ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「あなたがここにいてほしい」と折鶴に書かれた、強くも美しくもない『日本無能政府』

2017年03月30日 | 日本とわたし
「あなたがここにいてほしい」





唯一の戦争被爆国日本。
なのに、核兵器禁止条約交渉の参加をボイコットした日本。
国連の議場の、日本政府代表の席は、だから空席のまま。

そんな日本政府に対する落胆と批判のメッセージが、この折り鶴なのだと知り、ふつふつと怒りがこみ上げ、しんしんと悲しみに覆われた。

なんて情けない、なんて腰抜けで浅はかな政府なんだろうか。

この会議に出席し、自席から演説をした志位氏は、
「日本政府の不参加は残念ですが、被爆者と日本国民の多数は、この会議を強く支持しています」
「会議が大成功を収めることを、強く願っています」
という言葉を伝えてくれた。

「交渉には核兵器保有国が参加しておらず、非保有国との対立を深め逆効果になりかねない」
と言い訳をした政府。

美しい国日本は、こういうときこそ世界の真ん中にすっくと立ち、核兵器という悪魔に取り憑かれている国々に、核と人類は共存できないと、声高らかに宣言しなければならない。
それができてこそ、日本は日本として輝き、世界から信頼を得る。

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菅さん、理想を語る前にやらなければならないことがあります。原発を止め、核の呪いを解いてください!

2017年03月29日 | 日本とわたし
「まうみちゃん、明後日の火曜日に、コーネル大学で、菅直人元首相の講演会があるんだけど、一緒に行かない?」
という紀子さんからのお誘いがあったのが、日曜日のお昼すぎ。

「うーん…火曜日は生徒が多い日だし、急にキャンセルはできないから、すごーく残念だけど無理だと思う」
という返事をしたその8時間後に、火曜日の生徒二人(姉妹)から、キャンセルの連絡が入りました。

これはもう、行けということだなと思うことにして、残りの4人の生徒たちに、木曜日か土曜日にレッスンを移動してもらえないだろうか?と尋ねたところ、
月曜日になってぼちぼちと、変更オッケーですよという返事が返ってきました。
火曜日の朝、クィーンズからやってきた明子ちゃんを乗っけて、まずは紀子さんの家に。
そこからイサカというニューヨーク州にある大学町まで、紀子さんの車に乗っけてもらって行く。
紀子さんのご主人ジャンの家族は、なんと全員がコーネル大学の出身者で、だからイサカはとっても特別な町なのです。
今回は、イサカ在住の、ジャンの愛娘でお医者さんのフランチェスカの家に、わたしたち3人全員は泊めてもらいました(彼女は本当に美しく、愛らしく、聡明で親切で、わたしはいっぺんでファンになりました)。

行きはずっと、濃霧とゲリラ雨の中を運転する羽目になったのですが、紀子さんちに行く時も、そこからイサカに行く時も、どちらもまるでキツネかタヌキに騙されたようなことが起き、
頭の中で?マークを点滅させつつも、女3人かしまし娘(古っ!)、話に花を咲かせまくりながらの楽しい道中になりました。

フランチェスカに送り迎えをお願いして、まずは腹ごしらえ。
大学のキャンパスも霧の中。





会場に着きました。




今回の講演は、菅氏著作の『東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと』(幻冬社新書)の、2015年のドイツ版に引き続き、アメリカでの英語版がコーネル大学出版から刊行されたことで行われました。

わたし自身、2012年に刊行されたこの本を読んだ後、『レベル7・福島原発事故、隠された真実(東京新聞原発事故取材班)』を読み、本当にやりきれない思いでいっぱいになったのですが、
この講演で、これらの本の内容以上のものは、多分聞けないであろうと覚悟はしていました。

スピーチは始まりの挨拶以外は全て日本語で行われ、その翻訳文が舞台の真ん中に表示される、という方法で進行したのですが、
正直言って、菅氏はずっと原稿を読み続けるだけだったので、まるで著作者による本読みの会のような感じになり、主題が主題だけに、なんとも言えないフラストレーションが募りました。







質疑応答の時間では、質問をしたい人が大勢立ち、次々と質問を投げかけたのですが、質問者の英語を日本語に、菅氏の日本語を英語に訳していく過程で、答が的外れになったり、十分でなかったりして、
質問をした人たちの中には、答に対して不満な表情を隠さない人も少なくありませんでした。






わたしも立ちました。


あの事故当時の現場の様子を、それぞれ違う視点から書かれた文章を読んできて、やはりあの時、自民党の世襲議員ではなく、少なくとも東京工業大学の応用物理学を学んでいた(原子力とは全く関係が無かったとしても)菅氏が総理であったことはよかったと思っています。
そして彼は、原発を停止させた、たった一人の首相です。

だからこそ、再生エネルギーの開発に力を注ぐことはもちろん必要だし大切だけど、
今尚、汚染を垂れ流し続けている事故原発の収集や、避難を強いられるばかりか、来月には汚染地に帰させられようとしている被害地の人たちへの対策、
異常に高い汚染土(再利用上限値を8000ベクレル)を、公園や緑地の造成に使おうという悪魔的政策、なし崩し的に再稼働を推し進める政府の姿勢、
これらの事項を棚上げしたまま、人任せにしたままでは、原発を止めたただ一人の首相としての行動としては情けないのではないか、
稼働原発をまずゼロにする。
日本での原発事業を廃止する。
核融合などの、核物質を使用せねばならない研究を中止する。
核兵器禁止条約の運動に、日本を参加させる。
これぐらいの覚悟を示すだけの、価値ある存在として、立ち上がって欲しい。
理想を語る前に、あなたにはしなければならないことがあるのではないですか?

というようなことを、質問形式で伝えたかったのですが、残念ながら質問者が多く、また答える側もテキパキとしていなかったので、半数の質問者は打ち切られ、閉会となりました。

著作のサイン会。


会場を外から。


不完全燃焼のままモヤモヤしていたので、コーネル大学名物の滝を見にいくことにしました。
コーネル大学のキャンパス内には湖や滝があり、全米一美しいとも言われていると聞いたことがあります。
ただ、勉強がとても大変で、追いついて行けず、それを悲観した学生が自殺の場所として選ぶのも多いという、そんな辛い現実も抱えています。






ネットが張り巡らされているのは、自殺防止のため。










迎えに来てくれたフランチェスカも一緒に、ジャズの生演奏をしているレストランに入り、女子トークに花を咲かせながら楽しく食事をいただき、
早朝出発に備え夜はしっかり睡眠を取り、イサカの町のオーガニック食品が豊富で安いという紀子さんお気に入りのスーパーで、あれやこれやを買い物し、
再び紀子さんの運転でニュージャージーまで戻り、お手製のビーフシチューとザワークラウトのランチまで頂いて、女子会一泊旅は終わったのでした。

******* ******* ******* *******

旅の道中で、高浜原発差止を命じた、あの素晴しい判決が、高裁で覆されてしまったことを知りました。
暗澹たる気持ちになりました。
一体どこまで堕ちれば気がすむのか。

そして今日、あと2時間ほどで、伊方原発運転差止に対する、広島裁判の判断が下されます。
もし、運転を認めない仮処分が出されれば、伊方原発は直ちに停まります。

以下は、昨日、守田敏也氏がメールで伝えてくださった情報です。
ギリギリで申し訳ありませんが、裁判所前に行くことが可能な方は、ぜひこの集会に参加してください!


【仮処分決定日は3月30日 是非お立ち会いください】
伊方原発広島裁判原告団、応援団、支援者のみなさま

伊方原発3号機運転差止仮処分命令申立事件の広島地裁判断日(決定日)が、きたる3月30日と決定しました。
午後3時に、広島地裁民事執行センターで、決定文が手渡されます。

昨年3月11日、広島・長崎の原爆被爆者を中心とする、伊方原発広島裁判原告団に選出された4名(広島市民3名、松山市民1名)は、
現在運転稼働中の、四国電力伊方原発3号機の運転差止を求めて、仮処分命令を出すように、広島地裁に申し立てました。
その後、実質5回の審尋期日を経て、今回の判断にいたるものです。
(「仮処分審尋期日のいきさつ」をご参照ください)
http://saiban.hiroshima-net.org/karishobun/index.html

もしこの判断で、運転差止仮処分命令の決定が出れば、四国電力は、現在運転稼働中の伊方原発3号機の運転を、ただちに止めなければなりません。
3月30日の判断日当日は、午後2時半から、広島地裁前で集会を開いて、決定文を受け取る代理人弁護士の諸先生方や、仮処分申立人を激励し、受取に送り出します。
また、「決定」あるいは「却下」のお知らせは、決定文受け取り後、直ちに、地裁前で「旗出し」によってお知らせします。
また、広島弁護士会館で、午後4時ごろから記者会見を開催、記者会見終了後報告会を開きます。
みなさま、当日広島地裁前にお集まりいただき、この歴史的瞬間にお立ち会いください。

伊方原発広島裁判応援団事務局 原田二三子

*****

伊方原発3号機運転差止仮処分命令申立事件
2017年3月30日広島地裁仮処分判断日

当日スケジュール
広島地方裁判所前
御案内チラシ裏面の、「お願い」をご一読ください。
http://saiban.hiroshima-net.org/pdf/20170330.pdf

14:30   広島地裁前集合(河合弘之弁護士スピーチ)
14:50   決定文受取人グループ地裁へ移動開始、参加者は送り出し(受取人グループは広島地裁民事執行センターへ移動)
15:00   決定文受取り
15:05ごろ 旗出し
15:07ごろ 河合弘之弁護士による報告スピーチ
15:10ごろ スピーチ終了、広島弁護士会館へ移動(弁護団、原告団、申立人によるプレス対応)


記者会見会場(広島弁護士会館 3F大ホール)
12:00   開場 ※12時には開場いたします。遠方よりお越しの方などで早めに到着された方は、こちらにお越し下さい。
14:00   広島地裁前移動
15:30ごろ 広島地裁前終了、広島弁護士会館3Fへ移動
16:00ごろ 記者会見開始
17:00ごろ 記者会見終了
17:05ごろ 報告会開始
17:30   報告会終了

コメント

菅野完氏「レイシストに百万円を渡す人間を内閣総理大臣として頂いてしまっている。全自動忖度機を潰せ!」

2017年03月27日 | 日本とわたし


「国・郷土を愛する態度」などを学ぶ観点で、不適切だと意見が付いた。

これ、一体何のことだと思いますか?
もう有名な話だから、知ってるかもしれませんが、これは道徳の教科書の内容についての、トンデモな話です。

道徳教科書、事細かに注文 パン屋を和菓子屋に…
【日本経済新聞】2017年3月25日
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG24HGS_V20C17A3CR0000/
 
高齢者を尊敬する気持ちを育むため、「消防団のおじさん」が「おじいさん」に
国や郷土を愛する態度を教えるため、「パン屋」が「和菓子屋」に――。

24日に文部科学省が公表した、小学校の道徳教科書の検定では、教科書会社が、細部にわたって、記述を修正するケースがみられた。
学習指導要領で示した内容に照らし、申請時の記述が不適切、とされたためだ。

ある教科書会社が、小4の教科書に載せたのは、
男児に毎朝あいさつするおじさんが、休日や夜間は、地域の消防団員として活動するエピソード。
「人との関わり」を学ぶ狙いで取り上げた。

ただ、検定では、これ以外も含む教科書全体の内容が、「高齢者に、尊敬と感謝の気持ちをもって接する」という要素が不十分とされた。
このため、同社は、消防団員を「おじいさん」に変更し、イラストも書き換えた。

小1の教科書では、散歩中に、友達の家のパン屋を見つけた話を取り上げた。
こちらも、全体として、
「我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着を持つ」点が足りず不適切とされ、
パン屋を「和菓子屋」に修正した。

