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木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

824 ネパール紀行①ちょこっと決断

2012-11-24 08:00:00 | 旅行記

一昨年12月のニュージランド旅行を最後に約2年間海外旅行を休止していたが、今、多少の無理や、危険が無いとは言えない状態ながらも、少しでも可能性があるならば、行かないと今後行く機会は永遠に巡っては来ないとの思いにかられ、ここに勇気を出して出ることにした。

ニュージーランド旅行記はこちら・・・

  インデックス  http://sky.geocities.jp/spdpn334/blog-index/blog-index-8.html

  ブログの見出しhttp://blog.livedoor.jp/mokunen33/archives/2011-01.html#20110125

 

私の海外の旅は「一人旅」な成らざるを得ないので、クラブツーリズムの「ひとり旅」を使うことが多いのである。ここはネット上で趣味を通じた人の集まり「趣味人倶楽部」を通じて知った。ここなら旅が終わった後も何らかの交流の可能性もあるかもと思い参加したのであったが、それは全く無かった。

この「ひとり旅」は、「相部屋」制を選択できるツアーもあるが、多くは一名一室が確約されているし、事前に”顔合わせ会”があり、以前は帰還後集まることもあったようである。また 全般的に数万円程高くつが、一人部屋の気楽さがあり、利用させてもらっているのだ。

前回、ニュージランド行きの際は、出発一週間前の”顔合わせ会”に参加した所、そこで初めて参加者中、男子は私ひとりと知って愕然としたのであった。キャンセルも考えたが、幸にして、添乗員が若いが男子であったことと、罰金を払いたくないので、肩身の狭い思いをしつつも参加したのであった。

さて、今回の行き先であるが、2年前、次の海外はカナダかヨーロッパの紅葉(黄葉)と決めていたので、締め切りが近くなって、空席のあるツアーを見つけ、先ず最初の問い合わせは、参加者に男子が居るか否かであったが、結果はヨーロッパもカナダも添乗員も含め女子ばかりであった。

添乗員までも女子では、参加する勇気はとても持ち合わせていなかったのである。スリランカなどは男子が参加しているが、満席でありキャンセル待ちを申し込むことはしなかった。世の男性は一体全体どうしたのだろうか、肉食系女子に押され、全てが委縮してしまったのかとさえ思ったのである。

じくじたる思いのなか、ある日ツーリズム名古屋から、「ひとり旅」のパンフレットが送られてきた。当然の事ながら、通常のツアーの殆どは成田か、まれに羽田空港発が多い中、珍しく中部空港発の「ネパール7日間」の募集記事が目に着いた。

何日か経過して、応募が入った頃を見計らって電話をし、参加者の状況を尋ねた所、応募者は5名であるが、男子が含まれていると聞いて、未だ観光開発も途上の国であり、しかも緯度は沖縄並みとは言うものの、御在所岳より高い所であり躊躇も無くはないが、申し込む決心をしたのであった。

 出発日は11月13日(火)であるが近い所なので、当日ホテルで眠れるから、時差(3時間15分)の影響は少なく、楽に行ける、だから日程は7日であるが、6泊の旅である。エヴェレストやアンナプルナの勇姿の写真がお目当てなので、天候が良いことを祈るのみである。

 

                                 << 続く >>


808 立山黒部小旅行(4)

2012-08-15 10:00:00 | 旅行記

黒部平 黒部ダム(黒四ダム) トロリーバス

 

2012.08.06(月)、「立山黒部アルペンルート通り抜け」 の旅もエンディングが近づいて来た。今回はその本命と目される「黒部ダム」である。たかが人造湖、電力会社の仕事の一部ながら、その困難な工事を偲び、裕次郎の映画などでの知名度は高く一度は尋ねたいところではある。

 変わり易い山の天気もどうにか雨の心配はなくなり絶景が見られることを祈りつつ下りて行った。

 

 「黒部平」

どのくらいの広ささがるのかさえ、感じる時間も無くケーブルカーの乗り場へと急がされた。

ケーブルカーを降りるとそこは、「黒部川第四水力発電所用アーチ式ダム」・・・関西電力

堰堤高さ:186m(国内一位)、長さ:492m、総貯水量:約2億トン

 

