

①購入年度が2008年でもう10年以上経過しており、HDDやBlu-rey Disk Driveなどが消耗しているがSSDや新品のBDDに取り替えると相当費用がかかること

②OSが2017年にサポート切れでありセキュリティ上の問題が解決できないことに加え、ブラウザのIEやクロームにしても期限切れで更新できなくてアクセス出来ないサイトが多くなって非常に不便を来していること(自分で運営しているhttps://で始まるサイト・・・VIstaのクロームではせっかく契約しているさくらサーバーでSSLの設定を施したサイトなのに https://nagome.sakura.ne.jp/wpp/がアクセス出来ないなどの症状が出ています。)

③Freeソフトにしても、以前はXPでもVistaでも正常に使えていたのに、現在ではWin7以上でないとインストールも更新もできなくなっているものが多く、サポート切れのOSというわけで当然ですが急激に使い勝手が悪くなってきていること

そこで、①のHDDについては、壊れるまで大事に使う。すなわちHDDの消耗を早めるようなデフラグや動画編集等の重たい処理は極力避ける。②セキュリティについては、VISTAでも対応している無料版のKingsoft internet securityなどを使う。または、DVD起動でUBUNTU16.04の32ビット版を使う。③については、窓の杜からXPやVistaでも動作するものを選ぶことにする・・・いうように対処しています。

 そういう工夫をして、譲り受けた古いVIsta機種を最大限に活用していますが、これは一般的にはお勧めじゃあないです。というのは、UBUNTUなどの利用についてはすべてグラフィックインターフェイスじゃなくてコマンドを打たないとできない専門的な知識も多少は要りますので習得に時間がかかりますから・・・。また、LIBLE OFFICEなどの文書作成ソフトもMS互換で十分使えるものが付属していますが、MS officeで作った文書を読み込むとレイアウトが少し崩れる場合がありますので、若干程度の修正が必要になります。なので、これが毎度面倒でいやならば、とてもUBUNTUは使えません。要するに好みの問題です。

 まあ、以上のように、自分はPC・スマホの修理ボランティアをやっていますので、その面で、いわば”役得”的に古い機種が手に入り易いのでオークションでお金を払って苦労して中古品を入手するより楽です。なので、譲る人にとっては厄介払いの廃物処理かも知れませんが自分にとっては宝ものを至極簡単に受け取ったような豊かな金持ちの裕福な気分になっています。これって、ボランティアをやっている人間にとっては大事なことです。自己満足以外にこれといって何の喜びもメリットもなければ、いくら人様のお役に立てているとはいってもストレスが溜まってしまうからです。

 

 

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寄贈された古いPCのその後

2018-12-06 20:21:27 | 機器について

 前回の続きです。機種はWindows Core i5 NEC VALUESTAR N VN770/CS6W 地デジ 4GB HDD 500GB というものですが、Windows7の修復が困難なために事務所では使えず自宅に持ち帰ってリナックスの一種=UBUNTU16.04をDVDで起動して使っています。WEB検索は、Firefoxですが、最新版に近いので正常動作しています。Youtubeは1080の解像度で快適に見ることができますし、httpsのサイトはすべて正常に読み込めます。また、LIble Officeの最新版でword、Excel、powerpointのファイルが読み書きできます。図表や写真をちりばめたような凝ったWord文書やマクロの組み込まれたExel文書の互換性については難があるので読み書きが無理ですが、ごく普通の文書は問題なく読み書き可能です。画面解像度も、1600×900で鮮明です。

 この機種は、もし完全動作しておれば中古で17800円程度で売られていて、CPUがcore i5のM460、メモリ4GB、HDD1GBですからゲーム向きじゃないですが事務用には全く支障がない機種です。でも、Windewos7がまともに動かないので、これを何とかWindowsでもって動かそうとすれば、当然初期化してwindows10を入れないといけない事になろうかと思われますので20000円程度、そしてMS officeを入れると2万円、それにセキュリティソフト=ウィルスバスターが約6000円で、全部で4万6000円程度は出費しないといけない計算になります。

 せっかく某氏が寄贈してくれたPCなのだから、その意をくんで、是非とも事務所で再利用するのだ・・・というような筋で物事を堅く考えていると、これは思わぬ出費となり正規に格安の新品のPCを購入して、格安のKingsoftのofficeを入れたような値段になってしまいます。なので、自宅に持ち帰って無料のOS=UBUNTU16.04を導入したようなわけであります。これなら、まあ、かなり不具合のあるWindows7については十分時間をかけて駄目元で一応修復を試みることができるし、もし修復できなくても一方ではDVD起動のUBUNTU16.04が快適に動作していることから、まずまず実用的に寄贈された古いPCが再活用出来るので万々歳です。

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