ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

絶対阻止!→『避難計画』も『何か起きた時の責任所在』も『核の最終処分地』も、みんな有耶無耶で再稼働!

2015年05月31日 | 日本とわたし
またなにやら、再稼働再稼働と、無責任な者どもが騒ぎ出しましたね。
もちろん、ずっと、水面下では粛々と、根回しや準備が行われ続けているのでしょうけれども。

来月下旬の再稼働を目指しているという報道が成された、九州電力鹿児島県・川内原発を、報道ステーションが取り上げていました。
10分ほどのビデオです。
Dailymotionのビデオを、ここに載せることができませんので、写真の切り抜きと文字起こしをしました。
ビデオをご覧になりたい方は、下記の青い文字の部分をクリックしてください。動画が出てきます。

九州電力 鹿児島県・川内(せんだい)原発 “2015年7月下旬の再稼動を目指す”/報道ステーション
http://www.dailymotion.com/video/x2rm6hy_九電-7月下旬を目指す-川内原発の再稼働時期_news?start=39

文字起こしはじめ

古舘アナウンサー:
原発の再稼動に関してです。
川内(せんだい)原発が先頭に映っておりますけれども、ちょっとカメラさん動いていただけますか、
その他にも、後ろに、その他の原発も控えているわけですね。
段々、段々、再稼動が始まっていくという、今(※放送は2015年5月25日)、流れになっています。



まず一番はじめに、今日お届けするのはですね、
鹿児島の川内原発・1号機に関しては、「7月の下旬にも再稼動へ」というのが、今日(※2015年5月25日)はっきりと見えてまいりました。
だとすると、「避難計画はどうなのか?」、何か起きた時の「誰が責任を取るのか?」、このあたりについてお伝えします。


九州電力が1日も早い再稼働を目指してきた、川内原発。
今日、九州電力は、原子力規制委員会に、再稼働に必要な最終検査『使用前検査』の工程表を提出した。
それによってはっきりしたのは、再稼働の時期。
すでに『使用前検査』が始まっている1号機については、
6月中旬にも、原子炉に核燃料を入れ、検査を続け、7月下旬の再稼働を目指す
という。



九州電力が、時期を7月下旬と公式に認めたのは、今日が初めてだ。
さらに、2号機についても、来月10日から『使用前検査』を始め、9月下旬の再稼働を目指すことがわかった。



周辺住民A:
あんまり心配することはないと思う。
海面からの高さが、ちょっと川内(原発)は高いから、あそこまで地震で津波が来るということは、まず考えないから。

周辺住民B:
あれはもう命取り、そう思うだなー。
機械だからね、いつかは壊れるんだから。
(原子炉に)目が届きゃいいけど、目がそんなに届かなきゃあで。

ただ、川内原発をめぐっては、差し止めの仮処分が鹿児島地裁で却下されたものの、
今月6日、住民側が、福岡高裁宮崎支部に抗告し、いまだ係争中のままだ。



まだ、重大事故が起きた時、必要になる住民の避難計画は、審査の対象になっていない

鹿児島県は、重大事故の際、
5キロ圏内の住民に、すぐに避難指示を出し、



30キロ圏内は、まず屋内退避させ、その後、状況次第で、地域ごとに避難指示を出す、としている。



しかし…、

周辺住民C:
〝もし〟という時に、この前の説明会にも聞きに行きましたけど、どこに逃げるんですか?
「安全」「安全」ちゃっけどさ、どこが安全なのかな?

また、唯一の逃げ道となる県道43号が、海と山に挟まれた片側一車線しかなく、
車の渋滞や山崩れによる通行止めなど、孤立化の懸念が残されたまま
だ。




さらに、事故が起きた場合の責任の所在はどこか。
原子力規制委員会は常々、
安全審査ではなくて、基準の適合性を審査した、ということです



「ですからあのー、これも再三お答えしてますけども、基準の適合性は見ていますけれども、安全だということは私は申し上げません
(原子力規制委員会・田中俊一委員長)



田中委員長は、「100%の安全を保証したわけではない」と、これまで何度も釘を刺してきた。

合格したものについては、再稼働させたいのは政府の方針です



再稼働については、私の方は何もコミットしませんということを申し上げて、だいたいあのー、そういう住み分けになっている



では、その政府はといえば…。

菅官房長官:
原子力規制委員会によって、世界でも最も厳しい水準の、規制基準に適合すると認められた場合には、
その判断を尊重し、原子力発電所の再稼働をすることといたしております。



川内原発については、原子力規制委員会によって、再稼働に求められる安全性が確保されることが確認されました




7月下旬の1号機を皮切りに、再稼働を目指す川内原発。
政府が会議を開いて最終判断することもなく、使用前検査が終われば、あとは九州電力の判断だけで、発電は再開される



また、政府関係者によると、同じく規制基準をクリアした高浜原発3.4号機(福井県高浜町)は、秋の再稼働を目指す。



そして伊方原発3号機(愛媛県伊方町)は、冬の再稼働を、電力会社は目指している。




スタジオ

古舘アナウンサー:
まああの、いろんな見方があるでしょうけども、
避難計画に関しては各自治体任せ、という面が否めませんし、
それから、何か起きた時に責任の所在はどうなんだっていうと、なんかそれぞれがこう、『安全』というものがたらい回しになっていて
一電力会社で最終的に責任が取れないっていうのは、福島第一原発の事故でわかっているはずなんですが、
非常にあいまいな部分もありながら、こういう流れがもうすでにあります
そこで、木村さんにお伺いしたいんですが、木村さんはいろんな他の番組でも、事あるごとに、
「原発をもし動かすんであれば、前提条件として、住民や人々に対する十分な説明や納得が得られることが前提ではないか」ということをおっしゃってますよね。

首都大学東京准教授・木村草太(気鋭の若手憲法学者・著書に『憲法の創造力』など):
そうですね、やはりあの、原発をめぐる民主的な決定に、もっと参加をしていきたいという市民の方がたくさんいると思うんですけれども、
今の手続きだと、政府のところで決めてしまいます、という話ばかり出てきていて、どうやって参加したらいいのかが市民にはわからないというところがあると思うんですね。
川内原発の再稼働については、パブリックコメントという手続きが注目されたんですけれども、
再稼働に関する政治決定に参加したいということで、これに参加された方も多いんではないかと思いますが、
ただこの手続きは、正式名称はこういうふうになってまして、
「発電用原子炉設置変更許可申請書に関する審査所案に対する、科学的・技術的意見の募集」
ということで、
「あくまで行政手続きの中で、決まったことを実現するための、科学的・技術的な意見があればください」という、そういうものになっているんですね。

古舘アナウンサー:
関する、対する、(科学的・技術的)意見の募集、さっぱりわからないですね、この長いのは。

木村准教授:
これはやはり、市民の方に、政治決定に参加してほしいということではなくて、
それとは全く違う、科学的・技術的な意見の募集であった
ということで、
ですからこの手続きを経ても、市民がこの政治決定に参加しているわけではないわけです。

古舘アナウンサー:
一瞬、いけるようなパブリックコメントだと思ったりするですけども、これ見るとそういうことがわかる。

木村准教授:
もちろん大事な手続きなんですけども、これだけで市民が参加できるようにはならないわけです。
やはり原発再稼働というのは、周辺住民の方、特に今出てきた『避難計画』を実際に運用しなければいけない自治体の方々にも大きな影響を与えますから、
多くの方が納得できるような手続きが必要。
そうするとやはり、これは立地自治体はもちろんのこと、避難計画の対象になるような自治体も含めた大規模な住民投票をして、
それで政府の側が、住民をしっかり説得するプロセスをデザインした上で、市民も参加して、市民を説得して、それでも大丈夫だというとことを納得を得られて進めていく、これが必要ではないか
と思います。

古舘アナウンサー:
木村先生がおっしゃるところで非常にわかりやすく聞こえるのは、
辺野古の基地の問題もそうですし、この原発の再稼働の問題もそうですし、
例えば、辺野古でいえば、憲法をもとにした住民投票、これが非常に大事な民主主義のプロセスだ、
それに通底したものですね、今のお話もね。

木村准教授:
今回のは、必ず入れなければ憲法上いけない、というものではないと思うんですけれども、
ただ、この再稼働のための行政手続きの中に、住民投票を組み入れていくっていうことは、十分に可能だと思うんですね。
こういう決定をする場合には、前提として、住民投票をしましょうと。
で、住民投票というのは、それを、勝った負けたのためにやるのではなくて、
そこに至るプロセスの中で、説得したり、市民の間で議論をする、そういうプロセスが生まれるってことが大事
なんですね。

古舘アナウンサー:
福島の事故で、ほんとに痛切に思ったのは、福島で作った電気はどこが使ってたんですか、ってことだと思うんですよね。
主に東京が消費していた、と言えるわけで。
ですからやっぱり川内原発でも、地元の方だけじゃなくて、遠くの方もそれを享受しているということは、
特にその周辺の方々の生活というものを考えなかったら、調子が良すぎるでしょっていうことを、加味するべきじゃないでしょうかねえ。

↑文字起こしおわり



避難計画が非現実的で、ほとんど役に立ちそうではないことを、随分前に記事に書いたことがあります。

『国の想定は有り得ない絵空事。2日かかっても避難し終えられないことを、あなた方は覚悟してますか?』

全国全ての原発30キロ圏で、道路が車をさばく能力(延長距離や車線数)がどれくらいあるかや、バスやマイカーの登録数を調査。
バスの3割、マイカーの半分が避難に使われると仮定し、全ての車が圏外に出る時間を、渋滞予測などで一般的に使われる数式を用いて計算した。
 
試算は、高速道路を含む全ての道路が、地震や津波の被害を受けても通れることを前提にした。
それでも、最短は、関西電力大飯原発(福井県)の8時間だった。
 
周辺の人口が多い原発では、あらためて避難の難しさが判明
最短の場合でも、最多の約93万人が周辺に住む、東海第二原発で52時間
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)で29時間半
浜岡原発は63時間
中国電力島根原発(島根県)では45時間半かかるとの結果が出た。

国が想定するような、整然と段階的に避難することなどあり得ない。
道路が寸断されないという理想的な状況でも、これだけ避難に時間がかかる。
現実には、もっとかかるはずだ。



まさか、川内と伊方と高浜は、特別に大丈夫な地域だとでも思っているのでしょうか…。
地震や噴火がどんどんと回数を増してきている国の、原発の燃料に再び熱を入れてしまうというような愚行を、
絶対の絶対に許してはいけません。絶対の絶対に、です。


さらに、これはもうひとつの、原発が抱える非常に深刻で甚大な問題について、小坂正則さんが、ご自身のブログ『小坂正則の個人ブログ』に書いてくださっていました。
転載を快諾してくださいましたので、ここに紹介させていただきます。
なお、この記事は、今年の2月19日に書かれたものです。

↓以下、転載はじめ

最終処分場の「高レベル放射性廃棄物」は問題が発生したら掘り返す?

日本中どこにも核の最終処分地がないのに、それでもまだ原発を動かそうとする安倍政権。
最終処分場の「高レベル放射性廃棄物」は、問題が発生したら掘り返す?












