ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

夏の花と青空を見上げながら

2018年07月13日 | ひとりごと
年々開花が遅くなっているムクゲの花が、数日前からやっと咲き始めた。




何年もの間、全く花を咲かせなかった紫陽花が、今年は今になって可愛い姿を見せてくれている。








ちびっこだけど、毎年律儀に咲いてくれる桔梗。


畑で元気に次々と咲く花。






フェンスも重たかろう…。


トマトも鈴生り。


ブラックラズベリー。




今年のキャベツはちゃんと巻いてくれるだろうか。


葉っぱもの畑の自由さといったら…。


ナスビさんも元気。


紫豆がジャックと豆の木みたいになってきた。





気温は30℃近いけど、空気が乾燥しているので風が涼しい。

そんなことを考えると、今苦しい状況に居る人たちのことが頭に浮かび、申し訳ない気持ちになる。
1日でも、半日でも早く、段ボールベッドや空調、トイレやお風呂の十分な設置を、小規模の避難所に至るまで、しっかりと行ってほしい。

一度だけ、大雪の日に、早くから警告が出されていたにもかかわらず高速道路に乗り入れ、そこで約1日閉じ込められたことがある。
一家4人で、車のラジオを聴きながら、待っても待ってもやって来ない救助を待ちながら一晩過ごした。
ラジオで次々と流される状況の中に、わたしたちが閉じ込められている高速道路がいつまで経っても放送されなかったことから、無視されているんだとわかり、絶望的な気持ちになった。
ほんの1日の、それも直ちに命に関わるような状況ではなかったけれど、あの時の怒り、焦りは、今でも忘れられない。

国民の命と安全を考えるのが国家。
国民が危険に陥れば、すべての手段と方法を動員して救出するのが国家。

きれい事を言うなと言う人がいるかもしれないけど、それができない、しないなら、国家なんてクソ食らえだと思う。

きれいな花を見ながら、からりと晴れた青空を見上げながら、考えたこと。
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19回めの独立記念日の日に

2018年07月04日 | ひとりごと
Happy Fourth of July!!

蒸し暑〜い独立記念日。
昨日は記念日の花火が上げられるはずだったけど、夕方から激しい雷と雨が降ったので中止になった。

この地域では珍しい熱帯夜が続いているので、一階の奥にあるわたしの寝室の室温管理に、毎晩頭を悩ませている。
今年の夏は、一階に2台、二階に2台、三階に2台、新旧合わせて6台の窓用エアコンを設置した。
これまでの9年間は、それぞれの階に1台ずつだった。
それがいきなり2倍になったわけで、わたしの収入がガクッと減って、それでなくても夏は毎年きゅうきゅうなうちの台所事情なのに、夫は清水の舞台から飛び降りたのである。

彼が注文したのは2台のエアコンで、小さな部屋用と、中ぐらいの広さの部屋用の、1台2万円ちょっとの製品だった。
アメリカの電化製品は、掃除機も扇風機もエアコンも音がうるさい。
使用中は大声で会話しなければならないほどのうるささで、日本のエアコンや扇風機の静かさが当たり前だと思っていたわたしは、嫌がらせか?と本気で思うのだけど、
そのことをこちらの友だちに話すと、「え?気になる?」とか「だって音がしないとちゃんと働いてないって気がする」とか言って笑われたりする。
とにかくそんなだから、2万円ちょっとの窓用エアコンが静かに動いてくれるはずがなく、でも夫もわたしもエアコンが苦手なので、つける時は自分たちが居ない部屋のエアコンをつける(2台になった今年からこれができる!)ので、音はまあ許せるだろう。

などと考えながら配達を待っていたら、なんと注文したのとは違うサイズ(もっと広い部屋用)の物が送られてきた。
夫はすぐに返品の手続きを取ろうとAmazonに連絡すると、返品しなくていいと言う。
はぁ?
これまでにも、小さな物(例えば猫の食器台など、千円弱の物)の返品をしないことはあった。
注文の品を送り直すけど、すでに配達された製品は送り返さなくていいと言うのだ。
千円弱の物でもなんか後ろめたい気持ちになったのに、今回のそれは金額の桁が違う。
なんだかな〜と思っているうちに、3台目が送られてきた。

どうしようか…と散々考えた末に、もうこれは神さんからの夏の贈り物やと思っていただこう、ということにして、ちょうど少しの間だけ居候している長男くんの3階に、一番大きなのを取り付け、中サイズのを台所に取り付けた。
おかげで、熱中症にかかりそうになるくらい暑くなる3階と、料理中は汗だくになる台所が、かなり過ごし易くなった。

