ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

夏のひとりごと

2020年07月04日 | ひとりごと
明日の7月4日は『独立記念日』。
いつもだと花火やパレードで大いににぎわう日なのだけど、さらに今回はちょうど週末の土曜日、しかも天気は快晴!なのだけど、楽しい催し物は全てキャンセルされた。

これは昨日のニュージャージー州知事からのメッセージ。
・本日7月2日より、カジノ、ミュージアム、水族館、図書館、屋内のアミューズメント施設(ボーリング場など)、屋外のアミューズメント施設等が再開される。
屋内の施設では、マスク等の着用が義務づけられる。
・責任ある行動をとり、連休を楽しんでほしい。

・本日7月2日より、屋外での集まりの人数制限について、250人から500人に緩和する。
・NJEDA(経済開発庁)より、中小企業向けに、オンラインのサービス提供に関する技術支援プログラムを開始する旨発表。
・本日7月2日時点のデータにおいて、10万人あたりの新規感染者数は全米42位(まうみ注・ちょっと前まで2位だった?!)にまで下がったが、入院者数は全米11位1日の死者数は全米3位と引き続き高い。
・手洗い、マスク等の着用の徹底をお願いする。

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もう元通りになることはないけれど、できなかったことが少しずつ減ってきた。
でもここで油断はできない。
アジアの感染とは違う何かがここには存在する。
もちろん人との接し方そのものが違うし、文化や風習も違う。
何よりマスクをつける習慣が皆無で、挨拶で他人の体に触れるのが当たり前だったこと、靴で家の中を歩き回ることが、ウイルス感染に拍車をかけた。
けれども違うタイプのウイルスが混沌と存在しているのは、民族の坩堝の国アメリカの、それも州ごとに法律まで違うほどに広大な国のさだめなのかもしれない。
でももうみんなマスクをつけることを厭わない。
マスクをつけていないと入れてもらえないし、自分はもちろん他人を守る意思が無い人間なのだと思われてしまうから。
今回のコロナ禍での数少ない良かったことの一つは、今後は花粉やインフルエンザの季節に、なんでマスクをつけてくれないの〜😭と嘆かなくてもよくなったことだ。


さて、これは単なる私事だけど、今年の夏は日本に行けない。
3年続きで、けっこう長い期間を真夏の日本で過ごしていたので、あの「くぅ〜〜あっつぅ〜〜い💦」という感覚が妙に懐かしい。
屋内と屋外を隔てるドアの前に立ち、よ、よし、行くぞ、外に出るぞ!といちいち覚悟しなければならない級の暑さと湿気は、ものの数日もすれば慣れた。
比べてこちらの夏は、気温が上がっても湿度が低いので、物陰にさえいれば暑さはあまり気にならない。
昨日は朝から晩まで、扇風機さえいらなかった。

なので昨日やっとけばよかったのだ。
だけどレッスンの始まりが早い日だったので気が乗らず、湿気が高くなった今日、あっという間に汗まみれになって、2本のソメイヨシノと畑の世話をした。
桜の葉っぱは今も盛大に穴が空いている。
元気に背が伸びてきて、葉っぱもどんどん増えてくるのだけど、どの葉も必ず穴が空く。
だから葉っぱの一枚一枚、それも裏表ともに、木のお医者さんから教えてもらった薬を塗っていく。
一番上の葉っぱには手が届かなくなった。
もっと伸びて背が足りなくなったらどうしたらいいんだろう…一体いつまで穴空きは続くんだろう…。
不安だし面倒だしほんとに世話が焼けるんだけど、手間ひまかけてるからかなんだか愛おしい。

畑はまたまた雑草だらけで、けれども虫の餌にもなってくれるので、適当に引いて適当に残す。
小さなタネからこんなでっかいカブさんが育ってくれた。


茄子も続々と花が咲いている。

オクラさんも元気。

酸性雨で一度へこたれそうになったけど、見事に復活してくれたトマトさん。


もう3年も前のタネだったけど、やっぱりニョキニョキ育ってくれてる紫豆さん。

今年はビーツさんもでっかくなりそう。
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夏空とピンポンと

2020年06月28日 | ひとりごと
3週間に一度の食品調達日。
時間は平日の午前午後どちらでもいいのだけど、会社勤めの人たちの昼休み時間を避けて行く。
自宅勤務にせよ会社勤務にせよ、やはり昼休み時間には多くの人が来るみたいで、そうなると入店数の制限がかかり、長い時間外で待たなければならなくなるからだ。