昨日、経産省の高レベル放射性廃棄物地下処分作業部会の最終答申がまとまった、という報道がありました。
これまで「原子力発電環境整備機構(NUMO)」が02年以降、処分場受け入れ自治体を公募していますが、
13年間に、高知県東洋町が、たった1件の申し込みがあっただけです。
しかも、その申し込みも、町長の一方的な独断で行ったためにリコール騒ぎとなり、
核廃棄物受け入れ賛成派と反対派の町長選挙で反対派が圧勝して、新町長が申し込みを取り下げて、あっけなく幕切れとなった
のです。
それ以外も、受け入れ推進派による水面下の動きは、奄美や五島列島や鹿児島県大隅町など、全国各地にあったのですが、
表面化した段階で、激しい反対運動で、どこも全て潰されて来たのです。
そのような全国でどこも受け入れ先のない「核のゴミ」問題を議論する作業部会が、
今年の3月までに国民の声を聞いて、4月終わりには閣議決定する予定と伝えています。
ここでも4月の統一地方選を待って、新たな核のゴミ処理方針を決めるというのです。


新たな方針とは「政府の強いリーダーシップで選定」と「掘り返し可能な処分」

これまで交付金という甘い餌で釣ろうとしてきたのですが、どこの自治体からの申し込みもなかったので、
こんどは政府が選定して、強行に地方に押しつけることが決まりました
だから、沖縄の基地のような、暴力的に、地方に核のゴミ捨て場を押しつけるつもりです。

そして、もうひとつの変更が、実に振るっているのです。
これまでの高レベル地下処分案は、地下300メートル以上の穴を掘って、そこに埋め捨てるという方法でした。
ところが、世界一地震と火山が多い日本列島に、10万年も20万年も地震も噴火の影響もない場所などあるはずがありません
だから、どこも受け入れる自治体がなかったのです。
そこで、政府は手のひらを返して、
「いったん処分した後でも、将来危険性があるときには掘り返すことが可能な処分を行う」というように変更する、と説明しているのです。
それだったら、「我が自治体が受け入れてもいいのではないか」という自治体が現れるかもしれない、と期待しているのです。
しかし、こんなウソにだまされてはなりません。


一旦埋めた高レベル放射性廃棄物は二度と掘り返すことなどできない

こんな初歩的なウソを公然とつくから、「御用学者」と「官僚」と「安倍政権」は信用できないのです。
なぜこれまで、科技庁や「原子力発電環境整備機構(NUMO)」は、地下処分と言っていたのですか。
地下300メートル以上の場所に埋め捨てる、と説明してきた理由は、
「放射性廃棄物は、一旦埋めたら掘り返すことが困難だった」からなのです。
もし、掘り返したり移設できるのだったら、わざわざ地下に保管する必要などないでしょう。
地下に埋めて蓋をしてしまうのは、高レベル放射性廃棄物のキャニスターに人間が近づけば、わずか10秒から20秒で死んでしまうほど強烈な放射線を出す危険なものなのです。
だから、地下処分は、ロボットなどの遠隔装置で運び入れて、その後はセメントで完全に埋めてしまうのです。

それを「地震や火山噴火や地下水が出て、放射能が漏れだしたら掘り返す」など、国民をバカにした作り話です。

日本各地に炭坑後がありますよね。
それは、海水や地下水が溜まって、もう掘り返すことはできません。
だから、二度と石炭を掘ることはできないのです。
もし、地下処分場を掘り返すことが可能な状態にしておこうと思ったら
エレベーターを毎年2回、メンテナンスをする必要がありますし、20年に1回はエレベーターの取り替えが必要でしょう。
それに、地下水が溜まらないように、ポンプによる地下水の汲み上げを、24時間365日行わなければなりません
その作業を20万年やるくらいなら、わざわざ地下に保管するよりも、地上の建屋で保管する方がよっぽど安上がりでしょう。
地上なら、エレベータもポンプも不要ですから。
なぜ地下処分するのかという理由は、20万年も人間が管理すると天文学的なコストがかかるので、地下処分するというのが、国際的な処分方法なのです。
もし、地上で20万年も人間が管理するのなら、この原発が生み出した電気というエネルギーを遙かに上回るエネルギーが、保管のために必要になるのです。


使用済核燃料は地上にて金属キャスクで乾式保管するしかない

また、フィンランドのオンカロという、世界で唯一稼働予定の地下処分場は、1億年も地殻変動が起こっていない場所なのです。
だから、そんな場所なら地下処分が可能かもしれませんが、日本にはそんな安定した地層などあり得ません
だから、金属キャスクに使用済み核燃料を入れて、空冷の乾式保管が一番安全だと言われているのです。
プールの中に入れて冷やすのは、プールの水が何らかの原因で漏れ出ててしまったら、自分の熱で溶け出す可能性があるからです。

どっちにしても、核のエネルギー利用という、人類がやってはならないバカな真似をやったのですから、
そのツケは、人類が絶滅するまでの間は、地上で保管し続けるしかない
のです。
特に再処理などしなくて、ワンスルーで、核燃料棒をそのままの状態で乾式保管が、一番安全で安上がりな方法なのです。
しかし、安全で安上がりだといっても、エネルギーコストからみたら、採算など決して合いませんがね。
これだけ技術革新進んで、どんどん再エネの価格が下がってきているのですから、
一刻も早く原発から撤退して、核のゴミをこれ以上増やさないことが必要なのです。
原発の再稼働など、やってはならないのです。
原発が作ったエネルギー以上に、保管のためにエネルギーが必要などという、漫画のようなバカ丸出しの負の遺産を、私たちはこれから永遠に面倒見続けなければならないのです。
私たち人類の大きな過ちの記念碑の1つとして。


核のごみ:「回収可能性」明記 経産省が基本方針改定案
毎日新聞 2015年02月17日

経済産業省は17日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の選定手順などを検討する作業部会(委員長・増田寛也元総務相)を開き、
核のごみを地中深く処分した後でも、将来世代が回収し、処理方法を決定できることなどを盛り込んだ、基本方針の改定案を示した。
核のごみの「回収可能性」を、法律で明記するのは初めて。

基本方針は、特定放射性廃棄物最終処分法に基づく。
改定は、東京電力福島第1原発事故前の2008年以来、7年ぶり2回目。
経産省は、一般から意見を募集したうえで、4月ごろの閣議決定を目指す。

改定案は、核のごみ処分について、
「発生させた現世代の責任として、将来世代に負担を先送りしない」と明記。
核のごみを金属の専用容器に入れて、地下300メートル以上の深い地層に埋める「地層処分方式」を導入することを明確化した。
一方、処分地選定については、政府が前面に立って科学的有望地を示すとしたうえで、
処分場を受け入れる地元の合意形成に向け、どのような「対話の場」が適切か、今後検討するとしている。

さらに、核のごみの「回収可能性」や、計画の「可逆性」といった文言を、初めて盛り込んだ。
ごみをいったん処分場に埋めても、将来世代が最新の科学技術で処理できることや、計画を柔軟に変更することなども明記。
処分計画に幅を持たせることで、受け入れ自治体の負担感を減らす狙いがある。

一方、ごみの処分方法の選択肢を確保するため、使用済み核燃料を処理せず、そのまま地下に埋める「直接処分」の技術研究を進めることも、初めて盛り込んだ。

処分地選定については、経産省の認可法人「原子力発電環境整備機構(NUMO)」が02年以降、処分場受け入れ自治体を公募しているものの、難航している。
国内の原発などには、約1万7000トンの使用済み核燃料がたまっている。
早期の原発再稼働を目指す政府にとって、核のごみ問題の解決は、喫緊の課題となっている。【中西拓司】

↑以上、転載おわり
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『戦後最悪の安倍政権』に『戦後最悪の戦争法案』は、まさに『気狂い』に『刃物』!ただちに廃案に!

2015年05月29日 | 日本とわたし
戦争法案。

あれよあれよという間に、こんなものが国会で議論されるような社会に成り果ててしまった日本。
いや、まだ論議できるのだからマシだろう、と思ったりもしますが、なんとも恐ろしいという気がしてなりません。

先日文字起こしした、志位委員長と安倍首相の質疑応答に引き続き、このビデオも是非、文字起こししたいと思っていたのですが、
手のスペシャリストである医師から、ピアノかパソコンか、どちらかのキーだけに制限しなさいという、やんわりとしたドクターストップがかかりました。
なので、仕方なく、いろんな方々がまとめたり部分的に文字起こしをしてくださっているものを読みながら、理解を深めているところです。
中でもやはり、「しんぶん赤旗」がまとめが読みやすかったので、それをさらに要約・引用しながら、ここに書き留めさせていただこうと思います。




憲法9条を破壊する戦争法案三つの大問題/志位委員長衆院本会議代表質問
http://ch.nicovideo.jp/akahata/blomaga/ar799732

日本を「海外で戦争する国」につくりかえる、戦後最悪の『戦争法案』
憲法9条を破壊する『戦争法案』三つの大問題


◾️その1『戦地』での軍事支援

志位委員長:
「殺し、殺される」危険が決定的に高まる。

首相:
安全に配慮している。

志位委員長:
米国が世界のどこであれ、戦争に乗り出した際、自衛隊が従来禁じられてきた「戦闘地域」まで行って、弾薬の補給、武器の輸送などの軍事支援(「後方支援」)を行うようになる。



そうなると、
(1) 相手から攻撃を受ける可能性がある
(2) 攻撃されたら、自衛隊も必要な場合、武器を使用する
(3) 相手がさらに攻撃してくれば自衛隊が応戦する

という危険性が生じることから

(4) たとえ、武力行使を目的にしていなくても、補給や輸送などの『後方支援』が目的であっても、結果として自衛隊が戦闘を行うことになる

これは憲法9条が禁止した武力行使そのものである。

首相:
自衛隊は攻撃されるであろうし、身体防護のために武器を使用することになるだろうが、自衛隊の活動が戦闘行為になるということはない。

志位委員長:
『非戦闘地域』への派兵を建前としてきたイラク派兵ですら、攻撃を受け、戦闘に至る一歩手前だったのに、
『非戦闘地域』という歯止めをはずせば、自衛隊が確実に攻撃され、『殺し、殺される』危険が決定的に高まる。

首相:
(自衛隊の活動)実施区域の指定や、活動の中止・中断などの仕組みを設けることにより、自衛隊員の安全に十分に配慮している。

志位委員長:
政府が『後方支援』と呼ぶ活動は、国際的には『兵站(へいたん)』(ロジスティクス)と呼ばれる活動だ。
それを政府も、1999年の国会では、『兵站』活動が国際法上、軍事攻撃の目標とされることを認めていた。
政府のいう『武力行使と一体ではない後方支援』など、世界では通用しない。

首相:
わが国が行う後方支援は、他国の武力の行使と一体化することがないように行う。


◾️その2 治安維持活動

志位委員長:
PKO(国連平和維持活動)法改定案では、国連が統括していない活動にも自衛隊を参加させ、形式上「停戦合意」がされていれば、戦乱が続く地域にも自衛隊を派兵し治安維持活動に取り組む、とされている。
これまで自己防護のために限っていた武器の使用を、任務遂行=敵対勢力の「妨害排除」のためでも認めるなど、格段に拡大しようとしている。
こうした法改定がされれば、2001年から2014年までの期間、アフガニスタンに展開した国際治安支援部隊(ISAF)のような活動に自衛隊を参加させ、治安維持活動などに取り組むことが可能になるのではないか。

首相:
(国際治安支援部隊(ISAF)のような活動については答えないまま)
戦闘に参加することはできない仕組みとなっている。
憲法9条が禁止した武力の行使を行うこともない。

*ISAF
国際治安支援部隊(ISAF)
 
2001年末に採択された国連安保理決議1386に基づき設立。
アフガニスタンのタリバン政権崩壊後の治安維持を目的としていたが、米軍主導の「対テロ」戦争とあいまって多くの戦死者(約3500人)を出すとともに、多数の民間人を殺傷している。