で、前置きが長くなったのだけど、部屋のサイズがすごく小さいのに、東側と北側についている窓がすごく大きいわたしの寝室は、エアコンが使えない。
だから、部屋を冷やすにはリビングのエアコンの空気を流し入れるしかない。
でも、ドアを開けるや否や部屋に入り、ベッドの上で過ごそうとする海の侵入を、何が何でも防がねばならない。
空と海がまだチビっこで室内飼いだった頃、彼らの一番のお気に入りの場所はわたしのベッドの上だった。
海は特に、掛け布団を上手にめくり、すっぽり中に入って眠るのが好きだった。
外遊びをするようになってしばらくの間、うっかりと彼らを寝室に入れていたわたしは、身体中をノミに食われて大変な思いをした。
マットをノミ駆除用のビニールで包み、洗える物は全て洗い、それから以降、猫たちは出入り禁止になった。

一体どうしたら猫が入れないようにできるか…。
いろんな物を試してみた。
これはその第3弾目。


でも、あっという間に突進されて決壊…。
なのでバリケードを置いた。
上にごちゃごちゃと物を置いておかないと、バリケードどころか踏み台になってしまう。
犬だったらもっと簡単に事が進んだだろうなあ…。


こちらは空。
外に出ると人、いや、猫が変わる。
家の中では臆病で、すぐにパニクる空だけど、外では野生本能120%。

でもちょっと、あんたたち、近過ぎちゃいます?


ムムム…。


ボォ〜…。


あかん、どんどん近づいていく…。




グラウンドホッグは菜食動物で、性格は荒くないと思うけど、地面をゴリゴリ掘っていく彼らの爪はものすごく鋭くて強い。
空はそういうことわかってるのかなあ…。


うちの畑で初めてちゃんと育ってくれた茄子さん。


今年の大流行り、ウリ系さんたち。








畑の入り口ドアに絡み付いているので、入りにくいったらない。


シシトウさんも今回はいい感じ。




いよいよデッカくなってきた紫豆さん。


今年の畑は、去年のタネから勝手に自生してくれたトマトやキュウリ、それからズッキーニたちが、思い思いの場所で育っている。
なのでもうお任せにしようかなと思っている。

ブラックラズベリーであることが判明したのだけど、ほんとになんでこんな所に生えてきてくれたんだろう…。


今日の収穫。


この夏初めての玄関ポーチ&蚊帳の夕食。



こちらに移住して19回目の独立記念日。
盛大に上がる花火を横目に、アイスクリームを食べに『Apple Gate』に行った。
高校生だった長男くんが陸上でよく走っていた道を、今は31のおっさんになった彼が運転して走る。
「花より団子、花火よりアイスクリーム」と言いながら。
たぁ〜まやぁ〜!!
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夏休み日記

2018年07月02日 | ひとりごと


気温100℉
摂氏でいうと約38℃。

暑い…。

熱波にすっぽり包まれている東海岸だけど、湿度がまだ低めなのと、レンガ造りの古家なので、昼過ぎまではなんとか扇風機でしのげる。

今年に入る前から生徒の数がぐっと減って、夏休みに入ったのでさらに減り、時間を好きなように使って作曲したり練習したり指揮する曲の勉強をしたり、音楽三昧の贅沢な夏を過ごしている。

ブログ記事の更新をすっかりサボってしまっていて、なんだか夏休みの日記(何日も経ってから慌てて書く)みたいだけど、とりあえず大忙しの要件が全て終わったので、それをまとめておこうと思う。

W杯日本対ベルギー戦。
こちら時間のお昼2時から始まった試合を、狂喜乱舞したり手に汗握ったり頭を抱え込んだりしながら観た。
選手のみなさんはとことん頑張って、あんなにいい試合をやって見せてくれた。
あんなにカウンターが強いチームだったんだって感動した。
すごくエキサイティングで楽しい時間だった。
ありがとう!

