ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

みそラーメン@寶龍

2009年01月26日 15時16分50秒 | 北陸ラーメン大学


小松インター近くの寶龍へ行ってきました.

北陸では札幌系の味噌ラーメンはどうも不人気です.
例えば,北海道でチェーン店を展開している「さんぱち」や「味の時計台」.
この2つの店の看板メニューは,もちろん味噌ラーメン系.
数年前,金沢や小松でも営業を始めました.
道産子としては,なつかしの味で開店当初はよく通ったものです.

しかし,両方とも長続きすることなく北陸からあえなく撤退しました.

北陸は自然の恵みが豊かで,食材の種類も豊富でレベルも高い.
素材の良さと京風の上品な味付けを融合させたおいしい郷土料理が数多くあります.

このような食文化の中で,こってりと脂ぎったスープや濃い味付けの味噌ラーメンは,どうも敬遠されるようです.(残念!)

でも,この寶龍は頑張っています.
石川県にも,まだファンがいます.

味噌ラーメンの麺は絶対中太の縮れ麺です.
中太の縮れ麺は,こってりコクがあってアツアツのスープと十分に絡み,ジュルジュルと麺をすするだけで,スープの味噌の深い香りとニンニクの暖かい風味が口いっぱいに広がります.

窓の外は吹雪であろうが氷点下であろうが,この一杯のラーメンで全身がポカポカに温まります.

麺もスープも個性的な味噌ラーメンでは,シャキッとしたもやしも欠かせません.
生き生きとしたもやしの食感は,砂漠の中のオアシスのようにさわやかです.

これだから,味噌ラーメンはやめられない.