ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

『赤旗』はあかんけど、『読売』や『産経』はええって……さすが原子力寄生委員会!

2012年09月28日 | 日本とわたし
今回もまた、きーこさんにおんぶに抱っこで、文字起こししてくださった記事を転載させていただきます。
数日前にツィッターで目にして、とてもひっかかっていた事柄でした。

原子力寄生委員会、いやもとい、原子力規制委員会後に行われる記者会見に、赤旗とフリーランスの記者を入れない、という、
今更なんのこっちゃ?みたいなニュースなのでした。
で、そんなこと、通るはずがないと思っていたら……え?

↓以下、転載はじめ

原子力規制委員会「会見赤旗排除」田中俊一と広報課長のとても見苦しい言い訳 9/26(会見内容書き出し)

原子力規制庁の広報担当者
「委員会後の記者会見には特定の主義主張を持つ機関の機関紙はご遠慮いただく」

しんぶん赤旗9/26

「特定の主義主張を持つ機関の機関紙は、ご遠慮いただく」などとして、「しんぶん赤旗」を排除する方針を25日、明らかにしました。
と、記事に書いてありましたので、25日の原子力規制委員会の会見で、広報担当者がなにかを言ったのかと思って、
裏を取るために、動画を見てチェックしましたが、この日は、それらしき話は出ていませんでした。

そして、9月26日、原子力規制委員会の会見で、「赤旗排除」に関しての質疑がありました。

音声のみです。
動画は一番最後に貼りつけておきますd(◕‿-。) ネ❤


原子力規制委員会記者会見中継(平成24年9月26日14:00~)

フリーランス:
フリーランスの、Watariと申します。
本日の赤旗の記事で、今日のこの会見にですね、赤旗の記者の参加が認められない、という事を、
原子力委員会の広聴広報課の方からあった、ということだったんですけれども、
その際に、フリーランスの人間も含めて、報道内容を精査し、
偏った主義主張の報道媒体、あるいは記者には、記者会見の参加を認められないというふうに、
委員会の方から連絡があった、という事を、記者から直接聞いたんですけれども、そのことが事実か?っていうことと、
「開かれた報道」という事を前提として、この委員会でそういうことは、委員長として、見解としてどうなのか?ということと、
それから、「偏った報道」というのは、たとえば、フリーランスには限らないと思うんですけれども、どこまでのことをいうのか?と。
朝日新聞、読売新聞、産経新聞、毎日新聞等々はですね、「毎日、社説で偏った主張をされている」と僕は思っていますけれども、
そうしたものは偏っていなくて、他の物は偏っている、という基準を教えて下さい。


田中俊一委員長:
えーっと、あの~、事実関係については、あの、事務の方から答えさせていただきます。

広聴広報課長:
ええ。
あのじゃあ、事実関係の、わたくし広聴広報課長でございますので、あの、まず事実関係から、あの説明させていただきますと、
そういうようなフリーランスの方でですね、そういう主義主張を、確認するというような事は、あ、ございません
あの~、わたくしどもがあー、申し上げているのはですね、先の19日の委員会決定でもございましたけれども、
そうした、あー、なかでですね、フリーランスの、お、方のですね、えー、実績ですね、
これまでの活動実績として、えー、そうしたどういう、うー、うーー、そのぉ、おォォォ、記事が、あー、掲載されてきたのか、
で、それが、あーー、つい、あの、できる至近にですね、出来るだけ最近に掲載されているのかというような事をですね、
見させていただくという事はございますけれども、記事の内容をですね、確認すると、いう趣旨では、ございません
あのー、フリーランスうー、の方のですね、
そうした、あ、活動の、顕著な方ー、をですね、え、優先して、えー、対象としたいと、いう、思いでございますので、
えーー、特定の主義・主張で判断するという事では、あ、ございません。……というのが、まず、事実関係でございます。

フリーランス:
赤旗はどうなの?