フランスに居る内田樹さんが、カフェで試合を観戦していて、日本の敗戦が決まってガックリしていると、『君が代』を流してくれたそうな。
敗者に優しいフランス人だ。


さてと、今日までのことをちらほらと。

インターネットをやる時間が物理的に取れなかったのは、6月の中旬に行われたオーディションに間に合わせるべく、作曲に励んでいたからで、
といっても全曲ではなくて、セコいわたしは、とりあえずオーディションの演奏時間ギリギリの長さの部分だけを書き、それを本番数日前に相棒のサラに送り、本番1時間前の最終合わせで辻褄合わせをして本番に臨んだ。

今回のオーディションには、今までで最多の46曲のエントリーがあり、やっぱり想像してた通り、そのほとんどが優劣をつけ難く、選曲も演奏能力も良いものが揃っていた。









あ〜こりゃ落ちたな…と、ちょいと凹みながら歩いたマンハッタンの街。



その翌日、ちょっと無茶っぽかったけど、ずっと家にこもり続けていたので、大好きな友だちに会いに出かけた。


乗りたかったトラクターを運転して、超〜ご機嫌なあかる君。


のんちゃん、ジャーン、いつもいつもごちそうさま!






うちにも欲しい蚊帳の外部屋。


自宅というより別荘。








自生のウォータークレソン狩りに行ったのだけど、残念ながら時遅し、すっかり長けてしまっていた。


ちょっと良さそうな部分があったので、それをのんちゃんがヨイショヨイショとかき寄せていたのだけど、なんとそこに大きな鹿の死骸が横たわっていて、ヒェ〜ッと慌てて元に戻した。(流石に死骸は撮れない)


のんちゃんとジャーンが暮らす町の水は、質がとても良くて美味しい。
大小の湖があちこちにあって、釣りやカヌーを楽しんでいる。

なぜか水位がすごく高くなっていた。




小さな魚がいっぱい泳いでいた。


のんちゃんとあっこちゃん&あかる君親子。


わたしの町では絶対に見られない馬の乗り入れ禁止サイン。



オーディションが終わり、ちょいと休みたいところだったけど、指揮者として迎え入れてもらえるかどうかのテストがあり、課題曲の指揮を自力で勉強しなくてはならなかった。
でも、指揮者になることは、音楽を学び始めた幼少時からの夢だったので、せっかくのチャンスを逃してたまるかと、かなり気合いを入れて練習した。

夏男の夫は、ふいっと気が向くと、冷蔵庫の食材を手に外に出て、バーベキュー料理を作ってくれる。


わたしはその周りをウロチョロしながら、ヘビイチゴを見つけてはパクリ。


これは、長男くんが作ってくれた大根おろし&カイワレ蕎麦。



指揮テストはオーケストラのメンバーを前に行われるので、いつもとはまた違う緊張感があった。
汗だくになって指揮していると、「いいんだけど、まうみの手の指がなんか、ミドルフィンガーを立ててるみたいなんだよね、多分わざとじゃ無いとは思うけど」と言われた。
みんな大笑い。

指揮者としては認めてもらえたけど、中指立ての癖をなんとかして直さないと(汗)。


そして先週の土曜日はオーディションの結果と、オーケストラの運営についてのミーティングがあった。

マンハッタンも暑い!


カフェやバーは、W杯で盛り上がっている。


夫と待ち合わせしたマディソンスクエア公園。






オーディションを、アンサンブル部の第二位で通ることができた。
これまでで最高の結果にすごく興奮したのだけど、続きをちゃんと作らないといけない。
でも、でも、暑い夏はなかなか進まない。
えらいこっちゃ、頑張ろう。


ずっと何年も咲かなかった紫陽花が、なぜか今年はちっちゃいけれど咲いてくれた。




こちらの方々は、以前ピアノの生徒だった、大の花好きのしげ子さんが、あっという間に植えてくれた紫陽花。


ショーティの最期の2週間を、優しく抱きとめてくれたっけ。



仕事が暇なので、毎日せっせと料理している。
ゴボウがオーガニックで、しかも値段もそんなに高くなくて必要な分量だけ買えるって、それがアメリカのスーパーで可能だなんて、こっちに来た頃は全く期待していなかった。


ゴボウだけじゃなくて、白菜、チンゲンサイ、大根、人参、カボチャ、さつまいも、トマト、キュウリ、ネギ、キャベツ、椎茸、生姜、ニンニク、玉ねぎ、じゃがいもも、みんなオーガニック。
料理に使う分だけ買って、それを大事に使い切る。

夏こそしっかり作ってしっかり食べる。
ささ、いざキッチンへ!
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いろんなことをよろこぶ

2018年06月13日 | ひとりごと
歩美ちゃんから蕗の大束をいただいた。
でっかい葉っぱがみるみる萎んできて、ああどうしようと思いつつ、下ごしらえをする時間が無いまま1日過ぎてしまった。
昨日、たまたま、一人しかいない生徒が休んだので、よぉ〜しやるぞ!と覚悟を決めて(いつもながら大げさ)、作業に取り掛かった。

