ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

G7サミットを、小手先の国内政治目的で利用しようなどと考える恥ずかしい人間は、政治家として失格!

2016年05月31日 | 日本とわたし
大西航さんいう方が、フェイスブックに載せた言葉と写真に、大いに考えさせられました。

【おもてなしと貧困】2016.05.29







G7サミット、各国首脳や配偶者への「おもてなし」に使った予算は、1泊2日で230億円
一方、千葉県銚子市で貧困に陥り、母子心中を図った母親の所持金は、2717円だった。

サミットでは、十数名の首脳たちのために、300人の外務省職員が、「おもてなしチーム」に動員された。
人の命を守る生活保護制度は、1人のケースワーカーが、100世帯以上を担当している。

サミットのコーヒーブレイクでは、ビール4種、オレンジジュース3種、茶菓子4種など、色とりどりの高級品が並んだ。
貧困状態を生きる国民は、毎日カップ麺で食事をとり、健康を壊していく。

サミット参加者は、100㎡以上のスイートルームに泊まり、伊勢志摩の美しい景観を楽しんだ。
東日本大震災の被災者は、今も、5万人以上が、30㎡弱の仮設住宅に一家で暮らす。
熊本の仮設住宅は、4割が、着工すらしていない

サミットでは、タックスヘイブンによる数十兆円の税逃れに、何の対策も示されなかった
日本では、消費税増税、非正規雇用の増加や社会保障削減により、「貯蓄ゼロ」世帯が、安倍政権の3年で、470万世帯も増えた

政治の向いている方向と、お金の使い方が、おかしい。


こんな政治は変えなくてはなりません。
不幸中の幸いと言ってはなんですが、今年の夏は選挙があります。
参議院の議員定数、242人の半数、2010年(平成22年)7月11日執行の、第22回参議院選挙で選出された、選挙区73議席と比例区48議席の、合計121議席が、今回の選挙での改選対象になります。

現政権は、公約違反はもちろん、たくさんの嘘をついてきました。
今さえよければ、自分たちさえよければ、そして、70年近くもの間、虎視眈々と狙い続けてきた、壊憲と国家神道の復活さえ叶えば、
その嘘によって、社会がどうなろうが、市民がどうなろうが、国がどうなろうが、どうでもよいのだと思います。


カレイドスコープさんの記事から、引用させてもらいます。

いよいよ、大嘘連発によって自らを窮地に追い込んでしまった、安倍内閣が取った最後の手段が、「リーマン前に似ている」です。

しかし、これほどの致命的な舌禍はないでしょう。
海外メディアは非難轟々です。

というのは、安倍首相は、またまた大嘘を吐いただけでなく、自身が本物の馬鹿であることを、世界中に晒してしまったのです。

安倍晋三より、数段頭のキレる他のG7首脳の前で、とんでもない醜態を平気で晒すことができるのは、
安倍晋三という人間が、破滅的に頭が悪いからだけでなく、彼の側近が、安倍に恥をかかせて、この政権を終わらせようと画策していることを示しています。

それでも馬鹿は馬鹿なりに、ずる賢さは天下一品!
「消費増税を断行するかどうかは、夏の参院選までに明確にする」と言いながら、
この男の命令に屈した年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による、無謀な年金資金の運用によって、私たちの年金が破壊されてしまった
のです。

その莫大な損失額を、選挙前に公表すれば、自公の大敗は確定的になるので選挙が終わった7月29日までは発表しない、と言っています。

この男は、政治家などトンデモ、もはや人間失格です。



ということで、伊勢志摩サミットの始まりと終わり、そこからつながる壊憲と国家神道の復活への企みについて、考えをまとめるべく、いろんな記事を読んでみました。

サミットで、国家神道の中心「伊勢神宮」訪問はなぜだ?
安倍首相が、改憲と戦前回帰を目論み、ゴリ押し

【LITERA】2016.05.25
http://lite-ra.com/2016/05/post-2278.html

明日5月26日から、三重県志摩市で行われるG7首脳会議、「伊勢志摩サミット」。
安全保障や経済政策など、喫緊の課題が目白押しだが、
安倍政権は、そんなことよりもこの間、必死になっていたことがあったらしい。
それは、サミットに参加する各国首脳に、伊勢神宮を参拝させることだった。

「官邸から、各国首脳の伊勢神宮参拝を実現させろ、と至上命令が下っていて、
外務省は、各国政府と、交渉を続けていた
ようです。
当初は、ファーストレディだけが訪問する、という回答だったのですが、
官邸は、『首脳本人に参拝させろ』と、頑としていうことを聞かない
必死で働きかけた結果、正式参拝はやはり、政教分離に抵触すると拒否されたが、
各国首脳全員が、内宮の『御垣内』にいき、自由に拝礼するということを、なんとか承諾してもらった」(外務省担当記者)
 
いったい安倍官邸は、どういう神経をしているのか。
そもそも、皇祖神を祀る伊勢神宮は、戦前・戦中日本を支配していた、「国家神道」の象徴である。
明治政府は、それまで民間信仰であった神道を、天皇崇拝のイデオロギーとして、伊勢神宮を頂点に序列化した
そうすることで、神道を、“日本は世界無比の神の国”という「国体」思想の装置として、祭政一致の国家主義、軍国主義に、突き進んでいったのだ。
戦後、国家神道は崩壊したように思われているが、現在でも、神社本庁は、伊勢神宮を「本宗」として仰ぎ奉り、その復権を虎視眈々と狙っている
 
そんな場所に、G7首脳を連れて行き、事実上の参拝させるなんていうのは、
開催国特権とどさくさに紛れて、戦前・戦中の「神国日本」復活を、国際社会に認めさせようとする行為としか思えない。
 
いや、実際、安倍首相は、明らかに、そういう意図をもっているはずだ。
これは、けっして、妄想や陰謀論ではない。
そもそも、安倍首相が、サミット開催地を伊勢志摩に選定した時点で、伊勢神宮参拝はセットになっていた
いや、もっといえば、安倍首相は、伊勢神宮参拝を実現するために、伊勢志摩に決めた可能性が高い

もともと、サミットの開催地には、長野県軽井沢町をはじめ、宮城県仙台市や兵庫県神戸市、静岡県浜松市など、
7つの自治体が、2014年夏の段階で、立候補に名乗りを上げていたが、伊勢志摩の名前はなかった

三重県は、関係閣僚会議の開催地こそ、誘致に動いていたものの、サミット自体については、立候補すらしていなかったのだ。
その年末には、外務省の現地視察も終え、当初は、長野五輪で県警に警備実績がある、軽井沢が有力とみられていた
 
ところが、15年にはいると、突如として、三重県の鈴木英敬知事が、立候補を表明する。
これは、立候補した自治体のなかで、もっとも遅い“後出し”だったが、形勢は一気にひっくり返り、伊勢志摩開催に決まってしまったのだ。
 
サミット会場予定地の賢島が、警備しやすいから選ばれたとの情報も流れたが、これは後付けだ。
実際は、安倍首相の、「各国首脳を伊勢神宮に参拝させたい」という“ツルの一声”で、伊勢志摩に決まったのである。
 
ポイントは、昨年1月5日、安倍首相が、閣僚らとともに、伊勢神宮を参拝したときのこと。
朝日新聞15年6月6日付によれば、その際、安倍首相が、
「ここは、お客さんを招待するのに、とてもいい場所だ」と口にした。
これを聞いた首相周辺が、同行していた鈴木英敬三重県知事に、
「サミット候補地として立候補すればいい。いま直接、首相に伝えるべきだ」と進言したという。
そして、鈴木知事が、
「今から手を挙げても間に合いますか」と訊くと、安倍首相は、「いいよ」と即答した、というのだ。
 
鈴木知事はもともと、経産省の官僚だが、第一次安倍政権が発足した際に、内閣官房に出向し、参事官補佐という肩書きで、教育再生を担当。
そして、08年に経産省を退職し、翌年、自民党から衆院選に出馬(落選)している、まさに安倍首相の子飼いと言っていい存在だ。
 
また、鈴木知事は、神社本庁とも、非常に深い関係にあるという。
「鈴木知事は、育休を取得し、「イクメン知事」と呼ばれるなど、ソフトな印象もあるが、
日本会議三重の総会にも参加しており、改憲や復古的傾向の強い、若手政治家の政治団体、「龍馬プロジェクト」の「首長会」会長も務めているなど、思想的スタンスは右派
さらに、関西の神社で宮司を務める、神社本庁幹部とも親しく、これまでの知事とは比べものにならないくらい、神社本庁との距離が近い
神社本庁関連の会合にも、頻繁に出かけている」(三重県関係者)
 
そんなところから、このやりとりは、安倍首相、神社本庁、鈴木知事の三者による、出来レースではないかと言われているのだ。

伊勢志摩サミット、各国首脳の伊勢神宮参拝の計画は、安倍首相と神社本庁幹部の間で、話し合われ、進んでいたフシがある
ただ、安倍首相や神社本庁が言い出すわけにはいかないので、両者をつなぐ“手下”の鈴木知事に、立候補をさせたということでしょう」(官邸担当記者)
 
この背後にはもちろん、彼らに共通する、改憲、戦前回帰への野望がある
安倍首相は今、悲願の改憲に向けて、さまざまな動きを展開しているが、そのパートナーが、日本会議と神社本庁なのだ。
本サイトでも記事にしたが、神社本庁は、全国の神社に指令を出して、神社の改憲の署名運動も展開している。
 
つまり、伊勢志摩サミットは、この改憲運動のパートナーへの、安倍首相によるプレゼント、という意味合いが強いと考えられるのだ。
 
実際、神社本庁は、このサミットを大歓迎している。
機関紙である「神社新報」を見ると、やはり、伊勢志摩サミットを機に、勢力拡大につなげようという意識が、垣間見えるのだ。
 
たとえば、16年1月1日付では、鷹司尚武・神宮大宮司が、
〈この(伊勢志摩サミットを)機に、日本の文化の真髄ともいへる神道が、広く理解され、神宮や神社への関心が昂ることを期待してをります〉と、紙面で語っている。
また、3月5日に行われた神宮大麻暦頒布春季推進会議でも、サミットに触れて、
〈外国人参拝者の増加〉や、〈国民への神道の理解を促すこととなり、頒布に繋がり得る〉旨を述べていた(3月14日付)。
ちなみに、神宮大麻とは、〈明治天皇の思召により〉(伊勢神宮公式サイト)全国の神社が頒布している神札のことで、家庭の神棚に祀られる。
もちろん、それ自体が有料である。
 
ようするに、神社界から見れば、伊勢志摩サミットは、“布教”の絶好の機会であるとともに、“懐”も潤沢になるというわけだ。
 
もちろん、サミットでの伊勢神宮参拝は、安倍政権にとっても、追い風になる
サミットをきっかけに、神社がより存在感を高めれば、改憲運動はさらに広がりを見せるだろうし、
国家神道や、歴史修正主義への抵抗感を、取り除いていくことができる
そして、彼らが最終目標として掲げる、明治憲法的価値観の復権に、また一歩近づくことになる。
 
実際、このサミットを利用した伊勢神宮参拝の問題を、無視し続ける国内メディアとは対照的に、
海外メディアからは、厳しい指摘がされている。

英紙「エコノミスト」(電子版)は、5月21日付で、神政連の政治的影響力の強大さを指摘しつつ、
サミットでの伊勢神宮参拝が、
〈戦前、日本の政治家が、侵略帝国主義を推し進めるために偽装した神道に対し、G7が、国際的信用のお墨付きを与えることになる〉と危惧
する。
 
安倍首相のいう、「日本の美しい自然、そして豊かな文化、伝統を世界のリーダーたちに肌で感じてもらえる、味わっていただける場所」なる甘言に、だまされてはいけない。
伊勢志摩サミットを利用した伊勢神宮参拝は、確実に、安倍政権による、戦前回帰の“隠れざる一手”なのだ。
(宮島みつや)




この件についても、十分に議論するべきものだと思いますが、
サミットの世界経済を討議するセッションで、日本政府が提示した事柄がひどくて、海外では様々な非難が起こりました。

・コモディティ価格が2014年以降55%下落しており、リーマン・ショック前後と同様。
・エネルギー価格の下落率が、リーマンショック後と同じ規模。
・新興国の投資伸び率が、リーマン・ショックより低い水準まで低下。
・新興国の国内総生産(GDP)の伸び率や輸入伸び率が、リーマン・ショック以降で最も低い水準。


というように、リーマン・ショックという言葉を繰り返した安倍政権。
焦点のひとつとみられていた為替に関しては、議論さえもされず、財政再建についても全く話題になりませんでした。

このお粗末さを、海外の目はどう見ているか。
そのことについてまとめてくださった、ダンディ・ハリマオさんのブログ『カレイドスコープ』の記事と、坂口直人さんのブログ『心にかける橋』の記事を、引用して紹介させていただきます。

伊勢志摩サミットが、一足飛びに、安倍政権に晩秋をもたらす
【カレイドスコープ】2016.05.27
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-4406.html

↓以下、引用はじめ

「リーマンショック直前と同じ」で、経済馬鹿をさらす安倍晋三と閣僚たち

26日夕方、現地で行われた記者会見で、安倍首相は、円卓を囲んでの世界経済を討議するセッションで、
コモディティーの値動きを示したグラフを持ち出して、
「2014年以降、55%下落しており、リーマン・ショック直前と同じ様相を呈している」と、
現在の世界経済が、危機的状況にあるとの認識を示して、各国首脳に同意を求めました


安倍首相としては、日米の持つ危機感を、欧州勢にも共有してほしかったと同時に、
何より、夏の参院選をにらんでの消費税・再増税延期の正当性を、アピールすることが狙いだったわけですが、
欧州勢は、いっせいに興ざめ

さらに、この記者会見後、安倍首相は、二度目の大失態をやらかして、恥の上塗りをやってしまったのです。

記者団に向けて、「アベノミクス『三本の矢』を世界に展開する」と息巻いたのはいいが、
外国人記者は、まさに“どっちらけ”


この会見の後、
「アベノミクスが失敗したことは、世界共通の認識になっている。いまさら、何を言いたいのでしょう」と、
アメリカの主流メディアの外国人記者は、辛口のコメントを放ちました。

つまり、安倍首相は、IOCの総会で、「アンダー・コントロール」と大嘘を言っただけでなく、
今度も、G7という晴れの舞台で、世界中に大嘘をついてしまった
のです。

ー後略ー


******* ******* ******* ******* 

サミットにおける安倍総理の、『リーマンショック前夜』偽装の茶番
【坂口直人の『心にかける橋』】2016.05.30
http://blogos.com/article/177517/

安倍総理は昨日、消費税増税を、2年半再延期する方針を示した
世界経済は危機的状況にあり、リーマンショック級の事態が迫っているのが、その理由だそうだ。
そうすると、再増税は、次の次の参議院選挙の後になる。
そのときは、安倍総裁の任期が終わっている
約束したはずの消費税増税からは逃げて逃げて、支持率を維持し、悲願の憲法改正によって、米国の戦争を下請けできる国へと突き進もうとしている

