The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2007 シャトー・ミュザール 赤

2016-10-31 22:28:27 | ワイン
このワイン、ワインバブルな時代に、アル意味一斉風靡したワインだと思う。

まずはレバノンだけでもエポックメイキングなのですが、飲んでみて品種特性を超越した優しさと飲み頃感があるのです。
その仕掛けはカベソーにサンソーとカリニャンを3等分したセパージュもさることながら、瓶詰めして4年寝かせて7年後にリリースするという、何とも気長な待ちの姿勢がそうさせているんですね。



おそらく、今回のラインナップで一番飲み頃はどれ?と言われれば、ミュザールと答えるでしょう。
それだけ香りもたち、その香りもガトーやら、焙煎やら、アジアの市場の香辛料を思わせる複雑性を垣間見せてくれた。

懐かしいやら、嬉しいやらで、ミュザール多めにいただきました。
ありがとう!