期間、時間限定の「観光放水」。放水量10~15ton/sec

真上から見た観光放水

ダム下流域

雄大な放水を間近で見る。

絞り開放、シャッタースピード1/2000としたが・・・・・

ダム((標高1470m)から扇沢(1433m)まで下りるための全線トンネルのトロリーバス乗り場への入口。

「扇沢」に到着したトロリーバス。関西電力の所有する構内を走るためか、車両番号札が付いてない”脱法トロリー"だ!。

 

以上でこの旅のハイライトは完了であるが、「アルペンルート」の全貌を、ここでもう一度乗り物等ををまとめてみよう。

① 立山駅 (標高475m) → ケーブルカー(1.3Km7分) →

② 美女平 (977m) → 高原バス(23Km50分) →

③ 室堂 (2450m) → トロリーバス(3.7km10分) →

④ 大観峰 (2316m) → ロープウエー(1.7km7分) →

⑤ 黒部平 1828m) → ケーブルカー(0.8km5分) →

⑥ 黒部湖 (1455m) → 徒歩(ダム堰堤上を0.6km) →

⑦ 黒部ダム (1470m) → トロリーバス(6.1km16分) → 扇沢(1433m)

・・・・と多彩な乗り物には乗れたし、絶景は天候の加減で半分ほどしか見られなかったが、まずまずであった。ただ、それぞれのポイントでの滞在時間としては、室堂での2時間弱を除き殆ど無く、極めて忙しい旅であったと思う。添乗員としては、秋の超大混雑の経験があってか、早く乗せてしまうことが、必要との判断も解るが、私にはもう二度と来る事はないであろう事から、ゆっくりシャッタを切る時間がもう少し欲しかったのである。

旅の記述としてはこれにて完結とするが、20種に及ぶ花については、花図鑑への追加と共に追ってブログに投稿したいと思っている。

                                       << 完 >>

 

 


807 立山黒部小旅行(3)

2012-08-12 08:00:00 | 旅行記

大観峰 立山ロープウエー 

 

2012.08.06(月)、朝7時40分「宇奈月温泉」のホテルをバスにて出発、「立山駅(標高475m)」からは「立山ケーブルカー」に7分間乗車、 「美女平(977m)」からは「立山高原バス」に約50分乗り、「室堂(2450m)に着いて、「室堂平」にて2時間弱散策した後、立山の頂上の直下を全線トンネルのトロリーバスで約10分乗り、「大観峰(2316m)」に到着した。 

「黒部湖(黒四ダム)」

「シシウド」

「黒四ダム」向こう岸の施設。

大きな雪の塊。(外気温18℃前後)

 「大観峰」と「黒部平」を結ぶ、ロープウエーの駅構内。

ロープウエーは上の「大観峰」が標高2318m、下の「黒部平」が1828mであるから、標高差は490mであるが、この間に支柱が一本も無いのが珍しい。乗車時間は約7分。

 

この後は再び全線トンネルのケーブルカー に乗り、いよいよ「黒四ダム」に至るのであるが、それは次回にしたい。

                                             << 続く >>


806 立山黒部小旅行(2)

2012-08-10 08:00:00 | 旅行記

 立山駅 ケーブルカー 美女平 室堂平

 

2012.08.05(日)宇奈月温泉に宿泊し、今朝はホテルを7時40分に20名の参加者をのせて、バスは出発し一路「「立山駅」に向った。待つ間もなくここおからケーブルカーに乗り、「立山黒部アルペンルートの通り抜け」のスタートである。

行き先は「美女平」であるが、立山駅の標高は475m、美女平が977mであるから、502mを上ることになる。所要時間は7分となっている。

ケーブルカーを降りると、シャッター押す許しも無く、待ち兼ねていた(?)立山高原バスに乗り、直ちに「室堂」に向った。ここら辺りは杉林を散策したい所ながら、ただ通過したに過ぎないのであった。よってバス車中から、余計な反射光入りの写真しか撮ることが出来ず、「美女平」の美女達には誠に申し訳のないことであった。

 落差350m、日本一の大瀑布とご自慢の「称名滝」も車中からほんの数秒の眺めでしかなかった。

バスは「美女平」から一気に1473mも立山を昇って、標高2450mの「室堂」に向ってるのであるが、この辺りになると、残念ながらガスが出て来て、残雪が多く残る山々を見る事ができなかったのは、大変に残念なことであった。

