ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「意思決定権のある方々へ。 五輪中止を一刻も早く急いでください。 来週になると感染者が急増し東京の機能が崩れます。 陰性の選手や関係者を本国にお返しください」 青木正美医師

2021年07月30日 | 日本とわたし

東京では過去最多が3日続いています。
7月29日、東京で新たに感染が確認されたのは10歳未満から100歳以上の3865人
年代別では20代が最多の1417人、次いで30代が782人、続いて40代が612人となっています。
重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は105人でした。
直近7日間の移動平均は2224.1人(対前週比161.9%)。
都内の総数(累計)は21万610人となりました。

IOCのマーク・アダムズ広報部長は、この実状を前に、こう言い放ったそうです。
東京五輪では頻繁な検査と外部との接触を遮断した「バブル方式」が採用されていることから、
パラレルワールド(別世界)みたいなもの。われわれから東京で感染を広げていることはない」と強調した。

頭が狂ってなくてまともな神経の持ち主なら、今何をどうするべきか、当然分かるはずです。

今の東京は、去年の春先のニューヨーク市の状況ととてもよく似ています。
今から1年半も前のことです。
その頃のニューヨークは、新型コロナウイルスのことをほとんど分かっていませんでした。初めてのことだったからです。
でも日本はどうでしょう?
もう1年半もの時が経ち、世界の様々な国で失敗や成功があり、参考にできるものは山ほど存在しています。
特にアジアの、お隣の国韓国は、独自のユニークな防疫対応能力を発揮し、世界のお手本となりました。
台湾も中国も、山場をいくつも超えてきた実績があります。
あの時ニューヨークでは、クオモ知事が非常に優れたリーダーシップを発揮し、新型コロナウイルスの感染爆発地となったニューヨークを救うため、病床、医療器具、ボランティアを全米から駆り集めました。
各分野の専門家たちと毎日議論し合い、その結果をわかりやすく伝えてくれました。
連邦政府や軍に掛け合い、感染が少ない州に掛け合い、毎日感謝したり憤慨したりしていました。
111日間1日も欠かさず行われた記者会見では、凄まじい現実を容赦無く数字で伝える一方で、心の通った自分の言葉で励まし続けたクオモ知事に、癒された人は少なくありませんでした。
残念ながら今は、高齢者施設での新型コロナ感染による死亡者数を過少に発表していた疑い、そしてセクハラなどで訴えられていますが…。
話が横にそれましたが、小池知事の今までの言動を見る限り、クオモ知事のようなリーダーシップを執る能力も気力もあるとは思えません。
今この大変な時期に、こんな無責任で残酷なことを言い放てるのですから。

大阪はそれで大変なことになったのです。
それを知っててこんなことを言うのは確信犯です。
大阪は今からほんの2か月前、全国で一番多くの死者が出てしまいました。
それも自宅で、治療も満足に受けられず、苦しみ抜いた末に亡くなったのです。

本当に医療崩壊は逼迫しています。
一旦そうなってしまったら、後はもうガラガラと壊れていくしかありません。
日本にはCDCのような「疾病予防管理センター」やパンデミックに対応するためのシステムが構築されていません。
パンデミックの経験が無く、いつか起こるかもしれない国家的危機を想定して、事前に対応できるように準備するような政府では無かったからです。
税金を自分たちの好きなように使い、利権を貪り、権力と金と票を集め、今の地位が守られさえすれば良い。
国会はグダグダで、公文書では隠匿や改ざんや破棄が横行し、自公与党の政治家は役人が書き上げた原稿を音読するのみ。
もう政治はすっかり壊れてしまっているわけで、そんな状態のところにニューヨークが経験した地獄が現れてしまったら、もう取り返しのつかないことになってしまいます。

この首相と呼ばれている男の無能と無責任っぷりを書き起こしてみると、恐ろしさと悲しさで体が震えてきます。

記者:
昨日は東京都と全国で、過去最多の感染者数が確認されましたが、総理はなぜ、ぶら下がり取材に応じていただけなかったのでしょうか?

菅義偉:
あのー、ぶら下がりって毎日、いー、対応することでなくて、えーそこは一定の方向性をですね、えー示す中で、えー今日もこのように、対応させていただいてます。
ワクチン接種、えーさらに、この、おー抗体カクテルの治療法…。

志位和夫:
東京も全国も、過去最悪の数字が出てる。
その時にですね、一国の首相が、「お答えする内容がない」、これ、許し難い無責任な姿勢だと思います。

菅義偉:
ワクチン接種、えーさらに、この、おー抗体カクテルの治療法…。

田村智子:
総理がね、重症化リスクを7割減らす新たな治療薬、これ強調したんですね、27日。
確かにね、状況を変える可能性は否定しません。
しかし、その証明にも至っていないんですよ。
「酸素投与を要しない患者を対象に投与を行うこと」
「症状発現から8日目以降に投与を開始した患者における、有効性を裏付けるデータは得られていない」と書かれています。
つまり、中等症、重症、こういう患者への治療薬にはならないということですね。
さらに、変異株に対しては、「本剤の有効性が期待できない可能性がある」、こうも書かれているんですよ。
「ワクチン接種が進んでいる」とか、「新たな治療薬を徹底して使う」とか、「医療の逼迫は冬ほどではない」とかね、これらの発言は、またも誤ったメッセージとなってしまうんですよ。

菅義偉:
おー、人流は減少傾向にあり、

志位和夫:
「人流が減ってる」?
そんな単純な評価してないじゃないですか。
「思うように減っていない」
だからこのままだったら「感染が広がる、継続する」ってことを、厚労省のアドバイザーボードそのもの自身が言っているじゃないですか。


東京五輪を一刻も早く中止してください!

