股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

発見3 変形と股関節痛の不一致

2019-05-16 00:00:17 | 股関節の基礎

発見の第3弾!


🍓レントゲン写真と股関節痛が一致すると考えている医療従事者は非常に多いです。

私も、病院勤務時には漠然とそのように考えていました。


しかし、多くの患者と接しているとレントゲン写真での変形の程度と股関節痛の程度が一致しない方は非常に多いです。

例えば、レントゲン写真では変形が無くても股関節痛が強い方がいます。

一方、レントゲン写真では変形が重度であっても股関節痛が無く歩けている方もいます。

 

病院の先生方はこのような患者を必ず診たことがあるはずです。

その診察時に「そんなことはあり得ない」とか「おかしいなぁ?」と首をかしげることがあると聞きます。

本来は「おかしいなぁ?」ではなく、レントゲン写真と股関節痛の不一致が起こる原因を考えないといけないのです。

そのように考えるとある答えが導き出されると思います。


股関節痛の経過を見ていると、股関節周りの筋肉に対する深圧を始めるとどんどん良くなる方がいました。

このような方々は、筋肉だけに問題があったのだろうと推測できました。

一方、股関節周りの筋肉に対して深圧を行っても効果が持続しない方々もいました。

このような方々もやがて股関節痛はピークを過ぎると深圧の効果がどんどん出てきます。

 

後者の方々には、筋肉の問題以外に他の原因があるだろうと推測できます。

 

そして、股関節痛の経過が進行的な右肩上がりだけの経過ではなく、放物線状の経過を示すことから考えると、これは炎症の経過であるとの結論に達しました。

股関節内の炎症の程度と股関節痛は比例します。

変形性股関節症による股関節痛の原因のおおもとが炎症であると考えると、全ての事が説明できるし、何よりも股関節痛の経過が炎症と同じ放物線状をたどるという常識的な真実が決定的となる発見でした。

 

病院ではレントゲン写真を主体とした診察が行われることがまだまだ多いです。

これは、変形と股関節痛が一致するという考え方に基づいて行われていると考えられます。

ところが、患者の長期経過を調べると、主にレントゲン写真で変形の程度を確認する診察では誤診の可能性があると感じています。

炎症はレントゲン写真に写りません。

レントゲン写真に写らない炎症が股関節痛のおおもとの原因だということにより、変形と股関節痛との不一致理由がわかり意味のある大きな発見だったように感じいます。

 

 


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