The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1976 シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン

2013-07-17 02:24:49 | ワイン
100点満点の1975年の次の年だけに、
評点者の失望も大きかったのでしょう・・・

眼を背けるほどの、酷評の1976年ですが、
ボルドーはそれでも、ここに至るまでの保存状態云々で随分違います。

この誕生日に合わせて開けた『ラ・ミッション』は、
もちろん『記念日のボルドー!』のお題目よろしく、
加えてこの日は特にも自分の好きなものを飲みたい!と気持ちを一にし、
やおら開けたというわけなんですね・・・

さて、76年の危うい『ラ・ミッション』から、お主は何を望むのか?



それは、危うさのミナモトともいえる、艶やかなブーケ♪
ハバナシガーやアイラのモルトやフェロモン様の香気を感じたいが為!

果実は熱波に苛まれて、アルコールが高く、眼の緩んだ、茫洋とした『ラ・ミッション』で、
加えて酸度が低く抑えられている。

煮詰め感が大きく、ヴィンテージ・ポートの佇まいも見て取れなくも無い様相です。

それでも、いつも感じる、このワインに見るダンディズムは、
決して消えることはありません・・・

いつものお店で、前沢牛を炙って、頬張りながらのバースデイ『ラ・ミッション』!
文句のつけようないでしょ!

文句をつけたら、バチがあたる!

この際言わせて貰うけど、陰で上手い事やってるヤツは、必ずバチが当たる!
ジンセイそいうふうに、出来ているんだと・・・指南役を買ってでてくれたあの人には、サンキュー!

そして区切りのバースデイに、また一つ勉強するのでした。

ところでヤッパリこのワイン美味しかった!

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94’ですが、この辺が意外に面白いのかもしれない↓

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