米国「五つの州(ニューヨーク→コネチカット→マサチューセッツ→ニューハンプシャー→メイン)珍道中」事情

2021年07月28日 | 米国○○事情
去年の2月末に1週間だけ日本に行ったのは、パンデミック直前のことだった。
それから1年半の間、親族と友人の家以外はどこにも行かず、去年に引き続き今年の夏もまた、日本行きを諦めた。
新型コロナウイルスのワクチン接種が進むにつれて、日ごとの新規感染者数がみるみる減ってきたので、マスク着用の義務も無くなり、コロナ以前の生活に戻れるかもと思ったのも束の間、新種株ウイルスの出現で再び怪しい雲行きになってきた。
そんな中、マイルストーンバースデイを迎える友人のパーティに参加しついでに、その前後に2日ずつ日をとって、東海岸北上の旅に出ることにした。

新しく造り替えられたマリオ・クオモ橋(前はダッパンジー橋という名前だった)でハドソン河を渡る。

初日の宿泊先を決めないままに出発したので、わたしが運転している間に夫がせっせと探して選んだハートフォードという町の信号。
カナダと同じ縦型で、それが珍しかったのでFacebookに載せると、友人が豪雪地域とかでは縦型になると教えてくれた。

レストランの近くに電車の駅があった。


飛び込みで入ったけど味は上々。マスクはワクチンを打っていない人だけ、という決まりになっていた。


アボガドの冷たいスープ。

わたしは牛肉のスペアリブ。

夫は貝柱と焼きブロッコリー。


多分市役所。


泊まったモーテルはピックアップトラックや家族連れが多かったけど、「うちは静かですよ」とフロントが言っていたように外からの物音がほとんど聞こえない快適な部屋だった。

2日目、バースデイパーティが行われる湖畔近くのホテルまで行きがてらに寄った、アメリカで一番古い港町グロスター。
この町ではマスクをしている人はかなり少なくなった。


サージェント・ハウス・ミュージアム


『The Sargent house Museum』
アメリカで最も早く女性の権利を主張した一人であるジュディス・サージェント・マレーは、アメリカ独立戦争中にこの地に住んでいました。
現在は博物館として、建物と歴史的なコレクションから彼女の人生を垣間見ることができます。
また、ジョン・シンガー・サージェントやフィッツ・ヘンリー・レーンなどの作品も展示されています。


ふらっと入ったアンティークのお店の奥で見つけた珍しいレコードプレーヤー。
自動でレコード盤を変えていくパナソニック製。


グルテンフリーを中断して白身魚のフライを食べた。美味い!


見たことがない虫。


岩が大好きなので、その名も『ロックポート』という町を目指して海沿いを走っているうちに、超高級住宅街に迷い込んだ。


家の敷地から見下ろす風景。



どの家も、巨大な岩がドカンと居座っていて、それを上手に生かした庭作りをしている。


写真には撮れなかったのだけど、家屋と同じくらいの特大サイズの岩がある家もあった。いいなあ…。

双子灯台。


『ロブロリーコーブ・タチャーアイランド(Loblolly Cove Thacher Island)』
ロブロリー入り江の向こう側には、ケープアンという名の双子の灯台があります。
1861年に花崗岩で建てられたこのツインライトは、海抜166フィートの所に建っています。
かつては22マイル先まで光が届いていたそうです。
北はポーツマス港、南はボストン港の単灯と区別するために、2つの灯台が建てられました。
1800年代後半には、5つの灯台守の家族が住んでいました。
灯台守たちは、子どもたち(ある年は13人もいた)を学校に通わせるために、この入り江に向かって舟を漕いだのだそうです。
舟から降りた子どもたちは、ロックポートのダウンタウンにある学校までの2マイルを歩いて通いました。
この灯台は2001年に、国立公園局によって国定歴史建造物に指定されました。


浜辺も岩だらけ。


車から降りて一休み。

ゴツゴツした岩に座り、海の上で足をブラブラさせながら風に身を任せる。なんていい気分!



そして…。
隣に座っていた夫に電話がかかってきた。
難しい患者さんからの電話で話が長くなりそうだったので、わたしだけ先に下に降りることにした。
座っていた岸壁はけっこう高さがあったので、2回に分けて降りなければならなかった。
説明が難しいのだけど、真っ直ぐに飛び降りることはできないので、1メートルほどの高さを体を捻って飛び、片足で着地しなければならなかった。
一瞬躊躇したのに、気がついたら体は宙に浮いていて、着地に失敗した体がぐらっと傾き、ゴツゴツした岩肌の上に倒れてしまった。
最初はとにかく右の脇腹が何かに刺されたように痛くて息もできず、もちろん声も出ないまま数分くの字になって呻いていた。
夫は上の方でまだ電話中だったし、近くに人もいなかった。
電話を終えて降りてきた夫が、とりあえず上半身だけ起こして震えているわたしを見て、どうしたのかと聞くので、怪我をした膝を見せた。
あれほど強かった脇腹の痛みは消えていて、ぽっかり穴が空いた膝頭からは血が流れ、体を庇おうとして突いたのか、右手の中指と薬指、それから左手の親指の付け根が、少しでも動かすと針で突かれたように痛んだ。
傷口が深く血の奥に白いものが見えたので、縫った方が良いと思ったけれど、縫うと必ず膿んでしまうので、夫の鍼治療と漢方で治してもらうことにした。
まずは応急手当て。


痛くても写真は撮る😅

マサチューセッツ州からニューハンプシャー州への道すがら、突如現れたでっかい風力発電。


ニューハンプシャーの湖畔でのパーティ。
天気は上々、水温も上々、怪我さえなかったら…😭

キャンプファイヤー🔥



参加者はめいめいにテントを張り、


好きなように過ごす。


やっぱりここでも岩がゴロゴロ。

カクテル作りの天才さんがいて、めっちゃ美味しいのを作ってもらった。

ハイライトは対岸から上げられたお祝い花火。


旅行最後の日はめちゃくちゃ気持ちいい天気に恵まれた。
びっこを引きながらのヨチヨチ歩きのわたしに、神さまからのプレゼント。
ポーツマスに向かう途中で、変わった橋に出会う。

やっぱり大好きだよ〜海!


