股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

核心!革新!確信!

2008-09-06 00:49:00 | 経過報告(レントゲン)
私は変形性股関節症の核心に迫る革新的な考え方に確信をもっている。

その一例をレントゲンを使って紹介しましょう。


●宮川先生が2月から担当している患者さん。
当サロンに通われている患者さんの中では、一番骨の状態が悪いと・・・私は考えている(2008年2月時点で)。

股関節の形が、正常の形から一番逸脱しているという意味ではない。
股関節の屋根の部分(寛骨臼蓋)と大腿骨頭の形がともに凸凹の状態で、骨の栄養が悪く見えるという意味で。

以前の私であれば、体重をかけさせるのは絶対行わ無いように指導していたでしょう。
しかし、筋肉をほぐしたら「どんどん体重をかけてください。」・・・と指導した。

2008年2月5日初診
《主な訴え》足が前に進まない。 右ソケイ部、右膝の外側、右大腿部が痛い。
      右ほどではないが左も痛い。
このような主訴で、歩行はゆっくりで辛そうに歩いていました。

私の第一印象は、“心身ともに疲れきっている”でした。

【右側のレントゲンの経過】
  2005年9月17日撮影 右
●3年前のレントゲンでは、変形は軽度であった。

  2007年11月28日撮影 右
●2008年2月の初診時に持ってきていただいた、その2ヶ月前のレントゲン。
右足にはほとんど体重がかかっていない状況。
大腿骨頭だけでなく、骨盤側もいびつになっていた。
2月から筋肉を正常化させ、体重をかけるように指導する。
ここから修復開始だ!


  2008年7月30日 撮影 右
●前回のレントゲンから8ヵ月後(施術開始から6ヶ月後)
皆さんには変化が分かりにくいと思いますが、屋根の部分に白い屋根のラインが出来つつある。


実は、まだ修復過程である。
半年後、1年後にビックリするようなレントゲンになる。
私には未来の修復されたレントゲンが頭の中にできている。


私はこの患者さんの左側のレントゲンを見て感激した。

びっくりしたことに、私の頭の中にある画像が、そのレントゲン写真に写っていたのです!


分かりにくい説明ですね。

・・・次回をお楽しみに。



変形性股関節症を怖がらないでね




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