安倍総理によるこのようなまやかしは、珍しいことではない。
しかし、従来は、関係者への事前の根回しや、身内のメディア、ネット応援団などと、一体化して行うのが常とう手段だ。
その意味では、見事なまでに用意周到なのだが、
今回は、世界の首脳の前で唐突に、都合のいいデータだけを表面的につまみ食いして、リーマンショック級の危機が迫っていると宣言し、財政出動への協力を求めた
キャメロン英首相、メルケル独首相などは、即座に拒絶し、安倍総理の提案は、サミットの首脳宣言には盛り込まれなかった
当然であろう。

数日前の蔵相会議では、麻生財務大臣は、消費税増税は予定通り、と約束をしている。
この数日のうちに、大きく世界経済が変わったわけでもない。
どうやら、身内の財務大臣にさえも相談せずに、暴走したようだ。

サミットの議長という立場で仕組んだ茶番が、失笑とともに却下されるとは、世紀の大失態だ。 

海外メディアは、容赦なく批判をしている。
英国の高級紙『The Times』は、安倍総理を指していると思われる風刺画で、『Bloody Idiot』と表現しているが、
柿沢未途衆議院議員が外務省に確認したところ、『程度のひどいアホ』というニュアンスの言葉だそうだ。
まさに国辱ものだ。

(まうみ注・この部分は誤りで、英紙「タイムズ」掲載の風刺画の人物(英国の首相候補)を、安倍晋三首相であると誤解して批判しています)

このようなめちゃくちゃな理屈を作り上げたのは、消費税増税ができない状況を、アベノミクスが失敗したからだと認めたくないからだ。

2014年11月、消費税増税の延期を争点に、衆議院選挙を解散した時の、安倍総理の説明を引用する。

「来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。
再び延期することはない
ここで皆さんに、はっきりとそう断言いたします
平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく、確実に実施いたします
3年間、3本の矢を、さらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。
私はそう決意しています」


「リーマン・ショック並みの経済危機」、あるいは「東日本大震災級の大災害」が起らない限り、
2017年4月の消費税増税実施に、踏み切ることを明言していた
のだ。
これは国際約束であり、衆議院を解散した結果成立した、消費税法の改正によって、法律にもなっている
消費税増税が可能になるように、アベノミクスを軌道に乗せますと言いながら、とても上げられる状態にならなかったため、
リーマンショック級の事態が予測される、世界経済の失速が迫っていると、根拠もなくこじつけようとした
のだ。
世界各国の首脳はそれぞれに、経済発展と財政再建を、両立させる努力をしている。
その結果、米国は利上げを行おうとしているが、本当にリーマンショック前夜であれば、利上げを行うなどあり得ない。
日本よりも遥かに良い経済状況を実現している首脳が、このような茶番に付き合わされる理由はなく、即座に拒否したのは当然である。

私たちも、消費税増税には反対だ。
それは、金持ちを大金持ちにするアベノミクスが失敗し、逆進性の強い消費税増税を、行える環境にはないからだ。
私は、1%の富裕層のための政治ではなく、残りの99%に、安心と希望を与える政治に変える必要がある、と考えている。
5月11日のマニフェスト会議(インターネットテレビ会議)では、その実現のためには、
デフレ脱却まで、消費税を5%に戻し
所得税、相続税の、累進課税の強化や、環境税・炭素税の本格導入、資産課税強化など、
金持ちから税金を取って、公正な再分配を行う制度構築が必要
、と訴えた。
平等性を促進する税制は、総需要拡大に効果があることが明らかだからだ。

一度破った約束を、もう一度衆議院選挙で問うのは、税金の無駄遣いであり、国民の政治不信を増大させるだけだ。

安倍総理が行うべきは、衆議院解散ではなく、内閣総辞職だ。


↑以上、引用、転載おわり



そしてここにきて、安倍首相本人がこんなことを?!
↓以下、引用はじめ

安倍首相が消費増税の2年半延期を表明、自民役員会で異論出ず
【ロイター】2016.05.30
http://jp.reuters.com/article/abe-ldp-idJPKCN0YL10U

ー前略ー

また、サミットにおける世界経済議論に関し、安倍首相は、
「私が、リーマンショック前の状況に似ているとの認識を示した、との報道があるが、まったくの誤りである」と発言。
「中国など、新興国経済をめぐるいくつかの重要な指標で、リーマンショック以来の落ち込みをみせている、との事実を説明した」と述べたという。

ー後略ー


↑以上、引用おわり


この人の虚言と言い訳の多さには、本当に呆れ果てます。
すべては選挙に勝つため、勝って、悲願の憲法破壊を実行するため、この人の思いはただただ、その一点に向かっているのだと思います。
それは多分、日本最大の右翼組織と知られ、国会議員の4割(約280人/717人)、さらに現閣僚の半数以上が所属している日本会議と、
神社という隠れ蓑を使い、もちろん道具としても使い、署名などと言って連絡先を集め、国民投票の際の勧誘に使おうとしている神社本庁の、
強い後押し(というか指令)があってのことなのでしょう。
経済に疎いというより、経済のケの字も理解できていないような人が首相というような立場に居て、他人が書いたカナふりだらけのシナリオと演説文を読む。
これで、国の経済が良くなるはずがありません。


ではその、『リーマンショック前夜』などという、トンデモな資料を作ったのは誰なのか?











「リーマンショック前夜」を裏付ける資料を作ったのは誰か 
未遂に終わった、サミットを国内政争の道具にする計画

【ビデオニュース・ドットコム】2016.05.28
http://blogos.com/article/177275/

安倍首相の、サミットを国内政争の具に利用する計画は、失敗に終わった

一部メディアが報じているように、安倍首相は、サミットの討議の場で、
「リーマンショック直前の洞爺湖サミットで、危機の発生を防ぐことができなかった。
その轍は踏みたくない。
世界経済は分岐点にある。
政策対応を誤ると、危機に陥るリスクがあるのは、認識しておかなければならない」と話し、
積極的な財政出動の、必要性を訴えた
という。

しかし、イギリスのキャメロン首相らから、「危機は言い過ぎだ」などの指摘が出たために、
サミットの共同声明の、世界経済に対する認識のくだりは、かなりトーンダウンした内容になっていた。
実際、海外のメディアでは、安倍首相の、世界経済の「危機」に関する認識が、他の首脳との間で温度差があったことを指摘する、記事や論説が目立つ。

安倍首相は、来年4月に予定される消費増税について
「リーマンショックや、大震災のような事態が発生しない限り、実施する」と、国会などで発言してきた。
世界の指導者が集まるサミットの場で、現在の世界の経済情勢が、リーマンショック前に似ているとの同意を得ることができれば、
晴れて、増税先送りの口実にできた
、はずだった。

しかし、さすがに世界の首脳たちは、さしたる根拠もなく、リーマンショック前夜の危機を吹聴することには慎重だった。

それにしても、世界の指導者たちが、世界的な問題を討議する場であるサミットを、小手先の国内政治目的で、利用しようなどと考えるのは、恥ずかしいことだ。
特に、議題を設定する、強い権限を持つホスト国の首相が、そのようなことをしていては、サミットを主催する資格が疑われる

しかし、今回、安倍首相が、サミットの場で、リーマンショックを持ち出した背景には、もう一つ、根深い問題が潜んでいた。
それは、今回のサミットでは、安倍首相、並びに首相官邸が、自らの政治目的達成のために、他の政府の部局とは無関係に、単独で暴走していた疑いがあるということだ。
そして、それが露呈したのが、27日に国会内で行われた、民進党による、外務省のサミット担当者へのヒアリングだった。

民進党のサミット調査チームは、サミットの討議の場で、首相が、唐突にリーマンショック前夜を持ち出した際に、
各国の首脳に提示した、4枚の資料の出どころを問題視
した。
首相には、日本の指導者として、自らの政治的な判断で、様々な交渉を行う権限があることは言うまでもない。
しかし、今回首相が、「政治的判断」で、リーマンショック前夜を持ち出した際に使われた資料には、
日本政府が、正規の手続きで採用し発表していた、世界経済の状況判断とは、かけ離れた内容のことが書かれていた


首相が、サミットの場で持ち出した、「リーマンショック前夜」の認識の前提は、
政府の正規の経済判断とは全く無関係に、一部局が独断で、単独で作成したデータに基づくもの
だったのだ。

そのペーパーには、IMFのコモディティ・インデックスや、新興国の経済指標などが印刷されており、
それらのデータが、リーマンショック前のそれと似ていることを指摘する、注釈が書き込まれていた。
現在の世界経済が、リーマンショック前の状況と似ていることを、無理やりこじつけるために、使えそうなデータを恣意的に引っ張ってきただけの、
およそサミットの場で、首脳たちに配布するに値するとは言えない、やや怪文書に近い代物
だった。

民進党のチームは、サミットを担当する外務省経済局政策課の担当者を、国会内の会議室に呼びつけ、その資料の出どころを問い質した。
なぜならば、その資料に反映されていた、世界経済の現状認識は、その僅か3日前に、政府が月例経済報告で示した認識と、180度異なる内容だったからだ。

安倍政権は、5月23日に開かれた「月例経済報告等に関する関係閣僚会議」の場で、
世界経済は「全体としては緩やかに回復している。先行きについては、緩やかな回復が続くことが期待される」とする、2016年5月の月例経済報告を了解
していた。

5月23日に、安倍首相自らが出席した関係閣僚会議で、
「全体としては、緩やかに回復している。先行きについては、緩やかな回復が続くことが期待される」
とする判断を決定しておきながら、3日後のサミットの場では、
「リーマンショック前と似ている危機的な状況」と説明し、誰が作ったかもわからない資料が、各国首脳に配布されていた
のだった。

民進党のチームに呼ばれた、外務省経済局政策課の浪岡大介主席事務官は、資料の作成者は誰かを問われると、当初、
「自分も、直前に見せられたので知らない」と回答したが、
途中から、事の重大さに気づくと、前言を翻し、
「自分たちが作ったものだが、詳細は言えない」との回答を繰り替えした


同じく、ヒアリングに呼ばれた、内閣府の月例経済報告の担当者は、
サミットで配られた資料の内容が、政府が正規に作成した世界経済の現状認識とは、大きく異なることを認めた上で、
内閣府は、問題となった資料の作成には、関与していないことを明らかにした


同じく、ヒアリングに参加した、財務相の担当者らも、
「サミットのことは、外務省に聞いてほしい」と、繰り返すばかりだった。

安倍首相が、サミットの討議の場で、リーマンショックを持ち出した背景に、国内の政治的な思惑があったことは、間違いないだろう。
すなわち、サミットの共同声明に、何らかの形でリーマンショックの文言を滑り込ませることで、消費増税延期の口実にしようというわけだ。
有権者が嫌がる増税を、選挙前に発表することで、
7月10日にも予定されている参議院選挙や、場合によっては衆議院解散による同日ダブル選挙を、優位に戦いたい
という思惑だ。

しかし、かといって、いきなり、経済学者でもない日本の首相が、唐突に、討議の場でリーマンショックを持ち出しても、誰も賛同はしてくれない
そこで、急遽、何者かに命じて、それを裏付ける資料を作らせた、というのが事の真相なのではないか。
そして、政府の経済見通しに、直接関与する内閣府は無論のこと、サミットの討議の裏方を務める外務省でさえ、
討議の直前まで、その資料の存在を知らされていなかった
、というのが事の真相のようなのだ。

サミットを、国内政争を勝ち抜くための、政治目的に利用することが、サミットに対する冒涜であることは言うまでもない。
しかし、より深刻な問題は、仮に、サミット参加国の首脳たちが、ホスト役の安倍首相の、国内政治的な立場に理解を示し、
「世界経済は危機的な状況にある」との認識を示す共同宣言が、採択されてしてしまった場合、
市場がそれに反応し、実際に危機を生んでしまう危険性があった
ことだ。
世界の首脳たちが、揃って「危機」を認定すれば、その判断には何らかの根拠があると、市場が受け止めても不思議はない。

何にしても、首相が、政府の公式見解とは全く無関係に、
そしておそらく、純粋に、国内政治の党略的な動機から、サミットの場で危機を売り込もうと考え、
何者かが、それを裏付ける資料を、急ごしらえで作成していた
のだとすれば、
日本政府のガバナンスという点からも、大きな問題がある。
その真相は、明らかにされる必要があるだろう。

ところが、首相の記者会見では、そのような質問をする記者が、質問の機会を与えられるはずもなく、
国会は、6月1日で閉幕してしまう

民進党は、急遽、国会での緊急の審議を求めたが、無論、与党はこれに応じないため、
この問題の真相は、このまま藪の中に置かれたまま、封印されてしまう可能性が大きい

サミットの政治利用を目論んだ挙句、他の首脳からこれを諫められ、阻止されたたという事実があったのかどうか
また、政府の公式見解とは全くかけ離れたところで、官邸の暴走があったのかどうかを質す記者会見や国会が、機能しない状況といい、日本の政治は、どこまで劣化を続けるのか。
ジャーナリストの神保哲生と、社会学者の宮台真司が議論した。



今年の参院選は、政界の大掃除のチャンスです。
立憲主義と平和主義を、ことごとく蔑ろにする政治家。
完全に失敗した経済政策アベノミクスが、今の日本の格差と貧困を、拡大させてしまいました。
もうこれ以上、日本が汚れてしまわないように、そしてもちろん、甚大な放射能汚染の対処にも集中しなくてはなりません。
嘘とデタラメを並べてしか生き長らえられない政治家を、日本の政界から追い出すための選挙です。
みなさんひとりひとりの一票が、これほど貴重な年は無いと言えるほどに、日本は危機に陥っています。
選挙を学びましょう!
投票するために考えましょう!
そして、必ず、投票しましょう!
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猛暑の中の畑仕事&海ちゃんの初脱走

2016年05月30日 | ひとりごと
今日でメモリアルデーの3連休が終わる。
連休初日の土曜日に、どうしても畑に苗を植え替えなければならなかったので、30℃超えになる前に済まそうとしたのだけど…、

歩美ちゃんとふたり、いや、今回は夫も加わって(オーガニックのフンのカホリも豊かな土を買ってきて)くれたりして、
ひとまず、小松菜と水菜、それから菊菜とケールのちびっこ苗さんたちを、畑に移動させた。


このケールさんは、去年から土の下で、特に寒さが厳しかった冬を越えて生えてきた。


懐かしい匂いがした。
ちっちゃい頃、レンゲ畑にペタンと座り、レンゲの花輪を作った時の、風に乗って時々運ばれてきた匂いだ。


太陽熱にからっきし弱いわたしは、作業が終わる前から息切れがして、夫に何度も叱られた。
水分補給をしっかりしなければ危ないってこと、また忘れてるのか!

