２００７ マルパソ ボデガス・カノピー ＤＯメントリダ スペイン

『イズＭヤ』直輸入のスペインワイン、しかも『ＤＯメントリダ』という地味系ＤＯの出！
なんですね・・・

漏れ聞く所によりますと、『メントリダ村』は『カスティーリャ・マンチャ州』にあり、
『マドリッド』の南、『古都トレド』の北に位置しているとのこと・・・
今の時点で、スペインにおいてはこれからのＤＯでしょう！

このＤＯではかつて『ヒメネス・ランディ』のものを飲んでおります！

今回の『ボデガス・カノピー』（ノリピーではありません！）は、
醸造家『アルフォンソ・チャコン』と二人の仲間で、
２００３年に創業した若い生産者ですが、その名声は『メントリダ』を二分しているようです！

『マルパソ』は『険しい道』の名の通り、ワイン造りは全て手作業！

ですから、シラー５０％ガルナッチャ５０％のローヌ系品種ではあるものの、
それにしても色合いの濃密ブリには、暫し我が目を疑います。

華やかなブルベリーやカシスのアロマの立ち上がりとともに、
ミルキーなアクセントが心地よく、メインストリームを外れたいじけた雰囲気もなし！

味わいは濃厚ですがザラツキも無く、甘くトップリと解けております！

ビールなどで料理を食べ終わって、ヨク考えたらワインも御所望！てな感じのときに、
コレだけで楽しめるワインでして、でなかったら肉を焙ってマリアージュさせるのもイイでしょう！

『Ｉズミヤ』さんもどうやってこんなの見つけて来るのでしょう？