ここにきて投稿が遅々として進まないのはある理由からなのだが、ここには書かんとこう。
ということで、随分前に飲んだこのワインについて少し触れてみたいと思う。
説明するまでもなく、このワインはアルボワはスイス国境のピュピラン村の地場品種トゥルソーである。
そしてもちろんフィリップ・ボールナールは同じ村の自然派の造り手ピエール・オヴェルノワの薫陶を受けたはずだ。
僅かに薄めのルビー色にはオレンジの縁取りがあり、正しくその香りにもオレンジのニュアンスがみてとれる。
プラムにフレッシュなベリー、ミネラルはさながら石灰岩で濾したかのようであり、加えてローズヒップや薬草の風味が独特のキャラクターを付与している。
果実はあくまでも優しく軽やかな味わいではあるが、底味に潜む濃密なエキスは和風だしをも連想させる。
『レ・ジャングレ』とは『ちょいと一杯クッとひっかけていかないか?』と言う意味で、クイクイっと気がつけば全て飲んでしまう軽快さを表しているようだが、飲み口は正しくその通りと言えるだろう。
とにかく美味しい、また飲みたい。
この外にこれほどくせになるトゥルソーを探せと言われても、そりゃあ無理と言うもの。
なぜに品薄になるかは、こういう事なのだと確信した次第だ。
ということで、随分前に飲んだこのワインについて少し触れてみたいと思う。
説明するまでもなく、このワインはアルボワはスイス国境のピュピラン村の地場品種トゥルソーである。
そしてもちろんフィリップ・ボールナールは同じ村の自然派の造り手ピエール・オヴェルノワの薫陶を受けたはずだ。
僅かに薄めのルビー色にはオレンジの縁取りがあり、正しくその香りにもオレンジのニュアンスがみてとれる。
プラムにフレッシュなベリー、ミネラルはさながら石灰岩で濾したかのようであり、加えてローズヒップや薬草の風味が独特のキャラクターを付与している。
果実はあくまでも優しく軽やかな味わいではあるが、底味に潜む濃密なエキスは和風だしをも連想させる。
『レ・ジャングレ』とは『ちょいと一杯クッとひっかけていかないか?』と言う意味で、クイクイっと気がつけば全て飲んでしまう軽快さを表しているようだが、飲み口は正しくその通りと言えるだろう。
とにかく美味しい、また飲みたい。
この外にこれほどくせになるトゥルソーを探せと言われても、そりゃあ無理と言うもの。
なぜに品薄になるかは、こういう事なのだと確信した次第だ。