股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

“だいじだいじ”してた頃

2008-09-25 22:59:07 | 股関節の基礎
●今日は朝から銀サロで5人施術して、今は鹿児島県霧島市に来ています。
もう鹿児島に通って8年になるなぁ。
明日から霧島ガツンです。
10月の6日まで東京にはほとんどいませんが、うちの若いもんがしっかり銀サロを守ってくれていますのでよろしくお願い致します。



「私が脚を“だいじだいじ”していたころは、筋肉が一気に痩せて,
上向いて寝ると、お尻の骨が床にあったっていた。」

ある患者さんのお言葉。

“だいじだいじ”という表現が面白かった。


なぜ“だいじだいじ”していたかというと、病院の先生に“脚をかばう”ように言われたからなんですが、それ以上に“怖さ”だったようです。
杖も使っていたようです。


9月、2か月ぶりにその患者さんを施術した。
うつぶせに寝た時のお尻の大きさが左右同じというより、“悪い方の脚”のお尻の方が大きいくらいになっていた。
それだけ脚に体重をかけて筋肉が大きくなったということ。

「すごいね~良かったね。」・・・感心。

いまでは、しっかり“悪い方の脚”に体重をかけて、杖なしで仕事をしている。



別の患者さんが言った記憶に残る一言がある。

「私は、病院の先生に言われたことを徹底して守って来ました。
徹底して守ってきたんです。でも、今はこんな状態です。」

8年前にお会いした、東京板橋区の非常に真面目な患者さんのことばでした。

この方の“脚の悪い方”の骨盤は極端に上がり、さらに脚長差が3cmあり(変形が重度な状態)、つま先で歩いていました。
レントゲンでは、骨が黒っぽく映っていて、骨がやせていました。
もちろん筋肉もやせていました。
この方は、病院で言われたことをしっかり守って、しっかり脚をかばってきたんです。


“だいじだいじ”は、人間の常識から考えて良くないことだと思います。


痛みは筋肉ほぐすことで軽減でき、“怖さ”は事実を学ぶことで軽減できる。


目指せ! 脱・だいじだいじ!



変形性股関節症を怖がらないでね




●理学療法士のための「深圧実技研修と独立開業支援セミナー」の詳細をホームページにUPしていますが、参加対象枠を広げて再募集を行っています!!