慌てて家の中に入り、夫が前庭のミントとカフェイン抜きの緑茶で作ってくれたミントティーを飲み、ホッと一息つく。
でも、ほっぺたは真っ赤でジンジンするし、身体中汗まみれ。
あとはとにかく、下に長く伸びる大根さんの苗をどうするかだ。
裏庭の畑は、下が砂利なので、葉物しか植えられないのだ。

思案した結果、去年サツマイモを植えたところに土を足して、そこに植えることにした。(真ん中の少し黒い部分。手前の柵の中はトマトさん。)


それから、レモングラス、タイム、セージ、三つ葉、コリアンダー、ミント、パセリなどのハーブ組と、まだ芽が出ていないアルファルファなどの苗床も一緒に。


ひとり大奮闘中のゴーヤさん。


歩美ちゃんが見っけた、藪の中でこっそり育ってくれていたイチゴさんたち。


いやあ、それにしても暑かった。
ギンギンに熱せられた太陽を引き連れて、いきなり現れた夏に、完全ノックアウト。
でも、夕方には少し熱が引き、涼しい風もたまーに吹き始めた。
隣のエステラ&ロバート夫婦と一緒に、彼らの家の広々とした玄関ポーチから、わたしたち4人で手に入れた庭を眺めながらおしゃべりした。
おしゃべりの中で、ロバートから、
「オバマ氏が広島を訪問したこと、まうみはどう思ってるの?」と聞かれたりした。
このことについては、これから記事に書こうと思ってるので、また後ほど。

ロバートの故郷ケニアの写真を、いっぱい見せてもらった。
赤い土と生い茂る木々の緑。
そして野生動物と大きな太陽。
暑いけれども湿度が低いので、家の中では一度も汗をかいたことが無かったと聞いて、その空気をうっとりと想像する。
「だからアメリカの暑さには驚いた」と言うロバートを、「ここで驚いてたら日本の夏には気絶させられるよ」と脅かしてやった。

楽しい時間を過ごして家に戻ると、空しかいない。
また海は、スネてどこかに隠れてるのだな。
そんなふうに思い、目ではあちこち探しながら、片付けをし、シャワーで汗を流し、寝る前の猫トイレの掃除をした。
わたしたちが家に戻ってから、すでに3時間近く経っていた。
トイレを掃除し始めると、必ず猫たちはやって来て、作業を眺めたり、掃除した後のトイレで用を足したりするのに、
わたしの周りをウロウロするのは空だけ…。
さすがに本格的に心配になってきた。
もう何度も行き来した三階から地下室までを、もう一度ゆっくり、居るわけもないところまで探す。
でも見つからない。
狼狽えるわたしに、空がついてくる。
きっと空も心配なのだ。
海はニャーンと鳴けないので、どこかに挟まってしまっていても、わたしたちに知らせることができない。

起きていても仕方が無いが、かといって眠ることもできない。
しんと静まり返った家の中のどこかから、彼の掠れた、彼独特の鳴き声が聞こえてこないかと、耳を澄ませながら徘徊する。
空も一緒に歩いてくれる。
ほとんど一睡もできないまま夜が空けた。
寝室のドアを開けておいたので、ベッドに横になっているだけのわたしに、空がぴったりとくっついてくれた。

朝の4時ぐらいから、まだ真っ暗なのに、鳥たちは鳴き始める。
そう夫が言っていた通りに、にぎやかな鳥の歌声が聞こえてきた。
明るくなるまで待って、まさかとは思うけれども、外を探してみよう。

まだ冷んやりしている朝の空気の中、海の名前を呼びながら、近所をあちこち歩いた。
ショーティが1日だけ居なくなった時、見つけて欲しいと頼みに行ったカエデの爺さんにも、またお願いをした。
家に戻り、ショーティのお墓を部屋の窓から見ると、そこに海ととてもよく似た子猫が居て、わたしの方を見上げていた。
海ちゃん?
いや、違う、背格好も模様も、どちらもとてもよく似ているけれど、目が違う。
夫を呼んで、その子を見てもらおうとしたら、その子はとっとと道の方に行ってしまった。
夫はその子を追いかけて行き、わたしはショーティに、海を守ってとお願いしようと、彼女のお墓に近づいて行くと、
居た!
海が居た!
ショーティが死んだ日のお昼間に、すっかり弱ってしまった彼女を守るように、抱きしめてくれていた紫陽花の木の下に(写真はショーティ)


その日の彼女と全く同じ座り方で、葉っぱに包まれて、わたしの方を真っ直ぐに見つめていた。


あまりのことに鳥肌が立った。
嬉しくて、ありがたくて、涙が出た。
海!
そう呼ぶと、彼はハーッと威嚇した。
恐かったね、もう大丈夫だから。
そう言いながら手を伸ばすと、恐々、少しずつ近づいてきて、その後わたしの指にスリスリした。

彼がどうやって外に出たのか。
それがどうしてもわからなかった。
最近特に、外に興味がわいていて、ドアのそばでチャンスを狙っていることもあったのだけれども。
お隣で話し込んでいる間中、玄関ドアに鍵をかけておかなかったので、誰かが入ったか?
いや、それも考えられない。
空も海も、よその人が入ってくると決まって、脱兎の如く走り去り、どこかに隠れたまま出て来ないのだから。

夕方から、マンハッタンに出かける用事があって、戸締りの準備をしている時に、夫がとうとう見つけた。
「あ、ここからだ!」
なんと、ピアノのすぐ後ろの窓の、わずか5センチの隙間(なぜか網戸がズレていた)から、あのぶっといお腹をウンウンと絞って、外に出たのだ?!
恐るべし猫の柔らかさ…。
外から聞こえてくるわたしたちの話し声につられて、とうとう家からの脱出に成功した海。
暗い中、スカンクやグラウンドホッグなどの野生動物に攻撃されることもなく、車に轢かれることもなく、無事に戻ってきてくれてありがとう。
彼を失うことのないよう、わたしたちも含めて守ってくれたショーティ、ありがとう。

戻ってからの海は、思いっきり甘えん坊になった。
その夜、一晩中雨が降り、その音に包まれながら眠った。

たっぷりとお水を飲んだ植物はみな、とても満足そうだ。
金柑みたいだけども金柑ではない木。


カエデの爺さんにもありがとう。


裏庭に出ているわたしを、キッチンの窓の網戸越しに、じぃーっと見ている海。


玄関に回ると、はやくもこちらに移動していた。


外への興味はさらに増した様子なので、うんと気をつけなければならない。

ほんとに長い間、楽しませてくれてありがとう。
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米軍相手だと、捜査権も裁判権も、そして人権も制限される。こんなのはもうまっぴら!沖縄を支えよう!

2016年05月25日 | 日本とわたし
『マガジン9』に掲載されていた、三上智恵の沖縄撮影日記〈辺野古・高江〉に、書きたかったことのほとんどが書かれていました。

本当は、今回の米軍軍属による殺人事件は、政府や県警上層部は、握り潰すつもりだったようです。
それを、県警の下の人間が、琉球新報にリークし、誤魔化せなくなったと。

↓以下、〝うちなあ ちゃあなる〟さんの記事『沖縄の怒りに便乗する安倍首相』より、一部引用させていただきます。

「沖縄県警や那覇地検が、独断で、米国軍人や軍属を逮捕することはありません。
一般的に、事前に、警察庁に逮捕の情報を、伝えることになります」(米軍犯罪に詳しい池宮城紀夫弁護士)

重大事件であれば、警察庁から国家公安委員長、官邸首脳にも、情報が上がることが通例だ。
シンザト容疑者が緊急逮捕されたのは、19日の午後3時10分。
つまり、この前後に、官邸に情報が上がっていたとされる。

だが、日本の“宗主国”である米国への対応が決まっていなかったのか、
同日午後7時前に、記者団から事件について問われた安倍首相は、返事もせずに無視

参院沖縄選挙区選出の島尻安伊子沖縄北方担当相も、
「内容については承知しているが、コメントはしない」と、ひとごとのような態度だった。

それが、同日深夜になって急変した。
午後10時45分ごろに、岸田文雄外相に呼び出された米国のケネディ駐日大使が、外務省に到着すると、米国に正式に抗議した。

翌20日には、安倍首相も、「非常に強い憤りを覚える」と表明し、再発防止を求める考えを示した。

なぜ、態度が豹変したのか
沖縄国際大学の前泊博盛教授は、こう分析する。

米軍関係者も、サミットを控え、6月5日に沖縄県議会選挙、夏には参院選挙があるなかで、『時期がよくない』と言っていた。
これで犯人をかばったら、問題が、日米地位協定の存在そのものに及ぶ。
それを避けるため、米国も、今回は低姿勢で謝罪をし、早期解決を目指している
のでしょう」

米国と思惑が一致したのか、自民党の国対幹部も、強気の姿勢だ。

「犯人は日本で裁き、罪を償わせる。
米軍への責任追及もやる。
広島にオバマ大統領が来るからといっても関係ない。
官邸、与党は、毅然と対応すべきだ」


↑以上、引用おわり


選挙、選挙、選挙。
再発防止だとか、沖縄の方々に真に寄り添うとか、言葉だけを無意味に散らすのがお得意の、
宗主国『米国』の顔色を伺ってしか物を言えない、というか、用意された原稿無しには言葉が出ない総理大臣の頭の中は、
今もどうやったら選挙で勝てるか、それ一色だと思えてなりません。
こんな男の皮算用なんかに、今回のこの事件を利用させてなるものか!


『マガジン9』に掲載されていた、三上智恵の沖縄撮影日記〈辺野古・高江〉に、書きたかったことのほとんどが書かれていました。

↓以下、転載はじめ

蝶になったRINAさんへ
~元米兵暴行死体遺棄事件の衝撃~

http://www.magazine9.jp/article/mikami/28128/



うりずんの 島の空 高く
黒い蝶が舞い 消えていった
緑豊かな やんばるに育まれ
愛をいっぱい浴びて 笑って 周りを照らして
そして 愛を確かめあった人と
命をあわせて 命を生み出し
愛のバトンを渡していく はずだった
その命のリレーは 唐突に終わった
20歳の光り輝く日に
彼女の残した笑顔が
あまりに愛らしかったので
天の神さまは
舞い上がる蝶の 最後の記憶を 消した
愛の詰まった地上の記憶
それだけを持って
黒い蝶は 天に迎えられた
神さまは
蝶の最後の記憶を
黒い粉にして
おろかな国の民
すべての頭の上に
まんべんなく 降らせた
そして
光り輝く季節を終わらせ
島の人々が 心置きなく泣けるよう
黒い雲で覆った



今年3月に、米兵が那覇で起こしたレイプ事件について、この連載の第45回で文章を書いた。

******* ******* ******* *******

2016年3月23日に書かれた記事です。

キャンプ・シュワブの兵士
レイプ事件の激震

http://www.magazine9.jp/article/mikami/26692/



今度の犠牲者は、観光客の女性だった。
今月13日、那覇市内のホテルが、恐怖の事件現場となった。
彼女は沖縄旅行を楽しみ、友人と部屋で楽しく飲食をしていたのだろう。
追加の飲み物を買いに出たところ、戻ると友人が眠ってしまったようで、部屋に入れない。
こんな風に眠ってしまった家族に、オートロックの部屋を閉め出された経験は、私にもある。
あなたならどうするか。
ドアを激しく叩くのも迷惑だし、フロントの人を呼ぶのも気が引ける。
私なら、寒くなければ、廊下で気長に、膝を抱えて待つだろう。
やがて被害女性は、廊下で眠ってしまう。
そこに、見知らぬ米国海軍の兵士が現れ、彼女を部屋に連れ込んで、暴行に及んだ。
 
その兵士は、辺野古のキャンプ・シュワブの兵士だったので、翌日からゲート前は荒れた。
基地がある限り、兵士の暴力によって、女性の人権がズタズタになる、この手の性犯罪が止まない
70年続いている、屈辱的な痛みや苦しみから、解放されない
だから、いつもの「新基地建設反対」に加えて、「米軍は出て行け!」という抗議の声一色になったのは、当然だった。
 
そんな蛮行などはたらかない、立派な兵士もたくさんいるだろう。
毎日の業務で、ゲートを通る度に、「Go Home!」と書かれたプラカードを突きつけられたら、いい気はしない。
自分たちはそんな人間じゃない、と悔しい思いもするだろう。
かといって、これだけ犠牲者が出ているのに、「悪いのは一部の人よね。だからあなたには抗議しないわ」という態度をとっていたら、沖縄県民の怒りは伝わるだろうか
米軍が、本気で、再発防止策を打つだろうか
沖縄県民が大声を出さなければ、アメリカ軍もだが、他府県の人だって、この痛みに気付いてくれないではないか
 
15日、同じキャンプ・シュワブに所属する兵士たちに、レイプ事件の抗議をしていたところ、ある兵士が、車から中指を立てて挑発した。
このポーズが意味するところは、書くまでもないだろう。
自分たちの仲間が日本女性にしたことを、少しでも悪いと思っているなら、できる仕草ではない。
また、相手を最大限に侮辱するこのサインを見て、怒らない人間はいないだろう。
 
辺野古の反対運動に熱心で、みんなに頼られている、ヤスさんと呼ばれる男性が、この米兵の態度に激怒して抗議し、ボンネット側に回ろうとしたとき、
黄色い線を越えたということで、軍警察に拘束された
ゲート前のリーダー、ヒロジさんの右腕とも言われるヤスさんの逮捕に、ヒロジさんの怒りも炸裂した。
 
警察は、たった1、2メートルラインを越えたからと言って、沖縄県民を拘束し、あんな事件を起こした米軍の側に立つのか? 
沖縄の人間としての怒りはないのか? 
米軍を守るより、沖縄にいる女性をなんで守れないんだ!

