ラピエールの『ムーラン・ナ・ヴァン』が出てきたときには、にわかに信じられなかったのだが、間違いなく存在するようだ。
しかもフィリップ・パカレの甥のクリストフとの共同名義となっている。
なにか曰くつきのようだが、それはさておいて、ともかく河南ディストリクトのあのお店でご相伴にあずかったのだ。
ラピエールと言えばモルゴンなのだが、さてムーラン・ナ・ヴァンはどう来るのか?
それは他の様々な造り手と同様に、モルゴンほど濃密さは無いが、総体的にエレガントで、赤い果実の香りが高い。
そこへ加えて2004年物という古酒なのだ。
清廉な美しいイチゴやサクランボに、乾燥したバラの花、リコリス、黒胡椒、石灰などの香りがする。
味わいは極めてスタイリッシュで、言い古されている言葉で言うと、ピノ・ノワールのよう。
しかしながら、そのピノはブルゴーニュではなく、ジュラあたりのピノを連想させるのだ。
もちろん、何の引っかかりも無く喉越しはスムーズそのもので、それもガメイとは思えない。
スルスルと飲めて、麻薬のような液体と言っては言い過ぎか。
ラピエールの魔術はモルゴンに留まらず、ムーラン・ナ・ヴァンにまで及んでいるというオハナシ。
まあ無いと思うけれど、あったらまずは飲んでみることだ。
しかもフィリップ・パカレの甥のクリストフとの共同名義となっている。
なにか曰くつきのようだが、それはさておいて、ともかく河南ディストリクトのあのお店でご相伴にあずかったのだ。
ラピエールと言えばモルゴンなのだが、さてムーラン・ナ・ヴァンはどう来るのか?
それは他の様々な造り手と同様に、モルゴンほど濃密さは無いが、総体的にエレガントで、赤い果実の香りが高い。
そこへ加えて2004年物という古酒なのだ。
清廉な美しいイチゴやサクランボに、乾燥したバラの花、リコリス、黒胡椒、石灰などの香りがする。
味わいは極めてスタイリッシュで、言い古されている言葉で言うと、ピノ・ノワールのよう。
しかしながら、そのピノはブルゴーニュではなく、ジュラあたりのピノを連想させるのだ。
もちろん、何の引っかかりも無く喉越しはスムーズそのもので、それもガメイとは思えない。
スルスルと飲めて、麻薬のような液体と言っては言い過ぎか。
ラピエールの魔術はモルゴンに留まらず、ムーラン・ナ・ヴァンにまで及んでいるというオハナシ。
まあ無いと思うけれど、あったらまずは飲んでみることだ。
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