広聴広報課長:
はい、で、あのー、赤旗さんにつきましてはですね、こちらは政党の機関紙という事でございまして、
ま、いわゆるその、報道を事業とするという趣旨からいくとですね、やはりその、政党の機関紙さんというのは、少し違うんではないかという事で、
いわゆる、その、フリーランスの方っていうのはまさにその、報道を事業とされる、方、かと思います。
え、そうした方々は、を、ですね、えー、やはり、その優先的に、こうした記者会見の場で、えー、お招きしてですね、参加いただくと、いうこと、を、ですね、そういう事を申し上げたと、いう事でございます。


フリーランス:
政党機関紙以外は……(聞きとれない)

広聴広報課長:
そこは、あの、少し繰り返しになりますけれども、フリーランスの方であればですね、

フリーランス:
フリーに限らないで、直接の意味は、政党機関の……(聞き取れない

広聴広報課長:
あの、政党の機関紙というよりは、その報道を事業としている方という事をですね、一つの基準として考えさせていただいています。はい。

田中俊一委員長:
えっと、ちょっと正確には覚えていないですけれども、
第一回目の時に、なんか、新聞協会とか、いろいろ……ああいうのがありましたね。

広聴広報課長:
ああ、ええ、詳しくはですね、第一回目の、おぉぉ…こちらの皆さんも、ご参加された方が多いと思いますけど、
第一回の委員会の資料で、報道のですね…えー、はんぃ、あの、はんい、えっとですね、
んーーーー、えっと、あっ!「報道の体制について」という中でですね、資料で、ま、16ページ17ページにありましたけれど、
報道の態勢についてという事で、えーー、記者会見等に、参加を求める報道機関の範囲は、次の通りにするとか言って、
えー、いわゆる新聞協会、え、あるいは、専門新聞協会、あるいはインターネット報道協会、え、等々のですね、え、会員である方、
あるいは、こうしたものに、あー、準ずる、うー、ー、ような方、というようなことで、一つの基準は示させていただいているところでございます。
ハイ、で、その中に、いわゆるその、報道を事業と、おーー、えっと、その最初の趣旨のところでですね、
報道事業として行う団体や個人を対象にする。というふうに、あの、掲載させていただいています。
という、ことでございます。

田中俊一委員長:
よ ろ し い ですか

週刊金曜日:
週刊金曜日のIdaと申します。
えーっと、赤旗の記事によるとですね、私自身は確認していないんですが、原子力委員会の方は、えー、出席できたと。
ということは、原子力規制委員会は、原子力安全委員会よりも、そこの幅を狭くする、というご理解でいいですか?
田中委員長も、それでよろしいでしょうか?

広聴広報課長:
あの、そこは、事実関係でございますので、わたくしの方から、お答えさせていただいてよろしいでしょうか。
あのー、

週刊金曜日:
事実関係を伺ってから、その事務局の考えでいいかどうか、委員長の、

広聴広報課長:
ああ……、

週刊金曜日:
お考えを、お聞かせいただきたいと思います。

広聴広報課長:
ハイ、あの~、記事の中にありました、原子力安全委員会の記者会見、という事でございますけれども、
あの、わたくしどももですね、あのー、お、当時の原子力安全委員会の、お、職員の方に、そういう事情をお伺いしましたけれども、
位置づけというのはですね、特に記者会見という、位置づけではなくて、その、
いわゆるその、委員会が終わった後のぶら下がりをですね、その自由に受けると。
で、そういう場ではですね、えー、まさにその、記者、という方とか、そういう制約なしにですね、
え、いわゆるその、事前の登録とかですね、そういったもの無しに、い、自由に、その、取材、い、ま、ぶら下がりという事でですね、
取材していただけると、そのような位置づけであった、というふうにうかがっております。

週刊金曜日:
政党機関紙、田中委員長のお考えを、お伺いいたします。
えー、政党機関紙という事で、排除という事務局の考えに、田中委員長としても同調されるのか?
つまり発行部数、それから購読者数、それから等々を考えて、確かですね、赤旗は、そこそこ儲かっているというふうにも、
単純に言うとつまり、赤旗を発行することで、事業的に運営している、というふうに考えられると思うんですけれども、
その点についてはいかがでしょうか?委員長のお考えを、お聞かせ下さい。

田中俊一委員長:
赤旗が儲かっているかどうかは、よくわかりませんが、

週刊金曜日:
うちとしては、そういった、機関誌として排除するのかどうか?