 
レイプは悪いけど、どうもそれに対する沖縄の怒りは、毎回過度な印象がある、と言う人もいるかも知れない。私も、20年以上ここに生活をして、よくわかったことだが、
米兵によるレイプの事実があっても、その後に待っている苛酷な運命を考えたとき、警察に行かない選択をする人が、どれほど多いか。
昔は私も、「勇気を出して警察へ」などと思っていたが、身近な被害者の話や、目撃談などを聞いていると、
自分なら、セカンドレイプも覚悟で警察に行けるだろうかと、年々否定的になっていく。
 
相手が米兵なら、まずはマスコミに追いかけられ、好奇の目で見られ、外も歩けなくなる。
仕事を失う可能性も高い。
必ず、本人の落ち度の話になる。
彼氏がいたらギクシャクするだろうし、結婚していたら、夫の仕事にさえ影響するかもしれない。
息子や夫が、一緒に闘ってくれるか。
仮にそうでなかったら、それこそ、家族の絆を含めて、レイプ前に持っていたものすべてを失ってしまうだろう。
一人で抱えることに決めて、心に深い傷を追って沈黙している女性が、どれだけいることか
、と思う。
 
ヤスさんの個人的背景は、全く知らないが、この島の男性にとっても、母や姉、恋人などの身近な女性に、犠牲者がいるケースも多く、
レイプ自体も、それ以上に被害者を苦しめるセカンドレイプに対して、男性でも、激しい怒りを持つ人が少なくない。
 
たまたま、今日(21日)の沖縄タイムスに、今回の抗議集会に参加する60代の男性の、痛ましい話が掲載されていた。
彼が幼い頃、姉が米兵にレイプされ、そのあとは、家の中の1畳ほどしかない裏座(※民家の裏側に位置する収納部屋などのこと)に、引きこもったままになったという。
周囲は、精神を病んでいると言っていたそうだが、原因がレイプと知ったのはつい最近、10年ほど前だそうだ。
当時、父も兄も家に居た。
「なぜ止めなかったのか?」と聞くと、母は、「止めたら殺された」と言ったという。
 
復帰前の、植民地同然の沖縄で、腕力も権力も桁違いの米兵に、目の前で娘を蹂躙されて、何もできないでいる父の気持ちは、想像を絶する
父として、兄として、恋人として、大事な女性を守れなかった時の男性の尊厳こそ、ズタズタだろう。
憲法もなく、警察権もない、公平な裁判を受ける権利もない
そういう状況を恨み、米兵を憎んだとしても、何一つできない自分を悔やむだろう。
責め続けるだろう。
そんなやりきれない経験の蓄積が、この地域にはある
 
復帰して、人権が、憲法上は保障された
とはいえ、捜査権も裁判権も、米軍相手だと制限されたままだ。
これでは、復帰前と何も変わってないじゃないか、という憤怒が、この事件が起きる度に、腹の底から沸き上がってくるのは当然である。
 
今回の、ビデオ後半にある緊急抗議集会で、照屋寛徳議員が言及しているが、
沖縄県民にとって、忘れようにも忘れられない、「由美子ちゃん事件」がある。
 
1955年、米兵が、幼稚園児の由美子ちゃんを強姦、切り裂いた上、殺害して、ゴミ捨て場に捨てた
由美子ちゃんは、歯を食いしばった表情のままで、幼い手には雑草が握られていたという。
こうして書いていても、怒りと涙が溢れてくる。
弱い者が犠牲になり、周囲も、それを守れなかった苦さを抱いて生きる。
それが、日本の国とその国民が是とする、「米軍の駐留」が作り出す、構造的な不平等が温床になっている場合、問題を解決する責任は、誰にあるのか
 
こういう話をすると必ず、「レイプをするのはアメリカ兵だけではない」という意見が出てくる。
普通の日本人もやるではないか、と言ってまで、おぞましい行為をかばう意味が、全く理解できない。
軍人と一般人の最も大きな違いは、人を殺す訓練を受けているかどうか、ということだ。
もちろん、彼らの正義や大義があって、組織の決定に従ってやるのであって、私利私欲のために殺すわけではないのだろう。
国を守る、秩序を守る。
理由は結構だ。
でも、その大きな違いを知って欲しい。
普通の精神状態では、人間は人間を殺せないものだ。
 
しかし、軍人の頭の中には、常に「守らなければいけない大事な人間たち」と、「いざとなれば殺されても仕方のない悪い人たち」の2種類が、必ずいるのだ。
すべての人間に、全く同じように人権があると信じていたら、相手を殺すことはできない
つまり、女性にも、自分と同じ人権があると100パーセント思っていたら、レイプはできない
人権意識を狂わせ、縮小させ、暴力性、攻撃性を肥大化させる訓練を、組織としてやっている軍隊の構成員に、
一方で、「綱紀粛正と道徳」なんて、教えても染みこんでいくはずがない

攻撃と支配に、アドレナリンが出るよう訓練された集団と、一般の日本国民が、一緒であるはずがない
 
動画のラストに登場する、ダグラス・ラミスさんは、沖縄在住の政治学者だが、元海兵隊員でもある。
2500人が集まった、レイプ事件への抗議集会の後、矢も盾もたまらないといった様子でマイクを握り、米兵に、直接英語で訴え始めた。

沖縄の抵抗運動を、イデオロギーだ、動員だと、矮小化しているかも知れないが、
今日見たままの沖縄の怒りを、ぜひ上司に、アメリカ議会に、ペンタゴンに伝えて欲しい
」と叫んだ。

そして、私たちのインタビューに答えて、衝撃的な指摘をして下さった。
 
残念ながら、軍隊は、戦争で勝ち取ったものは、〈戦利品〉だと思っています。
この島も。
女性は、戦利品に付属する、ご褒美のつもり
、ね」。

そう言う目は、とても哀しい色だった。
 
週に3回、辺野古に通うラミスさんは、
何千、何万の沖縄の人が、カッターを持って基地を囲み、フェンスを切断し始めたら、外国軍隊であるあなたたちはどうするのですか?」と、英語で書かれたビラを持っていた。
 
敗戦国に生き、そのまま占領された島に住んで、嫌でも屈辱を味わってきた沖縄の人々には、
構造的な差別、システムとしての日米同盟のいびつさは、はっきり見えている。
 
たまたま犯人が米兵だっただけでしょう?
女性の落ち度もあったのでしょう?
 
そう言いたい人たちが、どういう心理で、なにと向き合いたくないのか、それも見えている

安易に、セカンドレイプまがいのバッシングで溜飲を下げ、問題をすり替え、本当に立ち向かうべきものから逃げようとしていること、
そんな人間の弱さも含めて知っているからこそ、悲しい
被害に遭う本人も、助けられなかった周りも、向き合いきれない人の方が多いと知っているからこそ、
このような事件が起きるたびに、とてもじゃないがやりきれない
のだ。

******* ******* ******* *******

りに五臓六腑を絞るように、言葉を手繰り寄せて書いたせいか、その後具合が悪くなった。
だから、軍隊と暴力とレイプの関係や、
沖縄が、70年も、他府県と違ういびつな社会構造の中、告発する声さえ押し殺してきたことや、
守れなかった島の男性たちの、心をも壊すものであることや、
そんなことはもう書きたくない。
できれば、この事件について、なにも書きたくない。
事件の詳細は、他でみて欲しい。
ウォーキングをしていたら、元海兵隊の男に、突如棒で殴られ、性の捌け口にされて、草むらに遺棄された
ここまで言葉を並べるにも、息を削るように、不自然な呼吸になってしまう。
このことについては、冷静でいられない。
 
5月22日の日曜は 米軍司令部の前で、緊急追悼集会が開かれた。
怒り悲しむ沖縄の女性たちの呼びかけに応じて、黒か白の服を着た人の列が、道の両側を埋め尽くした。
シュプレヒコールもなく、マイクで叫ぶこともなく、静かに、葬列のように歩きながら、満身の怒りをこめて、「全基地撤去」を求めた。
 
「謝罪と再発防止」はもういい
今回はみな、そう口をそろえる。
「綱紀粛正・オフリミット」
それで何も変わらなかった。

事件事故の度に、そんなごまかしで、中途半端に、抗議の拳をおろしてきた自分たちが、何よりも呪わしいのだ。
殺人・レイプ・放火など、米軍の凶悪事件だけで、500件を超える
もしも、過去のどこかで、徹底的に抵抗して、基地を島から追い出していたら、彼女の人生は続いていたのだ。
 
敗戦と占領で、他国の軍隊との共存を、余儀なくされた
でも、70年も、その状況を甘んじて受け入れ、変え切れなかったのはだれか。
私も、そのうちの50年、少なくとも大人になってからの30年の、責任からは免れない。
新たな犠牲が出るまで、この状況を放置したのは、私
変え切れなかったのは、私だ。
 
沖縄に住む大人たちだけの責任ではない。
戦争をしないといいながら、よその国の武力に守ってもらうことの矛盾には向き合わず、
彼らの暴力を見て見ぬフリをしてきた国民全員が、加害性について考えてみるべき
だ。
「安全保障には犠牲が伴う」などという言説に、疑問も持たずに、武力組織を支え、量産される罪を許し、予測できた犠牲を放置した
彼女を殺したのは、元海兵隊の、心を病んだ兵士かもしれない。
が、彼女を殺させたのは、無力な私であり、何もしなかったあなただ
 
米軍の凶悪犯罪を、もうこれで本当に、最後にしたい。
あらゆる対策は無効だった
どうすればよいか? 
すべての米軍に、出て行ってもらうしかない
 
「いくらなんでもそれはちょっと…」と言いながら、解決策も提示せず、動かずにいる人は、次に起きる凶悪事件の、無意識の共犯者だ。
 
「なぜね、命まで奪ったの? と犯人にいいたい」
喪服を着て、車椅子に乗ったまま、文子おばあは泣いた。
「凍りついたようになって、何も言えないよ」
 
シールズ琉球のメンバーとして、基地問題に体当たりし、座り込み、声を上げてきた、大学生の玉城愛さん。
同年代の女性が、暴力の末に、草むらに捨てられていた事実を、受け止めきれない、
話せませんと、メディアのインタビューを辞退していた。
 
「1995年の暴行事件は、学んで、理解し、受け止めているつもりだった。
でも、当事まだ1歳で、本当にはわかっていなかった。
こんな私が、人の前で、言葉を発していいのか」
 
混乱する彼女に、沖縄の20代の声を代弁してもらいたいと殺到する、マスコミの群れ。
両者の気持ちがわかるが、痛々しい場面だった。
 
高江のゲンさん一家は、家族みんなで集会に来ていた。
ゲンさんは前夜、一人でもゲートを封鎖しに行くといって、夜中の北部訓練場ゲートに向かったという。
震えるような怒りでいっぱいのゲンさんたちは、翌日から、本当に行動に出た。
それは動画を見てほしい。
 
1997年の市民投票のときからずっと、辺野古の基地建設に反対してきた、瀬嵩に住む渡具知さん一家も、親子で駆けつけていた。
ちかこさんと私は、この20年、お互いに、どれだけ基地のことで頑張ってきたか知ってるだけに、悔しくて情けなくて、2人で泣いた。
 
大学生になった、武龍くんが言った。
むかし、妹が、早朝にランニングしたいといったけど、家族全部で反対したんですよ。
シュワブの兵士も走っているから、と。
その時は、ちょっと神経質かな、と思ったけど、やっぱりこれが現実なんだと。
散歩も、ランニングもできない。
異常ですよ

 
この息子に、基地だらけの島をプレゼントしたくない。
そう思って、渡具知さんご夫婦は、自分たちなりの反対運動を始めたのだった。
その息子が大学生になり、彼と同世代の女性が、元米兵の狂気の犠牲になった。
この家族が歩んだ20年を思っても、やりきれない。
 
基地に苦しめられ、声をあげてきた方々と一緒に、こんな日を、さらに苦しくなるような日を、共に迎えるなんて、
私も、どの人と話をしていても、涙腺が決壊、まともにインタビューもできなかった。
それは、あのオスプレイがきた、2012年10月1日と同じだった。
1995年の少女暴行事件、その少女の受けた苦しみを、無駄にすまいと頑張ってきた、この20年の日々は、これでもか、これでもかと、打ち砕かれる。
 
しかし、今回の怒りは、どこまで広がるかわからない。
先週末から、辺野古では、「殺人鬼は出さない」と、ゲート前に立ちはだかっているし、
高江でも、少人数ながら、車と横断幕で、米兵の出入り口をふさいだ。
ゲンさんたちは、北部訓練場に入る、民間の作業車は入れようとしたが、米軍車両が引かないために通れず、渋滞ができた。
でも、作業車の人たちに、その事情を説明したせいか、足止めになってつらいはずの運転手たちも、
仕方ない。同じ県民だからわかるよ」と、答えてくれた。
 
沖縄県警も、この事件については、思うところも多いのだろう。
座り込みに対する対応も、手荒ではなく、辛そうな表情をにじませる人もいた。
今まで、米軍基地に対して肯定的だった人や、無関心だった人も、今回だけは許せないと、動き出している
大規模な県民大会も、6月19日と決まったが、今回は、県民大会でガス抜きをする、などという形では収まらないだろう。
 
20歳の輝く日に、突然未来を奪われた、彼女の苦しみを引き受けよう。
そして、肉親や友人らが抱えて行く、二度と晴れない空を思って震えながら、
いつか、彼女が生まれてきた意味を、みんなで肯定できる日を迎えるために、前に進むしかない。
陳腐な怒りも、涙も、意気消沈も、責任のなすりあいも、彼女のためにならない。
次の犠牲者のためにならないのだ。
 
アメリカ国防総省の調査(2012年)では、2万6千人の兵士が、軍隊内で性的暴行を受けていて、
被害者の9割が、その後、除隊を余儀なくされている
という。
この、いびつな弱肉強食の社会、強靭な肉体と暴力性、征服欲を掻き立てられ、命令があれば、思考停止で従う訓練を、受けている集団
個の尊厳が否定され、抑圧される人間が、異常性愛に走るのは必然だ。
普段から、「野獣になれ」と教育されているのに、「道徳教育」が染みこむはずがない

<まうみ注・誤訳がありますので、以下に訂正をしておきます>
以下の下線の部分です。
↓↓↓ 

バイデン副大統領は、奇しくも21日、陸軍士官学校の卒業式で、
性的に逸脱した傾向を持つ兵士が、アメリカ軍に加わることは、アメリカ軍をより強力にする
性的な問題や、倫理的逸脱によって、アメリカ軍関係者が除隊処分になることは、弱体化を招く」と発言した。

よくぞ本音を言ってくれた。
異常な性愛や暴力も、性能のいい武器と同列に考える思考が、「軍隊」の本質なのだ。
そんな、人として歪められた兵士たちが、フェンスの外に野放しにされている状態が続く沖縄にいて、
現状を変えずに、彼女の冥福など、祈れるはずがない。


<まうみ訳>
バイデン副大統領が、米軍の軍隊学校の卒業式で述べたのは、
軍が多様性に満ち、男性のみならず、女性をはじめ、多様な性の好みを持つ人たちをも受け入れることは、我国の軍力の強化につながる。
とりわけ彼らが、根本的に違う可能性や社会的な規範を持つ世界のどこかで、チームを導かなければならないような時において、戦場において、男性女性が共に活動することは、とてつもない強みになる。


<原文>
WEST POINT, N.Y. (AP) -- Vice President Joe Biden told the U.S. Military Academy's class of 2016 on Saturday that greater diversity, including more women and openly gay soldiers, will strengthen the country's armed forces. "Having men and women together in the battlefield is an incredible asset, particularly when they're asked to lead teams in parts of the world with fundamentally different expectations and norms," Biden said in his speech at a graduation ceremony at Michie Stadium on the West Point grounds along the Hudson River.
 