港近くのレストランで味噌風味のサーモンをいただく。

ここで事件発生。
夫はロブスターサンドを注文したのだが、メニューを見ると「時価」と書かれている。
普段なら絶対に選ばないので、多分値段を確認したのだなと思っていた。
食べ始めてすぐに、そのロブスターの一欠片を食べこぼしてしまい足元に落ちた。
素知らぬふりして無視する夫に、「今それで3ドル損したんちゃう」と皮肉を言うと、ふふんと鼻であしらわれた。
食べ終わってレシートを見た夫の顔がみるみる青ざめていったので、びっくりしていろいろ尋ねてもピクリとも動かない。
しばらくしてレシートを取り上げて見てみると、夫が食べたロブスターサンドが42ドルになっている。
えっ😰
今度はわたしがかたまる番だ。
けれども可笑しくなって大笑いした。
「いやあ、さっき落ちたアレ、3ドルどころか6ドルはしたな。拾て食べとくべきやったな」と、トドメを刺すのも怠らない😅
人生は学ぶことだらけだ。

気持ちを取り直して食後の散歩。

面白い楽器を演奏しているおじさん。

面白いギターを売ってるお店。

ヨチヨチ歩きでポーツマスの町を散策する。



地図を見るとメイン州にも断崖が見られる海岸があるらしく、またまた岩見たさに車を走らせる。

地元の人たちだけが楽しめる浜辺。

どうやらわたしが思い描いている断崖よりもかなりちっちゃな規模のようだ。

だけどゴツゴツした岩があちこちにあってうっとり…。





海から少し離れると可愛い教会に出会った。

お庭を拝見。



そしてまた海に戻る。




旅の最後の夕飯を食べに町に戻ると、どこからかブラスバンドの演奏が聞こえてきた。

地元のブラスバンドが、コロナ禍に見舞われてからの1年間ずっと中止されていた演奏会を、今日やっと開くことができたと言っていた。



町から小さな橋を渡って離れ小島に到着。

タグボート付きのでっかい船がゆっくりと目の前を横切っていく。

昨日はあんなにいい天気だったのに、最終日は朝から大雨。

ニュージャージーに近づくにつれて晴れてきた。

この橋を渡るとニュージャージー。

色々あったけど、無事に家に戻れた。
夫はもう2度と「時価」のロブスターは注文しないだろうし、わたしはもう2度と「一瞬でも躊躇」したことはやらないだろう。
っていうか、斜め片足飛び降りなんてすんなよな、と今も自分を責めている。
そのせいで旅の計画の半分は変になってしまったから、それが本当に申し訳なくてぐずぐずと落ち込んだのだけど、こういう時の夫はなぜかサバサバしていて、事故で傷ついた上に謝らなくていいと言って一つの文句も口にしなかった。
普段は人の何倍も文句言う人なんだけどな😅
あ、これはナイショナイショ😜

今回の旅で、コロナ禍がほとんど終わったような感じになっている町が多かったことが印象的だった。
家に戻ると、夫の患者さんの間で、PCR検査で陽性反応が出た人や、新型コロナウイルスに感染したかもしれないような症状を訴える人がちらほらと出てきた。
わたしの生徒の家族も濃厚接触をしたので検査を受けた。
かなり少なくなって100人台にまで下がっていたニュージャージー州の1日の新規感染者の数が、今日は500人台にまで上がっていた。
デルタ株が原因かもしれないけれど、ワクチン接種完了者が60%近くにまで上がっているのに、この増え方はやはり感染防止対策を解除し過ぎたのかもしれない。
それでもまだマスク着用率は、今回旅した州に比べるとかなり高い。
まだまだ終わりは見えないんだな、と思う。残念だけど。

東京オリンピック2020は、絶対にやってはいけない!

2021年07月21日 | 日本とわたし
私は、オリンピック楽しみだとか、アスリート応援したいっていう方々にも、呼びかけたいんです。
私たちが、特に政治が、為すべき責任というのは、いっぱいの歓声を浴びて、いっぱいの応援を受けて、一番良い競技ができる状況を、一日も早く、この世界に取り戻していくというのが、今、私たちが一番求められていることなのでは無いのか?
オリンピック楽しみだと言う子どもたちが、本当にスポーツを、自分たちが楽しめるような状況を、この日本の中に作っていく事が、スポーツのためにも求められている事ではないのか?
それはやっぱり、オリンピックよりもコロナ対策に全力を挙げろと、求めるしかないんじゃないでしょうか。


もう本当にズタズタのボロボロです。大袈裟ではありません。
今の自公政府とIOCとJOCには、オリンピックなんて絶対に無理です。
開催運営能力を疑っていましたが、まさかここまでダメだったとは思っていませんでした。
甘かったです。

長い間、公然の秘密だった世にもおぞましいこの水の秘密:
2017年に行われた検査の結果、国際基準の20倍以上のエクリプス菌が検出され、会場の安全性に疑問を投げかけられていたが、その後どう改善されたかは不明。
確か、大量のアサリを投入してたりしたような記憶が…。
試しに泳いだ選手が、「汚水の匂いがきつ過ぎて我慢できない」と言ってましたね。

