股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

軟骨はクッションではない! 2

2010-11-01 06:42:38 | 股関節の基礎
●台風に飛ばされずにすみました。
季節はずれの台風でしたね。
今週末は深圧研修会です。
熊本、岡山2人、高崎、八王子の先生方が参加してくれます。
名古屋の早川先生、吉祥寺の大原先生も集まり、外部講師の先生方も加わりますので、私達の勉強会でもあるのです。


●いまいちニュースが暗い! そんな中で、『週刊現代』の大特集を読んだ。
“円高も中国も怖くない 実は凄い「日本の底力」”
暗いニュースに惑わされてはいけません!
日本人は凄い、自信を持っていきましょう!
ついでに、11月2日発売の『安心』12月号も見てね!
股関節痛も怖くない!




軟骨の役割は、クッションではなく関節の滑りを良くすることです。
関節が動くと摩擦熱が発生します。摩擦係数を減らして、体内で摩擦熱が発生するのを防ぐのが軟骨の役割です。


人が動くと、体内のいたるところであるものとあるものがこすれます。
筋肉と筋肉もこすれますので、その摩擦熱を減らそうとするのが筋膜です。

腱と骨もこすれるところがありますので、その摩擦熱を減らそうとするのが、骨膜や腱鞘(けんしょう)です。
骨と骨がこすれる時に、その熱を減らそうとするのが軟骨なんです。




前回の記事のレントゲンですが、


1、2009年4月のレントゲンです。
一見軟骨がなさそうで、骨と骨が当たっている感じです。




●結果的にこのレントゲンの時期には、筋肉が病気になって縮んだことにより大腿骨が引き上げられ軟骨を圧迫していました。
病気の筋肉は、筋肉のクッションの働きをかなり低下させます。

この時期に、筋肉をほぐして緩めることができていれば、次のレントゲンのような骨折は100%防げたでしょう。



2、2010年1月のレントゲンです。
骨が当たった部分で、大腿骨頭の骨折を起こしていました。(非常に珍しい)


●この骨折は、一般的には“変形が進行した”と解釈されるのですが、放置されたために起きた骨折であり、2009年4月の時点で筋肉をゆるめる治療ができていたら防げた骨折(進行)です。




この方は、少し遅くはなりましたが、筋肉をゆるめることができました。
それが次のレントゲンでした。



○宮川先生が、2010年5月から治療を開始しています。

3、6回の治療後、2010年8月のレントゲンです。
骨折はかなり治癒が進み、軟骨の隙間が広がっていました。
大腿骨頭は、まだ少しいびつな感じでした。




●軟骨はまだ残っていました。股関節にすき間ができたことがその証拠です。
筋肉をゆるめる治療により、筋肉がゆるみ、軟骨の圧迫が取れています。
これにより、軟骨の圧迫が続くと起きる軟骨軟化症(一般的には“軟骨のすり減り”といわれている軟骨の病気)が防がれ、骨の修復も起きやすくなりました。





筋肉をゆるめて、筋肉のクッション力を正常化させることにより、“骨の進行”は防げるのです。





変形性股関節症は進行性ではありません!




変形性股関節症を怖がらないでね





吉祥寺に便利な方、お待ちしてます!
吉祥寺・大原先生のホームページ

関西方面、北陸方面、東海方面の方、お待ちしています!
名古屋・早川先生のホームページ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。