文科省は、道徳の学習指導要領を基に、「節度、節制」「礼儀」「家族愛、家庭生活の充実」など、19~22の内容項目を学年ごとに示し、全てを教科書で扱うよう求めている

内容を修正した教科書には、これらの項目が網羅されていないとの理由で、意見をつけたという。
同省の担当者は、
「教科書全体で項目全てを扱ってほしいとの意図で、どこを修正するかは教科書会社の判断」と話す。

教科書会社の担当者は、
「低学年に『我が国』は難しく、身近なパン屋で『郷土に愛着を持つ』は問題ないと考えたが、
『国』も満たす必要があると指摘されたので、和菓子屋に修正した」と説明している。


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国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着を持つ
節度や節制、礼儀や家族愛、家庭生活の充実
高齢者への尊敬と感謝の気持ち

こういうものを、教科書で学び、それに評価をつける。

わたしが小学生だった、昭和の40年代には、道徳の授業がありました。
7才から12才の間というと、とんでもなく前のことですが、どうしてこんなことをわざわざ勉強するんだろうと、何回も思ったのを覚えています。
でも、通知簿に道徳の成績が付いたかどうかは、全く覚えていません。
内申として付いたかもしれないけれども、それだったら多分、いい子のふりをするのに長けていたので、評価は良かったかもしれません。
でもわたしは、それが嫌でした。
子どもの頃から、今流行りの『忖度』の練習をさせられているような気がして、そしてそれを使って良い子ぶることが良いことのように教えられていることが嫌でした。

どうしてそれが今になって、蘇って来たのか。
そのことを考えている時に、この菅野さんの講演ビデオを聞き、いろいろと腑に落ちることがあったので、概要ですが文字起こししました。
話の順序が上下するかもしれませんが、ご了承のほどを。
それから、氏名は全て呼び捨て表記にしました。



■ 森友学園事件とは何か

2006年の教育基本法改正から11年間に渡る、日本の教育の右傾化。
日本会議や日本教育再生機構等々の存在が推し進めて来た、日本の教育の現場の歪みが端的に現れた事件だから、みんな必死になって物事を隠そうとしている。


■ 森友問題は、大きく分けて3つある

① 国有地がなぜあれほど安くなったのか
岡山、今治、千葉の銚子もそうだが、加計学園という安倍の“お友だち”が、獣医医学大学を作るときに、
何十億もの土地がタダになったり、
ただになった国有地を担保に、みずほ(銀行)から200億円引っ張ってきたりとかいうことをやっている、という問題もあるが、
森友学園については、2月9日の朝日新聞のスクープで表に出た。

② 私学審議会の審議と答申の内容がかけ離れている
こんな学校に認可を下ろすわけにはいかないと言われていたのに、答申では許可相当と出してしまっている。

③ 森友学園そのものの危なさ
政治活動をやっている。
安倍政治を許さないというポスターよりも、幼稚園児の「安倍首相頑張れ」の方が、政権にダメージを与えているという、ものすごい皮肉。
戦争法案の頃から今に至るまで、何十万もの人が「安倍政治は許さない」と掲げて言ってきた。
でも、たった3人の幼稚園児が、「安倍首相頑張れ」と言うだけで、ここまで政権が揺らぐ。
教育勅語、ヘイトスピーチと差別の問題。そして虐待疑惑。

森友学園の教育現場の問題はある。
だがしかし、だからといって、証人喚問で、土地取引のことを彼に問いただすのはおかしい。
ハンコを押したのは迫田なのだから。
それは例えば、自動販売機で100円のジュースを買おうと思って100円玉を入れる。
ボタンを押す。
ジュースが出てきた。
なぜか知らないが、300円も出てきた。
それをポケットに入れた。
で、ジュースを持って帰った。
その時に、なぜ300円をポケットに入れたのだ?と怒るならわかる。
このジュースを買った人が籠池だとすると、今世の中の人が、籠池に、何を言っているかというと、
「籠池、なぜそのボタンを押したら300円が出てきたのか、説明しろ」なのだ。
わかるわけないでしょ?

籠池には、籠池の先代の森友ひろしから続く、小学校建設という宿願があった。
それを、2代目であり婿である籠池が、プライドをかけて運動をし続けてきた。
だから、必死になって運動をする。
これは普通の話。
リベラルの人たちだって運動はやる。
デモをやって、陳情をやって、署名を集めて、政治家に会いに行って、役所に口利きを頼む。
籠池の教育方針や教育行為そのものは、大いに糾弾していかなければならないけれども、
土地取引や認定の段階でやっていたのは、端正な市民運動である。
私は小学校を建設したい。
そのためには条例を変えなければならない。
だから、政治家や役人に会わなければならない。
と、一人で必死になってやっていた。
そういうふうにやって会ったら、なぜか知らないけれども役人が、押しにくいハンコを斜めに押して、書類を通してくれた。
なぜそのハンコを押したのかと、籠池を責めるのはお門違い。
押した役人が悪いのだから、その本人である役人に問わねばならない。
そして、その役人にハンコを押さしめたモノが、本当に恐ろしい存在だということ。

財務省の迫田にしか聞きようが無い。
けれども自分は、財務省のブリーフィングには参加できない。
大阪府の府政記者クラブに属していないと、ぶら下がり取材もできない。
主要なプレイヤーの中でアプローチできるのは、籠池しかいない。
だから籠池を徹底的に取材した。
大きな会社に属している諸先輩方が、迫田と私学審議会を引っかき回した維新を追いかけてくれるだろうと思っていた。

籠池の悲願は、日本会議の考えていることを具現化した小学校を作ること。
先代ができなかったことを、自分ができるかもしれないと思ったのは、教育基本法改正法案が通った2006年。
「神風が吹いた」
時代の潮流に乗って、自分に学校が作れると思った。


■ 森友事件の土地売買の経緯そのものが不自然

土地は『池、沼』と表示されている。
隣に、大阪音楽大学がある。
すごく小さく、過密度が高い学校。
慶應の三田キャンパスの中に、慶應の三田キャンパスに入っている建物の倍以上の建物が建っているという感じ。
阪神代震災以降、あの土地ができた。
大音大は何十年もの間、キャンパス拡大が悲願だった。
隣接しているあの土地を買うと、敷地が倍になるということで、17億円を提示したが、安いと言って蹴られている。
どうして売らなかったのか。
鴻池メモの中に出てくる表現を借りると、大阪府は、森友に対して、国が土地を売ってくれたら私学認可を推してあげる、という返答を出した。
国は森友に対して、私学認可が下りたら土地を売ってやる、という話をしていた。
ニワトリと卵のような話に、急に決着がつく。
どうしてなのか?

さらに、どうしてズブの素人(航空局)が、あのゴミの積算をしたのか?
なぜ8億円になったのか。
その根拠がいまだに説明されていない。

なぜ定借契約から売買契約になったのか?
籠池は、10年定借だと家賃が高いので、50年定借に変えてくれという依頼を、安倍昭恵にした。
谷はこの段階で、それはできないと言いながら、その代わり別途予算措置を作ると言った。
完全に口利きをしている。
安倍昭恵が口利きをしている。

籠池は、幼稚園の先生になる前、大阪のローカル局で、アナウンサーとしての内定を取っている言葉のプロ。
その言葉のプロが、言葉巧みに安倍昭恵に近づき、その結果、あのファックスを引き出している。
籠池は、「政治家としての口利きはなかった」と言った。
となると、口利きをしたのは、閣議決定までして私人となった安倍昭恵しかいないことになる。
黒塗りの資料に、定借から売買に至るまでの経緯が載っているはず。


■ 大阪維新がやった規制緩和

幼稚園単体の学校法人が、小学校を作ることはできないというレギュレーションが、突如変更になった。
元々の大阪府のレギュレーションでは、6年間の運転資金を現金で持ってない限り、小学校は開設できないというレギュレーションがあった。
それが突然消え、その後、小学校新設の申し出をしたのが、籠池ただ一人だった。
私学新議会は大荒れだった。

2012年2月16日、新しい歴史教科書を作る会の貢献団体である、日本教育再生機構(育鵬社発行の教科用図書を勧める団体)のパネルディスカッションで、安倍は維新の松井と意気投合する。
総裁選で負けたら、菅と一緒に自民を出て、維新の党首になるとまで約束していた。
日本教育再生機構の育鵬社発行の教科用は、山口県と大阪府に蔓延している。
ここに鉱脈があったと、籠池は気づく。
ここに乗っていれば、小学校開校ができる。
そしてさらに、日本会議人脈に気づく。
大阪維新は、日本教育再生機構を、政治的に拡大している。
籠池は、稼業として、学校の拡大を図っていた。
そこに、ああした方がいい、こうした方がいいと、様々なことを勧めてきたのが、松浦、下村、安倍である。
安倍が隠していることは何かというと、2006年、自分の内閣の時にできた、教育基本法改正から流れる、右傾化路線の必然的な帰着が籠池であるという、歴史的責任から自分を隠そうとしている。
2006年の教育基本法改正というのは、教育の現場で、少なくともこれだけはやらなければならないはずの、人権教育や平和教育や、15年戦争に対する反省というものを後退させて、君が代と日の丸を前に出させるという改正。

このことを、大したことではないと無視してきた結果が、パン屋はだめ、和菓子屋にしろ、に繋がっている。
当然の帰結である。


■ 安倍は、森友学園を応援していた

なぜか。
2006年の教育基本法改正の路線そのままだから。
育鵬社の教科書、教育再生機構と文科省が悪い。
これらを合体させて前に進めたら、森友学園に成らざるを得ない。

籠池は、2006年に決まった文科省の右旋回を、時代の要請だと思って、調子に乗ってしまった。
籠池が生んだ教育は、差別であり虐待であり、子どもの人格を否定する教育であった。

100万円の授受問題を、日本の教育問題としてみたならば、ものすごく大きな意味を持つ。
野党議員に、安倍と安倍昭恵に対して、
「歴史修正主義者レイシストが運営する幼稚園を、なぜ賛同していたんですか?」
という、ストレートな問いを投げかけてくれと言いたい。

籠池氏はレイシストである。
それに共感し、100万円を渡すような者が、この国の総理をやっている。
このあからさまな悪を、許してよいのか。


■ 森友学園問題が、わたしたちに突きつけているもの

我が国は、レイシストに100万円を渡す人間を、内閣総理大臣としていただいてしまっているという冷酷な現実を目撃している。
問題は倒閣ではなく構造である。
差別というものを放置すると、ここまで醜悪なものが生まれるということを、具体的な例を見た。
安倍やめろではなく、差別をやめろである。

潰さなくてはならないのは、安倍晋三が内閣総理大臣の座に座っているという状況ではない。
内閣人事局と小選挙区比例代表並立制というものが生まれると、首相官邸が与党の公認権を独占する。
内閣人事局は、局長級以上の官僚の人事を、内閣総理大臣が握る(安倍官邸の方針に従った政策をする人物しか幹部に登用しない)。
こんな権力構造は、日本史上、今までなかった。
行政の長が、立法府の構成員の生殺与奪(せいさつよだつ)権と、行政府の幹部クラスの生殺与奪権を握っているという、制度設定をしている民主主義国家は、おそらくない。
安倍晋三の代わりに誰が内閣総理大臣になったとしても、制度設計的に、強権的な政権運営にならざるを得ない。
政治家も官僚も、内閣総理大臣ひとりに、生殺与奪の権利を握られてるから、みんな忖度をする。
だから勝手に物事が動く。
これを僕は『全自動忖度機』と呼んでいる。
『全自動忖度機』を潰さないといけない。
これは安倍の問題じゃなく、制度の問題。
コメント (3)

「資料はありません」で通ると思ったら大間違いです!公文書保管規定違反!あ、もし故意に破棄なら重罪ね!

