The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2006 ジュブレイ・シャンベルタン クロード・デュガ

2012-12-07 05:06:14 | ワイン
『2012 試飲会 ラック』のあと、恵比須顔で家路に着いた、と書きましたが、
実はその後日談がありまして、そのまま帰らず『アル・Fルノ』に寄りました。

その理由は、小腹が空いたから、と言いますか、何も食べていなかったと言うわけ!

で、早速席に着くなり『マッキオーレ』などを舐めながら、『イタリアン・サラダ』
『ブカティーニ、アマチョリターナ』をいただくことになったんですね。

それらを食べて、一段落しましたら、オーナーシェフのS澤さんが一緒に飲んでください!
と表題のワインを、事も無げにセラーから引っ張り出すという荒業を披露!

まあ、この世知辛い時代に、最近は滅多にお目にかかれないことでもあり、
ワタクシも些か面食らいましたが、やはりそこはそれ『THE WINE HEAT』の性(さが)、
気を落ち着かせ、喜んで御相伴に与ったしだい・・・

『試飲会 ラック』では『2010 ジュブレイ・シャンベルタン クロード・デュガ』を飲み、
同じヴィンテージの『ジュブレイ VV デュガーピィ』も比較試飲もしつつ、
どっちがどうよ!との議論もあって、そのタイミングでこの06’を飲むシチュエーションは絶妙だ!



などと感心しながら、飲み込んでみますと、
さすがにここ最近『ヴァン・ド・ガルド』ぶりを見せ付けている『クロード・・・』も、
2006年はそろそろ色気も出始めているところ・・・

実に美味しくいただきました♪

色合いは濃密さの中心からエッジにかけてアンバーさが見え隠れし、
トップのスパイシーさが霧散した後に、妖艶なアニマリックなブケが漂う寸法!
そしてパープル・ヘイズが立ち上がり、ほどなくブラックチェリーのアロマを楽しめます。
未だにタンニンも舌先に感じますが、それは甘く極めてスムーズ!
15分ほどで濃密かつ霊妙な液体へとメタモルフォーゼ・・・

凄いことになってきたわけ♪
すなわち『クロード・・・』はココからが、本当の見せ場になって、
この状態でナンボ?なのでしょうが、さてさて貴方はどう思う?

『Aル・フォルノ』でそんな楽しい体験をいただきました。

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