イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

日・米・韓守旧勢力の裏協定?

2012-08-16 22:09:21 | 国際・政治
  

 10日、韓国の李明博(イミョンバク)大統領が島根県の竹島に、韓国の大統領として初めて上陸した。ロンドンオリンピック開催の最中の出来事であり驚かされた。<o:p></o:p>

 

友人のメルマガが飛び込んで来た。要旨紹介する。
 
日本海の無人島・竹島(韓国名・独島〈トクト〉)をめぐるNHKの報道が気になる。NHKと外務省が手を組んで、日韓対立を煽ろうとしているように聞こえるからだ。<o:p></o:p>

 11年前、天皇誕生日の記者会見で天皇が、「韓国との深いゆかりを感じています」と異例の発言を行ったことを、新聞各紙の論説委員は記憶に残しているだろうか。『私(=天皇)自身としては、桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに韓国とのゆかりを感じています。(中略)しかし、残念なことに、韓国との交流は、このような交流ばかりではありませんでした。このことを、私どもは忘れてはならないと思います。』
 
韓国の主要紙は翌24日付朝刊でいっせいに、この天皇発言を大きな扱いで報じた。「天皇からの友好メッセージ」という好意的に受け止めたのだ。<o:p></o:p>

 憲法で「象徴」とされ、政治的な権能を有しないはずの天皇が、「発言」に踏み切られるなら、そのこと自体、政治と言論の敗北であろう。政治も言論も、隣国・韓国との緊張を高めないために何をしなければならないか? 真剣に考えなければならない。<o:p></o:p>

  (要旨の引用は以上まで)
 

明治維新、新政府と国家は狭い日本国内での争いを早期に終結して、統一的国家の下で欧米列強に対峙する方針を堅持した。維新後も勤王佐幕の対立や会津と薩長の確執など明治国家の中には枚挙に暇の無い感情的な痼り(しこり)もあった筈だ。しかし、当時の清・インド・朝鮮のように植民地化されるという最悪の国家の招来を防ぐために、日本は近代化を急ぎ欧米列強に対抗した。軍事力がモノを言う国際外交の舞台で、やがて日本も欧米列強の模倣をしでかしてしまった。東アジアの歴史にとって不幸な時代をつくってしまったのである。
 
 

 折しも日本国内では米軍のオスプレイ軍用機の配備を巡って、政府の対米弱腰外交が際だってきた。沖縄海兵隊が戦争抑止力にはとうていなり得ないという指摘が日本国内のアナリストからも出始めている昨今だ。 

 

  

 中国の海洋進出や北朝鮮の核保有をして、古典的な「反共」思考のまま停止しているのが日・米・韓の守旧派勢力ではなかろうか。中・朝は既に民主化軟着陸を目指す段階に来ていると言っても過言ではない。<o:p></o:p>

 イワン・アサノヴィッチは日・中・韓・台が東アジアで大同団結し、イーストアジアユニオン=EAUを結成すべきと期待している。
 ひょっとしたら、オスプレイやイミョンバクは東アジアの政治的緊張を必要以上に高めるための日・米・韓守旧勢力による裏協定の為せる業ではなかろう
か。


歌謡曲は畑の労働歌、“愛の旅路を”

2012-08-16 00:36:51 | 芸能ネタ
  

 

 イワン・アサノヴィッチは畑作が好きです。キャリアはもう20年以上になりますが、言いたくはないのですが腕の方は正直なところイマイチです。 

梅雨からさきは高温と降雨で雑草の伸びが激しく、今日などは腰が痛くなるほど草取りをしていました。 

そんな辛い労働のためにと考え、労働歌代わりにウオークマンを買い込み、昭和歌謡や演歌・オールデイーズ、青春歌謡などあたり構わずダウンロードしては畑で聴いています。最近にいたってはレンタル屋からシャンソンのCDを借りて来て聴いていますが、シャンソン愛好家からは顰蹙(ひんしゅく)を買いそうですが畑でも結構イケマスよ。(-_-;) 

イワン・アサノヴィッチは芸能界から引退した、女性歌手のちあきなおみが好きです。歌唱力は言うに及ばず、セクシーで愛嬌・庶民性に優れていました。むかしTV番組で司会の前田武彦氏が“ビックリ美人”と、ちあきなおみを紹介していたのですが、瞳に特徴のあるセクシーな美人でした。 

 

 ちあきなおみがクールファイブと前川清の「愛の旅路を」カバーして唄っています。畑のイワン・アサノヴィッチは何気なく聴いていましたが妙に心に残りました。翌日も同じ曲を選曲して聴きながら“畑労働”の開始です。 

 

 

 死ぬも生きるも あなた一人と 恋に掛けたい 命一筋♪<o:p></o:p>

 砂を噛むように 暮らした 哀しい過去を オツオツオー オーー♪<o:p></o:p>

 という具合に前川清の転がし節をいかんなく取り入れているところなど、ちあきなおみも流石です。意外と茶目っ気のある女性なのでしょうね。 

 

 原曲はいわゆるムード歌謡の雰囲気で、故・内山田洋と男性コーラスグループが例に因って前川清ブシを伴ってヒット(と言っても中級のヒット)させた曲です。夜の酒場世界を醸し出すサキソホーンが全面に出て伴奏で鳴いています。(1970年リリース:山口あかり作詞、藤本卓也作曲) 

 

 しかし、ちあきなおみのカバー曲は間奏にピアノを強くちりばめてスローな曲に仕上げて歌っています。ムード歌謡というよりもバラード風なタッチです。ピアノ伴奏が光っています。ちあきなおみの持つアンニュイな気だるい歌い方もマッチしています。カバー曲として成功しています。 

 改めて前川清節の原曲をダウンロードして聴いてみました。「元木に勝る枝木なし」とでも言うのでしょうか、名曲に感歎です。ひょっとしたら今この歳になったから、しみじみと古い曲の良さが分かるようになったのかも知れません。<o:p></o:p>

 

 歌謡曲に限らずかくの如く、若いということは色々と見落としをしてしまうものかも知れませんね。ま、それも可なりでしょう