2017年03月25日 | 日本とわたし
Moira @sugi_moiraさんが伝えてくださった情報より

新聞TV、メディアも追求してね。

佐川く〜ん、迫田く〜ん、

国有地売買で8億円値引きは、会計検査院の監査対象なので、資料は5年間、保管が必須だって。
5年保存せず廃棄したら、公文書保管規定違反、故意に破棄なら、もっと重い犯罪だって。







ほんでもって検察さ〜ん、なんでなんも動かないんですかぁ〜?
冬眠してるんっすかぁ〜?
検察の活躍、国民は期待してますよ〜!


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三宅弘弁護士:
最低5年間は保存しないといけない。
理財局長なんかは首飛ぶ問題だ。
戦前に情報隠ししたのと同じようなこと。
 
ーー財務省は、「交渉記録の保存期間は1年未満で、既に廃棄した」と説明。
政府の「公文書管理委員会」の委員長代理の三宅弘弁護士は、財務省の対応を強く批判する。
 
三宅氏:
8億円も下げたら、会計検査院の対象になると分かり切っている。
最低5年間は保存しないといけない
それが、「1年未満の文書だから廃棄した」って、国会でしゃあしゃあというのは、おごりと欺瞞である。
政治的な思惑があったのかは知らないが、税金の使い道はきっちり国民に知らせなきゃいけないという発想が、今の役人の中に、はっきりとした意識がないのではないか。

ーーさらに、公文書の管理について、定めた法律に抵触している可能性を指摘する。
 
三宅氏:
交渉記録の廃棄を、もし故意にやっていたら、刑法の公用文書等毀棄罪に該当する
仮に、故意でないとしても、公文書管理法違反になることは間違いない。
国会で、笑いながら審議してもらうような話ではない
意思形成過程の文書を残そうという認識が、政府全体で欠けている
はっきり言って、理財局長なんかは、首飛ぶ問題だと思う。
責任問題だ、これは。
それくらい、自分たちで作った法律をちゃんと守らなければ、戦前に情報隠ししたのと同じようなことが起きてしまう、というのが私の危惧だ。


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財務省、森友学園交渉記録をすでに廃棄 隠蔽批判も
【日刊スポーツ】2017年2月25日
http://www.nikkansports.com/general/news/1783806.html

財務省は、24日の衆院予算委員会などで、昨年6月、森友学園と近畿財務局との交渉や面会の記録を、既に廃棄したことを明かした。

佐川宣寿理財局長は、
「財務省の行政文書管理規則で、(記録の)廃棄時期は事案の終了、という取り扱いをしている」と述べ、
「売買契約で締結したので、記録は廃棄した」と答弁。
野党側は、
「民間企業もしばらく残す。会計検査も終わっていないのに、なぜ廃棄したのか」
「調査できず、隠蔽と言われても仕方がない」
と、強く批判した。

共産党の宮本岳志議員は、15年9月、学園と近畿財務局が会合を持ったことを示す資料の存在を明かし、面会の目的をただしたが、
財務省は、この面会記録も「残っていない」と述べた

一方、民進党などは、異例の減額だったことや、賃料が安い長期間の借地契約締結を、一時検討したことを取り上げ、
財務省が、
「学園側に立ち、どうやったら安く(土地を提供)できるか検討したようだ」
と、特別扱いの可能性に言及。
国有地の借地契約中に、ごみが見つかり、減額して売却したケースについて、佐川理財局長は、
「建設中に新たな埋設物が出てくる事例はなく、(当該の)1件だ」と答えた。
当初は、森友学園への売却内容は非公開だったが、どちらが非公開にすると言い出したかでも、学園と近畿財務局の主張の食い違いが判明した。


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Masamitsu Suzuki さんが教えてくださったビデオと文字起こしです。
ビデオはDailymotionのものですので、ここに転載することができません。
下記の紫文字か青文字の部分をクリックしてご覧ください。

首都大 木村草太氏は語る森友問題
【報道ステーション】2017年3月24日
以下のリンクからも視聴できます
http://www.dailymotion.com/video/x5g3eow

木村草太氏:
この事案の解明が進まないのは、政府側が、「記録は全て無い」と言ってるからですよね。
だから、篭池氏側の証言を崩す為に、『嘘ばっかり言う人だ』と人格攻撃をせざるを得なくて、歯止めが掛からなくなってる状況があります。
仮に、篭池氏が清廉潔白な人でないとしても、やはり、国家権力が総出で、一市民の人格攻撃を行うのは、常軌を逸している。
問い正すべきは、売却価格を決めたり、小学校の認可を出した官僚、政治の側だと思います。

こういう観点から考えますと、公文書の管理が非常に大事になります。
これまでも、公開すべきかと議論されて来ましたが、根本的には、公文書を如何に残すか、日頃からやってる事が非常に重要になる訳です。
やはり、ここまでの答弁を見ていても、書類が無い、記憶が無いで済むのでは、事実解明はされないので、
今回については、適正に文書が残されていない事、その事の責任を問わなくてはいけない、と思う訳ですね。

分からないのであれば、分からなくした人の責任ですよ、と言うべきだと思います。
この点については、理財局長の方は、「契約締結の段階で交渉記録を破棄しました」とか、或は「面談記録は残っていません」と言っていて、
これではやはり、「証拠を隠滅した」と言われても、やむを得ない訳です。
財務省の行政文書管理規則では、事業の性質内容に応じた保存期間基準を定めましょうと、文書毎にそういうふうにしましょうと言っているんですが、
今回の土地取引では、『特約付きの定期借地契約を事前にやっていた』とか、或は『買受権行使時期に分割払いを認めた』、或は『廃棄物処理費用を国の側で算定した事』など、非常に異例な点が多く、
こういう問題が起きなくても、事後的な検証が為されうる事は、容易に想定出来た筈で、その記録が全く無い、というのは非常に不自然ですし、
もし、これで良いという規則なのであれば、規則を作った人の責任を問わなくてはいけないと思います。
これ、規則制定権者は当然、財務大臣でありますから、この疑惑が解明されなかったとしたら、財務大臣がキチンと責任を取る、辞任する覚悟で、この事案を解明して欲しいと思いますね。
コメント

安倍昭恵、谷査恵子、酒井弁護士、嶋田課長補佐、迫田国税庁長官、松井一郎を、証人喚問せよ!

2017年03月24日 | 日本とわたし
安倍晋三…この人、本当に気持ちが悪いです。
国会の答弁では、原稿無しでは不明瞭な日本語しか話せない、漢字もろくに読めないのに、こういう場所では張り切って、こんなことを言うのですから。
(詳しくは、下記の紫色青色の文字をクリックしてください。記事が全文出てきます。

天皇気取り、安倍首相が防衛大卒業式で「軍人勅諭」ばり訓示!
「私の目と耳になれ」「私との紐帯が安全に直結」

【LITERA】2017年3月22日
http://lite-ra.com/2017/03/post-3012_2.html

引用はじめ:
実は、安倍首相は、昨年の防衛大卒業式でも、わずか十数分のスピーチの間に、4回も自らを「最高指揮官」と誇らしげに呼んでいた。
が、今年はこれをさらに増やし、実に6回も、自分は「最高指揮官」であると繰り返した
しかも、心底恐怖を感じざるを得ないのは、こんなセリフを口にしたことだ。

「警戒監視や情報収集に当たる部隊は、私の目であり耳であります
「つまり、最前線の現場にあって指揮をとる諸君と、最高指揮官である私との意思疎通の円滑さ、紐帯の強さが、我が国の安全に直結する。日本の国益につながっています」
「そして将来、諸君の中から最高指揮官たる内閣総理大臣の片腕となって、その重要な意思決定を支える人材が出てきてくれる日を楽しみにしています」


ー中略ー

防衛大学校での安倍首相の訓示は、まさに実力部隊を、
「私の目であり手」「片腕」と宣言したことや、安倍個人との「紐帯の強さ」を強調した点において、
戦前の軍人勅諭を踏襲しているようにしか思えない。

引用おわり:

******* ******* ******* *******

そして、その気持ち悪い人の妻である昭恵氏も、あちらこちらに出没しては、名誉○○になったり仲介役になったりして、国からの予算を引っ張り出していました。
↓↓↓


これは、今年の2月11日に、京大で行われた『もったいない学会』と『縮小社会研究会』の、合同シンポジウムでの、京都大学名誉教授の松井三郎氏の発言なのですが、内容がすごいです。

「外務省の役人は、なかなか理解してくれなくてですねえ。
えいやとばかりに、先ほどの理事長と私が、安倍夫人とこに行きました。
安倍夫人に、首相官邸に行きまして。
そしたら、安倍夫人が会ってくれましてね、聞いてくれました。
あの人、すごいですね。
その晩に、首相と話をしてですね、首相からすぐ連絡が入ってですね、ぐぐぐっとまわって、今年予算つきました。8000万円もらいました。
それで、今年、この2つの村に入りました。
あのご夫婦のホットライン、すごいですね」

 
外務省の役人は理解してくれなかった。
思い余って首相夫人に会いに行き話した。
そしたら、首相に話してくれて、8000万円もらえた。

これ、口利きの他の何ものでもないですよね。

外務省が理解してくれなかったという活動は、「アフリカにおける勿体ない実践成功例」というテーマで、ケニアに『エコサントイレ』という、環境にいいトイレを広める事業のことですが、
活動の内容はともかく、この安倍夫妻のチームワークの良さといったら…すごく手慣れているように思えるほどです。

安倍夫婦のホットライン

これが、『森友学園』のみならず、『加計学園』の開校(愛媛県今治市)において、36億円もの市有地を無償譲渡というトンデモなことを可能にする元であると言っても、決して過言ではないと思います。

第2の森友疑惑 
安倍首相“お友達”大学に、公有地36億円を無償譲渡

【dot.】2017年3月6日
https://dot.asahi.com/wa/2017030600021.html

【アベ友疑獄】
「加計学園を早くしろ」
内閣府が今治市を恫喝 首相の意向か

【田中龍作ジャーナル】2017年3月13日
http://tanakaryusaku.jp/2017/03/00015508

>昭恵夫人から安倍首相への口利き疑惑に新たな証言!
「夫人に頼んだら首相から連絡が入って8000万円の予算が…」

【LITERA】2017年3月20日
http://lite-ra.com/2017/03/post-3006.html

******* ******* ******* *******

さて、籠池氏の、国会での証人喚問が終わりました。

売買契約書以前の一部資料である『取得等要望書』が、財務省から出されました。
これです。








いやもう、こんな馬鹿げたものがまかり通る国会はオワッテます。
財務省そのものを、証人喚問にかけてはいかがでしょうか?