まずは水洗い。


5分ぐらい茹でて皮むき。


夫が大豆アレルギーで醤油がダメなので、醤油を思いっきり少なくした味付けだったけど、なぜか今までで一番美味しくできたかも…。



今週の土曜日に迫ってきたオーディション。
60を過ぎてから、オーディションだのコンクールだのコンサートだの、演奏する機会がわんさか増えた。
ありがたいことだ。
健康に暮らしていてこその演奏なので、これからも食事と運動と睡眠によくよく注意していかねばと思う。

月曜日に、バイオリニストのサラが来てくれた。
初合わせ練習だったのだけど、サラは前回(前の曲の時も一緒に演奏してくれた)同様、まずは作曲者の気持ちや感じ方を聞きながら音作りをしたいと言って、一区切りずついろんな質問をしてきた。
聞かれる本人のわたしは、これまた前回同様ちゃんと答えられない。
「なぜだかフイフイっと浮かんできた」「ヘラヘラ弾いてるうちにいいなって思って書いた」などと、答えにならないことを言って、サラを困らせている。
でもまあ、とにかく演奏としてまとめなければならないので、表現やテンポをお互いに納得がいくものにして、オーディション当日の午後早くに、もう一度合わせる約束をした。
オーディション参加曲は全部で42曲。
多分その中でも、サラとわたしは、一番練習時間が少ない演奏になるだろう…サラ、ごめん!
今回は、バリトンとサックスとギターのトリオ、オーボエとクラリネットとバスーンのトリオなど、これまでに無いアンサンブルの参加がある。
3時間に渡って行われるオーディション。
後悔しないように頑張って練習しよう。


茄子さんが今年は順調。


獅子唐さんも花が咲いた。


ブラックベリーさんは枝が減った分実が増えた?!


こちらは自生で勝手に生えてきてくれたラズベリーさん。
去年は一つも実がならなかったのに、今年はいっぱい。




水菜さんのコーナーのはずが、これまた自生の(多分)瓜さんがニョキニョキ。


こちらも自生の、多分ズッキーニさん。


ああ今年はとうとう死んじゃったかと思っていたら、ワラの下から芽を出してきた無花果さん。


桃子ちゃんをぐるりと囲むようにして生えてきた茗荷さんたち。


後ろの庭は今、ほのかに甘〜い香りがする。


ハニーサックルの花ざかり。


ムクゲさんのつぼみもようやく出てきた。


今年は雨がほんとに多くて、だからもう熱帯地域並みの緑だらけ。




さてと、練習練習!!
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オーディション10日前

2018年06月06日 | ひとりごと
夫はたまに、美しくて美味しいものをいきなり作る。


この夜、とうとうのとうとう、自分が弾く音を書き終えた。
作曲していると、なぜか汗っかきになるので、この『なんでやねん!』扇子は必需品。


思い浮かんだ音、フラフラ弾いていて見つけた音を、あちこちに書きなぐっているものだから、作業はもう苦し紛れのパズル遊び状態。
恐々書き終えた楽譜を弾いてみると、やっぱり…エェ〜!誰やねん、こんな弾きにくいのん作ったん?と、パニックに陥るといういつものパターン…。
ラヴェルやショパンも、自分の書いた楽譜に向かって、誰やねん?!って思ったんやろか…などと、全くレベルが違う世界の人たちと自分を一緒くたにする図々しさ…。


心身ともに疲れた時は甘いもんが良い。
けれども、小麦粉と白砂糖を断っているので、”正しい”甘いもんを手に入れるのが難しい。
乾燥したナツメヤシの実とクルミ、それからココアパウダーで作る”なんちゃってブラウニー”もさすがに飽きてきた。

そこで、コリアンマーケットで見つけた干し柿。これ、うまいっす。


昨日、畑仕事に来た歩美ちゃんが、畑から摘み取ってきた若い水菜。


ちょっと前まで知らずにいたのだけど、うちのちっちゃい方の畑のフェンスを軽々と飛び越えて、何も植わっていないよく肥えた土を、トイレに使ってたり、捕食した残骸を埋めてたりした悪ガキがいる。
その名は『空(くう)』。

なので、この水菜を引っこ抜くと、小動物(多分リス)の毛が絡み付いていたりする。
薄暗がりの中で水菜のタネを蒔いた歩美ちゃんは、そんなこととは知らず、あとで知って「ヒィ〜!」と叫んでいた。
さすがにその部分の水菜は、生でいただく気がしない。
野生と自然の其処此処で、命が失われたり生まれたりする。