空はすっかり夏模様。
けれども異常に乾燥していて、今日は湿度が25%しかなかった。



今回は11時45分ぐらいにミツワに着いた。
すでに6人ほどが列に並んで待っていた。
10分ほど待って店の中に入り、あれこれ買って店の外に出ると、入店待ちの列に30人ぐらいの人が並んでいた。
やれやれ、ギリギリセーフ。
次のコリアンマーケットまでは車で15分弱なので、車の中で昼食を食べながら時間稼ぎをした。
1時を過ぎたら多分少しは減るだろう。
お店にはマスクと手袋をしていないと入ることができない。
だから余程のことが無い限り、感染の心配は無いと思う。
数日前から、予約制の個人指導なら、ヨガやピラテスなどのエクササイズも可能になった。
生徒たちは自宅授業のまま夏休みに突入した。
わたしもいわゆる個人指導なので、自宅レッスンをやろうと思えばできるのかもしれない。
けれどもまだ、お互いに自信が無いというのが正直なところで、特にわたしは家にみんなを受け入れる立場なのでとても悩ましい。
トライステートの3州は、今のところ最善の状況を維持している。

先週末に久しぶりにうちに遊びに来た卓球名人(笑)の次男に、もうちょっとマシなラケットとボールを買おうと思うのだけど、どういうのがいいと思う?とLINEで聞いた。
そしたら、あ、もうそれ、買いました、と言う。
え?どういうこと?と聞いたら、
ちょうど来月は親父さんの誕生日だし、かあさんの誕生日もほとんど何もできなかったから、二人への誕生日祝いにしようと思って。
まさか、散財し過ぎてないよね?
大丈夫、めちゃくちゃ高級というわけでも無いから。
ほんとのほんとに?
まあでも僕がラバーと台を別々に選んで、それをカスタム仕様で作ってもらったから、大事に使ってください。

というわけで届いたラケットとボール。他にも掃除のための小道具などが後で送られてくるらしい。

今までは遊んだらそのままラケットもボールも卓球台の上に置きっ放しにしていたのだけど、今日からはいちいちお水でさっと洗って、専用のスポンジで拭き取り、両面それぞれにシールを貼っている。
まだ高級仕様ラケットに慣れないので、今日は今まで以上にへたっぴ〜だったけど、なんか胸がジーンとした。
ありがとう。
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カエデの爺さんの腕が落っこちた!

2020年06月08日 | ひとりごと
台所のシンクの前で、漢方を飲もうとコップをかき回しながら、いつものように窓の外のカエデの爺さんを眺めていた。
そしたら突然、目の前で、大きな枝が地面にドスンと落ちた。
突然だったけど、それは突然じゃなかった。
その枝には大きな亀裂が入っていた。


だから嵐がやって来るたびに、折れるんじゃないかと心配していた枝だった。
もっと心配していたのは、誰かがちょうど真下にいる時に落ちるような事故になったら、ということだった。
とうとう決心して、木の専門会社と話をつけて、庭続きのご近所さんから何年も前から切って欲しいと言われていた、両方の敷地に跨って生えている桐の大木の撤去(わたしは全然したくないのだけど)のついでに、カエデの爺さんの枝払いをしてもらうことにした。
ところがその予定日の数日前に、COVID-19の非常事態宣言が発令されて、結局何もできないまま、折れないようにと祈りながら毎日眺めていた。