田中俊一委員長:
あのー、いや、これは…ん…なか・あの~……答えにくいところですけれども、
政治からの独立っていうのが、やっぱり、この委員会の、非常に大きな、ま、プリビレージっていうか……それが、ありますので、
政党っていうのは、政治とダイレクトに、政治の、政治の力を……なんていうんですかね、
表に出す一つの手段として使われているのが、いわゆる政党の機関紙じゃないかと思う……んですね。
個人、あ、ま、これは私の考えですけれども。
ですから、そういうーところで、え、そういう方を、同じに、っていうふうには、やってしまうと、
なんか、少し、その、政治からの独立っていうことが、少し怪しくなるかなっていう、感じは、しないことはないですね。
これはみなさんが、是非、あの、皆さんで考えていただいた方がいいと思いますけれども、
あのー、私は、そんなふうに思うところがありますね。

ーーーー

「あー、うー、」等を抜かして内容を分かりやすく、読みやすく

田中俊一委員長:
事実関係については、事務の方から答えさせていただきます。

広聴広報課長:
わたくし、広聴広報課長でございますので、まず、事実関係から説明させていただきますと、
フリーランスの方で、そういう主義主張を確認する、というような事はございません!
わたくしどもが申し上げているのは、先の19日の委員会決定でもございましたけれども、
フリーランスの方の実績ですね。これまでの活動実績として、どういう記事が、掲載されてきたのか、
それが、出来るだけ最近に、掲載されているのか。
というような事を、見させていただくという事はございますけれども、記事の内容を確認する、という趣旨ではございません。
フリーランスの方のそうした活動の、顕著な方を優先して、対象としたい、という思いでございますので、
特定の主義・主張で判断する、という事ではございません。
というのが、事実関係でございます。

フリーランス:
赤旗はどうなの?

広聴広報課長:
赤旗さんにつきましては、こちらは、政党の機関紙という事でございまして、
報道を事業とする、という趣旨からいくと、少し違うんではないかという事で、
いわゆる、フリーランスの方っていうのは、報道を事業とされる方かと思います。
そうした方々を優先的に、こうした記者会見の場でお招きして、参加いただくということを、申し上げたという事でございます。

フリーランス:
政党機関紙以外は……(聞きとれない)


広聴広報課長:
少し繰り返しになりますけれども、フリーランスの方であればですね、

フリーランス:
フリーに限らないで、直接の意味は、政党機関の……(聞き取れない)

広聴広報課長:
政党の機関紙というよりは、報道を事業としている方、という事を、一つの基準として考えさせていただいています。はい。

田中俊一委員長:
ちょっと正確には覚えていないですけれども、第一回目の時に、新聞協会とかいろいろ……ああいうのがありましたね。

広聴広報課長:
詳しくは、第一回目の、こちらの皆さんも、ご参加された方が多いと思いますけど、
第一回の委員会の資料で、「報道の体制について」という中で、資料の16ページ17ページにありましたけれど、
記者会見等に参加を求める、報道機関の範囲は、次の通りにするとか言って、
いわゆる新聞協会、あるいは専門新聞協会、あるいはインターネット報道協会、等々の会員である方。
あるいは、こうしたものに準ずるような方、というようなことで、一つの基準は示させていただいているところでございます。
その中に、いわゆる、その報道を事業と、最初の趣旨のところでですね、報道事業として行う団体や個人を対象にする。というふうに掲載させていただいています。
という、ことでございます。

田中俊一委員長:
よ ろ し い ですか?

週刊金曜日:
週刊金曜日のIdaと申します。
赤旗の記事によると、私自身は確認していないんですが、原子力委員会の方は出席できたと。
ということは、原子力規制委員会は、原子力安全委員会よりも、そこの幅を狭くする、というご理解でいいですか?
田中委員長も、それでよろしいでしょうか?

広聴広報課長:
そこは、事実関係でございますのでわたくしの方からお答えさせていただいてよろしいでしょうか?

週刊金曜日:
事実関係を伺ってから、その事務局の考えでいいかどうか、委員長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

広聴広報課長:
記事の中にありました、原子力安全委員会の記者会見という事でございますけれども、
わたくしどもも、当時の原子力安全委員会の職員の方に、そういう事情をお伺いしましたけれども、
位置づけというのは、特に記者会見という位置づけではなくて、委員会が終わった後のぶら下がりを、自由に受けると。
で、そういう場では、まさに、記者という方とか、そういう制約なしに、
事前の登録とか、そういったもの無しに、自由にぶら下がり、という事で取材していただけると、
そのような位置づけであった、というふうにうかがっております。

週刊金曜日:
政党機関紙、田中委員長の、お考えをお伺いいたします。
政党機関紙という事で排除、という事務局の考えに、田中委員長としても同調されるのか?
つまり発行部数、それから購読者数、それから等々を考えて、確かですね、赤旗は、そこそこ儲かっているというふうにも、
単純に言うとつまり、赤旗を発行することで事業的に運営している、というふうに考えられると思うんですけれども、
その点についてはいかがでしょうか?委員長のお考えをお聞かせ下さい。

田中俊一委員長:
赤旗が儲かっているかどうかはよくわかりませんが、

週刊金曜日:
うちとしては、そういった機関誌として、排除するのかどうか?

