２００６ サン・ヴェラン・アン・フォー コルディエ

およそマコネ地区の代物で、ここの物以上に、


ワインヒートの琴線に触れる、白ワインが存在するかどうかは、疑わしい・・・


確かにジャン・テヴネも見事なマコネを造りますが、


ドメーヌ・コルディエの引き締まった充実感、果実のイキイキとした気力、


そして上質なムルソーをも、その地位を驚かす複雑でたおやかな香り、などを鑑みるに、


コルディエには及ばないでしょう・・・


先日の聖誕祭行脚の〆に、０６’サン・ヴェラン・アン・フォー　コルディエを、


ご相伴に預かりました！


黄金色に照り輝く液体からは、柑橘系のアロマと黄桃の甘い香りが漂います！


香りのエッジにはミネラルが効いて、僅かにネーブルの蜂蜜漬けのニュアンスを感じます。


フルーツはあくまでも厳しくコンセントレートしつつ、


時間と共にデカダンに解けるわけ・・・


アペラシオンは子役でも。演技はマッタクの大人・・・


そんな感じのマコネって、ユックリ時間を掛けて付き合うべきなのでしょうか？


いずれ、驚きのサン・ヴェランではありました！