◾️その3 集団的自衛権

武力攻撃事態法などの改定で、日本がどこからも攻撃されていないのに、集団的自衛権を発動して、米国の戦争に自衛隊が参戦し、海外で武力を行使する。
これまでの政府の憲法解釈を根底から覆す企てへの批判。

志位委員長:
先制攻撃は、国際法違反の侵略行為である。
これに集団的自衛権を発動すれば、集団的自衛ではなく集団的侵略そのものだ。
日本政府が、米国による武力行使に対し、国際法上違法な武力行使として反対したことがあるのか

首相:
米国の武力行使に、国際法上違法な行為として反対したことはない。
新3要件の判断は、わが国が主体的に行う。
米国に言われるまま武力を行使することは断じてない。

*武力行使の「新3要件」
1. 我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合
2. これを排除するために、他に適当な手段がないとき
3. 必要最小限度の実力行使をする


米国は、ベトナム侵略やイラク侵略など、国際法違反の戦争を繰り返してきた。
米国の無法な戦争に一度も「ノー」と言ったことのない日本が、米国の言われるままに参戦する危険は明らかである。

「戦争法案」は憲法を幾重にも踏みにじる戦後最悪の法案です。徹底審議の上で廃案に追い込む世論と運動が求められる。



戦闘の危険 決定的に高まる 「兵たん」は戦争行為の一部/衆院特別委
http://ch.nicovideo.jp/akahata/blomaga/ar800418

◾️ 戦地派兵

志位委員長:
自衛隊が攻撃されたらどうするのか。

首相: 
武器の使用になる。


戦争法案の中で、戦争中の米軍等への「後方支援」を定めているのが、『重要影響事態法』『国際平和支援法』の2法案。
この2法案に共通の最大の問題は、
政府が従来「戦闘地域」としてきた場所まで行って、自衛隊が軍事支援する点にある。



志位委員長:
今回の2法案からは、第2条件の規定が削られ、「現に戦闘行為が行われている現場」でなければ自衛隊が活動できる。
さらに「捜索救助活動」では、第1条件の適用すら一部除外されている。
きわめて重大な変更である。

首相:
いま志位委員が説明したとおりだ。

志位委員長:
第2条件で除外してきた「戦闘行為が行われる可能性がある場所まで自衛隊が行く」ということは、相手から攻撃される可能性があるということだが、それを認めるか?

中谷元・防衛相:
自衛隊が現実に活動を行う期間、戦闘行為がないと見込まれる場所を実施区域に指定する。

志位委員長:
そんなことは法案に一言も書いていない。
自衛隊が攻撃される可能性を否定するのか。

首相:
(攻撃される可能性が)絶対にないわけではない。

志位委員長:
自衛隊が攻撃されたらどうするのか。
必要な場合には、武器を使用することになるのか。

首相:
自己保存型の武器の使用になる。

志位委員長:
自衛隊が武器を使用すれば、相手はさらに攻撃し、撃ち合いが始まる。
まさに戦闘することになるではないか。


◾️サマワの現実

志位委員長:
必ず戦死者が出る。

首相、リスク頑として口にせず。




志位委員長:
戦車を破壊できる110ミリ個人携帯対戦車弾や84ミリ無反動砲、12・7ミリ重機関銃といった重武装の実態。
『人道復興支援』でもこれだけの武器だ。
『後方支援』では、さらに強力な武器を持っていくことになる。
こうした武器を使い反撃する。
これが戦闘でなくて何なのか。

首相:
武器の使用については自己保存型で、正当防衛、緊急避難に限られる。

志位委員長:
25日に外務省が提出した、
国際法上、自己保存のための自然権的権利というべき武器の使用という特別な概念や定義はない」と明記した文書がある。
国際法上、『武器の行使』とは別の『武器の使用』という概念や定義はない
「自己保存のための武器の使用だから戦闘ではない」という理屈は、国際社会では通用しない
憲法9条に違反する武力の行使そのものだ。

「10個近く棺(ひつぎ)を準備」したという、当時の陸自統合幕僚長の回顧もある。
『非戦闘地域』が建前であっても、攻撃を受け、戦闘に至る一歩手前だった。

そのうえで、こうした現実を無視して、「戦闘地域」での活動を可能にし、弾薬提供や武器・弾薬輸送もできるようにすれば、真っ先に攻撃対象になる。
自衛隊が現実に攻撃され、『殺し、殺される』危険が決定的に高まるのは明らかだ。
リスクを語らないのは無責任で不誠実だ。
自衛隊の活動地域を大幅に拡大しておきながら、『隊員の安全確保』をいうのは、まったくの自己矛盾、荒唐無稽、ブラックジョークの類いだ。


◾️派兵自衛官の異常な自殺率

志位委員長:
今以上の若者の犠牲避けがたい

首相、質問に答えず




志位委員長:
アフガニスタン、イラクの両戦争に派兵された自衛官が、国民平均の約9~18倍という異常な高率で自殺している実態を、防衛省の真部朗人事教育局長が明らかにした。
『非戦闘地域』が建前の活動でも、これだけの若者が犠牲になった。
『戦地』派兵で、これをはるかに超える負担と犠牲を強いることになるのは避けがたい。

首相:
大変胸の痛む話だ。

志位委員長:
日本の若者を『戦地』に派兵し、『殺し、殺される』戦闘をさせる。
それがもたらす心身への深刻な傷痕は、計り知れない。
若者を戦場に送るわけにはいかない。


◾️後方支援

日本政府だけが使う造語
国際法上、攻撃の目標に




志位委員長:
『後方支援』という言葉は、日本政府だけが使っている造語であり、国際的には兵たん(ロジスティクス)という。
兵たんが国際法上、軍事攻撃の目標とされるということは、兵たんが戦争行為の一部であり、武力行使と不可分の活動だと国際社会でみなされていることを意味するものにほかならない。
米海兵隊が現在使用している「海兵隊教本」が、兵たんについて、
「軍事作戦のいかなる実施の試みにおいても不可欠な部分だ」
「戦争の一機能であるがゆえに(略)部隊及び要員は、暴力及び危険の対象となる」としている。

首相:
兵たんは重要だ。(「後方支援」が兵たんであることを認める?)
安全確保されている場所で行う。

志位委員長:
「武力の行使と一体でない後方支援」など、世界ではおよそ通用するものではない。
しかも、今回の法案では、「非戦闘地域に限る」とか「弾薬の補給をやらない」とかの「歯止め」すら外してしまっている。
「武力の行使と一体でない後方支援」というごまかしは、いよいよ通用するものではない。


米国の侵略戦争支持、反省も検証もなくていいのか/衆院特別委
http://ch.nicovideo.jp/akahata/blomaga/ar801049

◾️PKO法改定―治安維持活動

志位委員長:
多数犠牲者出した独軍 「殺す」危険も深刻に

首相、ISAF型参加否定せず


形式上「停戦合意」がつくられているが、なお戦乱が続いているようなところに自衛隊を派兵し、治安活動(安全確保業務)をさせる。
国連平和維持活動(PKO)とは関係のない活動にも自衛隊を派兵する、「戦争法案」の仕掛け




軍の活動を「自国の防衛のみ」としていた基本法(憲法)の解釈を変えて、ISAFにも参加したドイツの経験を踏まえ、

志位委員長:
ドイツ軍は当初、検問警備などの治安維持や復興支援に関わるものの、戦後初めて、地上での「戦闘状態」に陥り、
武器の使用基準を自衛だけでなく任務遂行にも拡大。
結果として、35人の兵士が、自爆テロや銃撃で犠牲となっている。
ドイツの公共テレビは、“井戸を掘り学校を建てる”はずのドイツ軍が、戦争を行うようになった生々しい現実を描き出し、社会に衝撃を与えた。
まさに、安倍政権がいま進めていることを、先取り的に示している。
実際に、誤爆や誤射で、140人を超す市民を殺害したドイツ軍には、深刻な加害責任が存在する。
自衛隊員が『殺される』危険とともに、民衆を『殺してしまう』危険も極めて深刻だ。
自衛隊を派兵し、『殺し、殺される』戦闘をさせる。
憲法9条に違反する違憲立法であることは明瞭だ。
絶対に認めるわけにいかない。


◾️集団的自衛権

究極の米国従属の政府が、集団的自衛権で、米国と海外での戦争に踏み出すことがいかに危険か

政府の判断

志位委員長:
先制攻撃戦略は、米国の基本政策。
集団的自衛権行使の最大の問題は、武力行使の判断が、「時の政権の裁量に任され、無限定に広がること」だ。

首相:
他国の考えに論評は控えたい。
国連憲章に反する行為に、日本が武力行使で協力することはない。




志位委員長:
いずれも、最後の結論が、米国への「理解」となっている。
日本政府は、戦後ただの一度も、米国の戦争を、国際法違反と批判したことはない。
すべて賛成・支持・理解だ。
こんな異常な米国への無条件追随の国は、他にない。

首相:
『理解』はしているが、『支持』はしていない。

志位委員長:
こんな政府が、どうして『自主的判断』ができるか。
言われるままに集団的自衛権を発動することになるのは明瞭だ。


ベトナム戦争 イラク戦争検証

岸田外相:
(米国に)説明求めた事実ない。

志位委員長:
ねつ造わかっても説明求めず反省なし。


志位委員長:
米国が起こしたベトナム戦争・イラク戦争。日本政府の根本姿勢を追及。
両戦争の規模と世界的影響の大きさは計り知れない。
この二つの戦争を、日本政府がどう検証・総括したか。
これは、安倍政権が、半世紀にわたる政府の憲法解釈を大転換し、戦後初めて集団的自衛権行使の道に踏み込もうとするもとで、避けて通れない大問題だ。

ベトナム戦争本格化の決定機となった「トンキン湾事件」(64年)は、米国防総省秘密報告(ペンタゴン・ペーパーズ)や当時の米国防長官の回顧録などから、
当時の米政府の発表が捏造(ねつぞう)だったことが、明らかになっている。
当時の日本政府が、「米国が合法的に認められた範囲をまさか逸脱はあるまいという信頼」(64年、椎名外相答弁)から支持した。
捏造判明後に、米国に説明を求めたか?

岸田外相:
説明を求めた等の事実関係は、現時点で確認されていない。

志位委員長:
公式の外交ルートで説明を求めていないということだ。

米国の戦争は正義と信じて疑わない。
捏造とわかっても説明を求めず、反省もしない。
これが日本政府の基本姿勢だ。
戦後最悪の安倍政権による、戦後最悪の戦争法案の廃案を強く求める。




これはおまけです。

そんな重要な法案について、質疑応答がなされている衆院本会議の会場で、これほどの議員たちがぐっすり眠っています。
これは、自民党の議員たちです。
本会議の開会から1時間半しか経過していません。



なんじゃこれ?!
せめて起きて聴いてるふりぐらいしろよ!!
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残念だったで賞!

2015年05月27日 | ひとりごと
先週の土曜日、メトロポリタン・オペラハウスで行われた、アメリカン・バレー・シアター創立75周年記念の公演を観に行った。


もちろん自腹ではなく、夫の父親のおごり。


席はちょいと右寄りの二階席で、舞台がほぼ正面から見える。




演目は『ジゼル』
主役はこの人、ステラさん。


もう舞台に出てきた途端に会場がワァ~ッと沸き立ち、大変なことに。
バレーはあまり観る機会が無いのだけども、彼女の、まるで透明の羽根が生えているかのような、フワリスルリとした踊りに魅了されて、目が離せなかった。
本当は筋肉の塊なんだろうに、どうしてあんなにも切なく、柔らかく、儚く見えるんだろう…。

カーテンコールになると、客席からフラッシュの光があちこちから続出!ならばわたしも!と慌てて撮った。






週が明けた月曜日、メモリアル・デー三連休の最終日。
オーディションの結果が出た。
今回初めて落っこちた。
ああ残念!
悔しい気持ちがモクモクとわいてきて、次にはなんだか気が抜けて、妙にぼんやりとしてしまった。
こんな時には散歩が一番!
カメラを手に出発!

