しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

バジルもじく

2007-11-01 21:03:04 | Weblog
'07/11/1(木)
曇り時々小雨 風弱い 温度max22.1℃ min10.4℃

前日に収穫調整を殆ど済ませていたので余裕の朝。雨で作業ができないと思っていたのに宵のうちに少し降った程度の雨で拍子抜けする。午前中は昨日採っておいたバジルの傷んでいない葉を選別する。あたりにバジルの芳香が充満する。かなり冷え込んだ日もあったので、もう少し早く採っていれば痛みも少なかったのかもしれない。すぐ終わると思ったが結構な時間がかかる。2キロ弱ほどの葉っぱは洗いざるで水を切る。トマトの片付けも支柱を抜き終わる。短い2列のパイプの作は残渣と草を取り除いて、葉物を蒔く予定。ポリはパイプに残しさらにその下にトンネルを作るという2重構造にする。こうしないとマイナス10度にもなる畑では年明けに野菜を収穫できないと思う。昼間は南向きの斜面で暖かくなるが、夜から朝にかけては冷気が斜面を流れて低い所に溜まり、驚くほど気温が下がる。とにかく日中と朝方の温度差が激しい。今回トマトの後の雨よけパイプを、葉物つくりにそのまま利用するのは初めての試みだ。
 夜にバジルペーストを作るためオリーブオイルを買いに行く。2リットル詰めの安いものと期限切れの近いディチェコの産地指定エクストラバージンを破格で購入。本当は生活クラブのギリシャのコロネイキ種のものを使いたかったがまにあわなかった。イタリアンはジェノベーゼ、フレンチではピストゥーとバジルはかかせないハーブ。できれば松の実や胡桃が入らないものも作ろうかと思う。じょうずにペーストを作れるといいのだが、、、。

トマト後を片付け始める

2007-11-01 08:08:29 | Weblog
'07/10/31(水)
晴れ 東よりの風 温度max23.5℃ min13.2℃

トマトの後を片付け始める。マイカー線をとり、支柱をはずし、スプリングで止まっているポリをはずす。支柱にはトマトの木が紐で誘引してありそれをひとつずつ切り離さなくてはならない。作るのも後を片付けるのも手間のかかる野菜だ。株間に植えたバジルがまだ青々としているものがあるので茎ごと刈り取り利用することにする。乾燥バジルにも挑戦したいし、少しはバジルペーストもストックしておきたい。一輪車に山盛り乗せて小屋に運ぶ。穂も茶色くなっている株もあるので採種する。袋に入れハウスにぶら下げ乾燥させるとポロポロ黒い種がはじける。来年はこれで沢山蒔けると思う。夕方は出荷の準備と発送が1件だけあるので片付けは明日に持ち越す。しかし天気が心配だ。
 玄米ご飯が復活して自然と野菜中心の食事になっている。不思議と避けているわけではないのだがあまり肉類は欲しくなくなってくる。蕪の葉入り玄米ご飯、人参丸ごとフライ、マスタードとルッコラ、大根、ラディッシュのツナサラダ。初採り試食ほうれん草とあぶらあげ、ワカメの味噌汁。