そして、マスコミが思いっきり無視するか、ちゃんと報道しようとしない、籠池泰典理事長に対する、安倍昭恵夫人付官邸職員の回答ファクスがこれ。




塚本幼稚園 幼児教育学園
総裁・園長
籠池 泰典様

前略 平素よりお世話になっております。

先日は、小学校敷地に関する国有地の売買予約付定期借地契約に関して、資料を頂戴し、誠にありがとうございました。

時間がかかってしまい申し訳ございませんが、財務省本省に問い合わせ、国有財産審理室長から回答を得ました。

大変恐縮ながら、国側の事情もあり、現状ではご希望に沿うことはできないようでございますが、
引き続き、当方としても見守ってまいりたいと思いますので、何かございましたらご教示ください。

なお、本件は、昭恵夫人にもすでに報告させていただいております。

内閣総理大臣夫人付

○○○(夫人付の官邸職員氏名)
○○○(携帯電話番号)
○○○(電子メールアドレス)

※明日より出張のため、携帯番号がしばらくつながらない可能性がございます。
ご迷惑をおかけいたします。

ーーーーーーー ーーーーーーー ーーーーーーー ーーーーーーー

籠池様

平素よりお世話になっております。

先日頂戴しました資料をもとに、財務省国有財産審理室長の田村嘉啓氏に問い合わせを行い、以下の通り回答を得ました。

1)10年定借の是非

通常、国有地の定借は3年を目安にしているが、今回は内容を考慮し、10年と比較的長期に設定したもの。
他の案件と照らし合わせても、これ以上の長期定借は難しい状況。


2)50年定借への変更の可能性

政府としては、国家財政状況の改善をめざす観点から、遊休国有地は即時売却を主流とし、長期定借の設定や賃料の優遇については、縮小せざるをえない状況。
介護施設を運営する社会福祉法人への優遇措置は、待機老人が社会問題化している現状において、
政府として特例的に実施しているもので、対象を学校等に拡大することは、現在検討されていない。


3)土壌汚染や埋設物の撤去期間に関する賃料の扱い

平成27年5月29日付 EW第38号「国有財産有償貸付合意書」第5条に基づき、土壌汚染の存在期間中も賃料が発生することは、契約書上で了承済みとなっている。
撤去に要した費用は、第6条に基づいて、買受の際に考慮される。


4)工事費の立て替え払いの予算化について

一般には、工事終了時に清算払いが基本であるが、学校法人森友学園と国土交通省航空局との調整にあたり、
「予算措置がつき次第返金する」旨の了解であったと承知している。
平成27年度の予算での措置ができなかったため、平成28年度での予算措置を行う方向で調整中。


******* ******* ******* *******

そして、安倍首相からですと言って、昭恵夫人から森友学園に渡された100万円の寄付。
これについて、こんな写真を見つけました。

森友学園の籠池理事長は、寄付金を受け取ったのは、9月5日であると証言しています。
この表は、安倍首相の資金管理団体である『晋和会』の、平成27年の政治資金収支報告書です。
晋和会はこの時、前年からの繰越金が7523万円、パーティ収入が2320万円。足すと1億円近くにもなります。
なのに自民党支部から100万円…。ぜんぜん必要ないじゃないですか?

「安倍昭恵夫人から、『安倍晋三からです』と100万円を受け取った」
「財務省の佐川理財局長の命として、部下の島田さんが、『10日間身を隠せ』と言われたと、顧問弁護士から伝えられた」
「昭恵夫人からは、口止めとも取れるメールが届きました。
あんなに開校を楽しみにしてくれていた、どうしてなのか割り切れない」
「(昭恵夫人に)封筒の中に、金子を入れて渡した」
「昭恵夫人は、政治家的(な存在)」
「財務省に、多少の動きをかけていただいた」


その当人の昭恵氏はというと、言葉を交わした携帯電話を水没させただの、フェイスブックのような日常レベルの場で反論を発表したりだの、これまた夫も顔負けの無責任っぷり。

以下は、昭恵夫人が籠池夫人と交わした携帯メールの記録です。

【2016年12月7日】
籠池氏:
日本の歴史的な転換期に、学校を建てさせていただき幸せです。感謝。
 
【2017年2月18日】
昭恵氏:
このたびのことはどうなっているのか。ご説明もなく、マスコミから追いかけられて戸惑っております。

【2月21日】
昭恵氏:
留守番電話聞かせていただきました。籠池園長の教育に対する熱意は、理解しているつもりです。
 
籠池氏:
昭恵さんの大変さは本当に感心します。
 
昭恵氏:
なぜ売却価格を非公開にしてしまったのですか。
やはり、怪しまれるようなことはしない方が、良かったのかなあとは思います。
 
籠池氏:
主人は何度も答えていますが、伝わりません。
公開しなかったのは、土壌汚染や廃棄物のある土地で開校しようとしていると、悪評を立てられたら困るのでしませんでした。
 
【2月25日】
昭恵氏:
このようなことになり残念です。どうぞお体壊されませんように。お祈りしております。

籠池氏:
主人は、安倍首相と平沼(赳夫)先生を、尊敬してました。利用はしてません。

昭恵氏:
全ては必然である、と思います。

籠池氏:
安倍首相、負けないでください。
園長は、天から使命をいただき、学校を造ります。やましいことはしてません。

昭恵氏:
信じたいと思っています。
しかし、園長の説明を聞いても、私は人に納得してもらえるように話すことはできません。

籠池氏:
安倍首相が、森友学園に抗議したと言われたのはショックで、政治の世界は怖いなあと正直思いました。
幼稚園に国会議員が来て、自民党を守るため、昭恵さんの写真を外してほしいと言われました。

昭恵氏:
私もよくわかりませんが、いろいろ気を付けなくてはいけないことがあります。
私が関わったということは、裏で何かがあるのではと疑われないように、細心の注意を払わなくてはならないということだったのでしょう。
まず、非公開だったことが、疑われることになりました。
そして、あまりにも熱い思いで突き進まれたために、いろいろなところにゆがみもあったのではないかと考えます。
主人が、総裁選挙で、講演をお断りしたとき、ひどく怒っておられたとのことで、うちの事務所は不信感になっていました。
そんな中で、誤解が生じていったことがあり、園長のご説明を理解することができなくなったのかもしれません。
ご夫妻が今、大変なことは想像がつきますが、主人にとっても大変なことに巻き込まれた、ということもご理解いただきたいと思います。

籠池氏:
しつこいとは、安倍首相には失望しました。
主人は悪者ですね。

昭恵氏:
人の受け取り方はそれぞれですね
おつらいでしょうが、頑張ってください。


【2月28日】
昭恵氏:
私は、講演の謝礼を頂いた記憶がなく、頂いていたのなら、教えていただけますでしょうか
 
籠池氏:
あまりにひどい。
なぜ、その情報はどなたからですか。
全国の方々から励ましのメールが、どっさり届き励まされます。
絶対おかしい!
 
昭恵氏:
報道をされたようなので、確認です。

籠池氏:
ひどすぎます。
 
昭恵氏:
本当に記憶から飛んでしまって、他の講演などは全て振り込みか、銀行に入れて税理士事務所に管理してもらっているのですみません。
 
籠池氏:
今まで、昭恵さんと話していました。
私学審議会が通らなかったら、幼稚園も自宅も破産です。

【3月1日】
籠池氏:
昨夜、マスコミから逃れるために、被害届を出した後、身を隠しています。

昭恵氏:
今はじっと我慢の時です。
私もまだまだ追い詰められるのかもしれませんが、お互い頑張りましょう
 
【3月2日】
昭恵氏:
頑張りましょう!

籠池氏:
何をですか。
誰も信じません。
 
【3月8日】
籠池氏:
助けてください。
うその報道はやめさせてください。
認可を下さい。

昭恵氏:
私もマスコミに追いかけられて、ビックリしてます。
神様は全てご覧になっています。

籠池氏:
ピンチはチャンス!昭恵さんも協力してください。
神様に感謝します。

昭恵氏:
祈ります。

籠池氏:
ここ1カ月徹底的にたたかれ、やりがいのある修行中。

昭恵氏:
私も修行。
来月、私の親しい人が教育勅語の本を出します
今はそういうときなのでしょう

籠池氏:
主人は、教育勅語を復興したことで、皆本も出せるんですね。
 
【3月9日】
籠池氏:
長い間お世話になりました。
小学校は支払いができず、鴻池さんの妨害で閉めます。
主人も私も失業します。

昭恵氏:
なんでこんなことになってしまったのか、神様は何を望んでいるのでしょう
 
【3月10日】
籠池氏:
政治家の怖さを見た気がしました。

昭恵氏:
少し落ち着いたら、高校生や大学生たちと、この問題を考えたいと思っています。

籠池氏:
考えて答えが出るのですか。

昭恵氏:
小川栄太郎さんがFB(フェイスブック)で反論しています。
少しずつ、この状況が異常だということに、なってくるはずです。
 
【3月16日】
昭恵氏:
祈ります。

籠池氏:
安倍首相はどうして、園長(のこと)を地検に言われたんですか。
国は、大事な民衆を切り捨てるのは許せない。
国会に出ます。

昭恵氏:
それはうそです。
私には祈ることしかできません。

籠池氏:
尊敬していたのに小学校をやめ、幼稚園は破産、建築や社長は破産、お父さんは詐欺罪、あんまりにも、権力を使うなら死にます。

昭恵氏:
私もどうしていいかわかりません。
権力など使っていません。
神様はどこに導こうとしているのか。
とにかく祈っています。
自分たちの保身ではありません。
日本の将来のためです。


籠池氏:
うその情報。

昭恵氏:
100万円の記憶がないのですが。


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安倍昭恵、谷査恵子、酒井弁護士、嶋田課長補佐、当時の迫田理財局長を、必ず証人喚問に呼び出させましょう!



実は今日、アメリカ市民の声の力で、オバマケアの存続が決まりました。

トランプ大統領は公約で、オバマケアを撤廃し、別の制度に代えると言っていました。
それで、今日の24日に行われた議会下院の本会議で、与党・共和党の指導部が提出した代替案が採決されるということを知った、
これまで政治など、暮らしの中に全く存在していなかったような人たちまでもが、どんどんと、共和党議員の事務所に出向き、
自分たちの話を聞け、訴えを聞けと声を上げ、本人がちゃんと向き合って話を聞くまで、粘り強く要求し続けたのです。
その結果、だんだんと、共和党内の、それも保守強硬派の議員でさえも、反対を表明するようになりました。
このままでは、賛成票が足りなくなり、否決されてしまう可能性が高いということから、トランプ大統領が今朝、オバマケアの代替え案を、採決直前に取り下げたのです。

米国市民の声と行動が、力を発揮し、国会を動かしました。
韓国でも、市民の声が、国会を動かしました。
日本市民も、今が本当の頑張りどころです。
与党議員の事務所に出向き、声を伝え、国会を動かしましょう!

総理大臣さまである自分が侮辱されたような気がしたからと、一般市民を証人喚問の場に引きずり出しておいて、
「刑事罰に関わっていない人を、証人喚問に呼ぶのはおかしい」などと言って、まっくろくろすけな妻を喚問の場に来させまいと必死の男。
刑事罰ではないからこそ、国会が呼ぶのです。
刑事罰なら、警察が呼びます。
そんなことすら理解できない、理解できていないばかりか、私情に走り、なんでも自分の思い通りになると思い込んでいる男を、最高責任者などという立場に立たせていてはいけません。
コメント

雪かきと猫のしあわせと

2017年03月24日 | ひとりごと
今年は妙に暖かい冬だと思っていたら、3月のど真ん中で大雪が降った。



しかもその日は、夫が不在の日で、普段、雪かきはほぼ夫に任せっきりだったので、うまく対処できるかどうか心配しながら、窓の外の様子を見守っていた。



2台の車は、歩道ギリギリに、車間ゼロで停めた。こうしておくことで、ドライブウェイの雪かきの範囲が、少しでも少なくなるからだ。

やっと雪が降り止んだので、階段から雪かきを始めていると、お隣さんのロバートが、今年買ったという小型除雪機で、うちの前の歩道も除雪してくれた。



心配した夫が、滞在先のシアトルから、お隣さんに電話をかけてくれたからだった。
今度はロバートの奥さんのエステラが、ショベルを持ってやって来て、車周りの除雪を手伝ってくれた。

「まうみ、ここまで積もらせちゃったらダメだよ。いくら車周りを除雪しても、車に積もった雪を落としたら元の木阿弥だもの」



おっしゃる通り!反省します!

