The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2002年 シャトー・フェリエール

2010-02-09 23:30:26 | ワイン
マルゴー地区のワインを飲んだ後のフィニッシュの特徴にモシ辛さを感じたら



それは相当飲みつけているワインヒートと言えるでしょう・・・



そういう意味ではマルゴーらしいグラン・クリュ・クラッセの一つに



シャトー・フェリエールが入るわけです。



1885年のメドック格付け第3級にしてわずか8ヘクタールの最小畑、



セパージュの80%あまりをカベルネ・ソーヴィニオンが〆るそのシャトー!



今回のキュイジーヌの後半に2002年物をご相伴に預かりました。



凛として涼しげなトップには甘いカラントのアロマよろしく



ノーブルなヴァニリンの香気が華を添えます!



まずもって高々8年の熟成期間では熟成のジュの字も見せてはくれず、



生真面目なフルーツをグラスで持って我慢の範疇まで引っ張る事が大事でしょう!



そんなシャトー・フェリエール!



あと5年のストロークで粘調性が増し正しく甘露のマルゴーと化けるのを待つ!



まあ一つの我慢比べって事でしょうか?

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