選手団を送る予定の、あるいは送ってしまった国々では、連日の報道で、日本政府や組織委の頼りなさへの懸念を伝えています。
このツイートがされてから既に3日経っているのですが…。

・ナイジェリア複数「関係者」が入国時に陽性で、病院に収容されてると報じられている。
・一緒に渡航した濃厚接触者である選手ら、選手村以外のホテル等に隔離されている。
・選手村内の陽性者は、南アフリカの選手2名とスタッフ1名で、それぞれ自室で隔離している。
・ラグビー関係者が鹿児島で陽性。
・英国陸上チーム選手6人とスタッフ2人が、濃厚接触者とみなされた。
・感染者は、16日の東京到着時に陽性で、英国選手団に所属していない。
・チェコのバレーボール選手が、選手村で陽性が確認された。この選手団のスタッフが、土曜日の日本到着時に陽性と判断されていた。(プラハ発の報道)

キャスター:
東京五輪に関連する新型コロナの陽性者数は61人に達しました。
この中には、すでにオリンピック選手村に住み始めていた選手も含まれていました。
東京のCNNのリプリー記者より中継です。  
金曜には大会が開催されますが、増加する感染者数について主催側はどう評価していますか?

リプリー記者:
過小評価していますね。
22,000人が既に入国している中で61人という数は、想定よりも少なかったと。
なぜなら、その半分が日本在住の関係者だからと、主催者側は主張します。
残りの28人ほどは、空港検疫や日次検査で陽性と判明しました。

例えば、米カンザス市出身の体操のエイカー選手は、接種完了していたそうです。
しかし、練習キャンプで陽性が判明しました。
彼女の父親に聞きました。
 「非常に残念がっていますが、今は部屋からまったく出れないので退屈だと。練習も何もできやしないと。早く家に帰りたいと言っています。一番残念のは、競技に全く参加できなかったことですね…」

検査の結果や感染防止規定に従って、有名選手数名が、すでに五輪を辞退しています。
17歳のテニススター選手、ガウフ選手もその一人。
日本で陽性と確定した訳ではありませんが、選手村の過密状態に懸念が集まっています

というのも、最大8人で一室を共有することになる場合があり、その場合は、4人で浴室を共有することになるからです。
したがって、新型コロナの大量発生が懸念されているのです。
だから、選手たちは、毎日検査するよう要求されます。
マスクは食事や練習、競技中以外は、常時着用を求められます。

しかし、そのいずれかの状況で、感染が広がる可能性も拭えません。
というのも、医療専門家によると、日本側の計画は、1年前の新型コロナの知見をベースとしているからです。
しかし、デルタ変異株は状況を一変させ、スーパースプレッダーイベントに発展する恐れが懸念されているのです。


東京は大変なことになっています。

それをまだ、こんな戯言で誤魔化し通そうとしているこの3人。


そしてこの2人。



中止しかない。
そうとしか考えられない。
そう思っていたら、こんな速報が目に入りました。
ESPNは米国スポーツ専門の大手ラジオ局です。

本当だったらどんなにいいか…。

最後に素朴な疑問と提言を。

いきものと暮らす

2021年07月20日 | ひとりごと
家猫カイ(海)のお腹の毛がどんどん禿げてきた。
毎年夏になるとひどくなって、冬になると元に戻る。
だから季節もののアレルギー、特にノミのアレルギーではないかと思っていた。
でも、じっくり見てみると、迷子になった時に居場所がわかるようにと埋め込まれているマイクロチップの辺りの皮膚が変色している。
それにその近くに乳白色の小さな膨らみも見つかって、胸にサァッと暗い影が差した。
もしかしたらもっと恐ろしい病気なんじゃないか?

一度気になるとどんどん心配が増殖する。
わたしはとにかく一度獣医に診てもらいたいと思い、漢方師の夫は自分の知恵と経験をもとにいろいろ試してみたいと考える。
そして彼は一般の獣医の治療方法をあまり評価していない。
だからこんな時、わたしたちの間には、ピリピリとした空気が漂う。
そんな2人の意向に折り合いをつけられるのはホリスティック治療なのだが、カイが深い傷を負った時に休日にもかかわらず手術をしてくれた獣医は、いいと分かっていても治療費が割高なので、ついつい足が遠のいていた。
どうしても連れて行きたいのなら、ホリスティック治療に戻ろう。
ということで、車で30分弱の病院に連れて行った。

ノミはついておらず、身体的にはとても健康で、食べ物のアレルギーでも無いと思うと医者は言う。
多分恐れとか緊張とか、そういう負の感情からくる脱毛だと思うと。
え???
カイは夫やわたしから、そういう類の感情を持たざるを得ないような扱いを受けていない。
とするとクウ(空)が原因なのか?
2人でこれまでの2匹の関係を振り返ってみた。
わたしたちの目の前で、いきなり後ろから飛びかかってひと噛みするのはいつもカイで、クウはその度にギャッと叫んで逃げていく。
最近になってやっと、逃げる前に、フゥ〜〜!と威嚇するようになったけど、襲われるのはいつもクウだ。
では外なのか?
外では立場が逆転しているのか?
彼らは特別仲が悪いというわけでもなく、かといって良いというわけでもない。
とにかく性格も習性も真反対と言えるほど違う。
カイはマンハッタンから、クウはクィーンズから、それぞれレスキューされて、うちに引き取られるまでは若い女性の里親さんの家で暮らしていた。
クウは会ったその日からベタベタで、カイはずっとどこかの隅っこに隠れていた。
ものすごく怖がりで、けれどもやんちゃで寂しがり屋だとは分かっていたけど、お腹の毛がほとんどなくなってしまうほど困っているなんて思ってもいなかった。
医者から教えてもらったレメディとフィッシュオイルを餌に混ぜ、しばらく様子を見ることになった。
あとは適度のブラッシング。
良くなって欲しいなあ。

