股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

発見9 足をかばうことの罪

2019-05-30 12:09:03 | 股関節の基礎

発見第9弾! 

本を書くって難しいですね。

同じことを何回も書いてしまうように感じます。

この『発見』も本になる頃には5つくらいにまとまってるんじゃないかな?


🍓かつて、変形性股関節症患者に対して「足をかばって下さい。」と指導していた時期がありました。

病院に勤務していた時は、そう信じていました。

 

ところが、筋肉の施術を始めてからは考え方が逆になりました。

 

筋肉は使う量が減れば、使う量が減った分だけ筋肉は痩せます。

筋力は筋肉の太さに比例しますので、筋肉が痩せるということは筋力低下を意味します。

 

足をかばうと筋肉はどうなるのでしょうか?

確実に筋肉を使う量が減りますね?

筋肉を使う量が減ると、足の筋肉は細くなります。

 

つまり、「足をかばって下さい。」と指導することは「筋力を落としてください。」という指導になるということです。

ですので、「筋力が低下した分を筋力トレーニングで補って下さい。」という考え方が生まれるのでしょう。

しかし、足をかばうというのは一日のうちでかなりの時間になります。

長時間の筋肉の損失量を筋力トレーニングでは補いきれません。

ですから、足をかばって筋力トレーニングをしている方々の脚は細くなっているのです。

 

足をかばうと他にも問題点があります。

それは、骨密度を低下させるということです。

骨は体重をかけると新しい細胞ができるようにできています。

足をかばうということは、骨の新しい細胞ができる力も弱めてしまうのです。

つまり、「足をかばって下さい。」と指導することは「骨密度を落としてください。」という指導にもなるということです。

人工股関節の方々にとっても、その骨密度が低下した骨に人工物が固定されていることを考えると重要なことです。


筋力低下を防ぎ、骨密度低下を防ぐのは、足をかばわず足に体重をかけなければならなのです。


では、なぜ足をかばうのでしょうか?

それは、股関節痛があるからです。

また、専門の先生から「足をかばって下さい。」と指導されているからです。

さらに、レントゲンを見せられて足をかばうように指導された患者には足に体重をかけることへの不安や恐怖心が芽生えることが多いからです。

 

もし可能なら、足をかばわずに体重をかけましょう。

 

変形性股関節症は筋力が低下する病気ではありません。

足をかばうから筋力が低下するだけです。


足をかばって細くなった筋肉と骨を強くするのは、まずは足に体重をかけることを試みることです。

筋トレではなく、カルシウムを多くとることでもありません。

 

遅くはなりましたが、この常識的なことを発見できました。

この発見は、私の筋力トレーニングに対する考え方を大きく変えました。

 

 

 

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