まずはうちのちっちゃな前庭から。


ブラックベリーは今年も元気。


草陰にポツンと咲いてる紫陽花。


家の前の垣根の足元に、いきなり出現した葉っぱ。いつ植えたんだろう…。


家を出てすぐの所に、よもぎ天国!


ご近所めぐり。


三角もみじ。


歩道を飾る花々。












トロンボーンを手に家路につく青年。メモリアル・デー・パレードの帰りなんだろうな。


地元のブラスバンドに入っていた時は、わたしも式典に参加して演奏した。
この時期、こういうユニフォームはかなり暑いはず…お疲れさま。

そしてこの日は、国旗がたくさん掲げられる。


それにしても暑いぞ今日は!


もみじは夏でも素晴らしい!




家に戻ると、リスくんたちの食べカスが…。



その晩、花の水やりをしているわたしに夫が声をかけた。

「ちょっとあそこ、見てみ」


夫が指差す前庭の垣根の真ん中より少し上の方を、目を凝らして見てみると…、


鳥の赤ちゃん…あんた、なんでそんなとこにいるん?


親鳥が心配そうに周りを飛んでいるけれども、そして赤ん坊もチッチッと鳴いているけれども、どうしようもないような感じ。
真夜中に、どうにも気になって仕方がなくて、懐中電灯で照らしてみたら、同じ場所で眠ってた…。
近くにある歩道側の垣根に巣があるみたいだけれども、そこに移してあげることができないかなあ…。
でも、一度でも人間の手が触れると、親鳥が世話をしなくなると聞いたこともあるので、何か良い方法はないものかと悶々と悩んでいたら、
フェイスブックの友だちが、自分の経験談やら知恵やらを授けてくれた。
もちろん、赤ん坊にすでに飛ぶ能力がついていて、自力で飛び立てるのが一番なんだけれども…。
そして、あの場所にいたということは、あの仔が自分で飛んできたとしか考えられないのだけれども…。
家にあるワラを使って人工巣を作り、そっとその中に入れてあげよう。
意気込んで翌朝見に行くと、小さな丸い穴がポッカリ空いているだけで、そこに赤ん坊の姿は無かった。
まさか…落ちちゃったか?
真下を必死で調べたけれど、羽根ひとつ落ちていなかった。
無事に巣に戻れた、そう思うことにした。


火曜日になり、また怒涛の合唱リハーサルが始まった。
指にテープを巻いて、ダリルの怒鳴り声を聞き流し、ついつい速くなる彼の癖を修正しながら伴奏する。
痛みはだいぶマシになってきた。
明後日の朝、生徒の父親の、手の手術を専門にしている外科医さんが、症状を診にうちにやってきてくれる。
オーディションに落ちたことは悔しいけれども、おかげで小指に負担をかけずに済むと思うことにした。
何事も良い方に考えると、いやな気持ちがシュルシュルと、サイダーの泡のように浮き上がって消えていく。
それでもやっぱり残念だけども…。
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たった13項のポツダム宣言を「詳らかに読んでないので承知していない」と国会で答える男を総理と呼ぶ惨状

2015年05月26日 | 日本とわたし


2:45~内容を文字起こししました。

志位和夫・日本共産党委員長:
戦後の日本は、1945年8月、ポツダム宣言を受諾して始まりました。
ポツダム宣言では、日本の戦争についての認識を、二つの項目で明らかにしております。

ひとつは第6項で、日本国国民を欺瞞し、これをして世界征服の挙に出ずるの過誤、犯した勢力を永久に取り除く、と述べております。

日本の戦争について、世界征服のための戦争だったと、明瞭に判定しております。
日本がドイツと組んで、アジアとヨーロッパで、世界征服の戦争に乗り出したことへの厳しい批判であります。

今ひとつ、ポツダム宣言は、第8項で、カイロ宣言の条項は履行せらるべく、と述べています。
カイロ宣言とは、1943年、米英中3国によって発せられた、対日戦争目的(?)を述べた宣言でありますが、
そこでは、三大同盟国は日本国の侵略を制止し罰するため、今時の戦争を行っている日本の戦争について、『侵略』と明瞭に規定するとともに、
日本が暴力と強欲によって奪った地域の変換を求めています。

こうしてポツダム宣言は、日本の戦争について、第6項と第8項のふたつの項で、
“間違った戦争”だという認識を明確に示しております。

総理にお尋ねします。
総理は、ポツダム宣言のこの認識を、お認めにならないんですか?
端的にお答えください。


安倍総理:
まあこのポツダム宣言、をですね、我々は受諾をし、そして敗戦となったわけでございます。
そして今、えー私も、詳らかに承知をしているわけではございませんが、ポツダム宣言の中にあった連合国側の理解、
日本が世界征服を企んでいたということ等も、今ご紹介になられました。
私はまだ、その部分を、おー、詳らかに読んでおりませんので、承知はしておりませんから、
今ここで直ちに、それに対して論評をすることは差し控えたい
と思いますが、
いずれにせよ、まさに、先の大戦の痛切な反省によって、今日の歩みがあるわけでありまして、我々はそのことを忘れてはならないと、このように思っております。


志位和夫・日本共産党委員長:
私が聞いたのは、ポツダム宣言の認識を認めるのか認めないのか、です。
はっきりお答えください。


安倍総理:
えー今まあ申し上げましたようにですね、えーまさにポツダム宣言を私たちは受け入れて、ま、これが、まさに戦争を終結させる、えー道であったと、いうことであります。
この我々が受け入れることによって、終戦を、おー、えー、迎え、そして、えー、まさに、えー日本は、平和国家としての道を、その後歩き始めることになった、ということではないかと思います。


志位和夫・日本共産党委員長:
私はポツダム宣言が認定している”間違った戦争“という認識を、認めないのかと聞いたんですけれど、「認める」とおっしゃらない
これ、非常に重大な発言であります。
戦後の国際秩序というのは、日独伊三国の戦争は『侵略戦争』だったと、いう判定の上に成り立っております。
ところが総理はですね、侵略戦争はおろか、間違った戦争だとも、お認めにならない
総理が今進めようとしている『集団的自衛権の行使』とは、
日本に対する武力攻撃が無くても、アメリカが世界のどこであれ、戦争に乗り出した際に、その戦争に自衛隊を参戦させるというものであります。
しかし、米国の戦争の善悪の判断が、総理にできますか?
日本が過去にやった、自らの戦争の善悪の判断もできない総理に、米国の戦争の善悪の判断、できるわけないじゃないですか。
戦争の善悪の判断ができない、善悪の区別がつかない、そういう総理がですね、日本を海外で戦争ができる国に作り変える『戦争法案』を出す資格はありません
撤回を強く求めて終わります。


◾️ポツダム宣言原文
http://www.ndl.go.jp/constitution/e/etc/c06.html

Potsdam Declaration

Proclamation Defining Terms for Japanese Surrender
Issued, at Potsdam, July 26, 1945

1.
We-the President of the United States, the President of the National Government of the Republic of China, and the Prime Minister of Great Britain, representing the hundreds of millions of our countrymen, have conferred and agree that Japan shall be given an opportunity to end this war.

2.
The prodigious land, sea and air forces of the United States, the British Empire and of China, many times reinforced by their armies and air fleets from the west, are poised to strike the final blows upon Japan. This military power is sustained and inspired by the determination of all the Allied Nations to prosecute the war against Japan until she ceases to resist.

3.
The result of the futile and senseless German resistance to the might of the aroused free peoples of the world stands forth in awful clarity as an example to the people of Japan. The might that now converges on Japan is immeasurably greater than that which, when applied to the resisting Nazis, necessarily laid waste to the lands, the industry and the method of life of the whole German people. The full application of our military power, backed by our resolve, will mean the inevitable and complete destruction of the Japanese armed forces and just as inevitably the utter devastation of the Japanese homeland.

4.
The time has come for Japan to decide whether she will continue to be controlled by those self-willed militaristic advisers whose unintelligent calculations have brought the Empire of Japan to the threshold of annihilation, or whether she will follow the path of reason.

5.
Following are our terms. We will not deviate from them. There are no alternatives. We shall brook no delay.

6.
There must be eliminated for all time the authority and influence of those who have deceived and misled the people of Japan into embarking on world conquest, for we insist that a new order of peace, security and justice will be impossible until irresponsible militarism is driven from the world.

7.
Until such a new order is established and until there is convincing proof that Japan's war-making power is destroyed, points in Japanese territory to be designated by the Allies shall be occupied to secure the achievement of the basic objectives we are here setting forth.

8.
The terms of the Cairo Declaration shall be carried out and Japanese sovereignty shall be limited to the islands of Honshu, Hokkaido, Kyushu, Shikoku and such minor islands as we determine.

9.
The Japanese military forces, after being completely disarmed, shall be permitted to return to their homes with the opportunity to lead peaceful and productive lives.

10.
We do not intend that the Japanese shall be enslaved as a race or destroyed as a nation, but stern justice shall be meted out to all war criminals, including those who have visited cruelties upon our prisoners. The Japanese Government shall remove all obstacles to the revival and strengthening of democratic tendencies among the Japanese people. Freedom of speech, of religion, and of thought, as well as respect for the fundamental human rights shall be established.

11.
Japan shall be permitted to maintain such industries as will sustain her economy and permit the exaction of just reparations in kind, but not those which would enable her to re-arm for war. To this end, access to, as distinguished from control of, raw materials shall be permitted. Eventual Japanese participation in world trade relations shall be permitted.

12.
The occupying forces of the Allies shall be withdrawn from Japan as soon as these objectives have been accomplished and there has been established in accordance with the freely expressed will of the Japanese people a peacefully inclined and responsible government.

13.
We call upon the government of Japan to proclaim now the unconditional surrender of all Japanese armed forces, and to provide proper and adequate assurances of their good faith in such action. The alternative for Japan is prompt and utter destruction.

