ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

風極の地@襟裳岬

2016年08月22日 17時41分05秒 | Weblog
先週,北海道に帰省.
そのついでに,襟裳岬へ行ってきました.



この日は,台風7号,11号が北海道に上陸する直前.
普段,濃霧に包まれることが多い襟裳岬にしては珍しく,ときより青空が見える天気.
この岬で青空が見えるとは不吉じゃぁ~.
きっと何か良からぬことがあるに違いない.

実際,この数日後にダブル台風が道東に上陸.
嵐の前の静けさだったのでした.




青空が見えるものの,風は強く,真夏なのにウインドブレーカーが必要なほどの気温.
さすがは「風極の地」と言われる場所です.



灯台から岬の先端までの道は,まるで万里の長城のようだ.
強い風と戦いながら,岬の先端まで歩く.



ここから先は,神々の山である日高山脈が太平洋に沈みこんでいる地形がよくわかる.
まるで恐竜の背骨のように,北海道の背骨である日高山脈が,この岬から深い海に吸い込まれていく.
地球の雄大さや地殻運動のダイナミックな様子が肌で感じられる.



岬から車で数分走ると,穏やかな牧草地が広がる.
日高地方なので,牧草をはんでいる動物は競馬の馬かと思いきや,牛でした.
スキヤキにしたら美味しそうな黒毛和牛.



ここで一句.

「日高牛 馬ではないけど うまそうだ」



襟裳岬周辺の黄金道路.
夏の北海道をバイクで走るライダーたちのあこがれの道です.
赤い稲妻で快適なドライブを楽しみました.




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