40センチは軽く積もった雪と格闘した3時間。


すっぽり埋もれた枯葉用のゴミ袋は、わたしの腰ぐらいの高さがある。


かいてもかいてもキリが無い雪。


やっと終えて、汗みどろになって、家の中に入って呆然としているところに、歩美ちゃんがやって来た。
こんなに頑張ったんだから、ちょっと自分にご褒美、などと妄想していたところだったので、彼女も巻き込んで、お気に入りのレストランに行くことにした。
ところが…当たり前だが、その日は警報が発令されていて、学校も会社も休みだったのだから、当然レストランも軒並み臨時休業。
お目当のレストランはもちろんのこと、町全体が暗く閉ざされていた。
唯一開いてたのは、テイクアウトのチャイニーズレストラン。それも複数の。
やっぱ無謀だったのかもね…と半ばあきらめながら走っていると、うちの近所のパブレストランがなぜか開いていて、やった〜とばかりに飛び込んだ。
二人ともに、温かいビーフシチューをいただいて、ほっこり大満足。
家に戻ってからは、ずっと書けないままでいたWater Walk for Lifeの記事を完成させるべく、歩美ちゃんから詳しい話をいろいろ聞かせてもらった。


そんなこんなの夫の留守中に、雪が降り積もっていることをいいことに、ハーネスもリーシュも付けずに、海を単独で外に出してみた。


恐々ながら、雪の上を歩いて行く。


しっかり積もっているからか、海の体重がかかってもへこまない。


海から見たら大雪原。


次の日、今度は空も出してみた。


























そしてそのまた次の日、階段から離れてった雪だまり。


隠れてたものがどんどん現れてくる。






お気に入りのテーブルの上。




なぜか空はここが好き。


裏庭続きのご近所の家に、フェンス越しに入って行っちゃった空。ご飯だよ〜の合図の食器を鳴らすと、一気に戻って来た。


木登りに夢中の海。


怖がりの空は、ちょっとした音にビクつく。




実を言うと、また迷っている。
この仔たちにとって、家の中だけで生きていくことが幸せなんだろうかと。
長生きすること、無事でいること、痛い思いや怖い思いをしないこと、それが猫という生き物にとって、本当に幸せなことなんだろうかと。

だから、ハーネスやリーシュの装着を嫌がらない海だけに、散歩ができる特権を与えてたのだけど、
そしてそれを、窓からうらやましそうに見ている空のために、彼の好きな草を摘んで、彼に与えていたのだけど、
こんなことをずっとずっと続けていくことが、彼らにとって本当にいいことなんだろうかと。

わたしたち一家が、猫と一緒に暮らすようになって20年。
最初の猫は、わずが1年で、どこかに姿を消してしまった。
二番目の猫は、1年間の世界旅行に出かける夫婦から預かっていた。
旅行が終わり、受け取りに来た飼い主が、あまりにもわたしたちに懐いていた猫の様子を見て、
「もうこのまま家族にしてやってください」と言って帰って行った。
その次の週に遊びに来た友人を見送ろうと、玄関のドアを開けたそのちょっとの隙に、勢いよく外に飛び出して、車に轢かれて死んだ。
三番目の猫は、もう絶対に失うのは嫌だと思い、家の中で育てていたのだけれど、
1年でこちらに移住して、車の通行量や庭の広さを考えると、外に出しても大丈夫じゃないかと思い、16歳で亡くなるまでずっと、毎日外遊びを許した。
彼女は、生まれながらに視神経に異常があったので、野生動物や野良猫と喧嘩をしては、右側の耳に傷を負って帰って来たが、幸運なことに大きな事故には遭わずに済んだ。
お水すらちゃんと飲めなくなり、ほとんど歩けないぐらいに弱っていた最期の1週間、高い階段をよろよろと降り、お気に入りのあじさいの花の陰にうずくまって、長い時間を過ごしていた。
すっかり冷たくなった彼女を撫でながら、外遊びする時の、そして外遊びに飽き、家に入れてとばかりにこちらを見ている時の彼女を思い出した。
いっぱい遊べたね。よかったね。
そう思うことで、少しだけ、悲しみの波がおさまるような気がした。

捨てられていた空と海を保護してくれた動物保護団体から、彼らを譲り受ける際に、彼らを一生室内で飼う、という約束をさせられた。
そうでないとお譲りできないと言われたし、わたしたちも今度はもう室内飼いをしようと心に決めていたから、約束することに異議は無かった。
去勢手術を施した際に、万が一行方が分からなくなった時のためにと、マイクロチップが埋め込まれた。
外遊びを許すと、たくさんのリスクを抱えることになる。
そのリスクの中には、彼らの命を脅かすことが多々含まれている。
だからもうやめようと思ったのに、また今になって、猫の幸せってなんだろう…などと考えている自分がいる。
都会のど真ん中だったら、もちろん完全室内飼いだろうけど、こんなに遊ぶところがいっぱいあって、車もたまにしか通らないのにと、心の言い訳札にせっせと書き込んでいる自分がいる。

空は、脳になんらかの障害がある。
海は、人に飼われることに死ぬまで慣れることができないほどの野生を持っている。
これは、動物のことがよく分かる人が、彼らを見て言った言葉。
だから多分、外遊びさせることは、より危険を伴うことになるかもしれない。
だから多分、彼らには、外遊びを許さない方がいいのかもしれない。



カエデ爺さん、どうしたらいいのかな。
コメント (2)

森友学園問題の根本に潜む、政治ロビー団体の戦前復古の野望を、今このときに潰せなくてどうする!

2017年03月20日 | 日本とわたし


そしてこれ↓は、東京テレビのゆうがたサテライトで報道された、必見ビデオです。
消去されてしまう前に、ぜひ見てください!
http://www2.uliza.jp/IF/iphone/iPhonePlaylist.m3u8?v=128575-565827&p=785&d=629&n=405&previewflag=0

ところどころ、大事だと思った部分を文字起こししました。













































































保守勢力の動向に詳しい、ジャーナリストの青木理氏:
森友学園と政界との関係は、トカゲの尻尾を切ろうとしたんだけれども、尻尾の方が一生懸命になって、虚実織り交ぜて食いついている。

ーー籠池夫妻と稲田氏の関係を探るヒントとは?

稲田大臣が5年前に行った公演。










稲田氏は、安倍総理との出会いについても語っている。










ということで、稲田大臣は、5年前に靖国神社で開かれた、『谷口雅春先生を学ぶ会』というところで講演会をしていた。
さらには、籠池氏の夫人諄子氏も、この会に文章で寄稿していた。




ーーこの、谷口雅春氏というのは、どんな人物なのでしょう?

青木理氏:
このあと出てくる日本会議もそうなんですけれども、戦前に『成長の家』という新興宗教を立ち上げた、ある種の宗教人なんですけれども、
実を言うと、この人が、戦後日本のいわゆる右派運動の中枢に、今に至っても相当の影響力を持っている人。
谷口さん自身が、超国家的な主張をして、戦中などは軍部の戦争遂行に協力し、戦後は、戦後日本の右派の源流を作った。
その人たちに、籠池氏も稲田氏も連なっていく。

ーーこの谷口雅春氏を中心にした『成長の家』が、日本最大の保守勢力『日本会議』につながっていくということなんですね。
『日本会議』の創設メンバーの一人、この方に聞きました。

自民党の参議院議員会長を務めた、村上正邦氏、参議院のドンと呼ばれました。



















ーー谷口氏が目指したものについて、村上氏はこう語ります。







ーー『成長の家』は一旦(1983年)、政治運動を中止するんですが、『日本会議』というものが出来上がりました。
この団体はどういう団体で、なぜできたんですか?



青木理氏:
谷口雅春氏が、1960年代に、日本全国で学生運動がすごく華やかだった頃に、このままじゃまずいということで、右派の学生を集めて、右派の学生運動を立ち上げた。
谷口氏が亡くなって、『成長の家』自体は、基本的に政治活動を止めるんですけれども、その学生活動の出身者たち、当時学生活動に関わった、『成長の家』の若い学生たちが、
その後も、この『日本青年協議会』を立ち上げて、今の『日本会議』の事務的な、実務的な中枢や理論構築面での中枢を、『日本会議』が担っている。
だから、事実上、『日本会議』は、『成長の家』が源流になっている。

ーーで、『日本会議』を支援する、国会議員の懇談会に、なんと議員のおよそ290人も参加していると。



ーーさらに、現役閣僚もかなり多いんですね。半数以上が入っているということで、これはどういう意味があるんですか?



青木理氏:
そもそも『日本会議』っていうのは、純粋な右派活動というよりは、自分たちの主張を政界で実現させるための『議員懇談会』を作っているわけですから、政治ロビー団体とも言える。
ここに丸がついている人の全員が全員、『日本会議』の主張に、本当に心から同調しているかどうかは別として、
安倍さんが、この『日本会議』との親和性が非常に高いものですから、安倍一強の政界の中で、お賽銭を入れるようなつもりで入っている人もいれば、
稲田さんのように、根っからの『日本会議』と非常に近しい人たちもいる。

ーーなるほど。じゃあ籠池氏が、この『日本会議』の場をうまく使って、安倍総理との接点を作ってきたと言えますか?

青木理氏:
言えます。
言えますし、今、籠池さんとか安倍さんとか昭恵さんとか、いろいろ問題が起きてますけれども、
問題の根本にはやっぱり、『日本会議』とか『成長の家』の谷口さんが訴えたような日本を作りたい、という、ある種の政治思想が横たわっているんですね。
それは、是非は別として、非常に戦前復古的な、だから「教育勅語は素晴らしいんだ」というようなことを言うと。
そういうことが横たわっているんだということを見つつ、今回の騒ぎを見ていないと(いけない)。
これからの日本がどうなるのかっていう問題がかかっている、というところも注目すべきだと思う。

↑以上、文字起こし終わり

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「我々がこの学園をつくりあげようとしたのは、皆さん方のご意思があってこそ。そのご意思の中には、誠に恐縮ですが、安倍内閣総理大臣の寄付金も入っている」

「2015年9月5日、昭恵夫人が講演に来たとき、現金で、『主人から』と言われ、100万円をもらった」
「『領収書は?』と聞くと、『結構です』と言われた』」

「国有地を買うとき、財務省から神風が吹いて入手できた。財務省と大阪府の関係を、国会で話したい」
「3年くらい前から、急に役所が、小学校開校の計画に好意的になった。大阪府私学課も、財務省近畿財務局も、後押しをするようになった」
「財務省側は、迫田英典氏が理財局長である間に、話を進めたほうがいいと言っていた」

この迫田氏、安倍首相と同じ山口県出身で、15年7月に理財局長に就任。
16年6月17日には、国税庁長官に出世!!

迫田氏の在任中に、籠池氏が証言しているように、物事がトントン拍子に進んでいったようです。

15年9月3日
迫田氏、安倍首相と官邸で面会。

15年9月4日
近畿財務局、大阪航空局の担当者が、森友学園の工事業者らと面談。

15年9月5日
総理夫人昭恵氏が、森友学園の新設小学校の名誉校長に就任。

16年6月20日
8億円引きの“格安価格”で、国有地の売買契約を締結。


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「関わった議員はなんぼでもいる。維新とか、あちこちに」

そりゃなんぼでもいるでしょうに、この学園を推してた、日本会議やの神社本庁やの神道政治連盟だのに所属してる議員が、国会にはウジャウジャいるんですから。

そもそも、安倍政権と維新の会と籠池氏を結びつけるきっかけとなったのは、『日本教育再生機構』
これまた『日本会議』ともメンバーが重なる団体で、
〈教育を通じて国民意識を覚醒させ、国家への愛情を取り戻すこと〉と、公然と唱えている。

安倍政権と維新の会が目指す教育方針を、体現しようとしたもの、それが森友学園が開校しようとした瑞穂の國記念小學院だった。

参照:
https://dot.asahi.com/wa/2017031800020.html?page=1

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■ 遠縁(安倍晋三の甥)遠縁が主催者である『全国高校生未来会議』に、文科省と総務省が後援


最高額4万円(北海道・九州・沖縄地方)〜東京23区1千円の交通費と宿泊費が支給された。
クラウドファンディングを利用した寄付で賄ったが、安倍首相夫人の昭恵氏も応援メッセージを寄せ、目標を上回る397万円あまりが集まった。

2016年3月23日〜25日
「全国高校生未来会議」というイベントが、衆院第1議員会館、および最終日は首相公邸という、大層な会場で開催された。
ちなみにこれは、選挙権年齢が18歳に引き下げられるのを受けてのもので、文科省と総務省が後援し、優秀者には総務大臣賞や地方創生担当大臣賞、さらには内閣総理大臣賞まで贈られた。
いわば、“国を挙げて”バックアップしたこのイベントを主催していたのが、安倍晋三の甥、斎木陽平という24歳の若者だった。