(The Ministry of Foreign Affairs "Nihon Gaiko Nenpyo Narabini Shuyo Bunsho : 1840-1945" vol.2, 1966)

そしてこれ↓が、今なお日本においての公式訳文です。公式文書ということになります。

◾️ポツダム宣言外務省仮訳
http://www.ndl.go.jp/constitution/etc/j06.html
ポツダム宣言

千九百四十五年七月二十六日
米、英、支三国宣言
(千九百四十五年七月二十六日「ポツダム」ニ於テ)

一、吾等合衆国大統領、中華民国政府主席及「グレート・ブリテン」国総理大臣ハ吾等ノ数億ノ国民ヲ代表シ協議ノ上日本国ニ対シ今次ノ戦争ヲ終結スルノ機会ヲ与フルコトニ意見一致セリ

二、合衆国、英帝国及中華民国ノ巨大ナル陸、海、空軍ハ西方ヨリ自国ノ陸軍及空軍ニ依ル数倍ノ増強ヲ受ケ日本国ニ対シ最後的打撃ヲ加フルノ態勢ヲ整ヘタリ右軍事力ハ日本国カ抵抗ヲ終止スルニ至ル迄同国ニ対シ戦争ヲ遂行スルノ一切ノ連合国ノ決意ニ依リ支持セラレ且鼓舞セラレ居ルモノナリ

三、蹶起セル世界ノ自由ナル人民ノ力ニ対スル「ドイツ」国ノ無益且無意義ナル抵抗ノ結果ハ日本国国民ニ対スル先例ヲ極メテ明白ニ示スモノナリ現在日本国ニ対シ集結シツツアル力ハ抵抗スル「ナチス」ニ対シ適用セラレタル場合ニ於テ全「ドイツ」国人民ノ土地、産業及生活様式ヲ必然的ニ荒廃ニ帰セシメタル力ニ比シ測リ知レサル程更ニ強大ナルモノナリ吾等ノ決意ニ支持セラルル吾等ノ軍事力ノ最高度ノ使用ハ日本国軍隊ノ不可避且完全ナル壊滅ヲ意味スヘク又同様必然的ニ日本国本土ノ完全ナル破壊ヲ意味スヘシ

四、無分別ナル打算ニ依リ日本帝国ヲ滅亡ノ淵ニ陥レタル我儘ナル軍国主義的助言者ニ依リ日本国カ引続キ統御セラルヘキカ又ハ理性ノ経路ヲ日本国カ履ムヘキカヲ日本国カ決意スヘキ時期ハ到来セリ

五、吾等ノ条件ハ左ノ如シ
吾等ハ右条件ヨリ離脱スルコトナカルヘシ右ニ代ル条件存在セス吾等ハ遅延ヲ認ムルヲ得ス

六、吾等ハ無責任ナル軍国主義カ世界ヨリ駆逐セラルルニ至ル迄ハ平和、安全及正義ノ新秩序カ生シ得サルコトヲ主張スルモノナルヲ以テ日本国国民ヲ欺瞞シ之ヲシテ世界征服ノ挙ニ出ツルノ過誤ヲ犯サシメタル者ノ権力及勢力ハ永久ニ除去セラレサルヘカラス

七、右ノ如キ新秩序カ建設セラレ且日本国ノ戦争遂行能力カ破砕セラレタルコトノ確証アルニ至ルマテハ聯合国ノ指定スヘキ日本国領域内ノ諸地点ハ吾等ノ茲ニ指示スル基本的目的ノ達成ヲ確保スルタメ占領セラルヘシ

八、「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルヘク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ

九、日本国軍隊ハ完全ニ武装ヲ解除セラレタル後各自ノ家庭ニ復帰シ平和的且生産的ノ生活ヲ営ムノ機会ヲ得シメラルヘシ

十、吾等ハ日本人ヲ民族トシテ奴隷化セントシ又ハ国民トシテ滅亡セシメントスルノ意図ヲ有スルモノニ非サルモ吾等ノ俘虜ヲ虐待セル者ヲ含ム一切ノ戦争犯罪人ニ対シテハ厳重ナル処罰加ヘラルヘシ日本国政府ハ日本国国民ノ間ニ於ケル民主主義的傾向ノ復活強化ニ対スル一切ノ障礙ヲ除去スヘシ言論、宗教及思想ノ自由並ニ基本的人権ノ尊重ハ確立セラルヘシ

十一、日本国ハ其ノ経済ヲ支持シ且公正ナル実物賠償ノ取立ヲ可能ナラシムルカ如キ産業ヲ維持スルコトヲ許サルヘシ但シ日本国ヲシテ戦争ノ為再軍備ヲ為スコトヲ得シムルカ如キ産業ハ此ノ限ニ在ラス右目的ノ為原料ノ入手(其ノ支配トハ之ヲ区別ス)ヲ許可サルヘシ日本国ハ将来世界貿易関係ヘノ参加ヲ許サルヘシ

十二、前記諸目的カ達成セラレ且日本国国民ノ自由ニ表明セル意思ニ従ヒ平和的傾向ヲ有シ且責任アル政府カ樹立セラルルニ於テハ聯合国ノ占領軍ハ直ニ日本国ヨリ撤収セラルヘシ

十三、吾等ハ日本国政府カ直ニ全日本国軍隊ノ無条件降伏ヲ宣言シ且右行動ニ於ケル同政府ノ誠意ニ付適当且充分ナル保障ヲ提供センコトヲ同政府ニ対シ要求ス右以外ノ日本国ノ選択ハ迅速且完全ナル壊滅アルノミトス

(出典:外務省編『日本外交年表並主要文書』下巻 1966年刊)


何度読み直しても、本当にわかりにくい、というか、わからない文章で、これだと英語で読んだ方がどれほどわかりやすいか…。
このどうしようもないままに放置されている公式訳文を読んで、憤りを感じ、原文の英文の全訳に取り組まれた方がおられます。
ここにその記事のURLを記しておきますので、ぜひみなさんもお読みになっていただければと思います。

<参考資料> ポツダム宣言 全訳
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/potsudam.htm#potudam

『Ⅳ.ポツダム宣言と投下前夜』
http://www.inaco.co.jp/isaac/back/008/008.htm
2006年1月27日

一部引用させていただきます。
↓引用はじめ

『ポツダム宣言の英文原文はインターネットでどこからでも手にはいるが、日本語の訳文がなかなか手に入らない。
唯一公式の訳文が、以下である。
(外務省仮訳)ちょっと見て欲しい。
http://www.ndl.go.jp/constitution/etc/j06.html

この文章を理解できる日本人が何人いるか?
少なくとも私は分からない。
英語の原文を読んではじめて、何を言っているのかを知ることができる。
ポツダム宣言は、日本が戦後再出発することになる基本文書だ。
日本人全員が戦後の歴史の大前提条件の一つとして、共通認識を持っておくべき文書だ。
この宣言を受け入れることによって、連合国との戦争は終結したのだから。

ところが、今なお、この公式訳文の状態で止めておくと云うことは、日本政府は宣言の内容を、日本国民に知らせたくないのではないかと邪推したくもなる』

↑引用おわり


一事が万事、とまでは言いませんが、このような誤魔化しやいい加減なままの放置が多いこと、そしてその物事はどれも、非常に重要で知っておかなければならないことだということに気づきました。
気づくということは、大変でもあり、清々しくもあり、悲しくもあり、悔しくもあり、そして立ち上がって声を上げるエネルギーでもあります。
などと言うわたしは、自分のことでいっぱいいっぱいの時もあり、落ち込んでしまっている時もあり、先がなかなか見えてこない現実にため息をつく時もあります。
でも、気づいた。気づくことができた。気づいてしまった。

無資格で憲法違反の男を、総理という立場から引きずり下ろさなければなりません。
野党のみなさんが、一丸となって、連帯して頑張る時です。
そして有権者のみなさんは、そんな議員さんたちを支えたり、叱咤激励をする時です。

ポツダム宣言。
たった13項の文章を、詳らかに読んだことがないので承知していない。
なんというチンピラ…なんという無恥…なんという情けなさ…。
こんなドがつく阿呆が、政治の頂点でふんぞり返っているなんて…放置している場合ではありません。
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安倍政権の解釈改憲はウソとインチキのオンパレード!国会や現場で追及している人たちを応援するぞ!

2015年05月21日 | 日本とわたし
IWJのこと、ご存知ですか?
ジャーナリストの岩上安身さんが設立したインターネット報道メディアです。
市民であるわたしたちが直接支えることのできる、支えなければならないと心の底から思う、真実を伝え続けてくれる人たちです。

すべての新聞紙が、そしてテレビが、まったくダメになってしまったとは思いません。
必死に踏ん張ってくれている社もあるし、上が腐敗していても、それを内部からなんとかしようと頑張ってくれている人たちもいます。
でも、毎日送られてくるIWJからの日刊ガイドを読んでいると、報道機関がとても弱ってしまっていることをひしひしと感じます。

ちゃんと調査をしない。
ちゃんと追求をしない。
ちゃんと報道をしない。

白痴かと疑ってしまうほどのデタラメやインチキやウソを、次から次へと公の場で口にする首相。
物事を理解できる脳力が無いのか、そもそも理解するつもりが無いのか…。
でも彼は、大威張りで、堂々と、胸を張っています。
そんな彼を放置しやりたい放題させているのは何も報道だけではありませんが、身近に居て物を言える立場にある者としては、責務を放り投げてしまっているとしか思えません。

だからもう待たない。
他人をあてにしない。
自分から行く。

と決めて、IWJの会員になりました。
毎月1000円。一括払いだと1万円、2月分得です。
会員になると、読み応え満点、知っておくべき内容てんこ盛りの記事やインタビューが、毎日読めたり聞けたりします。

主なものとしては、

小西洋之議員が追及し続けている、
◾️安倍政権の解釈改憲の『インチキ』っぷり!
・憲法違反を強行するために、勝手に「作成者の意図」を捏造する、というインチキ
・憲法違反を強行するために、勝手に「作成者の意図」を捏造する、というインチキ
加えて、
・「専守防衛」の定義まで言い換える、というインチキ

そして、福島みずほ議員が指摘している、
・「戦争法案」発言の議事録削除要請問題
・TPPの条文案開示「検討」からの「撤回」
・国民に襲い来る労働法改正

さらに、
◾️オスプレイについて、
相場の倍以上の1機200億円という高値で、17機(計3400億円)ものオスプレイを購入する予定を崩そうとしない政府。
(3400億円という金額は、安倍政権がここに来てカットしまくっている社会保障費の額に相当します)

さらにさらに、
◾️国立競技場について、
当初予算1300億円が、その後一気に膨らんで3000億円になり、その後1600億円になり…と、かなりいい加減な計画でずるずる進んでいること。
どんなふうにいい加減かというと、
・旧国立競技場の解体作業が5カ月遅れ、
・開閉式屋根がオリンピックに間に合わない、
・予算が足りないから、500億円を東京都が払え、と国が要請!

そして今回のトリは、
◾️ネオニコチノイド系農薬について、
厚労省は一昨日5月19日、このネオニコチノイド系の農薬の基準値をそれまでよりも緩和しました。
結果、ほうれんそうで従来の13倍の基準値引き上げという、もはや狂気の沙汰としか言いようのない日本の食の安全管理の実態。

などなど、気になってたことがいっぺんにすっきりと明らかになります。
では、じっくりお読みください。

⬇︎⬇︎⬇︎

日刊IWJガイド
「スクープ! 小西洋之議員が安倍政権の解釈改憲の『インチキ』を暴露! これはリーガルクーデターだ!」

2015.5.22日号~No.982号~

おはようございます!
IWJで記者やテキスト関連の仕事をしている、佐々木隼也と申します。

昨日は、社民党の福島瑞穂議員と民主党の小西洋之議員に、岩上さんが三者鼎談インタビューを行いました。
みなさま、ご覧になれましたでしょうか?