昨日はゲリラ雨、そして今日の強風で、とうとう堪えきれなくなったのだろう。
けれども誰もいない時を選んでくれた爺さんに感謝した。

普段はただただ見上げているだけの、絶対に触れたりできない爺さんの腕の皮はまるで恐竜みたいで、だけども内側はしっとりと滑らかだった。



これが外側。

これが内側。




びくともしない。



まるで迷路みたいだ。

ずっと前に切られたところを自分で治したんだろう。


病気になった葉っぱが所々に。



病気にかかった葉っぱといえば…。

交渉してやっともう一度送ってもらうことになった苗木だったのだけど…。

やっぱりソメイヨシノはせん孔褐斑(かっぱん)病にかかるのがこんなに頻繁なのかなあ…。


一代目よしのちゃんよりもさらにひどい状態に茫然としてしまった。
どうしたらいいのかなあ…これを一代目の横に植えることになるのかなあ…。

よしのちゃん一代目は背が伸びて、新芽も出てきましたが、やはりその葉も同じように穴が空いてきそうな気配が…。




酸性雨にやられて全部葉が落ちてしまったザクロの木に、新芽が出てきた。

こちらでは初めて見たニジュウホシテントウムシくん。

知らないけど可愛い野草。



前庭の主、額紫陽花とショーティ紫陽花も。


桃の選定とか全然やってなくて、

ブラックベリーも放ったらかしで、

もっと大きくなってもらわないと佃煮ができないので、毎日トトロみたいに前に立って”大きくなれダンス”をしたり、

昨日の朝は80%だった湿度が夕方には25%になり、そのまま今日になったので、それはもう本当に気持ちの良いお天気だった。
10人までの集まりなら、家族以外とでもできるようになった。
野外でソーシャルディスタンスを守るなら、マスク無しでもおしゃべり会ができるようになった。
けれどもまだ、必要必需品を売っているお店以外は閉店したままだし、入店人数の制限が続いている。
夫も休業を続けながら、漢方専門医の国家試験の勉強に励んでいる。
失業保険を毎週もらえるようになったので、わたし一人の肩に全部かかっているという事態からは抜け出せることができた。
たった2ヶ月半のことだったのに、気持ちがものすごく重くて、小さな爆発が何回もあった。
夫に八つ当たりしたこともあった。
だからひとりで子どもを育てているお母さん、またはお父さんを、言葉は幼稚だけど本当にすごいなあと思った。
また一つ、この年になって、言葉を並べるだけじゃなく親身になって理解できることが増えた。

COVID-19は、いろんな物事を簡単にできなくしたけれど、そのことで一度、そのできなくなった物事についてじっくり考えるチャンスをもらった。
外出自粛と休業要請が解かれる日がいつになるのかまだ分からない。
BLMの抗議集会が開かれる事で、また新たな感染が始まった可能性があるので、もしかしたら再々延長になるかもしれない。
でも一つだけ安心出来る事がある。
今後、風邪をひいたり体調が悪くなったら、どの人もきっとマスクをつけてくれるだろうという事。
欧米人はマスクを絶対にしないというのが常識だったので、わたしはいつも自衛のためのマスクをつけたかったのだけど、家の中ならともかく、外出中は人目があってつけられなかった。
でもこれからは堂々と、つけたい時につけられる、だろうと思ってるのだけど…甘いかな?
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お楽しみ箱と一律給付金と酸性雨と

2020年05月14日 | ひとりごと
いつもなら1週間ぐらいで到着する日本からの小包が、今回は1ヶ月かかった。
けれども無事に、傷も無く、きれいな箱のまま来てくれた。
毎年誕生日が近づくと、大阪在住の弟が、普段から録画してくれたビデオや映画のDVDや、お役立ちグッズや鞄やお菓子や本などをいろいろ見繕って贈ってくれる「お楽しみ箱」。
今年は新型コロナで大混乱だから、送らなくていいからねと言っておいたのに、やっぱり贈ってきてくれた。
断っておいてこんなことを言うのは何だけど、めちゃくちゃ嬉しかったよ〜ありがとう!