基本的に、ゲイやトランスジェンダーの人たちを、異常性愛と捉えている人は、かなり少なくなってきました。
同性愛は異常ではない、という認識は、違いを認め、受け入れるという姿勢の延長にあり、
そうでなければ、人種のるつぼであるこの国が、国として成り立っていかないということも含めて、社会的にも政治的にも、尊重されるようになってきたと思います。
バイデン副大統領は、そういう人種はもちろんのこと、性的指向の多様性が軍の中に存在することの意義を述べたのだと思います。
が、個人的な意見を言わせてもらえば、人を殺めることを厭わない、あるいは積極的に殺るような人格破壊のための訓練や洗脳を、
率先して実施している軍などに、これからも人がさらに加わっていくことが間違いであり、
これまで拒否されてきたゲイやトランスジェンダーの人たち、入りにくかった女性は、そういう意味からすると守られていたのではないかと思うのです。
危険極まりない前線。
元々そういう場所に強い興味を持っていた人か、異常な訓練を受け、自身も含め、殺戮を躊躇なくできる人ももちろんいます。
でも、今のような異常な訓練が為されるようになったのは、兵士たちの中に、人をどうしても殺せないという人が増えてきたからだ、と聞いたことがあります。
こんな話を聞くたびに、戦争というもの、軍隊というもの、兵器というものを、世界から無くすことが本当に必要だと、心の底から思います。


******* ******* ******* ******* 

周囲の人たちの言葉から、愛に溢れて生きていた彼女の、まさに花開こうとしていた未来を思う。
それが閉ざされた。
特に、最後の数時間は、彼女の人生にふさわしくないので、記憶ごと地上に置いていってもらおう。
私たちが引き受けますから、光り輝く記憶だけを持って、軽やかに天を目指してください。
尊い使命を帯びたあなたの魂を、天がきっと癒すでしょう。
そして、あなたが残した波紋が、島を守る力になって、ついに暴力を払拭する日が来るはずです。
みんなで頑張りますから、楽しみに見守っていてください。




マガジン9さんと、三上監督への、カンパのお願いです。


三上智恵監督新作製作のための製作協力金カンパのお願い

『戦場ぬ止み』のその後――沖縄の基地問題を伝え続ける三上智恵監督が、年内の公開を目標に新作製作取り組んでいます。
製作費確保のため、皆様のお力を貸してください。

■振込先
郵便振替口座:00190-4-673027
加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会

◎銀行からの振込の場合は、
銀行名:ゆうちょ銀行
金融機関コード:9900
店番 :019
預金種目:当座
店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
口座番号:0673027
加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会
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あれから25年が経ちました

2016年05月25日 | 家族とわたし
昨日の24日は、24回目の結婚記念日だった。
夫婦としての始まりがちょっとワケありだったので、記念日になる日が我々には複数存在する。
当時、同居していた義父母に、何も言わずに出ていくことが、夫から出された条件だったので、離婚をせぬまま家を出た。
それが、今から25年前の、5月1日の真夜中だった。
小雨が降っていた。
それまでに、洋服や楽譜、それから最低限の調理器具を、黒いゴミ袋に詰め込んでは運び出していたので、
最後に運ばなければならない物は、最後の最後まで「こんなことはやめておけ」と言い聞かせているのに、それでも全く考えを変えないわたしに呆れながら、ブラバンの先輩が調達したライトバンで運んでくれた。

それまでに、何度も、違う状況で逃げなければならなかったけれど、そしてもちろん、どの時も恐ろしかったけれど、
あの時ほど恐ろしいことは無かった。
何が恐ろしいかって、わたしが決めたそのことは、それまで一緒に暮らしてきた家族を苦しめ、悲しみのどん底に落とし入れることで、
さらにわたし自身の、それまでに築き上げてきた良いことのすべてを失うことになり、
幼い息子たちは、ただただわたしの、きっと大丈夫だという思いだけが柱の、危なっかしい世界に連れ出されるのだ。
家の敷地から下の道路までの急な坂道を、誰にも気づかれないよう荷物を運ぶわたしの心臓の音は、今だにわたしの耳の奥に残っている。

自分で決めた、明らかに困難なことが待ち受けている人生の始まりは、1991年の5月1日だった。
それから半年ほど経って、ようやく離婚が成立し、そしてその日から6ヶ月、女は再婚できない法律があったので、
結局夫とわたしが婚姻届を出せたのは、1992年の5月24日になった。

だから、わたしの心の中では、記念日は1991年の5月1日なのだ。
翌年の5月24日は、ただの事務的な手続き上の日に過ぎず、あまりピンとこない。
なので、夫もわたしも、ついつい忘れてしまう。


本当にいろんなことがあったけれど、息子たちはグレることもなく大人になり、わたしたちにとっては初めての、夫婦水入らずの暮らしが始まった今年。
記念日前の夜、夫が冷蔵庫の掃除をして、アルモンデなんちゃって料理を作ってくれた。
ちょっと生だからグロテスクだけども、圧力鍋ならではのうまみがすごく美味しかった。


で、翌日も残りをいただこうと思っていたら、やっぱりせっかくの記念だからと、一度行ってみたかったレストランに出かけることになった。


予約も取らずに行ったので、はじめはちょっと鬱陶しがられたけど、一つだけ空いてたテーブルに案内してもらった。
そこはイタリアンのレストランで、グルテンフリーの我々には、ちょっと注文が難しい。
とりあえず、小麦が使われていない(だからパスタは論外)ものを頼んで待っていると、美味しそうなパンとオリーブオイルが運ばれてきた。
「グルテンを断っているので」と言って断ると、「ああ」と納得して外してくれるのだけど、テーブルに何も置かれていないのを見た違うウェイターの人がまた、慌てて運んでくれる。
それをまた断っても、さらに違う人が…。
とうとう笑い出してしまった。
それを見て、受付係の女性が、「どうしたの?」と心配気に尋ねてきたので事情を話すと、
「ああ、それならうちにはグルテンフリーのパスタがあるので、注文し直したら?」と教えてくれた。
そのレストランのグルテンフリーのパスタは、玄米パスタとキンワパスタ。
う~ん…どうしよう。
「何を注文したの?」と聞かれたので、「オーガニックチキン」だと言うと、「あ、そっちにしといた方がいいかも」とウィンクされた。
やっぱりね。
「うちにはグルテンフリーのデザートもあるよ。チーズケーキとチョコレートケーキ。わたしが作ったの」
今や受付係の女性とわたしは、昔っからの友だちのようだ。
甘いものも断っているとは言えず、たまに一回ぐらいいっか、記念日なんだしという気分になって、チョコレートケーキを注文したが、
やっぱり止めてから半年以上も経つと、チョコレートの甘さが頭に響き、一口でやめてしまった。
信じられん…。

お腹もいっぱいになり、支払いを済ませて帰ろうという時に、ちょっとした事件(←大げさ)が起こった。
請求書の額がおかしいのだ。
頭の中で軽く暗算した額より、30ドル近く安い。
二人で何度も計算し直してみたけど、どうしても合わない。
夫とわたしは顔を見合わせた。
どうする?
一瞬、このまま知らんぷりして支払おうか、とも思った。
料理はお腹の中だし、請求書通りの額を支払うのだから、収支が合わないということにもならない。
でも…でも…やっぱりあかんよな。
特に今日は記念日だしね。
なんてことをブツブツ言い合いながら、受付係の女性に事情を話した。
さっさと、当たり前のように言えなかった自分に、ちょっぴり情けない思いを抱きながら。
すると、金額を記入したウェイターはもちろんのこと、お店の人が何度も何度も謝ってくれたりお礼を言ってくれたり、お詫びにチーズケーキをもらったり、なかなか楽しい記念日になった。

いつまで年を重ねられるかはわからないけれど、これからもこんな女ですがよろしく。
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国会で十分に審議されないまま強行採決され、今日まで一度も改正されていない、地位協定の抜本見直しを!

2016年05月23日 | 日本とわたし
沖縄県うるま市で、行方不明になっていた20歳の女性が、19日午後、遺体となって発見されてから、5日が経ちました。
このとても痛ましい事件について、聞くに堪えない言葉を発している政府与党内の政治家や、元政治家がいます。

「本当に最悪のタイミングだ」

これは、2009年の、就任直後のオバマ大統領からの広島訪問の要請を断っておきながら、なぜか今になってオバマ氏に広島訪問をさせ、
友好ムードを盛り上げ、初の米国大統領の広島訪問の実現を誇示し、夏の選挙の好材料にしようと企んでいた自公にとっては、
「本当に最悪のタイミング」だったんでしょうけれども、
理不尽にも命を奪われた女性はもちろんのこと、彼女を愛してやまないご遺族の方々にとって、なんと暴力的な言葉だろうと、怒りがふつふつと湧いてきました。

そしてこの、ことの本質を理解していない、もしわかって言っているのだとしたら、とんでもない言いがかりをつけるのが好きな男(橋下)は、

「米兵等の猛者に対して、バーベキューやビーチバレーでストレス発散などできるのか。
建前ばかりの綺麗ごと。
そこで風俗の活用でも検討したらどうだ、と言ってやった。
まあこれは言い過ぎたとして発言撤回したけど、やっぱり撤回しない方がよかったかも。
きれいごとばかり言わず本気で解決策を考えろ!」
「外国人が犯罪を犯したらその外国人を排斥する。
これこそ移民排斥のロジックと同じ。
朝日・毎日、その一派は移民や難民に優しいきれいごとを言って、米軍軍属など外国人が犯罪を犯せば外国人は日本から出て行け!とのロジック。
きれい事ばかり言う人権派の典型例」

などと言って、
米兵=獰猛で、ストレス発散には風俗の活用が良いなど、言われた相手が言葉を失うようなトンチンカンな主張を披露したり、
性犯罪の中でも、米軍関係者による犯罪が問題になる理由の一つは、彼らが地位協定という頑丈な盾で守られ、日本の法で裁けないという、異様な現状であるのに、
米軍(米軍関係者)と移民問題をごちゃ混ぜにして、人権派はきれい事ばかり言う人間だ、という結論に持っていったり。

でも、こんな男の、こんな浅はかな言葉に共感している人間が少なくない(というか多い)のです。
そのことがとても恐ろしい。

さらに、事件とは少し離れますが、こんな暴言を吐いた議員がいます。
自民党です。

【神奈川】基地反対派は「基地外(きちがい)」 
自民・小島県議「失言でない」

【神奈川新聞】2016/05/24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160524-00009369-kana-l14

自民党の小島健一県議(横浜市青葉区)が、都内で開かれた集会で、沖縄県内の在日米軍基地に反対する運動を、
「基地の外にいるということで、『きちがい』」と、表現する発言をしていたことが分かった。

小島県議は8日、都内で開かれた、沖縄復帰44周年を記念する集会に出席。
国連の人種差別撤廃委員会などが、沖縄の住民を「先住民族」と認めるよう、日本政府に求めた勧告を批判し、勧告の撤回を訴えた

この中で小島氏は、沖縄の米軍基地周辺で続いている、反対運動にも言及。

「沖縄の基地の周りには、基地に反対だとかオスプレイに反対だとか、毎日のように騒いでいる人たちがいる。
これを、基地の外にいる方ということで、『きちがい』と呼んでいる。
これは神奈川県も同様で、大変苦慮している」
と発言したという。

小島氏は23日、神奈川新聞の取材に対して、
「『基地外』と言っている。
ちゃんとイントネーションを変えて発言している。
どう想像するかは別だが、差別的な発言はしないように考えている。
失言とは考えていない」と述べた。

小島氏は当選4回で、現在は総務政策常任委員長。


この集会のビデオを観ましたが、小島県議の発言に、笑ったり拍手をしたりしている会場の盛り上がりに、さらに怒りがこみ上げました。



さて、今回の死体遺棄と殺人の疑いで逮捕されたのは、元米兵で、
現在は米軍嘉手納基地内で、コンピューターや電気の配線の仕事に携わっている会社員の、32歳の男でした。
この男が、日米地位協定が定める『軍属』に当たるという文章を読んで、またもう一度、地位協定を読み直しています。

この地位協定。
米軍基地に関する手続きが、何かにつけて米軍の都合のよいものとなっています。
米軍基地や米軍が、日本の法規制を受けなくてもよく、
刑事事件を起こした際にも特権が与えられているので、法的正義を通すことができません。
行政上にも特権が与えられているので、市民生活を圧迫し、不公平な事態が生じています。

なぜこんなにも、トンデモない協定が、いまだに両国の間で結ばれているのでしょうか?

地位協定の前身は、1952年に結ばれた行政協定です。
地位協定は、『安保改定反対闘争』という国民的規模の反対運動の中で、1960年の1月に、国会で強行採決されました
1960年1月に、日米新安保条約に調印したのは岸内閣
反対ストが拡大する中、5月に自民党が新安保条約を強行採決し、6月に発効。
その後、岸内閣は総辞職しました。

あれあれ?最近の日本でも、同じようなことが起こりましたね。
孫の安倍晋三による、暴力的な強行採決…。

というわけで地位協定は、国会の中で十分に審議されることなく、行政協定の内容が、ほとんどそのまま引き継がれてしまったのです。

そして最悪なことに、
今日まで一度も、改正されていません?!

日弁連さんが、日米地位協定について、詳しく書いてくださっていますので(2014年)、少し引用させていただきます。

↓以下、一部転載はじめ
日米地位協定の改定を求めて
-日弁連からの提言-

http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/nichibeichiikyoutei_201410.pdf

なぜ、日米地位協定の改正が必要なのか

1・日米地位協定って何?
日本には、132所 (専用施設83、一時使用施設49 (2014年9月現在)) の米軍基地が置かれ、約5万名の米兵・軍属、その家族約4万名が駐留しています。
これは、日米安保条約に基づくものです。

具体的に、どの場所(区域)・どの施設を、米軍に提供するのか、提供手続はどのようにして行うのか、
駐留した後の米軍、米兵・軍属、その家族は、わが国において、どのような取扱いを受けるのか、を決めているのが、日米地位協定 (略称「地位協定」)
なのです。


2・市民は、地位協定によって、影響を受けているのでしょうか?
米軍基地、米軍の活動、これらに伴う米兵・軍属、その家族の活動・生活は、いろんな分野で市民の生活と接触しています。
そこには、大小様々なトラブルが起こっています。

例えば、米軍基地から、油漏れ、騒音、悪臭等が発生し、付近住民に被害がもたらされることがあります。
基地内では、演習、施設建築等のため、自然環境の破壊が行われたりします。

また、米兵・軍属、その家族が、犯罪を起こすことがありましたし、犯罪だけでなく、さまざまな不法行為や、契約上のトラブルを起こすことがあります。

米軍基地が返還される際に、米軍によって汚染された土地が、そのまま返還されたこともあり ます。

それだけに、米軍基地、米軍の活動、米兵・軍属、その家族が惹き起こすトラブルを防止し、どのように解決を図るかは、市民にとって大変重要な問題です。

地位協定は、このようなトラブルをどのように防止し、解決するかという基本的ルールを定めていますので、
市民の生活と人権を守る上で、大変重要なものです。

また、地位協定は、米軍の、様々な行政上の特権 (国や県の立入りを拒否し、基地を管理・警護する権限、課税を免除される特権等) を定めていますので、
国土を保全し、地域の自然や生活環境を守り、地方自治体の行政を円滑・効果的に行うためにも、重要な意味を持っています。


3・地位協定には、何か問題があるのでしょうか?
地位協定には、基本的に大きな問題があります

一つめは、
米軍基地 (施設・区域) を提供・返還する手続・内容が、米軍の都合のよいものとなっている点です。
日本のどこでも、期限の定めなく、使用目的・条件を厳しく限定しないまま、施設や区域が提供され
しかも、国会の関与がなく、密室で合意される非民主的な仕組みとなっています


