裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

帝展

2013年10月31日 09時02分59秒 | Weblog
日展の上層部が、入選ワクを力関係に応じて配分、か。
学生の頃から、まっとうな芸術家志望者の間では、「日展には近付くな」が合い言葉のようになってたけど、ついに露見したかー。
徒弟関係とかベタベタだし、いかにも奇妙なヒエラルキー構造だものな、あの組織は。
「帝展」と呼び習わされるように、体質が古すぎる。
日本芸術界の頂点(たくさん所属してるだけで、ろくな作品はないが)にして、文化発展を阻害する、芸術界の闇部。
歯車に徹することによって、勲章への道がひらける、というデタラメな審査っぷりは、ひたすら自らの作品の質を落としつづけてきた。
とにかく、わかりきってたことが、はじめて新聞で報道された、というだけのことなんだった。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園