イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

静かなる男・林威助(リン・ウエイツウ)

2007-08-26 00:32:13 | スポーツ

_2  プロ野球・セパ交流戦で大きく躓いた阪神タイガースは、リーグ戦に戻って以降は頗る調子が良い。

首位と最大11.5ゲームの差がいまや数ゲーム差となり、セリーグのペナントを面白くしている。

今日(8/25日)も首位の中日をやぶりゲーム差1.5に縮めた。

阪神タイガース好調の影には幾人かの功労者がいるが、その一人に”林威助”がいる。そして、いまや隠れた人気者・ヒーローになっている。

彼は台湾国籍だが野球留学で福岡県の柳川高校に入学し、大学野球(近畿大)に進み、リーグのベストナインに選ばれたりしている。

高校・大学が日本国内だったので外国人登録ではなく、日本人登録となっている。だから、野球放送のアナウンサーも「リン・ウエイツウ」と発音せず「はやし いすけ」と間違えてしまうことがある。

178cm・76kgと身体は決して大きくはない。色白で童顔ながらバッテイングは豪快と言うよりもシャープである。

四の五の言わずに、必要なときには黙ってホームランを打つという感じである。

林威助の打順になるとワクワクしてしまう。林威助であれば、例え三振でも納得してしまのである。

過日の広島戦でも大活躍。放送解説者の達川元広島カープ監督が、『もし、タイガースが優勝したとしたら、私はこの林威助にMVPをあげたい。』とベタ褒め。

私も同感だが…仮にのことにせよ、如何せん気が早すぎる話ではないか。

阪神タイガースが安定的に首位を保持している段階であればともかく。TV観戦していた私でさへ驚きと喜びが複雑に混じった気持ちに襲われてしまった。

しかし、そんな達川氏の人間性に親しみを感じさせられた。