今日の菜園。

しろ菜がどんどん育って花畑みたいになってしまった。

枝豆も実がいっぱいついたのだけど、豆がなかなか大きくならない。

トマトはもうどうしたらいいのかわからない状態。

ナスビの花はいつ見ても美しい。

ピーマンとびっくりするくらいホットなシシトウ。


ビーツとカブラ。


台所の窓の網戸に張られた蜘蛛の巣に、蜂がぐるぐる巻きにされてもがいていた。
どうしようと迷ったけど、助けることにした。
粘つく蜘蛛の糸を少しずつ剥がしながら、とにかくまずは花のところに下ろそうとしたけど、パニックに陥っている蜂はなかなかこちらの思い通りには動いてくれない。

まずは葉っぱの上に下ろしてみた。

左側が縮こまってしまって、うまく動けないようだ。

なんとかよじ登っていく。

花の上に到着。

左側の羽根も広がった。


怖かったね。もう大丈夫。

東京五輪の五つの輪は、世にも醜い「虚言」・「買収」・「隠匿」・「暴力」・「感染強要」でできている!

2021年07月18日 | 日本とわたし
もしくはこうも言える。


「バブル方式」
初めから期待してなかったけど、ここまですっからかんだとは思ってなかった。
本当に何一つまともにできない連中が、オリンピックのような国際大会を強行しようとしているんだということ。
東京五輪の開催は人災だ。


だからその人災に呑み込まれ、もしかしたら被害を受ける当事者になるかもしれない皆さんに申し上げる。


ここアメリカはもちろん海外では、今回の東京五輪に対する批判的な報道が続いている。
引用:
「組織委員会の対応が不透明で、不安とストレスでいっぱい」
「問い合わせをしてもまともな応答はない」
「ワクチン接種確認は自己申告だけ」
「公式な文書で「海外メディア=ダーティ(不潔)」と捉えられる表現が使用されている」
「海外からの渡航者だけがウィルスを撒き散らしていると考えている国内メディアの他人事感」
「入国後の行動ガイドラインが曖昧」
「ホテル予約も大混乱」
「食事場所の指示が厳しく英語対応サイトの紹介もない」
「リモート取材についての案内はなく、ミックスゾーンでの対面取材がほとんどになる」
「現場での取材を諦めた海外記者が情報を得る方法はほとんどない」
「組織委員会からの連絡はすべてが後手後手。問題が生じた際の代替方法の提案もなくて困っている」
「記者は競技だけではなく、IOCや組織委員会、スポンサー、ドーピング問題、開催都市の状況など五輪にまつわる様々なことを取材するのが仕事だが、今回は競技以外の取材はほとんど不可能」
「そもそも五輪中止を決断すべきタイミングは何度もあった」
「それを無視して開催を決断したはずなのに、組織委員会からはちゃんと開催しようという努力が一向に感じられない」
「いまだに開催可否についての話題が出ている状態で、東京の意図が理解できない」


東京五輪が始まってしまったら、こんなんじゃ済まない。
#今からでも東京五輪は中止に!

夏の夜の独り長話

2021年07月17日 | ひとりごと
菜園がどんどんワイルドになってきました。
毎回思うのですが、種を蒔いてから芽が出てくるまでの間、そして芽が少しずつ大きく育ち始め、食べ頃に育ち上がり、毎日採っていただいてもまた育ち、そうやって数週間が過ぎた頃にやってくるジャングル時代…。
世話をしっかり続けていればこんなことにはならなかっただろうと毎回のように反省しつつ、あちこちに伸びて重なり合った枝やツタをかき分けながら収穫する毎日です。
ナスビや豆がやっと実をつけ始めた頃に、キュウリや菜葉が終わりを迎えてしまいました。
また種子を蒔こうか思案中です。

毎年夏になると、台所のカウンターに必ず現れるアリさんたち。


不思議なことに年毎に種類が違うアリさんが現れます。
今年はやや大型のしっかりしたアリさんです。
以前は見つけたら否応なく駆除していたのですが、数年前からは外に逃したり無視したりするようになりました。
食べ物を置きっ放しにしておかなかったらいいのだし、いたからといってとても困るような事が起こらないし、幼い頃にアリの行列を見たら虫眼鏡をお日様にかざして焼き殺していた罪滅ぼしもしたいし…😅

先日、どうしているのかがずっと気になっていた人に電話をかけました。
その人はわたしにとっては姉のようであり、母のようであり、親友のようであり、とにかくとてもとても大切な存在です。
プライベートなことをここに書くことはできないので、一体なにを話しているのかわからないとは思いますが、1時間を超える彼女との話の後、人と会えること、人と話せることについてずっと考えています。

