自分は某ボランティア団体の事務所のPC関係のボランティアですが、最近、ルーターのキャパが足りないせいか、インターネットの接続が切れることがよくあります。主な原因は、ルーターの能力不足にあると思われます。事務所で毎日常時10台の機器がアクセスし、公民館の他の部屋でも同時にパソコン教室が開催されていて、ここでも10台以上接続していますが、そのほかに公民館に不特定多数の住民が来館されて所持するスマホがWIFI電波を捕捉しようとします。なので、全部DHCPでIPアドレスを自動割り振りしていることから1台の大元のルーターに大きな負荷がかかっています。32台分まで接続できる仕様のルーターですが、特に動画や大きな写真を読み込んだ場合は10台程度しか接続できない場合が出てきますから、当然そのことが原因でアクセス障害が起こるものだと私は考えています。
ところが、一方、パソコン教室の管理者は通信障害が頻繁に起こるのは、私が原因である可能性があり、具体には事務室に2台のWIFIルーターを設置して二重ルーターの誤った設定で競合エラーを起こしているんじゃ無いか?と懸念していることが分かりました。これは、全く意外な推測というか断定でしたから、それを聞いた自分としては、一切、そういった誤った二重ルーターの設定はしておらなくて、2台ともブリッジ接続をしている旨申し上げました。つまり、DHCP機能は使わずにOFFにして(ブリッジモード)、ただ単に大元のルーターから発信されているIPアドレスをスルーしてWIFI電波を飛ばしているだけだと申し上げました。しかし、この担当者には、いくら言ってもどうも納得していただけなかったような感じを受けましたから、2台のルーターのLANケーブルの接続状態とブリッジモードのスイッチの位置を翌日に公民館長に写真に撮ってもらって、それをそのPC管理者に後日見ていただくことにいたしました。
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ところで、これは余談として読み飛ばして貰ってもいいですが、しがない有償ボランティアの自分は、12月に合計20日間出勤しても、わずか6000円程度しか謝礼金を頂いておりませんので憤懣やるかたないのです。つまり、自分は日給300円で無償に近いボランティアであり、一方、パソコン教室のPC管理者は、月給が○○万円として、私の何十倍もの給料を貰っているシステムエンジニアなのです。したがって社会的身分上、専門的知識・技量の豊富な情報強者と独学で知識・技量の劣る情報弱者の差が歴然でありながら、あらぬ疑いを強者が弱者にかけているように感じたのです。プロならば、そんな調査に基づかないところの憶測や推測をしないで、本当の原因が何であるかを徹底的に見極めて欲しかったのであります。
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結論としては、通信障害の根本的な原因が、私に決してあるわけじゃなくて、古すぎるキャパ不足の通信機器=ルーターにあるということです。したがって、今回の通信障害を契機にして、今後は、管理責任者=公民館長には新しい機器の購入が必要であるという認識に立って頂いて、当局に予算要望して解決する方向で頑張って下さい・・・ということであります。
それで、館長さまからの回答としては、最近のスマホの普及による公民館のWIFIアクセスポイントの通信環境の逼迫の実態がよく理解できたということで、ルーターの新規購入について当局に予算要望してから業者に発注して善処するとのことでした。一件落着です。