生徒のおかあさんが届けてくれたシャクヤクの花。ほのかに甘い香りがする。



オーディションは今月の16日。
あと10日しかない。
今週末に一回、それから来週の週日に一回、せめて2回の合わせ練習をしてから本番に臨みたいところ。
初見演奏が得意で、前の曲も一緒に演奏してくれたサラだからこそのワガママし放題。
かんにんやでぇ〜!!
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ゴーヤとザクロと年金と

2018年05月30日 | ひとりごと
去年育てたゴーヤから採った種が、元気いっぱいに芽を出してきた。


この季節になるとザクロがお店に並ぶ。
面倒だけど、こうやっておくと食べやすいと好評なので。ちょっと殺人現場みたいな恐ろしい状態になるけど…。


こちらのブラックベリーの実もいっぱいなりそう。




お隣のモモ子ちゃんも、また少し背が伸びた。


ついでにちょいときれいな花も。


まだ天気がおかしいから、心身ともに落ち着かない。
だからというわけではないけれど、作曲の作業も停滞している。
頭の中で音符がクルクル回っているのだけど、それをすくって捕まえようとしてもスルスルと逃げられる。
もう6月になってしまうのに、ピアノのパートの楽譜が10%ぐらいしか書けていない。

うわ〜!

年金のお知らせが来た。
62歳(来年ダァ〜!)からもらえるのだけど、もし66歳と6ヶ月まで待てば、62歳でもらう月額より300ドルほど多い金額が振り込まれる。
う〜ん…これは思案六法だなあ…。

暇もないくせに、ちょっと計算してみると、もしも80歳まで生きたとしたら、62歳でもらい始めてしまうとすごく損をする(約2万2千ドル)っぽい。
だからもし90歳まで生きたとしたら、その差額の300ドル×120月だから、さらに3万6千ドル損をする。
でももし、事故や病気で、70歳ぐらいであっさり死んじゃったら…あ〜年金もらっときゃよかったな〜などと思うかも。

実に悩ましい夜なのだった。

でも、日本って、年金は何歳からだっけか?
確か65歳からだったと思うけど、去年だったかに、日本老年学会と日本老年医学会ってところが、高齢者の定義を「75歳以上」に引き上げるべきだって国への提言してた。
それって、今の65歳から一気に10歳も繰り上げることだよね。
そんなことしたら、年金や社会保障や雇用制度に影響が出る(多分困らされる方)。
でも、今の政権なら平気でやるだろうな。
ほんとに1日も早く退場させないと。

ああ、さらに悩ましくなっちゃった。
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映画とジャズと友だちと

2018年05月26日 | ひとりごと
金曜日の夜、前に住んでいた隣町の映画祭で上映されている、平柳敦子監督の作品『Oh Lucy』を観に行った。
主演は寺島しのぶさん。
そして共演した主な役者さんたちは、役所広司さん、南果歩さん、忽那汐里さん、そして英会話教室講師役のジョシュ・ハートネットさん。

会場はこんな感じ。







しのぶさんが演じるのは、満たされない日々を過ごす、43歳の独身OL・節子さん。
英会話教室のアメリカ人講師のジョンと出会い、単なる授業中の挨拶のハグに胸をときめかせ、クラスで使う金髪のカツラと与えられたルーシーという名前に、別の自分を投入し、恋にのめり込んでいく節子さん。

うーん…なんか生々しくて…。

日本の田舎暮らしを経験したいからと、うちにやって来た25歳の青年に、会ってまだ1週間しか経っていないのに、多分あなたはわたしのソウルメイトだと思う、などというトンデモな内容の、しかも辞書の例文を適当に組み合わせた破茶滅茶な手紙を手渡した33歳だったわたし…。

ルーシーほど性急ではなかったものの、何度後ずさりされても、頑なに断られても、絶対に諦めようとしなかったわたしは、その当時の夫にとってどれほど厄介な存在だったのだろう…。
しかも節子さんのように独身ではなくて、義父母と同居している、二人の幼児がいる、だから当然既婚者だった中年の女だったのだから、厄介を通り越して恐ろしかったかもしれない。