新型コロナウイルスの感染問題は、そのどちらもがとても難しい、これまで全く想像もしていなかった世界の在り方を突きつけてきました。
人と会うこと話すことが突然怖くなり、できるだけ避けようとする気持ちが生まれました。
特に世界の中でも最悪の事態となったアメリカ合衆国にもたらされた恐れは半端ではなく、これまでマスクなどどんな事があってもしなかった人たちでさえ、常に持ち歩くようになったほどでした。
ただ、残念なことに、トランプ政権時に感染が発覚したので、それまでに十分悪化していた分断が更に進み、感染対応が州ごとに異なったことで、国全体の感染状況は良い方向に進みにくくなってしまいました。
世界的に見ても、そしてアジア的に見ても、日本はユニークというか、謎が多い状況が続いています。
科学的に、そしてなにより正直に、きちんとデータを取り、それら全部を記録としてしっかり残しているのかどうかも不明です。
そもそもそういう事をする機関が存在しているのかどうかもわかりません。
感染問題が発生してからもう1年半が経ちましたが、疫病予防管理センターや管理システムが構築されたのかどうかもわかりません。
検査はいつまで経っても有料で受けにくく、ワクチン接種も接種券などというものが届いてからなどという、まるで昭和時代の方式が取られています。
支援金や給付金、失業保険金などのお金の振込みも面倒な書類手続きが必要で、既存のシステムを臨機応変に使い、当たり前のように個人口座に振り込まれてくるアメリカとは大違いです。
世界的に見ても、感染で疲弊する必要の無かった日本の人たちが、感染地獄に陥った国の人たちよりも疲れ、不安と怯えを抱えながら毎日を暮らしているのはどう考えても納得できません。
検査数を異様なまでに抑えているのは事実で、だから感染者数も実際のものとは違ってもっと多いのかもしれないけれど、なぜか重症化するのが他の国の人たちよりも格段に少ないと考える他に、この謎が解ける方法がありません。
もし欧米やアメリカで、日本と同じだけの数の人たちが満員電車に乗ったら、結果は絶対に違うものになると思います。
もちろん生活様式や習慣が違うし、体の接触が日本と比べると多いのは確かですが、それでも人出の状況を考えると日本特有の、疫病感染に対する有利なナゾナゾがあるとしか思えません。
だから、日本はもっとうまくやってこられたはずだった。
もしかしたら感染を抑え込めた、世界でも稀な国になれたかもしれなかった。
もしも為政者がまともだったなら、その特有のナゾナゾ効果を活かしながら、けれども感染対応は想定外のことも含めて厳しく行い、一気に封じ込めることも可能だったんじゃないかと思います。
そうすれば、今みたいに、病院や施設に入った途端に誰とも会えなくなったり、里帰りができなくなったり、親の死に目に会えなくなったり、そんな取り返しのつかない時間が過ぎていくのをただ見ているしかないという、なんとも寂しく辛い気持ちを抱える必要がなかったんじゃないかと思います。

人と会えなくなる。
人と話せなくなる。
完全に独りぼっちではなくても、否応なしにそれに近い状況に押し込められることが格段に多くなる。

これは正しいという理念に基づいて作られた規則や規制は必要ですが、何でもかんでも一律に、同じ圧力で封じ込めたり中止させたりするんじゃなくて、場所と場合によっては緩めてもいい部分を見つけて臨機応変に対応することもまた、とても必要な事だと思うのです。

最近のトライステート(東海岸の三州)ではマスク着用の規則がなくなり、レストランやお店にマスク無しで入る人たちが増えてきました。
ニュージャージー州のワクチン接種完了者は57%、1回目のみだと65%になりました。
いっときのことを思えば接種の勢いは衰えてきたし、政治的に反対している人、ワクチン自体を拒絶している人、今回の治験ワクチンは打ちたくない人も少なくないので、どこかで打ち止めになるんだろうと思っています。
でも、やはり数字だけを見ると、ワクチンの効果はかなり出てきました。
今年の初めは1日に7500人もの新感染者が出ていたのに、6月に入ってからはどんどんと減り始め、つい最近までは200人台が続いていました。
が、最近になってまた増えてきたようです。
今日は400人台にまで上がってしまいました。
検査の数はそれほど変わっていないので、やはり新種株ウイルスが関係しているのかもしれません。
なので、もうまるで感染問題が消えて無くなったかのように元の生活に戻るのは、まだまだ時期尚早だと思う一方で、
これまでのような怖がり方ではなく、この1年半の経験を活かしたアイディアを見つけたいと思っています。

新型コロナウイルスは、世界中に広がりました。
そのことで、それぞれの国の慣習や文化、そして政治やシステムの在り方が丸見えになりました。
国民の命や健康を脅かす深刻な問題が起こった際に、国がどこを見てどう動くのかも、国の数だけ違うのがわかったし、国民をまず救おうとしたか、国民をどんなふうに見捨てたか、そういうことまで見ることができました。
それと同時に、他の国を見ることは、自分の国の在り方を見直すことに繋がりました。
国、政治、暮らし、それらが深く強く繋がっていることを実感させられた1年半でした。

長々と話し続けているうちに、本当に言いたかったことが何だったのかわからなくなってしまいました。
でも、この1年半を生き延びながら、本当にいろいろなことを考えました。
忘れたこともいっぱいあるだろうし、またいつか、ひょんなことから思い出すこともあるでしょう。

命を粗末にする東京オリンピックは、やはりどうしても始まってしまうんでしょうか。

パンドラの箱は絶対に開けてはならない!