■ 安倍親族が経営している『AO義塾』を、文科省が後援

『未来会議』と『AO義塾』が、異様に文科省からえこひいきされている事情を、詳しく書いてくださった記事を紹介します。
「安倍総理」親族が経営の塾を、文科省が後援 “AO義塾”代表のペテン
【デイリー新潮】2016年12月15日
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/12200810/?all=1

ネジもギターの弦も、長く使うと自然と緩んでしまうから、時に点検が必要だ。
人間も同じである。
12月5日で在任期間が1807日と、中曽根康弘氏を抜いて戦後4位になった安倍晋三総理も、つい気の緩みが出てはいないか、いちど確認してみる価値はあるだろう。
いや、まさか、朴槿恵大統領のように、一部の“身内”への利益誘導に、走ったりはしていないだろうが。

とはいえ、総理の看板を利用したい人がいれば、その看板に“配慮”する人もいることは、認識しておいても損はないかもしれない。

たとえば、今年3月23日から25日の3日間、「全国高校生未来会議」というイベントが、衆院第1議員会館、および最終日は首相公邸という、大層な会場で開催された。
選挙権年齢が18歳に引き下げられるのを受け、全国から選抜された中3から高3の約120人が、地域興しプランを競ったり、
自民党の谷垣禎一幹事長や、民主党の岡田克也代表(ともに当時)ら、各政党幹部の演説を聞いての模擬投票を行ったりしたのだ。


◆ 安倍総理の親族
文科省と総務省が後援し、優秀者には総務大臣賞や地方創生担当大臣賞、さらには内閣総理大臣賞まで贈られるなど、
いわば、『国を挙げて』バックアップしたこのイベントを主催したのは、斎木陽平という、24歳の若者が代表を務める『リビジョン』なる一般社団法人だった。
イベントが開催されるまでの経緯を、文科省幹部が声を潜めて語る。

「『未来会議』の後援については、2013年秋に、初めて打診があって、当初は検討に値しない、とされました。
高校生のイベントは数多いのに、ひとつだけ後援するのはまずいからです。
ところが、昨年9月16日、当時の下村博文大臣から、“全国高校生未来会議を、首相直下の事業としてやってほしい”という指示が下った
(まうみ注・文科省に打診したのは、昭恵夫人であったことが判明しました)
『主催はリビジョンで』、との話でした。
安保法案ですったもんだの時期に、急に『高校生の活力』や『AO入試の育成』と言いだして、省内では皆、『なにが起きたんだ』と思いました

そのとき、『情報』がもたらされたという。

「リビジョンの斎木代表は、安倍総理の親族だ」、と聞かされ、みな仰天したんです。
文科省は、いろんなイベントに公平であるべきだし、リビジョンという法人に、活動実績がほぼないことなどから、文科大臣賞の設定だけは拒んだものの、
『安倍総理の親族だから仕方ない』という言葉の下、後援を余儀なくされたのです」(同)

山口県長門市の、さる市議に尋ねると、

「斎木家は、この地域で、代々医者の家系で、陽平くんの曾祖父は長門市長を務め、祖父の秀彦さんは、安倍晋三さんの父親の晋太郎さんの、長門地区の後援会長だった。
そもそも、安倍家とは遠縁にあたる、と聞いています」

総理ご自身は知ってか知らでか、周囲はこうも、総理の“看板”に配慮するものなのだ。
それでも、イベントを通して、高校生たちが、政治について真摯に考える機会を得られたなら、だれが主催しても構わないかもしれないのだが――。

ちなみに、未来会議に全国から集まる、若者たちの交通費や宿泊費は、クラウドファンディングを利用して、寄付が募られた。
斎木氏は毎日、フェイスブックで寄付を呼びかけ、安倍昭恵総理夫人も〈皆さんのお力を貸して頂けるよう、心よりお願い申し上げます〉などと、メッセージを寄せた結果、目標を上回る397万円余りが集まっている。


◆ AO義塾の広告塔
ところで、斎木氏には、塾経営者としての顔もある。
10年、慶應大学法学部にFIT入試、つまりAO入試で入学すると、その年末には、AO入試対策が専門の「AO義塾」を立ち上げ、今に至る。
その指導内容は後述するとして、件の未来会議では、参加者をAO義塾に勧誘する、ビラが配られていたのだ。
〈未来会議参加者の君へ〉と題され、こんなふうに書かれていた。

〈君たちは、選抜を勝ち抜き、今日ここへやってきた/しかしそんな君たちに問いたい/国会に来ただけでいいのか?/(中略)さぁ、多くの同志たちと志をもって/AO入試という名の旅に出かけてみませんか〉

そして、〈未来会議参加者3つの特典〉として、〈入塾金3万円が無料に!〉などと記されていたのだ。

このことの意味を、教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏が説くには、

「文科省の後援を受け、クラウドファンディングでお金を集め、首相までが駆けつけた全国高校生未来会議で、こんな勧誘のチラシを配るのは悪質です」

そのうえ、AO入試は、“未来会議への参加”といった“活動点”があると、合格しやすい
なんのことはない、文科省が安倍総理に遠慮し、昭恵夫人が強く後押しして実現した、全国高校生未来会議とは、“AO義塾の広告塔”だったのである。


◆ “実績ロンダリング”
また、おおた氏は、
「斎木氏は、AO入試の素晴らしさを広めたい、と言っていますが、実際は、逆にAO入試の精神を歪めている」
と話すが、その意味を説くために、さるAO義塾関係者の話に耳を傾けたい。

「AO義塾の2期生に、高校時代からNPOを作って活動し、おそらくそれが評価されて、慶應に受かった生徒がいた。
斎木さんはそこに目をつけ、リビジョンを作ったんです。
その証拠に、リビジョンの設立趣旨から、当初はHPの文言まで、そのNPOとそっくりでした。
そして、AO義塾の生徒をリビジョンで活動させ、その実績を、AO入試の志望理由書に書かせる。
しかし、AO入試は本来、自らの意志でなにか活動をした人を求めているのだから、斎木さんの指導は、AO入試の精神に反します。
実際、そういう子は、大学入学後、まったく活動に参加しません」


こうした手法を、“実績ロンダリング”と呼ぶそうで、“未来会議”はその母体になったのだが、“精神に反する”指導にはこんなものも。
保護者が語る。

「今、高3の息子は、慶應法学部が第1志望で、AO義塾に通わせましたが、
出願ギリギリに、講師から、“これ、前に合格した人の志望理由書を少し変えてるから、安心して出願して”と言われ、情けないながら出願した結果、不合格でした」

さるAO義塾出身者は、こんな話もつけ加える。

塾の関係者が生徒たちに、“ほかの塾の教材を集めてこい”と指示するのを、見てしまいました」

他塾の関係者も言う。

「私たちが塾で教えていた、命より大切な指導ノウハウも、AO義塾に真似されてしまった。
また、ほかの塾に通っていて、“1回おいでよ”と誘われ、志望理由書にちょっとコメントされただけの生徒が、合格実績に入っていたりするのです」

昨年度も、初の東大推薦入試で、14名の合格者を出したと高らかにうたっていたが、AO義塾生の合格率は、全体の合格率とほぼ同じ。
事実上、対策に効果がなかった、と思しき数字なのだ。

そしてもうひとり、ある保護者の話を。

「娘が高3になった今年5月、入塾を検討しましたが、斎木先生に会えるまで1カ月。
娘と一緒に訪れ、明治大学志望だと伝えると、“へぇ、そんな珍しい子もいるんだ”。
それでも入塾を決め、T先生に付くことになりましたが、T先生は1回指導しただけで、次もその次も休みで、私が塾に電話すると、“辞めました”という。
斎木先生の説明を求めても、忙しくて連絡がとれないとかで、やっと先生から連絡がきたのは、2カ月後の9月。
しかも、“T先生と連絡がとれなくて私も困っちゃった”、なんて言うんです」

なお、この詐欺まがいの行為をもいとわない無責任男は、政治家志望を公言
10月に立ち上げられた小池百合子都知事の、「希望の塾」にも参加している。


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■ 昭恵氏の一言で、『もったいない学会』に8000万円

33:15あたりから
「外務省の役人はなかなか理解してくれなくて、えいやとばかりに私は、理事長と一緒に、安倍夫人のところ、首相官邸まで行きました。
安倍夫人が会ってくれました。
聞いてくれました。
あの人(安倍昭恵)すごいですね。
その晩に首相と話してくれて、首相からすぐに連絡が入って、ぐるぐるっと回って今年予算がつきました」




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■ 安倍友の『森友学園』に9億円

■ 安倍友の 『加計学園』に131億円

■ 安倍友の 『国際医療福祉大学』に163億円

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おまけ


ツィッターで流されてきた写真ですが、なんとまあ、どんだけ長い時間打ち合わせしてるんだ?ということが、一目でわかるすごいまとめですね。

籠池氏に続いて、迫田氏、稲田氏、安倍昭恵氏にも、証人喚問を受けさせるべく、もう一踏ん張り、声を上げていきましょう!
そして、この証人喚問を放映しないと言っているNHKに、抗議の声をどんどん上げていきましょう!
コメント

水を守り、土を守る。それがわたしたちの使命であることを、そろそろ本気で考えませんか?

2017年03月18日 | 世界とわたし
3月11日。
東北大震災が起こった日。
それがこのWater Walk for Lifeの最終日。
地球上にある国は全て、人の心でつながっていく。
命のもとである水を汚され、苦しめられている人たちの所に足を運び、非暴力の祈りを実践しながら歩き続ける純さんの、渾身の祈りに引き寄せられた人たちの、90マイルにも及ぶ行進が、この日終わりました。

インディアンポイント原発に向かいます。






歩いているわたしたちに向かって、手を振ってくれるドライバーさんや、クラクションを鳴らして共感の気持ちを伝えてくれるドライバーさんがいました。


ガソリンスタンドでトイレ休憩。


わんちゃんも参加。




インディアンポイント原発の入り口に近づいて来ました。


警官が10名ほどいます。


お祈りの前に、セージの煙で清めてくれるジャネットさん。


祈りが始まりました。




まずは純さんが、折り鶴を手に、ゲート前で祈ります。




警官たちにお祈りを捧げる純さん。


鴨下上人の祈り。




ゲートに向かう人を見守る祈り隊。




折り鶴が増えてきました。


池田上人も。




ものすごく寒い。


盲目の根ディアさんも、祈りに加わります。


みきちゃんがお世話役。


南無妙法蓮華経。














駆けつけてきてくださったシェリル・エンジェルさんの祈り。




南無妙法蓮華経を唱えることが苦手だったわたしが、気がついたら一緒に唱えていました。
そして、東北に、ノースダコタに、沖縄に、ラマポに、目の前で対峙している警官の人たちに思いを馳せていると、胸がジンジンと熱くなり、涙が湧き出てくるのでした。



祈りを終え、皆で警官の方々にお祈りを捧げ、そのあと円になって、タイラーさんの話、そしてシェリルさんとジャネットさんの歌を聴きながらダンスをしました。
























とにかく寒い!
けれども、これから行くところはもっと寒い!
のんちゃんとわたしは勝手がわからず、右往左往しながらも、とりあえず無事に、Water Ceremonyに間に合いました。



































波を立てるハドソン河に、握りしめたタバコを巻くはずが、あまりの寒さに凍っていて、近くまで行けません。




こんなに近いんだ、インディアンポイント原発…。


ああもう、本当に寒いったらありません!