二つめは、
米軍基地や米軍が、わが国の法のコントロール (規制) を受けない仕組みがつくられている点です。
米軍基地や米軍を、わが国の法のコントロール (規制) の下に置くことは、
市民の生活や人権を守る上でも、また、地域の自然や生活環境を守り、地方自治体の行政を円滑・効果的に行う上で、大変重要なこと
なのです。

三つめは、
様々な特権が、米軍や米兵・軍属に与えられている点です。
刑事事件で特権が与えられているため、法的正義を害する事態が生じています

行政上、特権が与えられているため、市民生活を圧迫し、不公平な事態を生じています


4・地位協定に、なぜ、このような構造的問題点が残っているのでしょうか?
地位協定の前身は、1952年に結ばれた行政協定です。
地位協定は、安保改定反対闘争という国民的規模の反対運動の中で、1960年に、国会で強行採決されました
そのため、国会の中で十分に審議されることなく、行政協定の内容が、ほとんどそのまま引き継がれています。


今日まで一度も、改正されていません

つまり、地位協定は、今から60年以上前の古い思想、 考え方のままに「化石化」され、基本的な問題を残すものとなっているのです。
60年以上経過しているのですから、世界における人権思想や、環境保護思想の発展を反映したものにするために、抜本的に見直すことが不可欠となっています。

政府は、これまで問題が起きるたびに、「運用改善」という形で対応してきましたが、これには限界があり、不十分でした。
問題は、市民の生活と人権、行政の権限に関するものであり、 法的問題として処理しなければ、十分な対応ができない構造的なものだったからです。

地位協定を抜本的に見直し、明確なルールを定めることが不可欠なのです。


5・基地所在都道府県の改正要求
米軍基地は、32都道県 (専用施設は13都府県) に存在しますが、
沖縄県をはじめ、米軍基地の所在する都道県は、これまで、地位協定の問題点を指摘し、なんども、抜本的な見直しを求めてきています
しかし、政府の腰は重く、現在まで、地位協定の改正は行われていません

******* ******* ******* ******* *******

「沖縄」が抱える基地問題について、7つのポイントでわかりやすくまとめた「#知らない沖縄」
【辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議】
https://www.youtube.com/watch?v=2xUhXj0UVuM&feature=share&app=desktop

沖縄



日本の南西部最西端に位置する県で、面責は、日本の国土の0.6%になります。
本州では見られないような、美しい大自然が魅力で、エメラルドグリーンに輝く海は、東洋一の美しさとも言われるほど。



今、その美しい島国・沖縄での新基地建設問題について、ずいぶんと長い間、騒がれていますね。
あなたはその現状について、どこまで知っているでしょうか?



今日は、いまさら聞けない、沖縄新基地建設問題について、7つのポイントでざっくりおさらいしてみましょう。




♯1 敗戦後の事情


そもそも、なぜ日本に、アメリカの基地があるのでしょう?
1945年、第二次世界大戦で、日本は敗戦国となり、戦争することを放棄しました。
そして、武器を持たないかわりに、アメリカに守ってもらうという約束をしたのです。



その際、日本全国、33都道府県に米軍騎基地が設置され、沖縄は、1972年までの27年間、米軍の統治下に置かれることになります。




♯2 沖縄に増えた基地


敗戦後、日本はまめぐるしく発展しました。
そして、全国各地で、米軍基地はいらないという、反対運動が起きました。



しかし日本政府は、米軍を日本から無くすわけにもいかず、本土の米軍基地のほとんどを、沖縄に移動させたのです。



その結果、日本のたった0.6%の面責の沖縄に、米軍基地の約74%が集中することになりました。



沖縄は、日本国に復帰した今でも、面責の約20%が米軍基地として使用されています。




♯3 米軍基地の機能


では、アメリカの軍隊について、もう少し掘り下げてみましょう。
アジア太平洋地域には、約10万人の米軍が展開されています。



そのうち、約5万人が日本に駐留しています。



沖縄には、その中の50%、約2万5千人が集中しています。




主に米軍構成は、陸軍、海軍、空軍、海兵隊で成り立っています。



沖縄に駐留する米軍は、その大半が海兵隊になります。
しかし海兵隊は、1年間のほとんどの期間、いろいろな国の軍隊と一緒に訓練するため、
長崎県佐世保にある船で、アジア太平洋地域を中心にローテーション移動をしており、いつも沖縄にいるとは限りません。



そんな広いエリアで活動しているだから、沖縄に基地を置かなくてはならないという理由には、全く当てはまりません












♯4 米軍基地の弊害


では、米軍基地があると、何が困るのでしょうか?

航空機の騒音や、実弾演習による山林火災、戦闘機などの墜落事故、米兵による事件が多発



住民との間で、大きなトラブルとなっています。

日本に復帰後、43年間で、米兵が犯罪で検挙された件数は5896件
年平均、137件
月平均、11件にのぼります。



また、日本では、アメリカ軍人を特別扱いするルールがあり、犯罪を犯した米兵を、正当に裁くことができません
しかも、そのことを米兵たちは知っています



米兵による、繰り返される性犯罪などは、大変深刻な事件です。



また、基地の周辺で、騒音問題や環境破壊があっても、日本の法律では規制できません

さらに、米軍機の墜落や不時着、部品落下などの事故は、43年間で676件



年平均で15.7件



航空機による騒音被害は、最大時で120.6デシベル



これは、飛行機のエンジン近くの音に匹敵します。


♯5 オスプレイ問題


空飛ぶ棺桶という異名を持つオスプレイ。
これが、普天間基地に24機、配備されています。
開発時からの事故が、すでに50回を超えているこの米軍機は、アメリカ本国においては、住民に十分配慮されており、人口密集地での低空飛行は禁止されています。





それなのに、沖縄では、日中深夜を問わず、住民を叩き起こす騒音を立てながら、日々離着陸しています。




♯6 普天間基地問題


ニュースで話題の、沖縄の代表的な基地のひとつである普天間基地は、近隣に学校や民家のある人口密集地の中心にあり、世界で最も危険な基地と言われています。
戦後、米軍の占領により、この地域に住んでいた住民は囚われの身となり、家を追われ、そして、その場所に基地が建設されました。





しばらくして、住民たちは解放されて戻ってきましたが、以前住んでいた家は、基地の中となっており、人々は、その周辺に住むことを余儀なくされたのです。



1996年、危険過ぎる普天間基地を完全返還すると、日米で合意しましたが、



日本政府は迷走し続け、20年が過ぎています





♯7 税金を使った辺野古新基地建設


沖縄本島北部の名護市辺野古は、自然が非常に美しい地域で、貴重な生物が住み、たくさんのサンゴもあります。



新しい基地の広さは約205ヘクタール
そのうちの約160ヘクタールは、沖縄の貴重なサンゴ礁の宝の海を、埋め立てる計画です。



甲子園球場のグラウンドの、158倍の広さの、海や自然が破壊されることになります。



そして、その埋め立て工事費だけで、なんと2311億円



建設費の総額は、約3500億円と言われています。



新国立競技場の建設費用の2520億円よりも、はるかに高額な投資となりますね。

それだけの国民の税金をかけて建設しようとしている辺野古新基地は、現在の普天間基地から、わずか36kmしか離れていません。



さらに日本政府は、毎年約3500億円の税金を、米軍基地のために使っています



これは、全国の国立大学と公立大学の授業料を、すべて無料にできる金額になります。




また、「沖縄の経済は基地に依存している」、という言葉をよく聞きますが、
実際の基地関連による収入は、わずが4.9%程度にしかすぎません。
逆に、返還された土地にできた新たな商業地域では、数十倍から数百倍に上る経済効果が生まれており、



米軍基地は、沖縄の経済発展の最大の妨げになっています


さて、ここまでが、沖縄基地問題を考える上での、重要なポイントとなります。



みなさんは、いくつくらい知っていましたか?

沖縄の人たちは、戦後、生活に密着する問題として、基地と向き合ってきていますが、沖縄住民の声は全く無視されていますね。



政府に何度訴えようと、キドク(其の都度?)スルーされています。
これは、沖縄だけの問題ではなく、日本人全体に問われている問題でもあります。



本当に、辺野古新基地建設だけが解決策なのか?
沖縄に負担を集中させることでいいのか?



みなさん一人一人が、この問題に向き合うことが、解決の第一歩となります。




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地元で発足した『甘利氏を落選させる会』!日本全国津々浦々で、『◯◯を落選させる会』を立ち上げよう!

2016年05月20日 | 日本とわたし





国会サボリの甘利前大臣もマッ青
地元で、『落選させる会』が発足


「衆参同日選の相談か」

新聞・テレビの政治部記者らに緊張が走った昨日(18日)の、安倍首相と公明党の山口那津男代表の会談。
山口代表は会談後、同日選について「話題は出なかった」とトボけていたが、永田町では、額面通りに受け取る国会議員はほとんどいない。

すでに、衆参の議員会館では、メディアが、候補者の選挙資料に使う『経歴確認書』を、配り始めている
囁かれているのは、
安倍が消費税増税の再延期を発表→野党が「アベノミクスは失敗」と内閣不信任案を提出→安倍が解散、同日選に打って出るーというシナリオだ。

そこであらためてどうこうが注目されているのが、国会をサボりながら、選挙運動をしている甘利明・前経済再生担当相だ。

「甘利さんは、同日選を予想し、今、選挙区内の支援者らに、釈明文をせっせと送っています。
地元秘書も『選挙になればよろしく』なんて、挨拶回りを始めています」
(神奈川・大和市市民)

国会議員の職務をサボタージュしながら、ちゃっかり選挙運動とはフザけた話だが、そうは問屋が卸さない。
地元で、甘利を〝落選させる会〟が立ち上がったからだ。
4月中旬に設立された『戦争法廃止4市共同市民の会』だ。
甘利の地元である神奈川県綾瀬、海老名、座間や大和の各市民が参加した会で、
6月11日には、大和市で、「甘利議員のしたことは?」と題する会合を予定。
3月に、甘利をあっせん利得処罰法違反容疑で、東京地検に告発した「社会文化法律センター」代表の、宮里邦弁護士が講演する予定だ。

市民の会事務局長の滝本太郎弁護士がこう言う。
「甘利議員の問題は、国民としてあまりに恥ずかしい。
国会議員が、これほど堂々と、メチャクチャをやるなんて前代未聞です。
何としても(甘利を落選させて)選挙区内の有権者の汚名を返上する必要があります。
会の賛同者もどんどん増えていますよ」


甘利は、ここまま逃げ切れると思ったら、大間違いだ。



この夏の選挙は、衆参同日選であろうがなかろうが、戦争法案のごり押しの手助けをした人間カマクラ議員をはじめ、「日本会議国会議員懇談会」に所属する国会議員を国会から追い出す良いチャンス!
各町、各村、各市、都道府県で、どんどんと「◯◯を落選させる会」が発足されることを、心から願っています!
掃除だ掃除だ!
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野党は、給料満額を受け取り引きこもっている甘利氏を、国会に引きずり出し、説明責任を果たさせなさい!

2016年05月20日 | 日本とわたし


本当に呆れます。
有り得ません。
何をぐずぐずしているんですか?
運営と進行を円滑にするためと、質問やパネルの内容を検閲され、許可を受けたものだけを使用する、などという異様な国会を認めているから、
いつまで経っても、勢力のある与党の言いなりになって、政治がどんどん劣化していくのです。
運営と進行を円滑にしたいのなら、どんな質問を受けようと、それにしっかりと、もたつくことなく答えられる知識を、それぞれの議員が持つべく学べばよいのです。
仮名ふりだらけの、読む練習さえしたらそれでよいというような状況に甘やかされているから、閣僚たちの質がここまで堕ちてしまったのです。
国会を正させましょう。

甘利氏を国会喚問に立たせなさい!


甘利元大臣、3カ月の“引きこもり”でも「給料満額」~国会議員は〝皆休〟でも査定なし!?
【Health Press】2016.5.19
http://healthpress.jp/2016/05/3-12_2.htmlより、一部引用させていただきます。

↓以下、引用はじめ

『週刊文春』が報じた「口利きワイロ疑惑」で大臣を辞任した、甘利明・衆議院議員の「長過ぎる休職」が、問題になっている。

甘利氏は今年1月、内閣府特命担当大臣を辞任。
建設会社と独立行政法人都市再生機構(UR)に関する口利きと、それに付随した現金受け取りをめぐっての、責任を認めたことによる。

問題発覚以降、甘利氏は、「睡眠障害」を理由に、第190回国会を欠席している。
2月15日に、〈睡眠障害のため1カ月の療養が必要〉との診断書を提出し、3月には、〈さらに2カ月の休養が必要〉との意向を示した

だが、5月16日で、その計3カ月の期限を迎えた。
16日は、個別に欠席届を出したとも報じられており、このまま6月1日の会期終了まで、「病欠」を続けるつもりなのかと、問題視されている。

しかもこの間ずっと、国会議員としての給料は、支払われ続けているのだ。


▪️国会議員は、勤務評定も、給与の日割り規定もない

国会議員が不祥事を起こすと、病気を理由に休養(雲隠れ)に入るのは、今に始まったことではない。
勤務評定も、給与の日割り規定もない国会議員は、たとえ休み続けようと、当然のように、国民の税金から給料が支払われる。

ー中略ー

▪️甘利氏の「睡眠障害」は本当なのか?

