先週来、猛暑熱帯夜が続いています。
イワン・アサノヴィッチ農園も、梅雨明けからの時期は、恒例の草取りに主として時間が費やされます。大まかな話し農園に3時間いても、およそ8割から9割の時間は草取りに費やされます。
梅雨の間に雑草の種や幼苗は十分な水分を吸収しています。だから梅雨明け夏本番の太陽光と高温は雑草にとっては“待っていました!”なのでしょう。
勿論のこと野菜もこの時期になると勢いがついて成育しますが、雑草の比ではありません。
気温は午前中だと言うのに軽く、日陰温度で39℃を差しています。
雨らしい雨も10日以上降っていません。除草がてら潅水を必要とするナス・赤ジソ・キユウリなどの野菜に水掛もしてあげます。
畑の七つ道具を揃えて、ウオークマンで歌謡曲を聴きながら熱暑地獄の草取りに掛かります。<o:p></o:p>
先日、とある83歳の畑先輩とも言うべくお方と一杯やったときに、高齢で元気・現役の秘訣は何なんですか?とお聴きしたところ言下に『太陽光と土です。軍手はダメです。』と言われてしまいました。
確かにイワン・アサノヴィッチも一年中、畑にでているので冬風邪はひかなくなりました。ときどき夏風邪をひきますので、妻からは『バカの証拠よね。』となじられます。
弥生時代の古人のみならず、つい最近まで農民は素手で農作業をしていました。
太陽と土・水・緑という自然に向かって、ひともナチュラルに素手で対応するのが本当の自然の中で働くことなのだろうと畑先輩の言葉で気付かされました。
酒席の隣人は『素手では指の爪にドロが入る。』と柔なことを言っていました。
実は私もその一人(笑い)だったのですが、“素早く“改めることにしました。<o:p></o:p>