The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

DRCに託された大公家のコルトン

2010-01-14 19:41:02 | ワイン
もうすでにワイナートのコルトン特集などでご存知かと思いますが


とある継承者のいないドメーヌが、こともあろうにDRCにその管理を託した


というお話・・・


しかもその話を取り次いだ人がシャトード・イケムの元当主


サリュース伯爵の妹さんらしいんですね・・・


その妹さんがドコへ嫁いだか?と言いますと


ドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メロード


ドメーヌ名にプランスとつきますので、これまた由緒正しい大公家という事になります。


このドメーヌ・プランスの当主夫妻が二年前から相次いで亡くなり


残された女当主の方がどうもディケム(つまりは母の実家)へドメーヌ継承を相談!


その流れでDRCにコルトンを任せる事に相成ったわけです。


まあ面倒な話はソレぐらいにしてそのコルトン!


クロ・デュ・ロワ、ルナルド、ブレッサンドを所有していたらしいのですが


DRCのオーベル・ド・ヴィレーヌ氏は2009年物からこの三つのリューディー


の古木だけを使いアッサンブラージュして、まずは一つの『コルトン』として


造りたい意向を示しているとの事らしいんですね・・・


まあイイ!一つでも三つでも待ちまひょ!


痩せても枯れてもどんな形でアレDRCでしょうから・・・待ってましょ!


ということで、今や日本の業界も話題沸騰となりまして


黙って事をこまねくほど悠長なインポーターもないわけで


間髪いれずに今までフランスとベルギーのみでメールオーダーで出回っていた


このプランス・フローラン・ド・メロードがトウトウ日本に登場したわけです。


そしてコレを黙って見逃さないのがイトウゾ神父・・・


で・・・絶妙のタイミングでヌッフ行脚を敢行したのがマッサーウオということです。


さてその2006年物のコルトン・ルナルド!


はたしてそのお味はどう来たのでしょうか?


ソレはまたの機会にって事で・・・では!

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