銀河後悔日誌、つぶやき

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令和三年七月場所→九月場所

2021-07-21 23:11:24 | 大相撲観測日誌
 七月場所が終わり、7月21日は令和三年九月(秋)場所の番附編成会議が行なわれた。

  新十両力士一覧

  引退力士情報

 大関照ノ富士の横綱昇進が理事会で決定。早速相撲協会より高島理事と浅香山審判委員が使者として赴き、伝達式が行なわれた。「不動心を心がけ、横綱の品格、力量の向上に努めます」と述べ、新横綱が誕生した。大関2回に加え、史上初3度目の伝達式であった。

 また、十枚目昇進者が発表され(待遇・改名は番附発表日より)、北青鵬(宮城野、北海道)・村田改メ朝志雄(高砂、三重県)の新昇進、美ノ海(木瀬、沖縄県)の再昇進が決まった。

 北青鵬(本名:アリューナー・ダワーニンジ)はモンゴル生まれ、5歳の時北海道に移住して以降は日本暮らし。令和2年3月初土俵。7月新序ノ口~11月三段目まで無敗で三連覇。3年1月新幕下はいきなり上位(西15)だったが、白鵬が新型コロナ陽性となり部屋ごと計画休場。3月番附は据え置きで、1番相撲に敗れて連勝は21で止まる。2番相撲も敗れて初連敗。3番相撲以降は負けず5勝2敗。5月東9は1番相撲のみ敗れる6勝1敗。7月西2勝ちっ放しで一気に関取昇進を決めた。

 村田は平成29年3月三段目100枚目格付出で初土俵。この場所は1敗したが、翌場所全勝で7月新幕下。30年7月西筆頭で関取待ったなしだったが、途中休場で平成が終わるまで出場できず。令和に改元して7月7番相撲で復帰。9月本格復帰、勝ち越しを続けて3年5月西3まで戻して久々の負け越し。7月東5に残り、6勝を挙げてうれしい関取昇進。

 美ノ海は平成28年3月木﨑で初土俵。30年7月新十枚目で美ノ海に改名。1場所で陥落、令和元年5月再昇進も1場所限り。2年1月3回目の昇進で定着するも、7月幕下陥落。1場所で戻って4回目の十枚目。


 なお、今日付けで鏡山部屋が消滅した。横綱柏戸が創設し、没後唯一の優勝力士多賀竜が継承。もと幕内鏡桜(序ノ口で全休したが、引退力士には入っていない)と鏡山親方の子息竜勢しかいない少数(精鋭ではない)部屋のあっけない最期であった。


 番付発表は8月30日の予定。

  銀河大角力協会

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