全てはわたしのひらめき(他人からすると自分勝手な思い込み)から始まったのだったと、映画を観ながら思い出していた。

まだ観ていない方はぜひ。
いい映画です。


そして昨日は、やっぱりせっかくだから、結婚記念日っぽい時間を過ごそうと、マンハッタンに出かけた。


お目当ての場所は『JAZZ STANDARD』。




Sullivan Fortnerは、若手ジャズピアニスト。
彼のトリオに、昨夜はトランペッターの​​Peter Evansが急遽加わって、クァルテットバンドで演奏した。
Peterとは本番の4時間前に初めて会ったそうで、はじめはお互いのスタイルを探り合っているような緊張感が、舞台のすぐそばで聞いてるわたしたちに、ビシバシと伝わってきた。

本音を言うと、Sullivanのピアノをもっと聞きたかったのだけど、Peterの独創的な演奏と凄まじいテクニックとエネルギーに圧倒されて、呆然と興奮を交互に感じながら聞き入った。





すぐ隣に座ったおばあさんと仲良くなり、いろんなことを話した。
アーティストだと言うので、どういうものですか?と尋ねると、「アートはアート、すべてよ」と言う。
スケッチをよくすると言うので、画家なのかもしれないと思ったりしながら、話に耳を傾けていた。
「木を見るとね、わたしはその中にすっと入っていくの。すると地面から芽を出した時からのことがわかって、今の姿になるまでが全部見えるの」
 
木のことを話し始めたらわたしも止まらない。
二人で意気投合して、音楽のこと、作曲のこと、作詞のこと、写真のこと、家族のことなどを、あれやこれやと話した。

演奏が始まると、もうノリノリで、合いの手を入れるのがすごくうまくて、ああ、聞き慣れてる人だなあと思った。
別れ際に名刺をもらい、また会いましょうと言って別れた。

でも、なんか見たことがあるような人だなあと気になったので、家に戻ってから調べてみたら、

Ann Grifalconiさんは、75冊もの絵本の挿絵を描いた、挿絵だけでなく話も書いた、88歳の大御所さんだった。

これは多分今よりずっと若い頃の写真だと思うけど、今も88歳だなんて絶対に思えない、すごーくチャーミングな人だった。




日本の版画はすごいって何度も言ってた。


彼女は作家であり、画家であり、詩人であり、写真家であり、そして市民運動家でもある、とてもパワフルで可愛い人。
「作曲は心と脳を鍛えてくれる、とてもいいものだから、曲を仕上げるまでは大変だけど、最後まで頑張るのよ」と、手をぎゅっと握って励ましてくれた。

この日も朝から作曲に取り込んでいて、だけど何度も書いた音符を消してたら、五線譜の五線までが薄くなってしまって、キィ〜っとなっていたのだけど、
なんかいい気合を入れてもらったような気がして、今日は彼女のちいちゃな手を思い出しては書き直している。


そしてこの日曜日は、大好きな友人夫婦、かおり&ジョージ一家が遊びに来てくれた。
今日の夫の漢方クラスはインターネットクラスなので、彼はクラスを受けながら、インド料理のレシピ本を見い見いチキンをディップするソースを作り、バーベキューコンロで焼いてくれた。
生後7ヶ月の杏ちゃんは、今人見知りの真っ最中。
でも、なぜか夫があやすとよく笑った。
お兄ちゃんの海くんは、当たり前だけどすっかりお兄ちゃんらしくなって、同じ名前のうちのやんちゃ坊主海と会うのを楽しみに来てくれたのに、とうとう会えずじまいで帰らなくてはならなかった。


それぞれに楽しい週末を過ごせたけれど、気温の上下が激しくて、どうも上手に眠れない。
こんな時は英語の本に限るのだけど、今読んでる『PACHINKO』が面白すぎて、とうとう昨日は夜中の2時から6時まで、延々と読み続けてしまった。
明日はMemorial Dayなので、もう一日ゆっくりできる。
でも多分、楽譜に向かってウンウン唸っては、どこかの掃除をして気を紛らわせることになるだろう。

あ〜、曲が仕上がる日はいつかなあ…。
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音符だらけ

2018年05月20日 | ひとりごと
今年の長かった冬がやっとのことで終わり、いよいよ春がやってくるぞ〜と楽しみにしていたが、ああ春だなぁ〜と顔を空に向けてうっとりした日が、いったい何日あっただろう…。
寒すぎる…暑すぎる…これって梅雨?…な日々を過ごしているうちに、5月の3分の2が過ぎてしまった。

オリンピアから戻ってからは、バイオリンコンクールの伴奏の仕上げに追われ、

コンクール会場に向かう途中のソフィアとご両親。


ソフィアはたった1ヶ月のレッスンでみるみる上達した。すごい吸収力のある子だ。
この日もとても良い演奏をして、100点満点の演奏評価をもらったのだけど、苦手の初見演奏でミスを連発してしまった。
来年までにその弱点を克服できたらいいなあ。