マジで古いんだと、改めて実感。


やっとのやっとで、2020年に廃炉が決まったインディアンポイント原発。
でも、汚染はこれまでにずっと続いており、その被害は常に有耶無耶にされてきました。
どこの国の原発ムラも、同じような悪行をしてきているのですね。



祈りを軽く考えている人、祈るということがイマイチ理解できない人、祈りなんか何の役にも立たないと思っている人は多分、
自分の中に神さまがいることに、気づいていないのかもしれません。
自分の中の神さまはいつも、自分を生かしてくれる世界に感謝し、手を合わせています。
そうして、大きな力がもたらず暴力や理不尽な扱いを前にして、無力感を感じている自分に、こう伝えようとしています。

相手の言動に対する憎しみや怒りをまず横に置き、その相手のために祈りなさい。
相手のことを知り、相手のために祈り、どうぞよろしくお願いしますという柔らかな心根を生やし、実際に手のひらを合わせて心から祈りなさい。

そこに、少数派であってもいつの日か、大きな力を削ぐことができる時がやってくる。
良い水と良い土を守っていくことが、わたしたち大人の使命なのだからと。
コメント

非暴力の祈り→「敵のためにこそ祈りなさい。そのようなことをする人たちこそ、祈りが必要なのだから」

2017年03月17日 | 世界とわたし
3月4日から11日までの1週間、計90マイル(145キロメートル)を祈りながら歩き、行く先々の町で出会った人たちに、水を守ることの大切さを訴えたPeace Walkerたち。
日本山妙法寺ニューヨーク・グラフトン道場を守る安田純法尼が企画されたこのWater Walk for Lifeは、無事に終わり、関わった人たち全てに、大きな達成感とたくさんの出会いをもたらしてくれました。

純さんのことも、日本山妙法寺のことも、アメリカンインディアンのことも、ほとんど知らずにいたわたしに、情報だけがどどっと押し寄せてきたので、かなり戸惑った1週間でもありました。

人と出会うことによって生まれる、つながりの妙。
そして新たに知ることによって生まれる、怒りや悲しみ。

とても混乱し、考え、悩み、自分を見つめ直したり、思いを馳せたりする毎日でした。

結局、行進に参加できたのは、最終日だけ。
開始日のウォーターセレモニーと最終日のウォーターセレモニーは、強風が吹き荒れる極寒の中で行われ、骨まで冷えるような寒さでしたが、
スタンディングロックで抗議行動をしていた人々に比べたら、という思いがふつふつとわいてきて、祈りがより深くなったような気がしました。

純さんは、平和運動という場に欠かすことのできない人です。
水や大地という、生き物にとって欠かすことのできない、そして汚してはならないものを守ろうと、祈り続けている法尼さんです。
その祈りの深さ、真さは、アメリカインディアンとの連帯を生み、アメリカ国内のみならず、世界中を巡り歩いては、平和の太鼓を打ち鳴らしています。

純さんのことは、少し前から、歩美ちゃんから何度も聞いていて知っていました。
純さんが地べたに座り、太鼓を叩きながら「南無妙法蓮華経」と祈る姿を、映像で何度も見ていました。
そんな純さんから「5人泊めていただけますか」とお願いの電話がかかってきた時、とうとうわたしもお手伝いの真似事ができると、心がワクワクしました。

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二日目の5日の夜は、9年間暮らした町モントクレアの教会に、宿泊していただくことになりました。
わたしの生徒のクラウディアが会員である教会に打診してもらったところ、オッケーの返事をもらったので、宿泊する部屋と夕食の確保をお願いすることにしました。

この部屋は、わたしの生徒の発表会の、1部と2部の間の休憩時間(スナックタイム)のために、いつも使わせてもらっている部屋です。


予定より1時間も早く到着して、くつろいでいるWalkerさんたち。


円座を組んで話し合う、純さんと沖縄からの参加者さんたち。


焦りまくっているキッチンのみなさんを捕まえて。
右端の女性がクラウディア。今回はすごく頑張ってくれました。感謝!


若手Walkerのジムが、飛び入りで参加。


さあ、夕飯の時間です!


夕食後、大きな円になって、自己紹介をすることになりました。












ホワイトセージの煙で、わたしたちを清めてくれるジャネットさん。




そして、太鼓を叩きながら、祈りの歌を唄ってくれるジャネットさん。


さあ、それでは大切な話を聞きましょう、と太鼓を叩いて知らせる純さん。



まずはジャネットさんからのお話。通訳は歩美ちゃん。


ピルグリムパイプラインのことについて話します。
このパイプラインは、コークブラザーズ(オイル富豪・日本でいうと日本会議のようなもの)が関連している会社のもので、ニューヨーク州アルバニーからニュージャージー州リンデンまでの170マイルもの距離に、設置される予定です。
パイプラインはほぼ平行に2本。
1本は原油のために、そしてもう1本は精製されたオイルのために、ということで、予定地の中には、高速道路の87号線を挟み込むような形で設置されるところもあり、多くの非難が上がっています。

さらに、スタンディングロックと同じように、アメリカインディアンのラマポー族の聖地の辺りも通ることになっていて、
そこにはハイランドラマポー水脈と呼ばれる、とても美しい水脈があることがわかっています。
ちなみに、広大なハドソン河は、もともと氷河が削られてできたもので、その堆積物が積まれて造られたのがロングアイランドなんだそうです。
ハイランドラマポー水脈は、ラマポー川の下の深い深い所を流れています。
ラマポーという名前はスイートウォーターという意味で、だからラマポー族はずっと、水を守ってきた種族なのです。
そのラマポー族は、ニュージャージー州からは認定されているのですが、連邦政府からは認められていません。
なぜかというと、ラマポー族として認定し、居住地を与えると、そこにカジノができる可能性があるということで、
アトランティックシティのカジノ街で大儲けをしている、トランプ(現大統領)氏を始めとするカジノ所有者が、こぞって反対したからです。
そしてまた、コネチカット州からペンシルバニア州に渡る山奥で、長い間狩猟をしながら暮らしていた彼らのもとには、様々な事情で逃げてきた黒人やヨーロッパ人たちの血が混じりました。
連邦政府が認めるのは純粋な一族であることもあって、ラマポー族は今も、アメリカンインディアンとして正式に認定されていません。

けれども彼らは誇り高く、そして大地と水を守るために闘い続けているインディアンに変わりはありません。
ラマポー族のチーフペリーが、スタンディングロックに9ヶ月ほど行き、そこで起こっている運動を目の当たりにして、
自分たちにも、運動の拠点となるようなものーー「キャンプ」が必要だと確信し、自分たちが所有している土地にティーピーを建てました。
その土地のすぐ近く(道路を挟んだ向かい側)に、高級住宅地があり、景観を壊すだの、不動産の価値が下がるだのと、住民からの苦情が出ているのだそうです。
でも、そのティーピーが建てられている場所は、少し多めに雨が降るとすぐ洪水になるような土地で、暮らすには不適切なのです。
元々は、彼らインディアンが暮らしていた場所に、白人がどんどん入り込んできて、お前たちは出て行けと言ったのです。
「この土地は私たちの土地だ」と抵抗するインディアンに、「じゃあ税金を払え」と言う白人。
そんな社会で暮らしたことがないインディアンに、税金というシステムがちゃんと理解できるはずもなく、「払えないなら土地を売れ」と言われて、二束三文で売ってしまいました。
もちろん、銃などの武器による殺戮も頻繁に行われ、90%以上ものインディアンが、何らかの方法で殺されたといいます。

さて、反対運動によって、今はまだ認可されていないこのパイプライン。
いくつかの自治体は、反対の決議を出しています。

ということで、パイプが設置できないうちは、貨物列車で運ぶことになるのですが、その列車が通る橋の老朽化が激しくて、いつ崩れるかわかりません。
なので、オイル会社は、パイプラインが通るとこの列車(バム<爆弾>トレインがあだ名)を使わなくて良くなると言って、賛成の人々を取り込もうとしています。
パイプラインが設置され、そこをオイルが通ってしまうと、必ずどこかから漏れて、土と水が汚されてしまいます。
土と水を守る闘いが、アメリカ全土のあちこちで起こっています。


タイラーさんのお話。


スタンディングロックで暮らした話をします。
僕は、ミズーリー州のアシュラム(エコビレッジのような感じ)から来た、ガンディアン(ガンジーの教えに沿った生き方をしている人)です。
なので、スタンディングロックで、ノンバイオレント(非暴力)のトレーニングや祈りを教えている、シェリル・エンジェルさんと仲良くなりました。
ラコタ・サティアグラハ(ラコタではナヒと呼ばれている丹田の辺り)のところからくるエネルギーが、命と繋がっていると教えてもらいました。
命の力の源です。
(純さんの師である)日本山妙法寺の開創者、藤井日達山主は、アメリカインディアンとの繋がりが深く、彼は一貫して「人を殺すな」という教えを説き、インディアンに非暴力の運動を教えました。
彼らインディアンの精神には、怒りの感情が根強く残っているから、それが行動に出てしまう。
だけども、だからこそ、彼らのために祈りなさいと教えました。
なぜなら、彼らの方が、祈りが必要な人たちなのだからと。
でも、実際には、キャンプは全て撤去されてしまいました。
そしてオイルは通ることになっています。
その現実を受け止めてなお、祈りなさい、祈り通しなさい。
そうシェリルさんは教えてくれました。
とにかく祈りの時間が多かった。
ノンバイオレントの教育の時間にも、祈りの時間がありました。

さて、今、ワシントンでは、抗議する人たちを逮捕できる、抗議すること自体を犯罪にできる法律が、作られようとしています。
そのような動きに対し、徹底的に反対しなければなりません。
米憲法修正第1条(言論・集会の自由)に反します。
そして、戦争に関係するようなことに、税金を払うのをやめましょう。
自由裁量予算と言って、動かせない予算以外の、議会がいじることができる予算のうちの54%が、軍事予算に当てられています。
だから本来は、議会が変えられるはずなのに、これまでじわじわと増え続けています。
その54%の税金を、せめて25%に減らすこと。
そしてその分を、社会福祉や教育に回すこと。

タイラーさんが歌ってくれた歌の詞。


People gonna rise like the water.
All colors(肌の色) and all creeds(信仰).
Hear the voices of my great grand daughters.
Saying Mni Wiconi (Water Is Life).


マデリンさんのお話。


ニュージャージーでのピースアクションとして、核廃絶運動を訴えるための、千羽鶴を折るプロジェクトをしています。
5月までに、1万羽の鶴を折り、それをワシントンに届ける予定です。
協力お願いします。


お名前がわかりませんが、彼女はいつも、TDバンクという、このパイプライン計画に最も多額の資金を調達している銀行から、預金を引き出す運動を呼びかけている人です。


TDバンクはもちろんですが、日本のみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行は、巨額の融資をしています。
三井住友銀行も融資をしていますが、みずほと三菱東京UFJに比べると、少ない方だということです。


純さんの閉会宣言。


純さんはこの後、さっさと電気を消して回り、「早く寝なさい」とウォーカーの人たちに声かけしていました。

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わたしたちの歩みを阻もうとする人たちのために、非暴力を暴力で制圧しようとする人たちのために祈る。
そのようなことをする人たちにこそ、祈りが必要なのだから。


この言葉がわたしの中で、渦巻いています。

そんなことができるのだろうか。
不可能なのではないのだろうか。
そのようなことをする人たちにこそ祈りが必要であると、思うことはできても、それを信じて行動できるようになるのだろうか。

そんなことを考えながら帰りの支度をしていたら、一人でないと眠れないと純さんが言っていたことを思い出し、うちに連れ帰ることにしました。
ついでに、体調が悪そうに見えたジャネットさんのことを尋ねると、なんと彼女が、週に2日の透析を受けていることを知り、彼女もうちで泊まってもらうことにしました。

純さんは、翌朝3時には起きて頭を剃らなければならないのでと、さっさと二階の寝室へ。
そしてわたしは、前々から知りたかった、なぜジャネットさんがインディアンの祈りの歌を歌えるのか、なぜそれほどに繋がりが深いのかについて、尋ねることにしました。
ジャネットさんから聞いた話は、まるで一冊の本を読み切ったかのような、小説よりも奇なりの見本のような、数奇な出会いが散りばめられた、小さな宇宙の物語でした。
この話は、またいつか日をあらためて、紹介したいと思います。