今年の2月の末に、長男くんの結婚式のために東京に行った時、弟たちと合流してアメ横をブラブラ歩いた。
その時に布製のバックパックが目に入り、買うか買わないか数分ほどグズグズ迷った。
すぐ横に弟が立っているのに気づいて、しまった…こんなところを見せたらきっと、お楽しみ箱にって思うだろうにと後悔した。
やっぱりだった…。
散財させてしまった…。
空と海のおやつまで?!
お守りを早速バックパックにつけた。


文春は赤木俊夫さんの遺書の全文が掲載された号で、弟が本屋に駆け込んで買っておいてくれた。
配達が遅れたので、もう一冊おまけが入っていた。
アベノマスクも入っていたので試しにつけてみた。
こんなのをつけて町を歩いたら多分、いい加減な物をつけてる無責任な奴だと睨まれると思う。
ビニールの極薄手袋と除菌ウェットテッシュは、そろそろ無くなりかけてたので超助かった。

毎年毎年ありがとう!
夜勤続きの激務の中、あれこれ思いながら買い物して、箱詰めして郵便局行って、いっぱいお金を使わせてしまった。
ごめん。
でもありがとう!

さて、今日はもう一つ、嬉しいものが届いた。
政府からの給付金が口座に振り込まれていた。
うちへの振り込みが遅れたのは、夫が振込先の口座を伝えてなかったからだったらしい。
4月中旬に届くはずだったのでこれまでかなり切羽詰まってきてたけど、二人合わせて約26万円の給付金はかなりありがたい。
夫の方も、新型コロナ渦のための失業保険(けっこういろんな種類があるようだ)の申請に毎日励んでいて、先日ちょっとまとまったお金(これは失業保険とは別口)が送られてきた。
3月から丸々2ヶ月半、夫の収入無しでやりくりできているのがちょっと信じられない。
外出は散歩と食品の買い出し以外全くしないけど、食費をさほど切り詰めているわけでもないし、最近続いている極寒(0℃近くまで下がる)の日に、暖房をケチっているわけでもない。
貯金を切り崩しているわけでもない。
一時期、何がっていうのでもなく、けれども不安がブワーッとこみ上げてきたり、いきなり無性に腹が立ったりしたこともあったけど、今はこの新しい毎日が平常になりつつある。
手洗いやうがいの回数がものすごく増えた。
でも、家族以外の人に近づけなくなった。
握手も軽いハグも、冗談を言い合って肩を叩くこともできなくなった。
みんなそのことを一番寂しがっているけど、そういう慣習が今回の感染を広げたことを知っているから我慢している。

先週の土曜日のお天気は無茶苦茶だった。
なんだって急にやってくる。
曇ったり晴れたりびゅうびゅう風が吹いたり、雨が降ったり雷が鳴ったり、そしていきなり雪が降った。
それも晴れているのに。
そして次の日、畑の野菜が大変なことになっていた。
かなり強い酸性雨が降ったのかもしれない。

すごく元気だったトマト。

ナスビも葉っぱが枯れかけている。

だけど不思議なことに、薄い葉っぱものの芽には被害が出ていなかった。

なんでだろう?

おまけ・夫が近所の散歩中に撮ってきてくれた写真。




天気が変なので(今もヒーター無しでは暮らせない)、もう5月の半ばという気がしない。
暑いのが苦手なんだけど、いつまでも寒いのもなあ…。
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母の日

2020年05月11日 | ひとりごと
母になってから34回目の母の日。
頭の上に「まうみ37さい」とデカデカと書かれた似顔絵、カーネーションの図柄入りの「おかあさんありがとう」手紙、肩たたき券、部屋の掃除一回だけ券、なべ敷き…。
それがいつの間にか花束になったりギフトカードになったりすっかり忘れられてたり…。

今年は新型コロナウイルスのせいで、会うこともできなかった次男くんは、朝から「ありがとう」の電話をかけてきてくれた。
一緒に住んでる長男くんは、中東料理をウーバーイーツでご馳走してくれた。

どちらも無事で、仕事と趣味と兼業に励める元気があって、親のわたしたちがなんの心配もせずにいられる孝行息子。
本当にありがたいし、恵まれていると思う。
だから彼らが何よりの贈り物だ。

