気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

入院、手術、退院

2012-10-05 17:58:15 | Weblog
先月25日(火)に入院、26日(水)に手術をして、今日、10月5日(金)、退院した。

11日間の入院生活。

今回、感じたことを箇条書きすると、

・病気は、早期発見早期治療が第一。変だなと思ったら、すぐに、医者にかかること。手遅れになればなるほど、治療が大変。

・言葉、声の大切さ・・・・若くて優しい看護師さんがたくさんいた。でも、毎日、看護師さんが交代するのだが、言葉遣いや声の表情によって
 ずいぶん印象が違う。看護師さんの中に、「申し訳ありませんが」を頻発する人がいた。低姿勢なのだが、レストランではないので、病院では、
 合わないかなと思った。

・人の雰囲気・・・・看護師さんも、ほっぺが赤くてかわいらしい人、きりりとしたハキハキした人、肌がすべすべツルツルの人、理知的な人・・・
          患者さんも、皆さん、初対面なのだが、品のある人、ハイテンションの人、自慢話(過去の栄光)をする人、無愛想な人、
          消灯時間が過ぎても、ベッドライトで読書する人、ベッドの上でストレッチする人、カーテンの中で恋人とラブラブする人・・・


・医療従事者・・・・看護師、検査技師、麻酔技師、医師などなど、皆さん、白のユニフォーム姿。きびきびと、働いている。社会の中では、
 「できる人」たちなのだろう。皆さん、プライドをもって仕事に専念されている。

・開腹手術・・・・おへその下を約12cm切った。幅1cmのテープが傷に対して垂直に、12枚、貼ってあるから。工作で、おそらく、こんなテープ の貼り方はしないだろうなというもの。耐水性があるらしく、シャワーをしても決してはがれない。次回の検診のときまで、はがさないように言われ  た。入院中、患者さん、皆さん、開腹手術をして、卵巣、子宮などを摘出している。患者からすると、自分のたった1組の臓器だが、医師からすると、
 人の腹を切るのは、日常茶飯事のことなのだろうな。手術室に入ってからも、麻酔担当の若いスタッフなど、大勢の人が手術台の周りにいた。
 一つの儀式、もしくは、共同作業なのだろうな。
 夕べ、素朴な疑問を巡回の看護師さんに聞いた。「お腹と言っても、人によって厚みに違いがあるだろうし、表面が縫ってあるけど、中は、どうなって いるのですか?」と。すると、「もちろん太っている、やせているで、部位に到達するのに差がある。縫うときは、腹膜、筋肉、皮膚とそれぞれ縫   う。」と。ということは、外科医は、裁縫が得意でないとだめだと思った。

・手術後、腸閉そくにならないように、歩いてくださいと言われた。入院している高齢の方が、教えてくださったのだが、早朝。病院内の1階の廊下を
 何往復もするといいと。なので、月曜日から、朝、6:30頃、10分間、実行してみた。でも、昼間は、外来患者などでごった返していて、とても
 そんなことができない。なので、せいぜい、病室とディルーム、売店、本屋さんに行くくらいだった。そういう、簡単なリハビリのできる空間があると いいなと思った。

・世の中には、人それぞれの人生模様があるのだと思った。特に病気に関して。皆さん、原因なんて分からないけど、脳だったり、腸だったり、婦人科だ ったりに疾患があったわけで、どんな病気になるかは、運とか、体質とか、原因なんて不明だと。そんな中、気丈に見えた患者さんは、結構、今まで
 頑張ってきた自分をよすがにしている気がした。そこに、心のよりどころを求めているのだろう。


とにかく、追加治療がなくて良かった。子宮と卵巣は、なくなったけど。何か、すっきりした感じがする。きっと、子宮も卵巣も、私のこれまでの「膿」の部分を蓄積していたように思う。ストレスだったり、怒り、もやもや、疲れなどなど。ごめんねと言いたい。これからは、一息つくゆとりももちたい。

退院

2012-10-05 07:26:05 | Weblog
いよいよ明日退院という夕べ、同室のtさんが、折り紙で作ったハローウインの人形をくれた。

彼女は、24才の保育士さん。

細かい所も丁寧に作ってある。

帽子をめくると中に、チョコが入っている。

嬉しいサプライズ。