5時間にも及ぶ白熱の鼎談が繰り広げられたのですが、そのなかで小西議員の口から、とんでもないスクープが飛び出しました


■集団的自衛権閣議決定の根拠が崩壊! まさかこんなインチキを使っていたとは…

安倍政権は2014年7月1日、憲法9条の範囲内で「集団的自衛権の行使容認」は可能とする、いわゆる「解釈改憲」を閣議決定しました
今の安保法制の国会論議は、この解釈改憲を含めた11本(うち10本は1本に束ねられているので実質2本ですが)の法律を通すか通さないか、というものです。

この安保法制の起点になっている「解釈改憲」の根拠について、安倍総理は昨年7月の閣議決定で、「昭和47年の政府見解で集団的自衛権を認めている!」と強弁しています。
歴代の政権も、憲法9条に集団的自衛権を認めてきたから「アリ」なんだ、との主張なのですが、
実はこれ、真っ赤な嘘だったんです。

そもそも昭和47年見解というものにどんな事が書かれているかというと…、

「外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底からくつがえされる場合は、個別的自衛権で武力行使が可能だけど、集団的自衛権は憲法上許されないよ」

ざっくりまとめるとこんな感じです。
はて、これのどこが集団的自衛権を認める根拠になるのか? と、普通の日本語を習ってきた方なら思うでしょう。

しかし安倍政権は、この冒頭の「外国の武力攻撃」の部分に、「誰に対しての武力攻撃か」という目的語が明記されていないことに着目
「わが国への武力攻撃」と読めるが、「同盟国である米国への武力攻撃」とも読める!! と強引に決めつけ、
「ほら、歴代政府も認めているじゃないか!」と、閣議決定の唯一の根拠にしている
のです。


あいた口が塞がらないとはまさにこのことですね。

「誰に対しての攻撃か」という目的語をあえて明記しなかったのは、当時の見解の作成者が、集団的自衛権を認めていたからだ、と主張する安倍政権
そこで、小西議員は、作成者たちの意図を調べました。

すると、この政府見解の基となる国会質疑において、作成者である吉國一郎・内閣法制局長官(当時)は
「憲法9条をどう読んでも、他国の防衛はできないよ」
「他国が侵略されていることは、日本の生命、自由、幸福追求の権利が侵されている状態ではないので、まだ日本が自衛の措置をとる段階ではないよ」と明言していた
のです。

つまり、作成者たちは集団的自衛権を認めていたんだ! と強弁する安倍政権ですが、
その作成者たちは「集団的自衛権は憲法上は絶対認められない!」と言っていたのです。

憲法違反を強行するために、勝手に「作成者の意図」を捏造する、というインチキが行われていたのです。

このインチキについては、以下の速報記事でつまびらかに報じているので、ぜひご覧ください!

・【スクープ!】
「集団的自衛権行使容認の閣議決定」が覆る決定的根拠!
「昭和47年政府見解」の知られざる真実を小西洋之議員が暴露!

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/246547

他にも小西議員は、この昭和47年見解のインチキを暴く証拠をいくつも提示しました。
さらに、安倍政権が「専守防衛」の定義まで言い換えていることなど、「嘘とインチキのオンパレード」ぶりを、つまびらかに指摘しました。
さらに福島みずほ議員も、この挨拶文で全てを紹介仕切れないのが悔しいですが、
「戦争法案」発言の議事録削除要請問題や、TPPの条文案開示「検討」からの「撤回」、そして国民に襲い来る労働法改正などなど、様々な問題を指摘しました。

今、強力な権力を握った安倍総理に、国会の場で真っ向から立ち向かっているお二人のインタビューは、ぜひ多くの人に見てもらいたいと思います。
この動画記事は今日中にもアップ予定なので、IWJのトップページの記事一覧より、ぜひご覧ください。
また、近々再配信も予定していますので、見逃した方はぜひ!!

【IWJのトップページはこちら】
http://iwj.co.jp/


ちなみに、この昭和47年見解をめぐる「嘘」、IWJは「スクープ!」として報じましたが、本来はスクープでも何でもないのです。
というのも、この問題、小西議員は国会で追及しまくっているのです。
しかし驚くべき事に、メディアは一切これを報じていません。
こんな重大な事実にも関わらず。

安倍政権に都合の悪い事はひた隠しにする、というメディアの腐敗がもう、こんなにも進行してしまっているのですね。
僕らIWJは、最後の一兵になっても、政権にとって都合の悪い事実を報じ続けます。
そうした報道、取材を、みなさまの手でお支えいただければと思います。

【IWJ会員のご登録はこちら】
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

【寄付・カンパでのご支援はこちら】
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■ハワイで墜落・2名の死者を出したオスプレイ、横田基地導入して良いの? 舛添都知事!

日本時間18日午前6時40分ごろ、ハワイのオアフ島で訓練中のオスプレイが、着陸に失敗し、炎上。
計2人の死者を出しました。

構造的に欠陥だらけ、と指摘され続けているこの輸送機ですが、米軍も日本政府も「問題ねーし」と、東京都の横田基地配備の姿勢を崩していません。
相場の倍以上の1機200億円という高値で、17機(計3400億円)購入する予定も崩していません。

この3400億円という金額は、安倍政権がここに来てカットしまくっている社会保障費の額に相当します。
安倍政権は国民の暮らしを逼迫させ、弱者を困窮させる代わりに、役に立たないオスプレイを購入するのです。

いやこれ、国民が黙っていて良いの…? いや、いいわけないですよね。
ということで、明日は舛添都知事の会見で、IWJ記者が横田基地配備について質問する予定です。


【このオスプレイの構造的欠陥については、以下の記事をご覧ください!】

【オスプレイ着陸失敗で1人死亡】
普天間・横田基地配備に不安と怒りの声 
「欠陥輸送機」の危険性を指摘し続ける真喜志好一氏インタビューを緊急再配信!

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/246029

(再掲)
強行配備された「空飛ぶ恥」オスプレイ ~普天間ゲート完全封鎖してまで沖縄県民が阻止したかった理由

(IWJ特報 58号 2012/10/28+67号 2013/01/15)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/64626


また可能であれば、もう一つの国民の税金の無駄遣いである、国立競技場の問題についても、質問する予定です。

国立競技場をめぐっては、当初予算1300億円が、その後一気に膨らんで3000億円になり、その後1600億円になり…と、かなりいい加減な計画でずるずる進んできています。
旧国立競技場の解体作業が5カ月遅れたり、そのおかげで開閉式屋根がオリンピックに間に合わない、さらに予算足りないから500億円を東京都が払え、と国が要請してくる始末…。
さすがの舛添都知事も、「500億円の根拠が理解できない」「非常に危機感を持っている」と怒り心頭です。

この国立競技場をめぐる杜撰な計画と、国のいい加減な税金の無駄遣いについては、IWJはこれまでずっと報じてきました。

以下の特集ページより、ぜひご覧ください!

・【特集】
スポーツのためのスタジアムか、景観を破壊する「要塞」か~新国立競技場建設問題を考える
http://bit.ly/1nOIwiZ



■世界が禁止を進めるネオニコチノイド系農薬、日本ではさらに基準緩和!

世界中のミツバチが消失する現象の原因であることが判明した、ネオニコチノイド系農薬
ハーバード大が発表したその研究結果は、世界中を駆け巡りました。
しかしそれ以前から、これは危険だということで、EU諸国などでは禁止が相次いでいる、曰く付きの農薬です。


・世界中の「ミツバチ大量死」 原因はネオニコチノイド系農薬と米ハーバード大が特定!
日本は規制なし、農水省は「実態調査中」

2015/02/18
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/233754

しかし日本では、この15年間で使用量は3倍に増え、その残留農薬の基準は、EUはもとより、米国と比較しても産品によっては20倍以上緩い、という有り様です。
単位面積あたりの農薬使用量は、米国やオーストラリアをおさえ、日本と韓国がダントツのトップなのです。

このネオニコチノイド系農薬が、ミツバチだけでなく、人体に対しても影響を及ぼす、特に発達障害の原因となるという研究結果が出てきています。
これを指摘しているのが、北海道がんセンター名誉院長の西尾正道医師と、環境脳神経科学情報センター代表の黒田洋一郎氏です。

先日、岩上さんがこのお二方にインタビューしたのですが、その内容は衝撃的なものでした。
まさに「化学物質汚染大国・日本」
国産のお米や野菜、フルーツなどに大量に使われ、さらに他の農薬と違って洗っても落ちない、という…とても厄介な農薬なのです。

・農薬大国・日本の現実 ネオニコチノイド系農薬で、発達障害が急増する!?
岩上安身による西尾正道氏、黒田洋一郎氏インタビュー

2015/04/18
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962#neonicotinoids

・「TPPの最大の狙いは医療」
日本を襲う医療費高騰と、すでに見舞われている危険な農薬・化学物質汚染の実態に迫る
~岩上安身による西尾正道インタビュー 第二弾

2015/05/08
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/244873


そして厚労省は一昨日5月19日、このネオニコチノイド系の農薬の基準値を、さらに緩和したのです。
ほうれんそうで従来の13倍の基準値引き上げという、もはや狂気の沙汰としか言いようのない、日本の食の安全管理。
しかしこの基準値緩和を、どのメディアも一切報じていません
どうしたんでしょうか!?
みんな沈黙の夏を迎えているのでしょうか!?
冒頭の47年見解のスクープといい、ネオニコチノイドの基準緩和の問題といい、IWJだけが独走していていいわけがないのです。


IWJはこの件について、取材・追及を進める予定です。
ちょっとこれから厚労省に取材してきます。
ということで、IWJを今日もよろしくお願い致します!!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/
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ちょっと復活

2015年05月19日 | ひとりごと
先週の中頃の夜中に、小指の第二関節の辺りが痛くて目が覚めた。
真っ暗な部屋の中で、寝ぼけながらも、え?なんで第二関節?と思った。
長年の痛みと付き合っているのは第一関節だけで、だからこの指の変形と痛みは、へバーデン結節のはずだった。
なのに、眠りが妨げられるほどの痛みが、左手の小指の真ん中に居座っている。
きちんとした治療を続けずに、適当なテーピングで誤魔化し誤魔化し弾いていたわたしを、バカもんっ!と怒鳴りつけている。

しまった…大変なことになった…。

夜中の後悔は、昼間の後悔より深くてしつこい。
針をジワジワ差し込まれるような痛みが怖かった。
なんとか和らげようと、右の手のひらで温めたりさすったりした。
右手はどんな気持ちでいるだろう、などと考えた。
痛みで縮こまってしまった左手は、近い将来の自分の姿だというような、いやな予感がしているのだろうか。
こんなことになるまで、いったいどうして放ったらかしにしていたんだと、持ち主であるわたしを責めているのだろうか。

引き受けた伴奏の仕事を続けることができるのだろうか。
そしてわたしは、ピアノを弾き続けることができるのだろうか。

考えないようにしようとしても、グルグルと回る心配の渦は、わたしの手足を掴んで離さない。
眠れないまま朝を迎え、とりあえず弟からもらってた経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤のテープを巻き、その上からスポーツテープで固定して、伴奏バイトに出かけた。

今年に限って、朝早くから午後のわたしの仕事が始まる直前まで、何時間も練習が続く。
それも月曜日から金曜日まで毎日なので、まるで高校の教師にでもなったような気分。
そろそろ定年を迎えるミュージックディレクターのダリルは、わたしを長年の相棒として頼ってくれている。
なんとしてでも、本番(6月11日)まではもたせなければ。
なので今年は、完璧に弾かなくてもよい、ではなく、完璧に弾いてはいけない、と思いながら弾くことにした。
指に負担がかかりそうな部分は適当にアレンジする。
和音はひとつふたつを省略する。
ソロで弾く部分でさえも、音を削ってシンプルにする。
いやはや、なんとも凄まじいことになってきた、ような気がする。
それもこれも全部自業自得。


そんなこんなで、パソコンのキーを打つのもはばかられた。
なによりも、気持ちがドスンと落ち込んだ。
世間ではすごく気になることが続いていて、だからネットでその様子や経過を読んではいたけど、いつものように記事にまとめる気力がわいてこなかった。
そんな時、長男くんから、お腹の調子がかなりおかしいという連絡が入った。
激しい運動をした直後に暴飲暴食をしたからか、しつこい吐き気と下痢が続いているという。
指を突っ込んで吐いたら、13時間前に食べた鶏肉がそのままの状態で出てきた、などという。

普段から滅多に連絡をしてこない息子だけれど、わたしからもほぼ連絡をしないので、人のことは言えない。
年に数回、誕生日と感謝祭とクリスマスと新年、片手の指で済むぐらい。
でも、時々ふと、それも寝る前とか、夜中に目が覚めてしまった時とかに、どうしてるかなあ、元気かなあ、などと思っては、ついつい無沙汰をしてしまう自分を責めたりする。
だから今回はうちで、わたしのできることをして、元気を取り戻すきっかけを作ってやりたいと思った。

金曜日の夜に帰ってきたので、消化に良さそうなおかずを作って食べさせた。
土曜日は、ゆっくりと朝を過ごし、車で30分ほど走ったところにある町の映画館に行った。
すると、その映画館のすぐ前に、『TOMO』という、わたしたちがファンだった日本料理屋が移転していた。
映画を観終わったのが3時過ぎ。
せっかくここまで来たのだからと、近くにあるゴルフの打ちっ放しに行くことになった。
夫は月曜日に、父親とゴルフをする予定になっていて、だからちょっと練習しておきたかったっぽい。
ゴムアレルギーも少し落ち着いてきた長男くんも付き合うという。

ここって、めっちゃ蚊がいた。と長男くん。


前にたったの一回、みんなで来たことがある懐かしの打ちっ放し。
というか、わたしは止まったボールを打つのは苦手なので、打ちっ放しとは言えない…。


で、これからどうする?
やっぱ『TOMO』に行きたかったりする?
けど、お腹の調子が戻ってきたとこで、大丈夫かな?