田中俊一委員長:
これは、答えにくいところですけれども、
政治からの独立っていうのが、この委員会の、非常に大きなプリビレージ、それがありますので、
政党っていうのは、政治とダイレクトに、政治の力を表に出す一つの手段として使われているのが、政党の機関紙じゃないか、と思うんですね。
これは、私の考えですけれども。
ですから、そういうところで、そういう方を、同じにっていうふうにやってしまうと、
政治からの独立っていうことが、少し怪しくなるかなっていう感じは、しないことはないですね。
これはみなさんが、是非、皆さんで考えていただいた方がいいと思いますけれども、私はそんなふうに思うところがありますね。


広報課長が誰だか判明!!
原子力規制委員会の広報課長は
「福島県民に無用の被ばくを避ける権利があるかどうかは分からない」と言った佐藤暁


ーーー

とっても苦しくて、そして、とても見苦しい言い訳に聞こえたのは、私だけでしょうか?

政党の機関紙だからダメなのか?
報道を事業としていればいいのか?
ならば、赤旗は、どちらに入るのか??
事務方は、一度、口を滑らせました。

「政党の機関紙というよりは、報道を事業としている方に」と。
という事は、政党の機関紙だからダメだ、という事ではなく、報道を事業としていないならダメだ、という様に聞こえましたが、
田中委員長は、とにかく赤旗を排除したいご様子と見ました。

わたしは、このブログにも、赤旗の記事を時々載せさせていただいていますが、
どこかの政党の機関紙とは違って、誠実に事実を見つめて、報じて下さっているように感じています。

独自の取材から、隠されている事実が、明らかになったこともたびたびありました。
九電の、やらせメールをすっぱ抜いたのは、赤旗だったと思うし、
たとえば、東京のホットスポットを、早い時期から調べて下さっていたり、ということもあったと思います。

メディアも国も、本当のことを書かないし、言わない時期に、事実を書いてくれていた新聞だ、と思っています。
(Σ(゜д゜lll)あ……だから排除したいのか!)


ーーこのブログに載せた赤旗の記事一部紹介ーー

これだけ綿密に策を練られたら……恐ろしき洗脳国家
原発推進へ国民分断、メディア懐柔 これが、世論対策マニュアル
2011年7月2日(土) しんぶん赤旗
日本原子力文化振興財団がまとめた『世論対策マニュアル』
「どのようにしたら、世論を、原発推進にする事が出来るか」という、細かい内容に沿って、綿密に練られたマニュアルの実態です。
これ読むと、今更ながらゾッとします。

やらせメールの指示をしてまでも、九電は原発を動かしたいの?国民の命は???
一般紙は、2011年7月6日に報じていますが、赤旗は、2011年7月2日に報じました。

命と地球を壊すものに、税金を使わないでください。
追跡 原発利益共同体 毎年税金60億円
電通・博報堂・産経新聞社など、事業請け負い 安全神話」刷り込み
2011年7月16日(土)「しんぶん赤旗」
税金から出されている広報予算が、電通や博報堂、産経新聞など、メディアにも流れている、という記事。

事故後福島第一原発内で働いていない、作業員の内部被曝
原発作業員、内部被ばく事故後“第1”に入ってない「街なかの住民 同じでは」
2011年9月25日(日)「しんぶん赤旗」
作業員の方への取材
「俺は、事故がおきてから、一度も第1原発には入ってはいないのに、内部被ばくの値が出ている」

こんな町長が、再稼働の判断にかかわるのか!大飯原発の地元、おおい町時岡忍町長
毎日新聞が、2012年4月6日に報じた、時岡町長が社長だった会社(今は息子が社長)への直接受注、
この記事を、しんぶん赤旗は、3か月も前の、2012年1月4日には記事にしていました。

野田政権・癒着の構図(しんぶん赤旗4/22)

「福井県原子力安全専門委員会」お金をもらっている人の顔と名前を覚えておこう!

