股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

開眼! 2

2009-09-11 04:05:45 | 施術のこと
2009年8月8日に開眼した。


やはり内転筋が股関節施術の根源だったんだ!


以前から、このブログでも内転筋の重要性に触れてきた。
ここここここなどで。


6月の『深圧実技研修』では、内転筋の重要性を強調していた。
7月には、内転筋の重要性を伝えに名古屋の早川先生の施術所に足を運んでいた。
8月初めには吉祥寺開業を目指す大原先生に内転筋を徹底して押してもらった。

わかっていたんです。
わかってはいたんだけど、8月8日に開眼したんです!



軽く押して改善する方もいるが、内転筋を押すことは非常に難しい。

わかっていても難しい。


もちろん、全ての方に有効とはいかないが、内転筋だけで改善する方の確率は非常に高い。

全ての指導は、内転筋がほぐれてからこそ有効となるのだ。


内転筋は動作を安定させる。


内転筋が病気になり、痛みの根源となっていると、重心を内側に寄せて動作を安定させる力が低下する。
その分、外側に負担がかかる。


皆さんの中で、外側を痛がる方が多いのその為です。
皆さんが、股関節の外側に痛みを感じることが実に多いので、どうしても施術者は患者さんの股関節の外側に注目しがちである。


しかし、多くの方の股関節施術の根源は内転筋なのです!
内転筋のくっ付いている恥骨筋付近からソケイ部へ。
内転筋のくっ付いている恥骨筋付近から股関節外側へ。
内転筋のくっ付いている恥骨筋付近から大腿部へ。
内転筋のくっ付いている恥骨筋付近から膝へ。
内転筋のくっ付いている恥骨筋付近からスネへ。

5本の内転筋は、様々な方向に走っていることからも想像できる。


股関節周りのほとんどの部分に痛み(関連痛)が広がっているのです。
そのくせ、内転筋はまったく痛みを出さないことが多い。
まったくやな奴だ。


これは、内転筋をしっかり施術したものにしか実感できない現象です。



内転筋は子供の頃から硬くなっている方が多い。
この歴史を軽視してはいけない。
だから、内転筋は人工関節手術時にツッパリが強すぎて切られることがある(内転筋筋解離)。


こんな筋肉は他にはないのだ。






8月8日以前は、『内転筋が痛みの原因としてあやしいなぁ・・・』と思う方だけ内転筋を集中施術していたが、今は全ての方に行うようになった。




まだまだ進化するよう努力いたします。
宜しくお願いいたします。


ぺこり~。





変形性股関節症を怖がらないでね