自分は、2か月ほど以前に某氏から古いVista機種を譲り受けました。これは、HP社のm9380jpでCPUがcore2クアドQ6600、2.4Ghz、メモリ4GBです。HDDは500GBですからパワーには十分の余裕があり、まだまだ現役で使えそうな気もします。でも、主な難点は具体に言うと以下の3点です。
①購入年度が2008年でもう10年以上経過しており、HDDやBlu-rey Disk Driveなどが消耗しているがSSDや新品のBDDに取り替えると相当費用がかかること
②OSが2017年にサポート切れでありセキュリティ上の問題が解決できないことに加え、ブラウザのIEやクロームにしても期限切れで更新できなくてアクセス出来ないサイトが多くなって非常に不便を来していること(自分で運営しているhttps://で始まるサイト・・・VIstaのクロームではせっかく契約しているさくらサーバーでSSLの設定を施したサイトなのに https://nagome.sakura.ne.jp/wpp/がアクセス出来ないなどの症状が出ています。)
③Freeソフトにしても、以前はXPでもVistaでも正常に使えていたのに、現在ではWin7以上でないとインストールも更新もできなくなっているものが多く、サポート切れのOSというわけで当然ですが急激に使い勝手が悪くなってきていること
そこで、①のHDDについては、壊れるまで大事に使う。すなわちHDDの消耗を早めるようなデフラグや動画編集等の重たい処理は極力避ける。②セキュリティについては、VISTAでも対応している無料版のKingsoft internet securityなどを使う。または、DVD起動でUBUNTU16.04の32ビット版を使う。③については、窓の杜からXPやVistaでも動作するものを選ぶことにする・・・いうように対処しています。
そういう工夫をして、譲り受けた古いVIsta機種を最大限に活用していますが、これは一般的にはお勧めじゃあないです。というのは、UBUNTUなどの利用についてはすべてグラフィックインターフェイスじゃなくてコマンドを打たないとできない専門的な知識も多少は要りますので習得に時間がかかりますから・・・。また、LIBLE OFFICEなどの文書作成ソフトもMS互換で十分使えるものが付属していますが、MS officeで作った文書を読み込むとレイアウトが少し崩れる場合がありますので、若干程度の修正が必要になります。なので、これが毎度面倒でいやならば、とてもUBUNTUは使えません。要するに好みの問題です。
まあ、以上のように、自分はPC・スマホの修理ボランティアをやっていますので、その面で、いわば”役得”的に古い機種が手に入り易いのでオークションでお金を払って苦労して中古品を入手するより楽です。なので、譲る人にとっては厄介払いの廃物処理かも知れませんが自分にとっては宝ものを至極簡単に受け取ったような豊かな金持ちの裕福な気分になっています。これって、ボランティアをやっている人間にとっては大事なことです。自己満足以外にこれといって何の喜びもメリットもなければ、いくら人様のお役に立てているとはいってもストレスが溜まってしまうからです。
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