そもそも、甘利氏の申告する「睡眠障害」は、本当なのか? 
『日刊ゲンダイ』(5月3日)は、「療養のはずが…甘利前大臣は元気に選挙運動&飲み会三昧」と報道している。
給料を受け取りながら、国会を休み続ける前に、国民に対して、きちんと説明責任を果たす義務があるだろう。

ー後略ー


↑以上、引用おわり
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自他国に限らず、国が犯した戦争の、殺戮犯罪の加害責任を厳しく問うことが、平和への第一歩

2016年05月20日 | 日本とわたし
オバマ大統領の広島訪問と原爆投下への謝罪を断った外務省 - ウィキリークスより
【狂騒のパジェント】2015年8月5日
http://pagent.seesaa.net/article/423628893.html

広島・長崎の原爆犠牲者慰霊式典への米国政府の対応を調べていて、
2009年11月に初来日した米国オバマ大統領が当初、
広島を訪問し、原爆投下に対して謝罪する可能性があった
ことを知った。
これに対し、
藪中外務事務次官(当時)が、「時期尚早」と断念するよう、ルース駐日大使(当時)に伝えていたようだ。

オバマ大統領の広島訪問 外務次官「時期尚早」 ウィキリークス公開の米公電
【産経ニュース】2011.9.26
 
オバマ米大統領の、平成21年11月の初来日を前に、当時の藪中三十二外務事務次官が、ルース駐日米大使に対し、
原爆投下の謝罪のため、大統領が被爆地の広島を訪問することに、否定的な姿勢を示し、謝罪を目的としない訪問自体も、「時期尚早」との考えを伝えていたことが26日、
内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した、米外交公電で明らかになった。
 
21年9月3日付の公電によると、藪中氏は、同年8月28日にルース氏と会談し、「核兵器なき世界」を掲げたオバマ氏の広島訪問について、
特に、反核グループ内で期待が高まっていくとの見通しを示し、日米両政府で、そうした世論の期待を抑えなければならないと伝えた。
その上で、謝罪目的の広島訪問が成功する見込みはない、との考えを示した
 
外務省顧問の薮中氏は、産経新聞の取材に対し、
「外務省は、ウィキリークスの件でコメントしないので、私もコメントしない」と語った。


この時の政権は、麻生内閣でした。
この時は、オバマ氏が核廃絶に向けて、力強く行動しようとしていた最中でした。
今のオバマ氏は任期をほぼ終え、すでに過去の人になりつつある中での訪問です。
もし、本気で、核廃絶を望む国の政府なら、あの時にこそ、訪問と謝罪を受け入れるべきでした。
それがなぜ今?
政治利用としか考えられません。
そしてそれは、二度も、しかも違う種類の核爆弾の殺傷効果を確かめたかったという、狂った人間たちが罪に問われないままにいる、
どうあっても容認できない戦争行為の犠牲になった方々の魂にとって、三度目の原爆とも言えるほどの暴力だと思えてなりません。

******* ******* ******* *******

↑以上の部分に、事実ではない(あるいは表現の仕方に誤りがある)ことが含まれていました
今日、5月26日に、そのことに気づかせてもらい、ウィキリークスの原文、そしてその原文について書かれたコラムなどを、片っぱしから読みました。
すると、記事(特にタイトル)の書き方に、問題があることに気がつきましたので訂正します。

↓浅井基文氏のコラムが、非常にわかりやすかったので、ぜひみなさんにも読んでいただきたいと思います。
外務省事務次官のオバマ広島訪問に関する発言(ウィキリークス公開電報)
【コラム・21世紀の日本と国際社会】
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2011/417.html


また、渡辺 日出男さんのブログ『リアルタイム戦略Blog”じっと目” 最終章』の記事では、ウィキリークスの記事の写真と解説が書かれています。
イスラエル首相ネタニエフと米国ネオコン:本当の支配者は誰か?
http://stratpreneur.jugem.jp/?eid=1317



オバマ(当時)上院議員が2008年11月、対抗馬マケイン共和党候補を破って、翌年1月大統領に就任した。
その年2月に、クリントン国務長官が来日した。
8月に、ルース大使が就任して来日。
その一週間後に、外務省の藪中次官との話を、本国に連絡したケーブルをABCのジェイク・タッパー氏が報じた。
記事の中には、
1)広島訪問というアイディアが、米国から出たものか書いていない。
2)藪中次官が、(プラハの)核兵器削減スピーチがあったために、反核兵器グループが広島訪問を期待していると思っている、と書いている。
さらに、
3)タッパー氏は、ホワイトハウスに確認したが、そんな計画はないと云われた、と明記している。

ー中略

ヘッドラインに惑わされることがないようにした方がいいと思います。
パターンなのさ。
物事に対処する考え方のパターン。

1)素朴な疑問を持つ。
2)出所をちゃんと読んで確認する。
3)ギャップに気がつく。
4)なぜギャップがあるのか、書いた人を調べる。


いろいろな記事を元に、ここに自分の考えを書くわたし自身も、大いに反省しなければならないと思います。

******* ******* ******* *******



守田さんが教えてくださった、田中利幸さんのアピールに、とても共感しました。
賛同表明は、今日の夜8時までです。
どうか、よろしくお願いします。

「私たちは、オバマ大統領が広島を訪問される際には、
米国大統領として、原爆・焼夷弾無差別大量殺戮が、人類に対する由々しい犯罪行為であったことをはっきりと認め、
米国政府の責任の所在を明らかにした上で、原爆・焼夷弾被害者に謝罪し、
残り少なくなった米国大統領の任期期間中、「核廃絶」に向けて全力で努力する覚悟を、公にされること
を要求します


と同時に、日本政府、安倍政権にも、中国・北朝鮮・韓国をはじめアジア太平洋諸国に対して、自国の「戦争責任」を真摯に認め、謝罪し、
「被害者」、「被害国」が受け入れられるような、適切な戦後補償政策を実践していくこと
を、強く求めます」



オバマ大統領は、原爆投下を謝罪すべきだ!(20日午後8時までにアピールへの賛同を)
【明日に向けて】2016.5.20
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/62af42a512a766b7975b394881bf0e3c

守田です。

すでにご存知のように、アメリカのオバマ大統領が、在任中の大統領としてはじめて、広島を訪れることが決定しました。
ところが、当初から、アメリカ政府は、広島に行っても謝罪しないことを強調しています。
これは、原爆投下の正義性をあらためて主張することと同義であり、とても認められません。
何かアクションをと考えていたら、歴史学者で広島平和研究所教授の田中利幸さんが、
オバマ大統領に、原爆投下に対する謝罪を求めるアピールを5月10日付で発表し、賛同者を求めていることを知り、大変共感しました。
すぐに賛同を決め、みなさんにも呼びかけたいと思い、全文を掲載することにしました。
ただ、キャッチが遅れたので、賛同期限は本日20日午後8時までです!
この情報をつかんで共感して下さる方は、直ちに賛同を行って下さい。

読んでいただければお分かりのように、このアピールでは、オバマ大統領だけでなく、安倍首相に対しても、アジア侵略戦争への謝罪を求めています。
その理由は、日本政府が、アジア侵略の罪を逃れるために、原爆投下を利用し、「戦争だったから仕方がない」などと言うことで、自らをも免罪しようとしてきたからです。
僕も、この点がとても重要だと思います。
日米政府は、ともに、戦争犯罪を隠しあってきたのです。
オバマ大統領の謝罪抜き=原爆投下の正当性を主張したままでの広島訪問は、その象徴です。
しかも、安倍政権は、これを参院選で、与党が有利になるように利用しようともしています。
そのための、犯罪隠しのセレモニーです。
そんなことは、とても許すことはできません。

日本政府が、原爆被害を、自分たちの戦争犯罪の免罪のために利用しようとしてきたことの証拠は、数多く上げられますが、
僕自身、ショックを受けたのは、原爆投下直後から陸軍部隊が極秘に行った、被害調査報告書の存在でした。
これを伝えたのは、2010年8月6日に放送された、NHKドキュメント「封印された原爆報告書」でした。
この番組の中で、調査を行った陸軍が、すぐにそれを英訳し、日本政府降伏後に、いち早く米軍に献上したことが、描かれいています。
作品中に登場する、その「作戦」に関わった元将校は、
「戦争犯罪の追求から逃れるためにも、戦後のアメリカとの関係を築くためにも、原爆報告書を渡すことは、当時の国益に叶うものだった」と語り、次のように述べています。
「731(部隊)のこともあるでしょうね」
「新しい兵器を持てば、その威力が誰でも知りたいものですよ。
カードで言えば、有効なカードがあまりないので、原爆のことは、かなり有力なカードだったでしょうね」

この番組は、2011年8月4日深夜に再放送されたのですが、僕はそれを観て衝撃を受けるとともに、なんとかそれを伝えたいと思って、
知人から録画を借り受けて、文字起こしし、以下の記事にそれを載せました。

明日に向けて(285)
封印された原爆報告

2011年10月07日
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/ddac9fad8987f13e69ab7562da0a07f2

今、調べたところ、この番組がネットに上がっていて、観ることができることが分かりました。
アドレスを紹介しておきます。

封印された原爆報告書
http://www.dailymotion.com/video/xkca1f_%E5%B0%81%E5%8D%B0%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%8E%9F%E7%88%86%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8_news

これらを踏まえるならば、今回のオバマ大統領の、謝罪抜きでの広島への「招へい」が、
安倍政権による戦争責任隠蔽、アジア侵略戦争の美化という、この間延々と行われてきたことの一環として、なされようとしていることは明白です。
その意味で、再び三度、原爆を受けて即死した方、悶絶しながら死んでいった方、長い年月をかけて殺された方、そしてその周りにいたすべての人々の痛み、嘆き、苦しみを踏みにじり、
戦争犯罪の隠蔽を行おうとするのが、このセレモニーです。
田中さんが打ち出されたアピールには、そうした観点がきちんと書かれているので、僕は深く共感しました。
ぜひ、賛同にご参加下さい。
以下に、アピールの載せられたページのアドレスと、アピール全文を掲載します。
なお、田中さんは、明日21日に、広島市で講演されるそうです。
その情報も載っています。

*****

「オバマ大統領への謝罪要求」に関する講演会とアピール文
【吹禅 Yuki Tanaka 田中利幸】2016年5月10日
http://yjtanaka.blogspot.jp/2016/05/blog-post.html?m=1

アピール文

私たちは、オバマ大統領に、米国政府の原爆無差別大量虐殺について、謝罪を要求します。
同時に、日本政府のアジア太平洋侵略戦争について、安倍首相の謝罪を要求します。


日本国憲法第九条を擁護する立場から

1945年8月6日と9日の、原爆による21万人(内4万人は韓国・朝鮮人)にのぼる広島・長崎市民の無差別大量殺戮、それに続く8月15日の日本の降伏を、
日本軍国主義ファシズムに対する、「自由と民主主義の勝利」と、米国は誇り高く主張しました。
実は、アメカ政府は、主として、ソ連に対して核兵器の破壊力を誇示するという、政治的理由のために、戦略的には全く必要のない、広島・長崎への原爆攻撃を決行しました。
また、天皇裕仁と日本政府が、「国体護持=天皇制の維持」に固執して、ポツダム宣言受諾を遅らせたことも、アメリカによる原爆攻撃を、結果的には自ら招く要因となりました。

ところが、トルーマン大統領は、戦争終結を早め、「多数の民間人の生命を救うため」に原爆を投下したと述べて、アメリカ政府が犯した重大な戦争犯罪の責任を、ごまかす神話を作り上げました。
核兵器使用という、残虐極まりない戦争犯罪に対する非難は、同年8月10日に、日本政府がたった1回出した抗議声明以外、世界のどの国の政府からも、出されませんでした。
(ちなみに、この抗議文には、焼夷弾爆撃に対する批難も含まれていました)。
かくして、「自由と民主主義の勝利」という名目上の、「正義達成」目的のために使われた手段である核兵器もまた、正当化されてしまいました。
そのため、核兵器そのものの犯罪性が、その後、厳しく追及されないままになってしまいました。

それが追及されなかったため、「正義は力なり」という米国の本来の主張は、核兵器という大量破壊兵器を使ったことによって、
実際には、「力(=核兵器)は正義なり」と、サカサマになっていたことを暴露する、機会が失われてしまったのです。
つまり、米国が主張する、民主主義の本質「正義は力なり」という普遍原理は、核兵器使用という犯罪性を、隠蔽するための口実として使われることで、すっかり空洞化されていたのです。
その結果、核兵器使用は「人道に対する罪」であり、核抑止力は「人道に対する罪」を犯す準備・計画を行う犯罪行為=「平和に対する罪」であるという、
核兵器の本質が、いまだに、明確に普遍的な認識となって、世界の多くの人たちに共有されていないのです。

一方、日本は、1945年8月15日に発表した終戦の詔勅(天皇メッセージ)で、「非人道的な原爆のゆえに降伏せざるをえなかった」と述べ、
「原爆投下」だけを降伏決定要因とし、15年という長期にわたって、アジア太平洋各地で、日本軍が犯した様々な戦争犯罪や、アジア各地で起きていた抗日闘争を、徹底的に無視するどころか、
戦争は、「アジア解放」という「正義」のためであったとの自己正当化のために、原爆被害を利用しました。
こうして、アメリカ政府同様に、日本政府もまた、原爆殺戮を政治的に利用して、自国の戦争責任を隠蔽しました。

しかも、連合国側に降伏するやいなや、日本政府首脳たちは、「一億総懺悔」を国民に強要することで、自分たちの戦争責任をうやむやにしてしまいました。
同時に、天皇裕仁は、本当は戦争に反対した「平和主義者」であったが、一部の軍指導者たちに政治的に利用された、「戦争犠牲者」であるという神話を創り上げました。
そのため、日本国民は、天皇を、まさに自分たちの戦争被害体験の象徴と見なすようになり、「一億総懺悔」は「一億総被害者意識」へと、急速に転化していきました。
日本人だけが被害者という、「一億総被害者意識」からは、それゆえ、他のアジア人=日本軍の残虐行為の被害者は、完全に排除されてしまい、
朝鮮人被爆者ですら、長年の間、「被爆者」とは見なされませんでした。
その後、原爆無差別殺戮は、日本の戦争被害のシンボルとして、おおいに政治的に利用されるようになる一方で、
日本人は、その加害の張本人であるアメリカ政府の、責任を追及することもせず、日本人がアジア太平洋各地で繰り広げた、残虐行為の加害責任を問うこともしないという、
「加害者不在の被害者意識」にとらわれるようになりました。

つまり、これまで、私たち自身が被害者となった、米国の原爆殺戮犯罪の加害責任を、厳しく問うことをしてこなかったゆえに、
私たち日本人が、アジア太平洋各地の人たちに対して犯した、様々な残虐な戦争犯罪の加害責任も、厳しく追及しないという、二重に無責任な姿勢を産み出し続けてきました。
わたしたちの戦後「民主主義」には、厳明な「責任認識」の上に立った「正義履行」という点で、このような重大な欠陥があったのです。
そのため、米国の軍事支配(日米安保体制)には、奴隷的に従属する一方で、アジア諸国からは信頼されないため、いつまでたっても、平和で友好的な国際関係を築けない国となっています。

このように、日米両国が犯した由々しい戦争犯罪行為の責任のどちらもが、これまで真剣に問われなかった事実は、
今わたしたちが暮らしている、日本社会の閉塞した現状と、実際には深く、且つ密接に関連しているのです。
特定秘密保護法導入、安全保障関連法=戦争法の導入、「河野談話」や「村山談話」の実質的否定、原発再稼働、辺野古米軍新基地建設など、
安倍政権が矢継ぎ早に出している、反民主主義的で人権無視の政策は、
この70年にわたって蓄積されてきた、このような日米両国の戦争責任問題と、密接に絡んだいろいろな矛盾が、今まざまざと露呈しているのだと言えます。

したがって、私たちには、もう一度、「原爆・焼夷弾無差別大量殺戮」と「日本軍残虐行為」という、二つの「人道に対する罪」の原点に立ち戻り、
その視点から、アメリカをはじめとする核保有国や、核の傘に依存する日本などの、核抑止力神話を打ち破るとともに、
確固とした戦争反対の国際連帯を、構築することが求められています。
戦後間もなく、当時の首相・幣原喜重郎が発案し、占領軍最高司令官マッカーサーの支持をえて、国会で十分議論が重ねられた上で作成された日本の憲法第九条は、
そのような視点に立って市民運動を展開するための、私たちが拠って立つべき思想的基底であることを、再度ここで確認しておく必要があります。