コンクールの次は、来月の中旬にあるオーディションに間に合わせるための曲作りと、指揮する曲の勉強。
頭の中は既成の音符と、濃い霧の中で身を潜め、けれどもわたしに見つけて欲しいと待ち焦がれている音符とで、ごっちゃごちゃになっている。

隠れているくせに見つかりたい音符たちは、頭の中を空っぽにするような作業をしているときに、ふいふいっと尻尾を現してくる。
それを書き留めるまで覚えていられたらいいのだけど、作業が終わって一段落したときにはもう、すっかり忘れてしまうことも多々ある。
すご〜くガッカリするけれど、そんなふうに簡単に忘れるんだから、その程度のもんだったんだろうとあきらめる。


裏庭は、若者たちの憩いの場。


一日中くつろいでいる。




そういう日は、空も海も居心地が悪そう。




ラオス旅行から戻ってきた友人夫婦と一緒に、初めてのラオス料理を食べに、マンハッタンに行った。




ラオスでは米というともち米で、指でつまんではディップをちょいとつけて食べるそうな。


どれもこれも美味ぁ〜い!!












テーブルゲームのジェンガを思い出してしまうようなビルディング。



せっかくなので、片手の指で数えられるほど少なかった春の日に撮った花や雑草さんたちを。






















ちっちゃな友だちも。






ついでにうちのヤンチャ坊主も。




ご飯くれ。
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春と弟からの『お楽しみ箱』がきた!

2018年04月18日 | ひとりごと
大阪の弟が送ってくれた『お楽しみ箱』が、誕生日の二日前の金曜日に着いた。
えらい散財させて悪いなあ悪いなあ〜と思いつつ、いつもすご〜く嬉しくて…。

なにやら今日本でとても流行ってるらしいバックパック、それから大好きな萌黄色のペアカップ、韓国土産のスカーフ、うんこ漢字ドリル(実物をやっと見た…)、窓の結露取りワイパーとリモコンカバー、それからみんなへのDVD。


ありがとね〜!みんな大事に使わせてもらいま〜す!


さて、いつ来るかいつ来るかと心待ちにしていた春が、夏と肩を組んでやって来た。
そんな春&夏日が二日続いたら、ポンちゃんがあっという間に花を咲かせ始めて、

これが第一日目。




これが二日目。








みるみるうちに満開になった。

家の前の猫の額庭でも、急に春。
















去年、道端に群生しているのをせっせと引っこ抜いてたら、実は誰かさんの敷地内で、叱られながらもしっかり頂いてきた行者ニンニクさん、ニョキニョキ生えてきた!




玄関ポーチにも春。




うちのトラ。



その二日目の土曜日は、ACMAの役員会議があったので、マンハッタンに出かけて行った。
この季節に、みんなが待ちに待った春がやって来た日に、しかも週末に、マンハッタンに車で出かけるのは得策ではないと、この日は電車で出かけることにした。
電車に乗ろうがバスに乗ろうが車で走ろうが、渋滞にさえ引っかからなければ30分弱で行けるという不思議さ。
ペンシルバニアステーションに着き、そこから夫は散策に、わたしは会議にと、別れ別れに行動した。

会議はいつもパリパリに緊張する。
わたし以外の役員の意見を、聞き逃したり聞き間違えたりしたくないし、たまには自分からちゃんと意義のある意見を言いたいから。
だから会議の終わり頃になると、脳みそがビィ〜ンと痺れたみたいになる。
そんな時に、
「あ、そうそう、7月から始まるオケの練習で一曲振る?」と突然聞かれ、「あ、はいはい」と答えてしまった。
「でも、どの曲を?」
「ヴェルディのラ・トラヴィアータかバッハのコンチェルト」
「え??」
「で、今年の12月のカーネギーデヴューしてみるか」
「ええっ?!」

じわりと汗が滲んできた。
やばい…マジで勉強せにゃいかん!
めちゃくちゃ焦りつつも、夫と待ち合わせた場所までの道中、ニマニマとにやけてくる。
ちっちゃい頃からの夢が、今頃になって、こんな形で叶うとは…いやあ、あの時死ななくてよかった。