「関電・電力不足の嘘」と「相次ぐ火力発電の停止」7/8しんぶん赤旗・東京新聞ー追記あり

たねまきJ「福一4号機プールから、燃料棒取り出し・大飯原発の断層」
小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)7/18

<参考として>
大飯原発・敷地内 活断層の疑い 再調査要求が続出 保安院聴取会
専門家「関電説明 信用できぬ」しんぶん赤旗 2012年7月18日(水)

そして最近では、
福島第一原発1~3号機から、大気中に、現在放出されているセシウムの量
こうして、記事に書いて下さったおかげで、忘れてかけてきた、
「今でも、放射性物質は放出されているんだ」という現実に、警鐘を鳴らしてくれました。


このような記事を読むと、赤旗という新聞は、私には、真実を伝えてくれる、数少ない、優良な、市民のためのメディアだと思えます。

赤旗を排除する、原子力規制委員会のやり方は、どう考えても間違っている、と思います。

多分、田中俊一さんには、赤旗が取材に来ると、困ることが沢山ある、という事ですね。
今回の事で、見えたものは大きい、と思いました。



10:55~フリーランス記者 15:55~週刊金曜日記者

↑以上、転載おわり


こうやって書き写しながら考えてみた。
そもそも赤旗ってなんなんやろと。

そこでさっそく、赤旗を、ウィキで調べてみると、

『しんぶん赤旗(しんぶんあかはた)は、日本共産党中央委員会の発行する、日本語の日刊機関紙である』
と書いてある。ふむ……。
そして、
『日刊紙の他にも、
別建ての「しんぶん赤旗日曜版」や、
視覚障害者向けの「点字しんぶん赤旗」(東京ヘレン・ケラー協会協力)と、
「声のしんぶん赤旗日曜版」(視覚障害者友情の会発行)などもあり、
また英語翻訳版「Japan Press Weekly」(ジャパン・プレス・サービス発行)も存在する。

赤旗は、共産党の機関紙であり、党が発行する機関紙であるものの、現在では、日本国内外の、各種一般報道を行い、
一般紙然とした紙面・ページ数が特徴であり、党員以外の購読者を、多く抱えている。

現在は、「しんぶん赤旗」が紙名。
2005年現在で、日刊紙と日曜版を合わせ凡そ168万部の発行部数があり、日本の政党機関紙としては最大である。
日曜版は、日刊紙より発行部数が多く、日刊紙約24万部(2011年現在)に対し、日曜版約138万部となっている。

政治資金収支報告書によれば、新聞収入によって、全機関誌を含めて約250億円と、党に大きな収入をもたらしており、
これによって、日本共産党は、収入約300億円で、日本一政治資金が多い政党となっているが、
実際には、発行コストも、全機関誌を含めて約180億円かかっているので、必ずしも、他の政党と比べて資金が潤沢とは言えない。

ちなみに、新聞事業経費を除いた実収入は、約116億円で、日本で3位である。
収入から支出を引いた実収入は、社民党とほぼ同じである。

2011年9月より、日刊紙の月額購読料を500円値上げし、月額3400円となることを、日本共産党第25回大会期の第3回中央委員会総会(2011年7月)で確認。
日刊紙の部数は、過去10年で、約36万部から約24万部に減少し、月2億円の赤字となっていた、としている』

と、最近よくお世話になってた新聞のことを、ようやくきちんと知ることができた。

わたしとしては、近頃ほんまにつくづく思うのやけど、
もうこんな情けない事態になってしもた今では、どこの誰が書いたやの、どの団体が関連してるやの、そんなことは横っちょに置いといて、
とにかく、どちらの立場に立つでもない、ただただ真実を求めて調べ上げてくれた記事を報道する人なり会社なりを支持したいし、
どんな考え方を持っていようが、どんな生き方してようが、原発を日本で動かさん、子どもを救うという目的が同じなら、誰とでも一緒に頑張りたい。

世の中が、一部の阿呆らのために、ここまで暗い、醜い、倫理も節操もない状態になってるって感じてたくせに、
ずっと闘うても無駄やとばかりに、早々にあきらめて、吹いたら飛んでしまうぐらいのうそっぱちの幸せにしがみついてた。
苦しんでる人がいるのを知ってたくせに、ああ、自分や、自分の家族でなくてよかったと、謝りながら無視し続けてた。
自分だって、人に呆れられるほどの苦労を味おうてきてんから、それで帳消しにしてもらおと、勝手に片付けてた。

わたしが今、どうしても、勝てる見込みの無さそうな巨大な権力と闘っているのは、今までの自分を恥じたから。
もうこれ以上、同じことを繰り返して、一部の人間のために振り回された挙げ句に殺されてしまう市民になりとうないから。
こんな社会を置き土産に、あの世に行けるほどに、無責任な人間になりとうないから。