2021年07月14日 | 日本とわたし
こんな馬鹿げた話がありますか?
開催国の事情なんてまるで無視。
オリンピックを行うことでどんな不都合なことが起ころうがお構いなし。
とにかく自分たちに放映権料という名の莫大が金が入りさえすればいい。
けれども責任は絶対に負いたくない。
だから自分たちに都合の良い誓約書を用意する。
本当に薄汚い強欲者たちです。
放映権料を払うNBCも、観客の有無なんてどうでも良いのです。
むしろ家に居てテレビで観戦してもらった方が視聴率は上がるのですから。
コロナ禍真っ只中の日本でオリンピックのようなものを開催することが、どんなに愚かで浅ましいことか、
それがわかるのにそんなに時間はかからないと思います。

引用:
ワシントン・ポスト
「東京五輪は安全です。なぜわかるのか?それはIOCの殿方がそう断言しているからです」
東京五輪が変異株の超拡散イベントになるのではないかと恐れている人は、IOCの弁護士が選手に競技参加のために、署名を求めている恐ろしい誓約書から目をそらすのが一番です。いかなる事態に対しても、IOC役員が永久に責任を負わないというものです」
「誓約書には『コロナなどの感染症や猛暑などの健康被害にさらされる可能性による大会への参加やパフォーマンスへの影響、重篤な身体的傷害、さらには死を含め、自分自身のリスクと責任で大会に参加することに同意します』との文言が記されている」
「東京五輪がどれほど危険なものかは分からないだろうし、日本の人々にどのような影響を与えるかは、しばらく分からないだろう」
IOCの本当の目的は、主な収入源である40億ドル(約4400億円)の放映権料を必死に徴収することであり、唯一の宣伝方法は、リスクを控えめにして、すべてが安全であり、完全に安全であるとキャンペーンすることです」
「その一方で、IOCの弁護士たちは、誓約書に劇的な変更を加えているのではないかという疑念があります」


なのに選手村内での感染者、濃厚接触者の扱いがグダグダ😱
しかも非公表😩



まだ始まっていないうちから次々と…。

しかも、恐ろしいことに、選手村内で発生した感染者については非公表。
バブルどころかブラックボックスです。
許してはいけない。


グダグダなのは選手村だけではありません。

まだ始まっていません。
東京五輪は中止一択です。

秋の総選挙では、自民党と公明党と維新以外に投票します!

2021年07月13日 | 日本とわたし
タイトルに使わせてもらったのは、この件に対して怒りを持った堀江政経塾が作成したものの加工版です。
堀江政経塾というのは、実業家の堀江貴文氏(ホリエモン)が、外部講師を務める政治系のオンラインサロンです。
もともとわたしは堀江氏を嫌っていて、まさかこんな風に彼の手が入ったポスターを使う日が来るなんて思ってもいませんでしたが😅、そのポスターを少しだけ加工したものがSNS上に流れていたので、それを使わせてもらいました。
なので、このポスターは飲食店から決起されたものではありませんし、堀江政経塾が作ったものとも違います。
というわけで、もしこれが飲食店から決起されたポスターだったなら、もっともっと応援したいという気持ちになっただろうと思います。
ただ、タイトルの画像では、秋の総選挙での投票排除を呼びかけている政党に、自民党と公明党に維新の会が加えられていて、それこそがわたしが願っていることなので、使わせてもらおうと思った次第です。

元々のポスターはこれです。




引用:
新型コロナ対策で、酒類の提供停止に応じない飲食店に、取引金融機関から順守を働き掛けてもらうよう求める政府の方針決定を巡り、
内閣官房が、8日付で、各府省庁に、所管する金融機関に政府方針への協力を求めるよう依頼する「事務連絡」の文書を出していたことが12日、分かった。
内閣官房は、金融庁や財務、経済産業両省と、調整や検討をしていた。

西村経済再生担当相がボッコボコに叩かれてるのは当然のことだけど、やっぱり彼1人では無かったわけで、見事なまでに政府ぐるみの案件でしたとさ、ジャンジャン♪♪
とか言ってふざけてる場合じゃございません。
今までにも何度もこれに似たようなことが繰り返されてきました。
平時なら腹立つなーで済まされたことも、こんな有事に、しかも全く支えよう助けようとせず、言うことを聞け、聞かないのなら締め上げるのですからたまりません。
でもこれが自民党です。
コロナ禍が始まった頃に、ここで耐えきれずに倒れる企業があってもよい、みたいなことを言ってた議員もいましたし。
要するにこんなことで倒れる弱小企業は初めから無くてもかまわない。
我々自民党が必要なのは、献金と票をどんどんくれる大きな企業だ、ということなんだろうと思います。
この世にも稀なる悪党と化した自民党、それに追従するだけじゃなく票稼ぎに協力する公明党、もはや自民党パート2のような形相を見せている維新、グラグラと怪しい国民民主の議員を、次の選挙で1人でも多く落選させないといけませんね。

ああ、ちなみに、この案件の方針に、東京都知事の小池さんは、西村氏の発言に「どう効果を出していくかという思いではないか」と一定の理解を示した、んだそうですよ。
さすが隠れ自民党の、初の女性総理を目指してる人だけあって、世渡りと選挙術だけには長けてますねー。

