The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

パリゾ 01’シャンベルタン

2009-07-20 14:13:19 | ワイン
洗練されており、それにふさわしい深い強さを持ち、風味華やかな、
シャンベルタンらしい造り手は誰ですか?

との問いに一瞬迷いが見られた・・・

これは、先日のT中K幸氏との懇談での出来事でした。

実際に、ワタクシが誰を押すかと問われれば、
これと真っ先に推挙すべき造り手が少なくなっているのも事実です。

一つはアルマン・ルソーってことになるのでしょうが、
T商店とラック合同の会でも、明らかでしたが、
シャンベルタン・クロ・ド・ベーズの見事さに、
シャンベルタンも霞んでいたという事実は見逃せません!

とすれば、ドメーヌ・ルロワしかないわけでして、
89’90’は試しましたが、ビオも熟した近年のものは、
P.P.の後押しもあり、目玉の飛び出る価格の高騰で、
到底手に入れることが出来ない情況になりました。

さて、先日フィリップ・シャルロパン・パリゾの01’シャンベルタンを、
03’ドニ・モルテのラヴォーと00’ミュジニ ヴォギュエの間で、
ご相伴にあずかりました。(ワタクシが持参)

シャンベルタンの優越性を総合力と考えれば、
シャルロパンのソレは、芳しい華やいだ風味は見事、
そして類まれなる洗練されたフィネスは素晴らしい、
では下支えの酸度と味わいの力強さ、深遠性はどうかと考えれば・・・
和らぎのシャンベルタンと言わざるを得ません!

しかしながら、全てを兼ね備えてはいないものの、
ジャイエの造りの延長線上にあるのも事実・・・

王道のシャンベルタンを求める日々が続きます!

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00’シャンベルタンはこの値段↓




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