The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ルロワ、ルロワ、・・・ドム・ルロワ♪

2008-03-13 21:23:36 | ワイン
ワイン・ヒートは数多かれど、遠路はるばる新幹線で駈け付けてくれる、
プシコ関連のドクター二人には感心させられます。

まあ、御題に三本のルロワを含んでいるのを差し引いても、
日曜日の20時過ぎに、かたや300キロも離れている場所でのワイン会に参加ですよ!
いずれ凄まじいワイン・ヒートであります

今回も快く参加していただきました!
感謝申し上げます・・・

さて、今回出展のルロワは次ぎの三本↓

1984 Volnay Les Angles Maison Leroy

1974 Savigny Les Beaune La Dominode Maison Leroy

1990 Savigny Les Beaune Les Narbarton Domaine Leroy

84’とは思えない濃厚な色合いのヴォルネイ・レ・ザングル!
ミネラリーで土っぽい風味の後に、熟成したバローロのニュアンスと、
柘榴やセミドライのプラム、僅かにベーコンを感じます。
適度なタンニンと甘い熟したフルーツは、今が飲み頃!
チョット粗いが、なで肩の、親しみ深いヴォルネイです・・・

サヴィニーのドミノードはブリュノ・クレールで有名!
さすればこの74’はその造り手の物でしょうか?
いずれ、この軽く水っぽいヴィンテージに、色合いは確かに薄いものの、
滋味の豊富な、複雑性のある、見事なサヴィニーを造りあげました。
干したプラムに、微かなオレンジのニュアンス・・・
オリエンタルな香気に包まれて、湖沼の上澄みのような純度の高い熟ピノノワール!
ラルー・ビーズはさすがです!

マダム・ルロワは90’の混沌としたドメーヌの草創期に、
こんな素晴らしいサヴィニーを造っていました!
スミレの芳香に、ミネラリーなアクセント・・・
ブラックチェリーのコンフィとマッシュしたカシスのアロマを感じます。
早くもビオロジックのモヤモヤ感を帯同し、味わいはピュアーで鮮烈!
しかしながら、フルーツはあくまでも面接触!シルクタッチの味わいです。
90’のドムではこのナルバルトンがドンピシャでしょう!

さてこの3アイテム、皆さんいかがでしたでしょうか?

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