もういっぺんおさらい。



「東京五輪は人類の生命維持に対する最大の冒涜。COVID-19という人類最大の大災害の最中に最もやってはいけないこと、つまり人類のタブー」by 青木正美医師

2021年07月12日 | 日本とわたし

これは人類の生命維持に対する最大の冒涜です。
会場すべて無観客にしようがしまいが、選手や関係者が数万人も、世界中から一箇所に集まるなど、パンデミック下に絶対にやってはならないことです。
もしもこのままオリンピックを開けば、東京は巨大なエピセンターになってしまいます。
そして選手や関係者が、ウイルスを自分の国に持り帰れば、それによって多くの人命が失われることでしょう。
今、私たち人類がしなければならないことは、みんなで集まってスポーツをすることではありません。
お互いできるだけ離れて、パンデミックを収束させ、人類の命を守ることです。
これほど簡単なことが、なぜIOCや日本の政府、東京都の優秀なリーダーたちが理解できないのか、私はとても不思議に思います。
そして怒りを感じます。
日本ではもともと、PCR検査が全くされていません
また、感染者用の病床を大きく増やすことが全くできていません
ワクチンを2回接種した人も、20%にも達していません
また、イベルメクチンという、日本製の有効な薬があるのですが、その治験も積極的に行ってもいません
日本はオリンピック開催国として、最低限やるべきことを全くやっていません
しかしそれには理由があると私は思っています。
日本は幸運にも、あまり多くの人が亡くなっていません。
ですから、パンデミックの本当の怖さを知らずに、とても甘く考えているのだと思います。
そして、想像力も全くないリーダーは、オリンピック開催というあり得ない無謀な決断を下しました。
オリンピックは、COVID-19という人類最大の大災害の最中に、最もやってはいけないこと、つまり、人類のタブーであるのです。
ことにCOVID-19は、あらゆる意味で、弱い人を追い詰めていきます
女性や経済的に弱い立場の人々が、最も先に犠牲になっていきます。
こうしたことが十分に予想できるオリンピックを、私たち日本人ばかりでなく、世界中の人類は、一致協力して、止めなくてはならないと思います。


コロナ患者受け入れのために医師、看護師、清掃作業員、物流職員、外来窓口の職員など、患者と直接触れる機会があり、感染リスクの高い現業職員をはじめ、院内の職員全員が研修を受けた。
これまでに受け入れたコロナ患者は約300人。
コロナだけでなく、褥瘡(じょくそう)や腎不全などを抱えた患者もいた。
中には静かにしていられない人や認知症の人もいて、看護師らの負担は大きい。
病棟をひとつ閉めてコロナ対応の看護師を増やし、院長を退いた斎藤さんもコロナ病棟を担当した。
「現場はよくやっているが、相当くたびれている」と言う。
そんな状況の中で、都立病院など公的医療機関に、医師や看護師、検査技師、薬剤師を五輪・パラリンピックに派遣するよう要請が来ているという。
「つまり期間中は、現場のスタッフがその分減る。一般市民の受けるべき医療を制限するしかなくなる」と指摘。
「そんな状況で大会を強行することが倫理的に許されるのか」と力を込めた。


『人々の命と暮らしを守るために東京五輪・パラリンピックの開催中止を求める要望書』の署名が、45万筆を超えました。
小池都知事宛に送られたのですが、なんと無視?!放置されていたことがわかりました。

その小池知事、何やら感染重症者数を誤魔化す(なんと約8分の1😱)ために、変な数え方をしているようです。

空(クウ)と海(カイ)より、暑中お見舞い申し上げます!

2021年07月12日 | 家族とわたし
みなさまお久しぶりです。クウとカイです。いかがお過ごしでしょうか。
こちらは猛烈に暑い日が続いたかと思ったら、雨が降ったり止んだり、雷雨に暴風雨、何でもありの毎日が続いています。
ボクらは毛を剃るわけにもいかず、暑くなったり雨が降ったりする中、てきと〜に涼しい場所を見つけてはゴロゴロだらだらしながら過ごしております。

さて、裏庭の菜園では、ボクらには全く意味のない野菜がニョキニョキと育っています。

眩しいからあまり見上げないようにしている空には、モクモクとでっかい雲が泳いでいます。

先日ちょっと変な匂いがするムール貝を食べてしまったとーちゃんは、慌ててこんな飲み物を作っていました。
生姜湯に前庭からむしり取ってきた青紫蘇を入れたやつです。
漢方師の知恵ってやつでしょうか?

さて、昨日はとーちゃんの56回目の誕生日でした。
ちょうどとーちゃんの両親がマンハッタンに滞在してたので、みんなでお祝いしようということになりました。
かーちゃんととーちゃんの息子Tと1年半も前に挙式を済ませたのに、滞在ビザの取得に8ヶ月も待たされていたフィアンセTちゃんが、やっとのやっとビザを手に入れて渡米できたお祝いも兼ねて、6人でディナーです。
こういう場合、ボクらは全然楽しくありません。
変な時間に食べさせられて、けれどもちょっと物足りなくて、その後2人が帰ってくるまで延々待たされるからです。
そういう晩はイライラが募って取っ組み合いをしたり追いかけっこしたり、しょうがないからふて寝したりして過ごします。
まあでも、ひとりぼっちで留守番しなければならなかった先住猫のショーティよりはマシかもしれないんだけど、彼女に聞くことはできないから本当のところはわかりません。

とーちゃんたちはマンハッタンに行くのが久しぶり過ぎて、リンカーントンネル辺りの名物渋滞のことをすっかり忘れていたようです。
トンネル直前のスロープで車が止まってしまい、街の方を観ると…。

かーちゃんが大好きなエンパイアステートビルディングが、島の東側に新しく建てられたノッポビルに隠れて、ほとんど見えなくなっていました。
なんじゃこれは!とかあちゃんは大騒ぎしたのだそうです。

ボクらが生まれた街(空はクィーンズ、海はマンハッタン)は、コロナ禍以前の姿に戻りつつあるようです。



ダコタハウスのお隣が今日の目的地。


おまけ
ずっとずっと娘が欲しかったかあちゃんに、念願の娘ができました。
そのTちゃんがかあちゃんと一緒に初めて作ったお味噌を、T&T夫妻に小分けして届けてやろうと、かあちゃんは地下室から壷を運んできて、2年と4ヶ月ぶりに蓋を開けました。

重しの塩に溜り醤油が染み込んでいます。

塩の下はこんな感じ。
ああなんて美しいんやろ…と言いながら、かあちゃんはクンクン匂いを嗅いでいました。
全くカビが無いのもすごい!

2年4ヶ月もののお味噌です。