サメの落書きと妙にマッチしてる。


ニューヨーク・タイムズ社。


大好きなブライアントパークにも、ようやく春がやって来た。




マンハッタンのビルディングは、いつでも楽しい。




誕生日の前祝い?に、コリアンタウンでちょいと贅沢。


食べ終えたらすぐにお代わりが運ばれてくる、種類も豊かな前菜が、コリアンフードの楽しみの一つ。どれもこれもすご〜く美味しかった。







一日の終わりに、二人で一緒にドラマかスポーツかニュース番組を1時間ばかり観て、何にも考えない時間を過ごす。
そうすることで、その日の考え事や緊張から心身を解放し、ベッドに入るのは夫だけで、わたしはその後からブログ記事を書いたりするので、せっかくのリラクゼーションが台無しになると夫は呆れている。
最近、わたしたち二人がハマっているのがコリアンドラマ。
最初は英語字幕で観ていたのだけど、日本語字幕でも観られるサイトを見つけてからは、机の上に二台のパソコンを置き、夫は英語字幕、わたしは日本語字幕の設定で、せぇ〜のぉ〜でっ!のかけ声でクリックして観ている。
おまけにドラマを観る前に、ハングルをちょいと学ぶという熱の入れようで、身の回りに韓国の人を見つけたら、試しに何か言いたくて、だから多分、わたしたちに捕まってしまった人はいい迷惑だと思う。
このレストランでも、かじりかけのハングルを言ったり、知らない言葉を尋ねたり、店のスタッフさんたちはきっと、いい年をしたオタク夫婦に呆れていただろう。


誕生日当日は、5月初旬のコンクールに出るソフィアちゃんと、初めての本格的合わせ練習&レッスンをした。
本番までにたったの二回しかできないので、一回一回がめちゃくちゃ大事だ。
だから2時間ぶっ通しでやった。
いろんな音源を聴いて、わたしなりに曲を理解して、ピアノ伴奏譜のアレンジもして、練習&レッスンに臨んだのだけど、
17歳のソフィアちゃんは飲み込みが早く、あれよあれよという間にグングン良くなる。
もう少し近ければなあ…と残念に思う。


夕方に、次男くんとガールフレンドのエレンちゃんがクィーンズから来てくれて、みんなで一緒にベトナム料理を食べた。
贈りものは、よく切れると評判の包丁とお風呂の入浴剤。
最近、愛用している包丁が、いくら研いでもあまりよく切れなくなっていて、ちょいとイライラしてたのだけど、どうして彼にそれがわかったんだろう…。
彼のプレゼントには、いつもそういう不思議がある。


毎回、家族や友だちに祝ってもらえる誕生日。
ありがたいなあと思う。
また次の誕生日を健康に迎えられるよう、無茶をせず、よく学び、よく笑い、よく食べ、よく眠る。
なんかいまだに成長してない気がするけれど、それはまだこれからも成長できるということでもあるのだから、ワクワクドキドキする気持ちを忘れないように頑張ろう!
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春よこい

2018年04月05日 | ひとりごと
ただいま気温は2℃。これからもう少し下がって0℃になるらしい。
今年の冬は雪が変な降りかたをする。
春分の日に大雪。
そして4月の2日に大雪。
そしてそして、またまた来週雪が降るそうな…。

だから少しでも太陽が出て暖かくなると(といっても気温は10℃前後だけど)、町はいきなり活気づき、車の量が多くなり、半袖や短パン姿の人が通りにでる。

春は黄色で始まる。
レンギョウが、ようやく、ぼちぼち咲き始めた。
けれども、タンポポはまだ、全く姿を現さない。
そりゃそうだろうと思う。
どう考えても春とは言えない冷たさと、雪の繰り返しなのだから。

2回の大雪をなんとか越して、元気いっぱいのクリスマスローズ。


こちらも元気なクロッカス。


まだまだつぼみがカチンコチンのヒヤシンス。


名前知らず。


また雪が降るんだけどなあ…大丈夫かなあ…。

チビパンジーは今夜と明日、零下になりそうなので屋内に避難。



たった今、やっと来月のはじめにあるコンクールの伴奏譜が送られてきた。
どんな感じの曲なのか、少しでも知りたかったので、無料楽譜サイトからプリントアウトした楽譜で練習を始めてたのだけど、
あ〜やっぱりかなり違ってた…。
それと、終わりの方に、丸々2ページものピアノソロ(それも16分音符だらけ、オクターブや和音の跳躍だらけの)がある。
これをコンクールの舞台の上で、1ヶ月ポッキリでパラパラと弾けるようにしなければならない。
まずは明後日、ブルックリンのコンスエロのミュージックパーティで初合わせをするので、それまでにあちこち端折って仕上げねば…。

今年は練習の鬼年になりそう。
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