日本の植民地主義、軍国主義、米国の核戦争を経て、憲法第九条は、国家の非武装、軍事力によらない平和という、絶対平和主義の思想、
すなわち、
「いかなる理由によっても、人間には人間を殺す権利はないし、誰も殺されてはならない」という信念が、具現化されたものです。
「原爆・焼夷弾無差別大量殺戮」も「日本軍残虐行為」も、まさしくこの、絶対平和主義という普遍原理にあからさまに乖背する、非人道的で破壊的な暴力行為です。
これらに対する「責任」も認めず、「謝罪」もしないまま、核兵器を保有し続け、軍事力を増大させながら、
「核のない世界」や「安全平和なアジア」の構築だけを、表面的、形式的にだけ唱えることは、
単に欺瞞行為であるだけではなく、憲法第九条の精神=人類の普遍原理を空洞化する、「人道に対する反逆行為」です。

よって、私たちは、オバマ大統領が広島を訪問される際には、米国大統領として、原爆・焼夷弾無差別大量殺戮が、人類に対する由々しい犯罪行為であったことをはっきりと認め、
米国政府の責任の所在を明らかにした上で、原爆・焼夷弾被害者に謝罪し、残り少なくなった米国大統領の任期期間中、「核廃絶」に向けて全力で努力する覚悟を、公にされることを要求します。
と同時に、日本政府、安倍政権にも、中国・北朝鮮・韓国をはじめアジア太平洋諸国に対して、自国の「戦争責任」を真摯に認め、謝罪し、
「被害者」、「被害国」が受け入れられるような、適切な戦後補償政策を実践していくことを、強く求めます。

2016年5月10日

呼びかけ人:
久野成章 田中利幸 横原由紀夫




賛同者を募っています。
このアピールの趣旨に賛同される方は、suizentanaka@gmail.com にお名前をお知らせください。
来週末5月22日には、アピール文を安倍晋三首相に、その英語版をオバマ大統領宛(アメリカ大使館気付け)に郵送します。

現在までに、北海道から沖縄まで、全国各地と韓国、カナダ、ドイツ、フランスなどから、合わせて285名の方々と6つの団体から、賛同をいただきました。
本当にありがとうございます。
本当は、お一人お一人に、お礼のメールを差し上げなければならないところですが、なにとぞおゆるしください。
本日5月20日(金曜)20時をもって、賛同受付を終了させていただきます。
いただいたコメントを考慮して、原爆だけではなく、焼夷弾爆撃も「人道に対する罪」であることを明記するため、アピール文を少々修正加筆しました。
この英語版を、このブログで紹介していますので、拡散していただければ光栄です。
http://yjtanaka.blogspot.jp/2016/05/an-appeal-from-hiroshima-to-us.html

同時に、このアピール文を、オバマ大統領と安倍首相宛に送ります。

注 「明日に向けて」では賛同者名は割愛させていただきます。

------------------------
守田敏也 MORITA Toshiya
[blog] http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011
[website] http://toshikyoto.com/
[twitter] https://twitter.com/toshikyoto
[facebook] https://www.facebook.com/toshiya.morita.90

[著書]『原発からの命の守り方』(海象社)
http://www.kaizosha.co.jp/HTML/DEKaizo58.html
[共著]『内部被曝』(岩波ブックレット)
https://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN978-4-00-270832-4
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療養期限超えの甘利さん、水面下で選挙運動し、記者と飲み会三昧とは、今度は税金ドロボーで訴えますよ!

2016年05月18日 | 日本とわたし
甘利前大臣、国会に出てきませんね。
どうしてこんなにも長く、放っておくことができるんでしょうね。

マスコミがこぞって、一人の人間について書き立てて大騒ぎする時は必ず、隠しておきたい大事があると思え。

そのことに気づいたのは、ほんの5年ぐらい前からですが、この時期の大事とはいったい何でしょうね。
オリンピックの裏金工作?
甘利氏のトンズラ?
やっと公に引っ張り出されかけている日本会議?
国を根幹から腐らせるTPP?
原発再稼働の推進?
放射能汚染に対する無策?
放射能汚染の拡散?
地震や津波、それから原発事故の被害者の存在?
沖縄の基地問題?
無用で自然破壊のみのダムやリニア?
憲法破壊の実施?
刑訴法等改悪案?
戦争法案?
盗聴やり放題法案?

いえいえ、そんなこんなをみんな有耶無耶にして、今後も自分たちの好き放題ができる環境作りのための選挙に勝つ。
これがこの時期一番の大事だと思います。

もうすでに、衆参同一選挙が現実化しつつありますが、それにプラス、都知事戦までやっちゃったら、
野党共闘の足踏みが揃わないどころか、準備不足があちこちに出てきて、自民党有利の選挙ができちゃう♪ から。

わたしたちは、これまでの70年、力を削がれた恨みを根に、じわじわと日本全国津々浦々に張り巡らせてきた、日本会議や神道政治連盟の企みの実現を、何としてでも防がねばなりません。
だから、この夏の選挙が、どの選挙であれ、二つが、三つが同時であれ、自民党の力を削がなければなりません。
そのためには、選挙までに、上記に挙げた事柄を公に晒し、国会で審議や討論、あるいは詰問させなければなりません。

自民党がこれまで、選挙のためだけについたウソの数々を、まだ知らない人がいることには驚きますが、
報道がここまで劣化してしまった今では、それもまた仕方のないことなのかもしれません。
暮らすことだけで精一杯になるよう、疑う姿勢を持たないよう、日常の様々な場面で慣らされてきたのですから。


なので、コツコツ、少しスローではありますが、ひとつひとつ記事を紹介したり、書いたりしていきたいと思います。

今回はこれです。
ずっと雲隠れしている甘利前大臣。

療養のはずが…甘利前大臣は元気に選挙運動&飲み会三昧
【日刊ゲンダイ】2016.5.3
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/180482


甘利氏が支持者に送った手紙

「国民に恥じることをしていなくても、秘書に責任転嫁することはできない」

唇を噛みながら、辞任の理由をこう絞り出した、甘利明前経済再生担当相(66)。
1月28日の辞任会見から、3カ月以上過ぎたが、睡眠障害で「自宅療養中」なんて理由で、国会を欠席している。

本紙は、神奈川・大和市の、甘利氏の自宅マンションを訪ね、インターホンを鳴らしたが、返答はなかった。
同じマンションの一室に住む住民は、「週刊文春の報道後、姿を全く見なくなった」と話した。
一体どうしているのか。


■大手メディアの記者たちと飲み会

「3月に入ったころから、議員宿舎内での目撃情報が、少しずつ出てきています。
ある政界関係者は、エレベーターホールで、白いキャップにマスク、白いジャージーの、上下の“白装束”に身を包んだ甘利さんを見かけたそうです。
健康管理のため、宿舎の周辺でジョギングしていた、なんて話も出ています」(政界事情通)

健康管理のかいもあってか、今ではすっかり、飲み歩くまでに体調が回復しているようだ。

「睡眠障害?いやいや、本人は元気そのものですよ。
最近は、地元周辺で、関係者たちと一杯やっているというし、都内でも、大手メディアの記者たちと、飲み会三昧だそうです」
(永田町関係者)

さらに、4月22日には、甘利氏を支援する議員21人からなる、「さいこう日本」の勉強会が開催された。

「『さいこう日本』のメンバーが、失脚した甘利さんをいくら支援しても、大臣ポストが回ってくるわけもなく、メリットは小さい。
甘利さんは当日、欠席でした。
このタイミングで、勉強会を開いた理由がよく分かりません」(メディア関係者)

3月ごろから、体調が回復した甘利氏が、徐々にうごめきだしたのには、理由があるらしい。

「当時は、ダブル選挙の機運が高まっており、自民党内も浮足立っていた。
解散に備え、選挙事務所の確保に動きだす衆院議員もいたほどです。
甘利さんも相当、焦っているのでしょう」
(前出の政界事情通)

本紙の元には、甘利氏が、3月と4月に、支援者に送った2通の手紙がある。
共に、内容はほぼ同じで、
〈初当選以来の、私の33年間の歩みを信じて頂き、引き続きご支援を頂ければと、切に願う次第です〉と呼びかけている。

金銭授受問題の説明責任を棚に上げ、選挙運動に邁進とは、すっかり睡眠障害は治ったようだ




療養3カ月 もう延長は許されない、甘利前大臣の“国会逃亡”
【日刊ゲンダイ】2016.5.16
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/181424/2

2月15日に、睡眠障害で、〈1カ月の療養が必要〉との診断書を提出した、甘利明・前経済再生担当相(66)。
3月には、〈さらに2カ月の療養が必要〉との意向を示していたが、16日、その“期限”を迎える。
6月1日の会期終了まで、たった2週間を残すばかりだが、一体何をしているのか。

ここ最近は、ダブル選挙を見据え、甘利さんは、秘書に、地元支援者を回るよう指示を出し、
『もうすぐ元気になりますから』と、説明させている
そうです。
会期終了に向け、すっかり“選挙モード”になっているといいます」(政界関係者)

3月と4月に、甘利氏は支援者に、〈引き続きご支援を頂ければと、切に願う次第です〉との“謝罪文”を、大量送付していた。
自宅療養中のハズが、水面下で“選挙運動”とはいい根性だが、3カ月もの長期休養では、「税金ドロボー」のそしりは免れない


■「もうすぐ元気に」と選挙モード

甘利さん本人が、表立って説明したのは、後にも先にも1月28日の辞任会見1回のみ
第三者の調査を受け、説明責任を果たすと言っていましたが、いまだに明確な説明はありません。
いまや、参院選やオバマ大統領来日が、大きな話題になり、甘利さんの疑惑は、忘れ去られてしまっている
こんな状況を見越しての“長期療養”なら、許されません
会見で、『秘書に責任転嫁することはできない。それは政治家としての美学、生きざまに反する』と言っていました。
会期終了まで逃げ切ろうというのなら、それこそ、政治家としての“生きざま”に反する行為でしょう」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

これ以上の“療養期間”延長は、許されない。
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なんだか肌寒い5月中旬のひとりごと

2016年05月18日 | ひとりごと
歩美ちゃんと二人で、せっせと種の植え付けをしたのは、一週間ほど前のこと。








カレンダーの上では、そろそろ初夏が近づいてきているというのに、今だに部屋にはヒーターが入り、空はぐずぐずと曇ったり雨が降ったり雷が鳴ったり…。
だから、種床を玄関ポーチに避難させたり、また地面に置いたりと、忙しいったらない。

うちの天然野原を散歩していた歩美ちゃんが、「白いスミレがいっぱい咲いてたよ」と教えてくれた。
びっくりして外に出てみると、ほんとだ!咲いてる!


ここに暮らすようになって早7年が経とうとしているのに、白いスミレには一度として気がつかなかった。
いや、毎年春先になると、小さな草花(雑草です)の写真をいっぱい撮っているので、見逃したとは思えない。
紫色のスミレは、毎年咲いていて、なぜか紫色だけはちゃんと写してくれないカメラに、ぶうぶう文句を言ってるのだけど…。

カエデ爺さんの周りに、ぞろぞろ咲いていた。







今日は随分気温が上がって16℃ぐらい、しかも晴れた!

種床からも、芽がたくさん出てきていた。
一番元気なのは、左側手前の、大根さんと小松菜さん。


そろそろ畑の準備をしなければならない。
うちの畑の場合、土よりもまず、シカとグラウンドホッグと鳥とウサギに、自分たちのための野菜レストランだと誤解されないようにしなければならない。
特に食欲旺盛なシカと、土中から攻めてくるグラウンドホッグへの対策は、よほどよく考えないといけない。
う~んう~んう~ん…。

雑草なのかシソなのかコリアンダーなのか…自力で出てきてくれたことに感謝!



先日の月曜の夜に、夫と二人で通うことになったヨガのクラスで、ちょいと不思議な体験をした。
クラスの最後に行う屍のポーズ(リラクゼーション)の最中に、わたしは夢と現実の間のような場所に移動していて、
そこでのわたしはなんと、死んでいこうとしているのだった。
でも、それはそれは気持ちが良くて、温かで、そして嬉しいというか満足というか、自然にほっぺたが緩んでしまうような心持ちだった。
なのに、そんなわたしを、両側から覗き込んでいる息子たち二人は、今にも泣きそうな顔をしている。
それでわたしは、一所懸命に、
「泣かんでええよ。わたしは嬉しいんやから。悲しまんといて。おかあさんをさせてくれてありがとう」と、伝えようとしていた。

意識が教室の中に戻った時もまだ、その時の、ふわふわとした心地良さと、死ぬことがまるで楽しいとでもいうような笑みが残っていて、
わたしはそのことをまず夫に伝えると、「まうみはイビキをかいてた」と言われた。
え?!完全に寝てたってこと??


金で汚染問題をアンダーコントロールした、薄汚い東京オリンピック委員会やら、
とっくの昔に元気になっていて(多分最初っから元気だった)、選挙対策にゲキを飛ばしてる甘利前大臣やら、
オバマ氏の被爆地初訪問を、政治利用しようというのが見え見えの安倍政権(09年11月のオバマ氏の初来日時に、「被爆地訪問は時期尚早」と、薮中外務事務次官がルース大使に伝えていた)やら、
ついでだからと、衆参同一選挙にプラス、都知事選挙もやってごちゃごちゃにしちゃえばまた勝てるとばかりに、大騒ぎの助っ人をしているマスコミやら、

毎日毎日、ここに書いておきたいことは山積みだけど、伴奏バイトが最後まで元気にできるよう、もちろん日常の暮らしも大切だから、
気持ちの流れをゆったりして、ほろりほろりと咲き始めている小さな花々を写すだけの、何も考えない時間だって必要だね。

名前知らず、そしてこれまた紫色なので、ほんとの色が写せない(くぅ~)、ポンポン花。


昨年の秋に、わっしわっしと枝を切り落とし、かなりコンパクトにしたブラックベリー。
今年はわんさか花が咲きそうな気配!




ミョウガさんたちは、え?こっから?というような所から伸びてきて、毎年びっくりさせてくれる。


ショーティの守り神をしてくれた紫陽花の、妙ちくりんな葉っぱ。


ショーティのお墓に植えた白い紫陽花も、去年の寒さに耐えて、また元気に葉を出してくれた。


ネギ坊主。




お向かいさんの家に住むマリーが、家の鍵を無くしたのは、一昨日のことだった。
鍵を無くす前に、彼女は交通事故(車の横っ腹がひどくへこまされていた)に遭っていて、踏んだり蹴ったりの出来事に、かなり参っていたようだった。
夫は、そんな彼女のことを随分心配していたのだが、昨日、なんと、こんなことをしていた!


彼は、なんとかして彼女を家に入れてあげようと、家の窓という窓を確かめるべく、ハシゴを担いで調べ回ったらしい。
それで、やっとこの、2階の寝室の窓が開いていることが分かり、そこから侵入、見事に玄関の鍵を開けた。
いやあ、こないだの木登りといい今回のコレといい、よくよく高い所に登るのが得意な、身軽な50歳である。
公認とはいえ、こそ泥体験をした夫は、しみじみとこう言った。
「いやあ、思ってたよりうんと難しかった」
まあね、そうでなきゃ、世の中にこそ泥だらけになっちゃうからね。


さあて、日に日におっきくなる野菜の苗さんたちを、ちゃんと育てられる場所作りをしなければ。
自然は待ってくれないからね。
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