などと言いながら、やっぱり行くことにして、それまでの時間稼ぎに、ワイン通に大人気のワインライブラリーに寄った。


お酒を基本的に止めている最中のわたしには、まるでどうでもよい場所だけども、ワインにぞっこんの夫にとっては楽しくてしようがないはず。
『TOMO』に持ち込むための、キンキンに冷えた白ワインを買って、いざいざ出発。
と、またまた寄り道をして、薬&雑貨屋に入り、どういうわけかいきなり血圧チェック大会。


トモさんは、相変わらずの愛想なしで、相変わらずの美味な料理を作ってくれた。

長男くんのお腹の調子は、まずまず普通に戻ったようで、その晩はゆっくりと深い湯船に浸かってリラックス。
日曜の朝と昼を、様子を見い見い食べさせた。
3時の電車で出かける彼を、心配無用で見送ることができて、ひとまずホッと安心した。


1年間使った浄水器のフィルター。


こんなのを目の当たりにすると、わたしたちが水だと思って飲んでるのはいったい何ものなんだ?と、マジで心配になってしまう。


芝刈りが終わった裏庭に、4匹の鹿さんがやって来た。




勝手口の大きな音がするドアを開けて出たわたしを、8つのでっかい黒目でじーっと見つめるだけで、ビクともしない。






ものすごいくつろぎっぷりなのである。






彼らにとっては多分、うちの庭は庭ではなく、野原なのだろう。
人間が所有しているはずがない、と野生が判断するほどの野生が残っているのだろう。
もう暮らし始めて5年以上も経つというのに…とほほ。


まなっちゃんが作ってくれた、手作りのジンジャエールのもと。


炭酸水で割って飲んだらメチャウマだった。



おまけの葱坊主。


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「戦争をしない手伝わない!武器を持たない作らない!」これが、日本が世界に言うべきこと!

2015年05月13日 | 日本とわたし


戦後70年
のこす
引き継ぐ


戦後70年シリーズ、
今回は「のこす」立場から、西都保健生協の組合員・岩井忠正さんに聞きます。
岩井さんは1920年生まれ、94歳です。
学徒出陣で、人間魚雷『回天』や、人間機雷『伏龍』と呼ばれる特攻隊に参加させられました。
(田口大喜記者)

人間魚雷『回天』の記憶
=『鉄のお棺』に乗せられて=
元特攻兵 岩井忠正さん(94)


1941年、岩井さんが21歳の時に、太平洋戦争が勃発しました。
慶応大学で西洋哲学を学んでいましたが、兵力の不足のため、1943年から始まった学徒出陣によって、戦争へ駆り出されます。

『大和魂』や『根性』などの精神論がとびかう中、
「この戦争は必ず負ける。石油と鉄が必要な戦争で、日本がそれを輸入していたアメリカを相手にして勝てるはずがない」
と、強く思っていました。

徴兵検査に向かう汽車の中、いっしょに徴兵された弟の忠熊さん(立命館大学名誉教授)と、
「生きては帰れない」
「天皇制は間違っている」
と、周囲に分からぬようドイツ語を交えて小声で語り合いました。
しかし、抵抗することはできませんでした。
「戦争批判は、唱えただけで連行された。
だけど、同じように考えていた学生もたくさんいたはず」
と振り返ります。


◾️『新兵器』と見せられたのは

1944年から、対潜学校(*)で、敵の潜水艦を攻撃する方法を学びました。
日本の戦況が次第に苦しくなっていくなか、
一発必中の新兵器が開発された。搭乗員を募集する」との知らせが。
軍国的な思想強制が嫌で、「1日も早くここから出たい!」と応募。
約400人の学徒兵たちとともに、山口県光市の基地へと送られました。

そこで見せられたのが、水中特攻兵器『回天』、人間魚雷です。



「これはお前たちのお棺だ」

上官は、岩井さんたちに言い放ちました。
「俺たちはこれに乗って死ぬのか…」
その場が静まりかえったといいます。
「そこに人権などない。『運命だ』とあきらめるしかなかった」

ある日、出撃前夜の特攻兵が訪ねてきました。
面識のない彼は慶応出身でした。
激励の言葉はなく、握手を交わす程度だったそう。
「死ぬ覚悟はしていても、死にたくないのは皆同じ。
同窓の私と会うことで、生きてきたこの世とのつながりを確認したかったのだろう」

回天に搭乗して命を落とした若者は、約100人にものぼりました

「死ぬための訓練」を続けた岩井さんでしたが、風邪で受診した軍医から、結核と診断されました(後に誤診と判明)。
転勤命令が下り、出撃は免れました。


◾️人間機雷『伏龍』

その後、広島県呉市の潜水艦基地隊を経て横須賀へ。
そこでまたしても、特攻の訓練を受けることになりました。
人間機雷『伏龍』でした。
これは、潜水服に酸素ボンベを背負い、3mの棒の先端に機雷を仕込んだだけの装備
兵士はこの姿で海底に潜んで、本土に近づく敵の上陸用舟艇に攻撃する、という作戦でした。
ところが、ボンベの呼吸法が難しく、ボンベ内の苛性ソーダを誤って吸いこみ、肺を焼く事故が多発
1945年7月、岩井さんも、訓練中の事故で入院。
退院後間もなく終戦をむかえました。

結局、伏龍は実践に導入されることなく、訓練で約50人の死者を出しただけでした。


◾️妥協は戦争への協力

戦時中の日本は、戦争に反対する気持ちはあっても、沈黙をせざるを得ない状況でした。
結果、特攻隊員に仕立てあげられた経験を、岩井さんは「失敗だった」と語ります。
「抵抗運動を起こせなかったのは、我々の世代の責任。
体制に妥協することは、戦争や犯罪につながる。
それは今でも起こりうること。そのことを知ってほしい」
と続けました。

*******       *******       ********

講演や著書も多い岩井さんですが、この体験を初めて語ったのは、戦後40年を過ぎた60代のころ。
ふとした誘いがきっかけでした。
しかし今は、
「いまの日本の情勢は、戦時中にとても似ている」という危機感で、自宅を訪れる若者たちに語り続けています。

ーーーーーーーーーー

*対潜学校
機雷の設備や水中探索術を習得させる、旧日本軍の教育機関。
横須賀の久里浜にあった。







先日URLだけご紹介させていただいたブログ『こころのかけはし祈りの和』の記事中に、
日頃ずっと考え続けている、平和な世界の構築への日本の役割が、とてもわかりやすく書かれていました。
その中の一部をここに、引用させていただきます。

政治経済担当グループより
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-2449.html
↓引用はじめ

日本が戦争を避けることができるとすれば、それは、武器・軍備の強化によってではなく、
日本が、まず、韓国、中国、台湾、フィリピン、ロシア等のアジア諸国に平和的な話し合いを持ちかけ、平和条約を結び、
そして、国連や世界中の有力な国々、有力な発展途上国に対し、
「日本はこれ以上武装の強化はしない。
日本とアジア連合は、世界各国に対し、政治・経済によって、国際的役割を果たし続ける」
と、
自らが平和国家であることを強くアピールすることによります。
それによって、平和の維持が可能になっていきます。

それが世界の世論の賛同を得ます。
(実際は、戦争・軍産複合体にうんざりしている国が多く、戦争で問題解決をしたい国は少ないため)

日本のこの取り組みを続けることによって、世界に戦争によらない、新しい経済と政治的な流れを世界に作り、
また日本の姿勢、貢献が、世界各国の支持を得て、軍事的にも日本を支援してもらうこととなります。

日本が平和国家として、積極的に動き続ければ、確実に世界の世論を変えていく。
絶えずそのアピールを続ければ、日米安保だけでなく、ロシア、EU諸国、アジアの国々の賛同を得、中国単独で戦争ができない状況を作られていく。
世界が日本を守る形になる。
戦争をしようとする国があれば、その国を政治的、経済的に封鎖して、攻撃できなくする仕組みができてくる。

日本が武装によらない対応策を、本気でアジア各国、世界の有力な国々にアピールし続ければ、それが可能になります。

ただ、これは、今の日本の国の体制では困難なところがありますが、
アジアを一つにまとめることができる、平和的にまとめることができるのは、本来は日本です。
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伴奏バイトと夜の散歩とハナミズキと

2015年05月12日 | ひとりごと
夏前の一踏ん張り、伴奏バイトが始まります。
オーディションの直前に、コーラスディレクターのダリルから、伴奏やっぱりしてほしいんやけど、という電話がかかってきました。
週が明けたら楽譜を取りに行くと約束して、昨日の月曜に、彼の学校に出向きました。

曲はいつもよりうんと少なくて、全部で7曲。
しめしめ、これは楽な練習で済みそうだ…とほくそ笑んでいたのも束の間、
コピーしたページを、全部自分で譜めくりができるようにうまくつなげた楽譜にして、いざいざ練習を始めてみたら…、

ひ、挽肉っ!!もとい、弾きにくっ!!