「室堂」の「ホテル立山」に直結したバスターミナルに10時20分頃に到着、昼食と「室堂平」散策をする。

気温は17.8℃、残雪の上で遊べるなんて・・・・・!。

「ミクリガ池」

何とかと同じく山の天気は変わり易い。ガス⇒雨⇒青空の繰り返しだ!。

ここ「室堂平」も高山植物の宝庫、集合時間を気にしつつ、必死で撮りまくるが、私には標高2450mでは酸素が欠乏し呼吸が早くなり、ぜいぜいしながらの苦行であった。その値打ちを持たすために、また、名前の調査もあるので、花の紹介は後刻としたい。(下の花は「オンタデ」)

 

このあと、立山の頂上(3015m)の真下のトンネルをトロリーバスで通過するが、それは次回に紹介したい。

                                            << 続く >>   


805 立山黒部小旅行(1)

2012-08-08 09:00:00 | 旅行記

出発 宇奈月温泉 トロッコ電車 鐘釣駅

 

2012.05.05(日)、今日と明日は久しぶりのお泊りバスツアーなのだ。目覚まし時計を午前5時に合わせておいたが、4時半頃に目覚めたので起きて仕度に取りかかる。 蓮など水性植物には、4リットルのペットボトルに水を満タンにして、逆さまにして水槽に立ててあるから、今朝は急いで水槽を満タンにするのみである。

花達には申し訳ないが、2日分の水やりは出来ないので我慢して戴かねばならない。ついこの間生まれたばかりの百数十匹を含め沢山のメダカが居るが、餌を余分にやれば水を汚すばかりなので、これまた我慢して貰わねばならない。

花も暑い時期、一番水の欲しい時期、明日はうまくすれば雨が降るかもしれない。メダカも水温が25度Cを超えると活発になるので、これまた一番餌を食べ、繁殖に励む時期であるから、2日間の絶食は可哀想であるが、祈るような気持ちで準備をした。

 6時15分家を出発、四日市の集合場所の近くに車を預け、6時50分前に指定のバスに乗りこんだ。バスは程なく出発し、国道一号線を北に走り、桑名駅前で十名近くの客を拾い、合計二十名を載せて車は西名阪「桑名IC」から入り、北陸道を走り、途中トイレ休憩などをして、最初の目的地宇奈月駅前に到着した。

 ここから先ずは「黒部峡谷トロッコ電車」に乗り込んだ。この暑い時期ながら、多くの客で30~40人乗り12両編成のトロッコ電車は略満席で「鐘釣駅」に向った。

 くねくねとカーブが多く、レールの軋み音を盛んに鳴らしながら電車は標高差220m程を昇って行く。普通車は屋根はあるが窓なしで風通しは抜群、今日は雨の心配も無く、眩い新緑と美しい黒部川の流れを見ていると、直射日光の当たる窓際も暑さを忘れてシャッター切り続けた。

また、トンネルも非常に多いが、掘りっぱなし、岩盤むき出しのトンネル内は、一転して涼しく、かいた汗も一瞬にして消えるほど、寒さを感じる程である。

下は「お猿さま専用」の吊り橋だそうだが、お通りになる所を見ることは出来なかった。

レールはひとつ(単線)、所々で待ち合わせる。

下の車両は窓付きであり、別料金要(+¥360~¥520)。イスの広い「リラックス客車」もあるそうだ。

下は「やまびこ遊歩道」・・・宇奈月駅から3分とは知らず、今日一日の疲れもあって、行くことは無かった。

 電車は55分程で、我々の目的地「鐘釣駅」に到着した。(釣鐘のような形をした山が近くにあることから付いた駅名だそうだ。

駅後方の赤い建物は「鐘釣温泉旅館」。

「鐘釣駅」のすぐ近くに、「残雪」がまだ残っており、「万年雪」として、展望台まで出来ている。

この辺りから少し歩いて、川に下りれば「河原露天風呂、足湯」があるが、下りる階段が急なため、私の足が行きたくないと言うので、止むなく引き返した。下は「宇奈月駅」から見た”温泉街"、赤い屋根の建物は「宇奈月温泉駅」。

黒部川電気記念館

「宇奈月秋」から数百メートルのお所にある「宇奈月温泉駅」、何故こんな近くに??。

このあと、再びトロッコ電車に乗って「宇奈月駅」に戻り、駅から近くのホテルに入り、今日の行程は終了した。

 

                                           << 続く >>