母の日は絶対に何もしない。
掃除も洗濯も炊事もしない。
そう決めて一日中ダラダラした。
ほんの5年ぐらい前まではこれができなかった。
休みの日でないとできない事は、どんなに休みたくてもやっておくべきだと思ってた。
夫は、どんなに差し迫った事であっても、休みの日でしかできないっぽい事であっても、週末は休むと決めている。
だから何度も何度も喧嘩した。
怒っているのはいつもわたしで、夫は呆れていた。
数回プチ家出をしたこともあるけど、夫は絶対にその態度を変えようとしなかった。
それでじわじわとわたしの方から歩み寄って、週末に用事を済ませるにしても、それはわたしがそうしたいからであって、誰の手伝いも期待しない、と思うようにした。
そしたらなんとなく夫が見ている景色が見えてきて、ふーん、こういうことかと思えるようになった。
その長い長い28年間の気持ちの色変わりについては言葉でうまく説明できないけど、
どうしても対処しなくてはならないような問題以外なら、別にそれが数週間、数ヶ月、数年延びてしまっても、まあいいか、と思うようになった。

そんなだから母の日は特に、何にもしないでダラダラすべき日なのである。
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こんな時こそ小さくても確実な幸せを見つけよう

2020年05月06日 | ひとりごと
乾煎りしたパンプキンの種と完熟バナナとバターと塩少々 & チェリージャムとバター & 手作り餡子とバター。
パンは最近見つけたグルテンフリーの小さなパン屋さんから。
小さいけれど確実な幸せ(春樹さんのをちょいと拝借)。

タンポポにもいろんな種類があるんだな。




5月に入ったかと思ったらあっという間に5日が過ぎた。
4月に送ってくるはずの大人一人につき13万円の給付金はまだ届いていない。
3月はじめから今まで、ずっと休職している夫には、当然のことながら収入が無い。
もう丸々2ヶ月の間、見えないものに恐れ、見えない未来に思いを馳せ、それでもなんとかなるはずだからと言い聞かせてきた。
でも、そうなのかな。
なんとかなるのかな。

スミレがいっぱい咲いている。


息子たちは完全に独立していて、親よりはるかに稼ぎが良く、仕事も在宅勤務で普通に続けられている。
ありがたいことに二人とも元気なので、わたしは自分と夫の暮らしのことを考えるだけで良い。

前庭の日陰で咲くチューリップ。


と、雑草の可愛い花。

夫婦のどちらかがとりあえず完全では無いものの収入があって、雇い人もいなくて、仕入れなくてはならない物も無くても、臨時の給付金などの補助が全く届かないまま日が過ぎていくと、気持ちが日に日に重くなっていく。
だから商売をしていたり会社を経営している人たちの気持ちは、わたしなどとは比べものにならないほど辛く苦しいはずだ。
と日々自分に言い聞かせてるんだけど、正直言うとあまりよく眠れない。

せん孔褐斑(かっぱん)病にかかったまま送られてきた桜の苗を、どうしたものかと送り先に連絡すると、そのまま植えて様子を見てくれと言われたので植えた。

「さくらの苗が大きく育つ頃 ぼくらはみんな大人になるんだ」
4月の、桜が満開になる頃に生まれたわたしは、桜の木を見ると必ず、この歌が思い浮かぶ。
1954年に公開された、木下恵介監督の「二十四の瞳」の主題歌だ。
わたしはその3年後に生まれたので、なぜこの歌がこれほど深く心に刻まれたのかちょっと不思議なのだけど。
庭にショベルでせっせと穴を掘ってくれる夫と息子を眺めながら、ずっと口遊んでいた。
病気を克服して、大きく育ってくれるといいなあ。

そう思って空を見上げた。
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メイデーのひとりごち

2020年05月02日 | ひとりごと
今年の誕生日は外出自粛生活真っ只中の、ちょうど気分がくさくさしてきた頃だったので、祝う気分になれなかった。
プレゼントは何がいいって聞かれても、出てくるのは鼻ため息だけで、何も浮かんでこなかった。
でも、世界が一変した年の記念だと思い直して、植樹することにした。
ソメイヨシノ。
ずっとずっと、いつか庭付きの家を買うことができたら植えようと思っていた木だ。
家を買ってもう丸11年も経ってしまってるというのに、前も裏もまるで放ったらかしのままだった庭のどこかに植えよう。
夫と息子たちが合同で、一本のソメイヨシノを注文してくれた。
すでにわたしの背よりも大きい木だ。
最近は郵便も宅配も混乱を極めているので、この木がうちに配達されるのにいつもの倍の時間がかかった。
いらっしゃい!よく来てくれたね!
ワクワクしながら箱を開けた。
幹はしっかりしていて力強い。
けれども葉を見たら…どの葉も穴だらけだった。


