２００１ シャンボール・ミュジニ レ・シャルム フランソワ・ペロ

１２月も半ばの花金は、普段でも大入りの優良飲食店、加えて大通りともなりますと、


ゲンナリするほどの混み様は、入って見なくても分かります！


それにしても、気持ち的には、大ぶりのワイングラスを軽くステアーしつつ、


アンバーに染まりつつあるルビー色の液体と、ユッタリとした時間を共有したいという所・・・


そこで一仕事の終わった夜の２１時！


小人町の『ベルＶル』に、ＴさんとＫ子先生と合流したわけです！


『野菜タップリのグラタン』と、いつものＢルージュ特製バケットをほうばりながら、


飲みましたワインは、


２００１　シャンボール・ミュジニ　レ・シャルム　フランソワ・ペロ


このワインが素晴しかった！


グラスに注がれて、直後に立ち昇る滋養の香り、


僅か９年の熟成ながら優しげな『スー・ボワ』をも感じます！


果実はよく熟し、落ち着きを持ち、内実のポテンシャルを高めます。


はじめボーヌの優しさと緩さを見せますが、３０分の待ちで豹変し、


ソヴァージュ感と、鉄分とミネラルを意識する、大地の風味が詰め込まれた、


真正シャンボールを楽しむことが出来るんですね・・・


酸度の広がりも壮麗に、飲み応えこそあれど、いくら飲んでも無用な後腐れもなし！


師走の雑踏を、爽快な気分で飲み込むことの出来る、シャンボールの優れもの♪


美味しくいただきました！