早速大急ぎで、指使いの番号ふりと、音を一音ぐらい省略しても全然響きに変化がない所の発掘と、ほんとは右(左)手で弾く音だけども、左(右)手でこっそり手伝えるよう書き直す作業を始めました。
なんというセコい知恵…とはいえ、時間がありません、明日ですから。
全曲ばっちり弾けるようにしといてね~と言われて、は、はい、と答えてしまっているのですから。

本番は6月の11日。
これが終わる頃には、オーディションの結果は出ているだろうし、生徒たちの夏休みもぼちぼち始まり出します。

でもなんか、ほんとに早いです、日が経つのが。
ほんのちょっと前に2015年が始まったという感じなのに、もうすっかり年の真ん中になりつつあります。
いいのかこれで…。



昨日今日と、まるで夏みたいな日が続いています。
気温は30℃を超え、蒸し蒸ししています。
これはちょっとキツイなあと、汗をタラタラ流しながら練習していたら、明日は20℃に下がるらしいと夫。
とりあえず夜になるとかなりマシになるので、扇風機を使うというところまでには至っていません。

昨日の夜、軽く散歩に行こうと夫から誘われて、カメラと一緒に出かけました。
もう8時だというのにかなり明るいです。夏時間のおかげです。

桜が終わった今は、ほとんどのお家で、日本花水木が満開を迎えています。


うちにも花水木があったらいいなあ…とずっと思っているわたしは、お家ごとの花水木を指差して、その可憐さをアピールしていると、
「けど、ハナミズの木って…」
「え?」
「だから鼻水の木って、なんでそんな名前がついてんの?」
「???」

思わず、可憐な花水木の花弁から、鼻水がポトポト垂れているところを妄想してしまって、うがぁ~!と叫んだわたし…。
夫よ、真剣な顔で冗談を言う(本人は真剣)のはやめてくださいな。

蒸し暑い夜に、むせかえるような緑。




薄暗い中に、白いボンボリみたいな可愛い花。


この雲はいったい…。


散歩中にどんどん湿度と温度が下がり、家に戻った時には肌寒いほどに。


さて、もう一踏ん張り、練習練習!
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安倍政権が目指しているもの→憲法九条を結果的に葬り去るような独裁国家…ほんとにそれでいいのか日本?

2015年05月11日 | 日本とわたし
先日の記事『多くの政治家が憲法から第九条を消し去ろうと躍起になっています。断じてそれを許してはなりません』へのコメント欄に、
ふたりの方から、自民党の憲法改正の真の目的について、ご意見をいただきました。

これまでにも、改正案を何度も読む機会がありましたが、腑に落ちない部分、明らかに間違っていると思える部分が相当数目につき、
こんなものがスルスルと通るはずがない、国会というものがとりあえず機能しているのならばと、最後の望みを託しているのですが…、
どうも雲行きがどんどん怪しくなってきているような気がします。


自民党の憲法改正の本当の目的は、9条改正では無い。
『全権委任法』である。

http://antiglobalism.blog.fc2.com/?mode=m&no=13&cr=a4ce0c526677ef321663963c63723954

いわゆる保守界隈の人達が安倍政権に期待している、憲法改正。

そして草案の中身も見ずに改正を支持している自称・保守の人達。

自民党・憲法改正草案
http://antiglobalism.blog.fc2.com/?mode=m&no=13&cr=a4ce0c526677ef321663963c63723954

しかし自民党の憲法改正・草案を見てみると、実は9条改正は「釣り」であり、
自民党の本当の目的は、「国家緊急権条項の新設」である事が見えてきます。


これは草案の98条、99条にあたる部分です。

国家緊急事態宣言がなされる条件

・外部からの武力攻撃
・内乱等による社会秩序の混乱
・地震等による大規模な自然災害
・その他の法律で定める緊急事態 ←←← 

その他の法律で定める緊急事態とは、いったいどんな事態なのでしょうか。

そして緊急事態宣言がなされた場合、次の段階へと向かいます。

・内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定する事が出来る ← ?!
・何人も公の機関の指示に従わなければならない ← ?!!
・衆議院は解散されない ← ?!!!
・両議員の任期及び選挙期日の特例を持たせることが出来る ← ?!!!!!!



ここまでやるか、と言いたくなるほどやりたい放題ですね。
国家緊急事態になりさえすれば、選挙もされないという事です。

あの大東亜戦争中でさえ、選挙はあったのですが。
いったいどれほどの緊急事態を想定してるんでしょうね?

画像


つまり、内閣が国家緊急事態宣言さえすれば

・解散しなくても良い。
・法律と同じ政令を制定することができる。
・議員の任期などを伸ばすことができる。
・国民は公の機関の命令に従わなければならない。



解散せずに売国法案を通したい場合は、
内閣は国家緊急事態の状態が『継続すること』を望むでしょう。

その間はやりたい放題で法令を定めることができるのだから。

要するにこれは、「国家緊急事態」を利用した、「全権委任法」です。

全権委任法とは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/全権委任法


安倍統一自民創価公明カルト連立与党は、法律の上に立ちたいのです。

これが、安倍統一自民創価公明カルト連立与党の狙う憲法改正の正体だと考えます。

自民党に憲法改正をさせてはなりません。

↑以上、転載おわり


↓以下、コメントより

安部の目指すものは独裁国家です。
9条を結果的に葬り去るような。


↓以下については、ブログ『こころのかけはし祈りの和』の記事に、とても詳しく、かつ分かりやすく解説してくださってあります。
承諾をいただくことができましたら、またここでも紹介させていただけるかもしれません。
それまではぜひ、↓青文字をクリックして、記事を読んでください。
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-2449.html

また、総理大臣の権限について、かなり強大になっていまして
自民党改憲案の解説(条文の意味の説明)をするQ&A(24)では、これまたさりげなく、総理大臣のリーダーシップをより発揮できるよう、
「行政各部の指揮監督・総合調整権、国防軍の最高指揮権、衆議院の解散の決定権を持つ」とまで書かれています。

つまり、
行政権、軍の指揮権、議会の解散権を、内閣総理大臣が一人で決定できるとしている。
これはすごいことです。
米国の大統領もびっくりの権限です。
(そしてこの実務は、実際には量があることから、官僚が行うことになりますから、官僚が具体的内容を作る権限を持ちます)

↑以上、転載おわり


記事の中でもおっしゃっていましたが、

自民党に憲法改正をさせてはならないと、わたしも強く思います。
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オーディションとジャパンデーと母の日と

2015年05月10日 | ひとりごと
昨日の土曜日は、12月にカーネギーのザンケルホールで行われるコンサートの出演をかけたオーディションに参加しました。
ザンケルホールは地下にできた客席数600の、とてもモダンな新しいホールです。
ここでは誰でも演奏できるというわけにはいかず、基本的にはプロとして活動している演奏家のために、というホールなので、
その趣旨に沿ったオーディションであることが、まず開始前に告げられ、出席しているわたしたちの緊張はさらに増し、あちらこちらで小さなため息が漏れました。

ここ数年は、ピアノを弾く前に必ず、テープ巻きの時間を取らなければなりません。
まずは左手、


そして右手、


ピアノ弾きとしてはいささか情けないのですが、こうして痛みを和らげるテープと、指を固定するテープを巻いておかないと、
弾いている最中はもちろんのこと、弾き終わってからの痛みが増してしまうので仕方がありません。
もう今では、ぐるぐる巻きのテープが全く気にならなくなったし、速いテンポで黒鍵だらけのスケールを弾いても引っかからなくなりました。
慣れとは恐ろしいものです、あ、いや、ありがたいものです、はい。

16組のアンサンブルから5組、9人のソロから3人、どちらも3分の1の確率です。
わたしは、ソプラノ歌手のポーレットと一緒にアンサンブルの部で出ました。
ところが今年に限ってそのパターンのアンサンブルが6組もあり、しかもどの歌手も鳥肌ものの歌声で、曲も魅力的だったので、
今回はかなり難しいかもな…と、ちょっと落ち込んだりしていましたが、一日寝るともうすっかり元気が戻ってきました。
結果は3週間後。
わくわくドキドキしながら待つことにします。



そして今日、母の日の恒例行事、セントラルパークでの『ジャパンデー』が開催されました。
今年で9回目。
この催しは、雨天なら中止、延長も無し、ということになっていて、だから関係者の方々にとっては雨降りが一番恐ろしい…。
なのに今年はなんと、直前まで“雨“の予報が出てしまっていて、かなり心配をしていました。
ところがところが…ぴっか~んな晴れとなり、堂々の開催です。
これはもう、みんなの願い、祈りが届いたとしか言いようがありません。

開催にあたっては、日本の大使館や大企業が支えとなり、募金が集まります。
大企業には、こんなふうに、日本の文化交流のような良いことに使うお金も、人殺しのための武器や、原発のようなものを開発したり製造したりするお金もあるわけで、
それが世の中の常ではあるとわかっていても、この時期、このような行事の裏表を垣間見ていると、なかなか複雑な思いになることが多くなります。

とはいえ、日本の文化を伝えるためにと、大勢の人たちが何ヶ月もかかって準備や手続きや交渉に奔走し、やっとやっとで迎える行事です。
行かいでかぁ~!!
というわけで、昨日の疲れがドロロンと残ってはいましたが、またまたマンハッタンへと向かいました。

セントラルパークのこのでっかい岩が好っきゃねん❤️


この並木のずぅ~っと奥に、メインステージがあります。


焼きそばと、


お好み焼きのテント。食べ物はすべて無料。すご~い行列でした。


おなじみ、野外トイレ。



で、お目当てのステージまでにちょっと腹ごしらえをと、公園を出た途端、キャ~ッという声が聞こえてきて、何事かとそちらの方を見ると、
もしかして彼女たちがあの…AKB???




らしかったです…全く知らないので、今も定かではありませんが…。

どこもかしこも気持ちがいい、セントラルパーク周辺。ベンチに座り、心地よい風に吹かれながら、屋台のサンドウィッチを頬張る父と夫とわたし。



歌舞伎ペイントコーナー。(撮りたかったのはお化粧してもらった男の子だったのに、カメラのピントが一番手前の男性の後頭部に合ってしまってました…)


わたしと同年代のアメリカンのおばちゃんでしたが、浴衣と帯をアレンジした堂々たるコスプレ!恐れ入りました!


歌舞伎ペイントを写メに撮ろうと努力中。


習字体験コーナー。


浴衣体験コーナー。


折り紙体験コーナー。


ヨーヨー釣りコーナー。


去年と同じぐらいのピーカンっぷりと盛況っぷり。あっちぃ~!!


今年のポスターに採用されたMarci Ichimuraさんの作品。


ポスターにはこれ。


わたし的にはこれ。


ほんっとに暑かった…。


そんなギラギラの太陽の下で、爆発的に太鼓を叩きダンスをするCOBUの女性たち。




演技が終わって超~リラックスの盆踊り同好会さん。


ローラーアート、ライブペイントで有名なさとうたけしさん。
人混みの、それもみぃ~んなわたしより背が高い人ばっかりのところで、腕をピンピンに伸ばして撮りましたが…プルプルと震えだして最後まで持ちませんでした。










この後、下の方に木の幹や枝が描かれたのでした…。











最後のトリ、AKBを観ずにとっととレストランに向かう男二人連れ。


彼らに遅れて(思いっきり顰蹙を買いながらも)、あっちこっちを撮りまくるおばちゃん。








お馬さんも暑そう…。


好きなトンネル。


公園内にはいろんな草花が。






工事中のビルさえもがきれいに見えてしまう五月晴れの日曜日。




ジュリアード音楽院。
初めて入った美容院で、アメリカンの美容師にバリカンで二分刈りにされ、飛び散った短い毛を額や頬にいっぱいつけたまんま、生徒のふりして入った挙句、
どうしても見学したかった教授のドアをノックして、あることないことを適当にしゃべり、結局はレッスン見学させてもらったのはさて、誰だったでしょう…。



誰もが知っている会社の試験を受けて、二次の結果待ちの長男くん。彼いわく、万が一三次も受かって採用されたら、カリフォルニアに行くと。
そして昨日のトーナメントで優勝した次男くん。彼いわく、日本で自分の可能性を試してみたいと。
あらら、母としてはちょいとばかり寂しい話が飛び出してきました。
でも、彼らには彼らの生き方がある。それをわたしは生きている限り応援し見守る。
そう決めたのですから、笑って行ってらっしゃいと言えるようにしないと。
というわけで、母の日ディナーを息子たちにもカンパしてもらい、家族4人そろって楽しく会食というオマケ付きの、とても幸せな週末でした。
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