どうしようとしばし悩んだけれど、とりあえず写真を撮って送り先にメールした。
返事はまだ来ない。

ここ2週間、顎関節症が急に悪化して、食べようとするとものすごく痛い。
ずっと夫には内緒にしてきたのだけど、とうとうバレてしまった。
もう1年、いやもっと前から少しずつ悪くなって、マッサージやストレッチをしても長続きしなくて、結局最後は夫に鍼で治してもらうというパターン…。
我ながら情けない。
だから食べ物はできるだけ小さく細くして、口をそれほど開けなくても良いようにしてるのだけど、
わたしはパンを均等の厚さに切れない人間なのだということに最近気がついたのだった…トホホ。


家の横庭で元気に生えてくれてる行者ニンニクさん、茄子、豚肉炒め。


雨降りが続く4月の、束の間の晴れた時間に、カエデの爺さんの穴ぼこプールに水遊びをしに来たキツツキ。


カメラのシャッターが間に合わなかった。


さあ、今日もそろそろ仕事だ。がんばるぞ!
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たまにはガハハと笑おう

2020年04月23日 | ひとりごと
ウィーン在住の幼馴染みが、「まあこれ見て気持ち軽くして」って言って教えてくれたサイトからの抜粋です。
珍誤植特集〜。

え、ほんとにいいんですか、そんな人ばっかり集まってきても?


じゃあ誰でも😅


ゴミが言うこと聞いてくれるかなあ…。


しみじみと感動してるって感じ。

ババ抜きで負けた日?

ウイルス付けてどないすんのん?

レディおガガ😂

だいぶ気が抜ける…。

それだけはご勘弁を〜〜〜😭

一瞬正しく見える。

インドがめちゃめちゃ強そう!

でした…どうツッ込んだらええもんか。

一文字ズレたらえらいことになる。

お〜い!わ〜い!

こんな式があったら辛過ぎる…。

ソーセージがくたくたになってぶっ倒れるんです。

確かにぎょうさん食べ過ぎたら太るけど…。

永遠の通勤時間…。


明菜ちゃんが?!

きっと、多分、黒いっていう意味やと思うんやけど、でも黒い豚じゃなくて黒豚やし…。

以上、少しは息抜きになりましたでしょうか?
わたし的には『石油ハァンヒーター』と『わきげ袋入り』が栄光の一等賞。
みなさんにとっての一等賞はどれでしょうかね?
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米国在住20周年と新型コロナウイルス初登場年が重なった誕生日

2020年04月15日 | ひとりごと
アメリカに移住したのは43歳の誕生日だった。
だから自動的に、誕生日が在米○周年記念日になる。
今日4月15日に63歳になった。
だから在米20周年記念日だ。
それに加えて新型コロナウイルス発生の年でもある。
今年はなんと思い出深い誕生日だことよ。

患者さんに漢方を配達に行った夫が、帰り道で見つけたグルテンフリーのパン屋さん。
開いているお店がまだあって、しかもそれがグルテンフリーのパンを売ってる店だということに大興奮した夫は、いつもなら絶対に買わない甘いものをいっぱい買って帰ってきた。
もちろんわたしの誕生日のお祝いにと思って買ってくれたんだけども、それにしてもこの量は尋常ではない。
久しぶりに普通の買い物ができて、それもグルテンフリー専門で、嬉しかったんだろうなあ。

