The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

メゾン・ルロワ一刻・・・?

2009-09-27 13:01:51 | ワイン
10.13のオテル以来これまでにその時の出展ワイン8本について
報告をしてまいりました。

そして最後に残ったワインが 

1986年 シャンボール・ミュジニ メゾン・ルロワ 

であります。

メゾン・ルロワの80年代の物となりますといつも話題になりますのが、
一体誰がそのワインを仕込んだのか?ということ・・・

例えば80年代のジュブレイ・シャンベルタンについて言えば、
コレも企業秘密になっておりますが、かのピエール・デュガ
というのが通説となっているんですね・・・

さてさて1986年当時メゾン・ルロワに
シャンボール・ミュジニのヴィラージュ物をバルクで売り渡したドメーヌは?
誰だったのか?

可能性から追えば1988年のドメーヌ立ち上げに
所有していた幾つかの地所を売却した二つのドメーヌ
『ダニエル・モアンヌ・ユドロ』かそれとも『ルイ・レミー』か?

でも今回の86’シャンボール・ミュジニの味わいは
二つのドメーヌの関係者には申し訳ないのですが、
アマリにも見事♪そして香りも素晴らしい!
そのヴィンテージのヴィラージュクラスを考えれば
間違いなくその上を行く代物であります。
総体的に鑑みるにその二つのドメーヌではないでしょう・・・

さすれば、ジョルジュ・ルーミエ?でしょうか??

現在の当主クリストフがディジョンの醸造学校を卒業したのが
1982年と聞いております!

『マダマダ造りの定まっていない1986年頃は一部をルロワに流した』
なんて事は・・・ナイか・・・ナイですよね!

まあともかくイロイロ想像は尽きないのですが
86’シャンボール・ミュジニ メゾン・ルロワも美味しく頂いたという事です。

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