このお店がいつまで開いてるのかはわからないけれど、グルテンフリーのパンが買える場所が見つかったのはわたしも嬉しい。

雨がたくさん降った後の散歩道が好き。







食料の買い物でさえも行かなくなったから、我が家の台所の棚や冷凍冷蔵庫の食料がじわじわと減ってきた。
これを一度、最後の最後の物まで食べ尽くすゲームに挑戦するっていうのもいいな。
賞味期限が切れまくりの乾物も全然お構いなしに攻めていく。
唯一新鮮な野菜を食べる機会が極端に減るけれど、それはとりあえず漢方とサプリメントで凌ぐ。
ああもう、マジで米と味噌しか無くなったってところがゴール。
なんてなことを言ってる自分はまだまだ恵まれている。
あるんだから、食べられるものが。
それはわかってるんだけど、この生活は心をじわりじわりと締めつけてくる。
社会とのつながりを断って生きるということが、映画の撮影みたいだねなどと言っていた頃が懐かしい。
これは紛れもない現実で、生々しく痛々しい新しい生活形態であること、そして今後いつまで続くのかが見えないことがなかなかに辛い。

それでも楽しくやっていこう。
手作りの粒あんとスライス餅でぜんざいを作った。

これを機会に痩せられる可能性ゼロっていうのがちょいとお恥ずかしいところ…。
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満月の夜のひとりごと

2020年04月09日 | ひとりごと
自主隔離生活38日目。

一日遅れのスーパームーン。


夫が作ってくれたダルスープ。今までで一番美味しかった!


まぁーるいものに囲まれてちょっとほっこり。

今日から作曲始めました。
もっと早くから取り掛かるつもりでいたのですが、突然やってきた新しい生活に心と体がなかなか慣れず、そうなると頭の中に確かに居たはずの音符が姿を消してしまって、まあまた気持ちに元気が戻ってきたら始めようと思っていたのでした。
春を五感で感じることができるのは散歩の時ぐらい。
1番に咲いた桜の花の桃色の吹き溜りが、道のあちらこちらにできていました。
今年の冬は雪がとても少なかったので、どうやらみんな今年はせっかちです。
毎年今頃になると確定申告の締切日が迫ってくるので、うちの中の空気がピリピリするのですが、今年はCOVID-19のおかげ(?)で延期されたのでのんびりしたもんです。

オンラインレッスンはなぜか猛烈に体力を消耗する(?)ので、いつものように次々に教えることができません。
なので次の生徒までに20分近く開けて、ちょっと一休みしながら楽譜の用意をしたりデバイスの角度を調整したりします。
みんな、やっぱりずっと家に居るからか、いつもより練習量が増えました。
でも、親御さんも家で働いているので、あんまり練習するとうるさくて困る、なんて言われたりして、やっぱり世の中そうは簡単にはいきません。
けれども本当にありがたいことです。
この仕事が無かったら、我が家は正真正銘の無一文になってしまいます。

失業というと…わたしの情報源であるツイッター内には、本当にいろんな人たちのいろんな声が流れてきます。
政府からの支援を受けられない(そんなバカなことがあるか!)職種の皆さんが、オンライン販売や募金をし始めたりしています。
何日もひどい症状が出ているのに、どこに行ってもたらい回しにされ、いまだに自宅で苦しい思いをしている人もいます。
会社を解雇されたり、店を畳まなくてはならなかったり、最後の居場所だったネットカフェを追い出されたり、医療関係者の自宅に嫌がらせの電話がかかったり。

でも、ツイッターがあってよかったです。
見ず知らずの人でも声をかけたり、話を聞かせてもらったりしながら、お互いに励まし合えるからです。
それに、いろんなニュースが、時には新聞やテレビよりも早く知ることができます。
どう考えても間違っているという事柄には、みんなでワイワイ騒いで訂正させたりもできます。
今日もまた、政府がいろいろやらかすでしょう。
一世帯に2枚配られることになった布マスク、あれに500億円近くものお金を使ったこともその一つ。
そんなお金と時間があるのなら、どうしてサージカルマスクに回さなかったのか。
それと緊急事態宣言した翌日に、どの職種が休業になるのかの公表は2週間待って、などと言い出しましたね。
子どもから大人まで、この政権には振り回されっぱなしです。
現場は準備が大変なのに、そういうところには頭が全然回りません。

あ、また始まってしまいました。
ごめんなさい。
せっかくまぁるくまぁるくなっていたのに。
お月さまを眺めてから寝ます。
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