翌朝、6時前に純さんを、そして8時前にジャネットさんを、それぞれ教会まで送り、そこから次の集合場所であるダンキンドーナッツまで、ウォーカーの人たちを送りして、わたしのお手伝いは終わりました。

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3月8日木曜日。雨が降りました。
ラマポー族の居住区に到着するWater Walk for Lifeのウォーカーさんたちをお出迎えしようと、マワまでやって来ました。




話には聞いていましたが、まるで湿地帯のような場所で、地面はジュクジュクとぬかるんでいます。


奥に見えるのは、ティーピーと呼ばれるテント。


待っている人たちにも、祈りがささげられます。




予定より随分遅れて到着した、ウォーカーの人たち。


出迎える子どもたち(左側の女の子は、わかちゃんの娘ちゃん)。


二人とも、待っている間に、大きな水たまりの中に入り、ワイルドな水遊びをしていました。


近づいて来ました。




出迎えの笛を吹きながら、ウォーカーさんたちを出迎えるラマポー族の人たち。
















聖地の入り口で、歓迎の太鼓を叩くラマポ族の人たち。




祈りの場に集まります。




儀式が始まりました。












沖縄から来たたくま君が、土を守り、水を守り、森を守ろうと闘っている沖縄の人たちとの連携を、インディアンの人たちに訴え、
祈りの人純さんが、命と水の繋がり、祈りの連帯を呼びかけました。

話でしか知らなかった、アメリカインディアンの人々に対する迫害や強要の歴史、そして今現在もなお続いている理不尽な差別を、初めて自分の五感で感じた日でした。
けれどもその辛さ、悲しみ、怒りをはるかに超える、祈りの強さと深さに、圧倒された日でもありました。

本当に、一本の道を挟んで、全く違う世界が存在しています。






パイプラインはお断り。


洪水の度合いを測る看板。



たとえ、どんなにマイノリティ(少数派)であっても、そしてやっていることといえば、世界には良い部分があると信じて、そこに向かって一心に祈るということなのだけども、
その祈りは、世界の良くない部分にもきっと届いていて、いつか変わり始める日がやってくる。
自身よりも、自我よりも、まず世界の弱い人たちのために、苦しんでいる人たちのために、そこに飛んで行って地べたに座り、太鼓を叩きながら一心に祈る。
その行為はとてもシンプルだけども、同じようにやるには、相当の勇気と謙虚さが必要になる。

純さんは祈りの人。歩くお坊さま。
ウォークはまだまだ続きます。
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『いのちのためのWater Walk』その1

2017年03月09日 | 世界とわたし
水は命。
Water Walk for Life.

日本山妙法寺の尼僧、安田純さんは、1970年代からずっと、アメリカンインディアンによるムーブメントをサポートしてこられた、とてもパワフルな女性です。
その純さんが企画された、Water Walk for Life。
ニュージャージー州の南から北上して川を渡り、インディアンポイント原発までの90マイルを歩くという、祈りの行進です。
期間は3月4日から11日まで。
東北大震災がきっかけとなって、水や大地が汚され、そのために今も大変な思いを抱えながら暮らしておられる方々への祈りも、純さんにはとても大切なものなのです。

今年の1月に沖縄でも祈られた純さん。
大阪で行われたイベントにも出席されたのですが、そこで話された内容を、書き起こしてくださったものがありますので、ここに紹介させていただきます。

Standing Rock について 
~日本山妙法寺 安田純 法尼のお話から~

【7Generations Walk blog】2017年1月24日
http://blog.7gwalk.org/?eid=1262633

昨年2016年の11月19日に、中崎町ホールで行われた、デニス師のイベントのフォローイベント「Dennis Banks Gathering のメッセージを深め繋ていく会」が開かれました。
この会に、偶然に、アメリカから来日中のデニス師と、アメリカンインディアンムーブメントを1970年代から強力にサポートされている、日本山妙法寺の尼僧、安田純さんにご参加いただきまして、スタンディングロックについてのお話などをしていただきました。



そのシーンは動画として公開されています。

https://www.facebook.com/hamachan.peace/videos/1193613857412118/

このお話の内容がとても重要に感じられましたので、内容を書き出しまして、シェアさせていただきたいと思います。

★ ★ ☆ ★ ★ ★ ☆ ★ ★ ★ ☆ ★ ★ ★ ☆ ★

以下 安田純法尼のお話から書き出しです。



スタンディングロックに続く歴史の紹介

Standing Rock の運動が盛り上がっていますが、そこにいたるまでの歴史の一部をご紹介します。

1978年に、アメリカのサンフランシスコからワシントンDCまでの、ロンゲスト(Longest 一番長い距離の)ウォークがありました。
これは、アメリカ政府が提出した、『インディアン撲滅法案』とも呼ばれる11の法律に反対し、
『水の権利』『森の権利』『信仰の権利』、などなどの権利を守る為に、デニス・バンクス師をはじめ、多くのインディアン達が「歩く」という行為で立ち上がる、「祈りのウォーク」でした。

私の師匠の藤井日達上人に、「インディアンがアメリカの大地を歩いているので、そのお手伝いをして下さい」と言われ、私はそのウォークに参加したのです。

師はまた、こう言いました。

アメリカが平和に変わっていくとしたら、それはインディアンの人達の祈りが中心になるでしょう。
インディアンの祈りの中で、変わっていくでしょう。

しかし、この約500年間、インディアンは弾圧され、虐殺され続けてきました。
ある時は、約1000万人いたといわれるネイティブが、70万人にまで減ってしまった、と言われています。
ですからある意味、力を失っている部分がありますから、太鼓を打って後ろからついていって下さい」


インディアンの精神性の高さに感動した

そして、ウォークに参加した時に、インディアンの祈りの精神性の高さに、感動しました。

「大地をうやまい、大地に帰る。
大地を母として祈り、大地の上に全て繋がっている」


ここに力があると確信し、それ以来ずっと、インディアンの後ろを歩いてきました。

インディアンの人達は、大地を大切にしてきました。
40年前、まだそんなに環境問題が悪化していない時も、ずっと大切にしてきました。
欲望が、私達を滅ぼそうとしています。
インディアンの人達の声を、今こそ聞くべきです。


Stnding Rock について



(スタンディングロックの基本情報はこちらをご覧下さい。http://blog.7gwalk.org/?eid=1262635

ダコタパイプラインの計画では、約1800キロのパイプラインを、2016年の11月15日までに作る予定でした。
その時までに、スタンディングロック周辺の約3kmを除いて、完成している状態でした。
その反対運動を、警察や機動隊、軍隊までも出動してきて、鎮圧しようとしました。
インディアンは、軍や警察の暴力に対して、手を上げたり反撃したりしません。
その姿に、多くのアメリカ人は感動し、多くの若者がこの運動に参加しました。
普段はあまりこのような運動に興味のないような若者も、この運動に興味を持ち、協力したり参加するようになりました。
アメリカでは、このスタンディングロックの運動は、広く有名になっています。

現在、スタンディングロックには、約4000人が滞在していますが、キャンプ地は三つのブロックに分かれています。
そのキャンプを2016年の4月に始め、最初に立ち上がったのは、部族の一人のお母さんでした。
そのお母さんには6人の子供がいますが、一人の息子さんは亡くなっていて、その息子さんのお墓が、パイプラインの建設で破壊されてしまう予定でした。
ですので、そのお母さんが部族の人達と話し合い、お母さんの土地がパイプラインの直ぐ側でしたので、その土地を解放して、反対運動に参加してくれるように呼びかけたのが、このキャンプの始まりとなったのでした。

このキャンプを、「Sacred stone Camp~聖なる石キャンプ~」と名づけています。
しかし、大勢の参加者が現れまして、そのキャンプ地は満員になってしまい、部族の公共の土地を解放してキャンプ地にし、その土地も満員になったので、川の向こう側の部族の公共の土地も開放し、今は三つのキャンプ場がスタンディングロックにあります。
(まうみ注・先月2月1日に、スタンディングロックでの抗議キャンプは撤去されました)


祈りと非暴力で問題を解決しよう



キャンプに新しい参加者が来ると、キャンプの主旨を説明してくれるレクチャーがあります。

「ここは、精神的な祈りのキャンプです。
問題を解決するのは祈り、『祈り』が解決をします。
暴力で解決しようと思う人は、このキャンプから出て行くようにお願いします。
インディアンは朝晩、サンライズセレモニーとサンセットセレモニーをします。
それを理解出来ない方も、このキャンプから出て行くようにお願いします。
軍や警察と向き合う時、彼らは武器を持っています。
怒りを持つ人は、前列には立たないようにお願いします。
全てが繋がっていると思う人、向こう側に立つ人とも繋がっていることを理解し、その人達のことも思える人だけが、前線に立って欲しいと思います」



ウォールストリートのオキュパイ運動との繋がり

スタンディングロックが起こる前、ウォールストリートのオキュパイ運動が起こりました。
1%の富を独占し、世界を支配しようとする人達に対して、99%の民が、自由と平等を求めて運動を起こしたもので、そこでも、何ヶ月も、若者たちがキャンプしました。
その若者達も、スタンディングロックの祈りに触れて、感動しています。


軍と警察の暴力



警察や軍隊は、銃を使って、運動を鎮圧しようとしてきました。
しかし、反対運動をする市民を殺すことはできないので、ゴム製の弾丸を使いました。
また、からしのスプレーを目にかけたりして、目をつぶそうとしたりして、殺しはしないけれども、拷問のような仕打ちを運動者にしてきました。
しかし彼らは、非暴力で、その運動を続けてきました。

11月頃はすでに、気温は-10度~-15度でした。
風が来ると、さらに寒さが増します。
そんな中、祈りの行進をスタンディングロックでしていますと、その人達に対して、警察や軍は放水をしました。
5分もその水をかぶっていたら、凍ってしまいます。
それが原因で、200人近くが病気になりました。
戦争で、市民に使ってはいけないとされている武器も使用され、女の子が大怪我をし、病院で手術して治療しなければならなくなり、大問題になりました。
軍は、その武器の使用を否定しましたが、彼女の傷口の中から、その武器を使用した証拠が見つかっています。
しかし、そのような時にでも、彼らは、祈りでその残虐な行為に応えました。
そのような姿に共感し、中米や南米、カナダ、そしてオキュパイ運動に参加していた若者達も、このムーブメントに参加しています。


退役軍人2000人も、スタンディングロックの運動に参加し、12月5日に、軍部の意志が変化



アメリカ軍部から、2016年の12月5日までに、キャンプの撤去するように勧告されていて、緊張感が高まっていました。
そこで、ナバホ族の退役軍人が、アメリカ中の退役軍人に、スタンディングロックの支援を呼びかけたところ、約2000人の退役軍人が、12月5日に集まりました。
そして彼らは、反対運動をしている側に立ちました。
現役の軍人と退役軍人が、対峙することになってしまいました。
その事実を目にした軍部は、急に態度を急変させて、ダコタパイプラインの建設許可を却下して、今は一度、一応、工事は止まった状態になっています。

しかし、まだ工事関係の機材も、軍の人達も撤収したわけではなく、工事中止と言いながらも、新しい溝を掘る工事をしていたりするそうです。
新しい大統領のトランプ氏は、オイル政策を推進する意志が強いので、また状況が変わる可能性が高く、まだ約4000人の人がキャンプに残っています。(まうみ注・大統領令によって工事は再開されました)
今の季節、ノースダコタの大平原は、気温が-40度から-50度になります。
皆、薪を燃やして暖をとっていますが、ノースダコタは平原なので、薪があまりありません。
そこで、全米の人が協力して、スタンディングロックに薪を運んでいます。


様々な宗教者も、スタンディングロックに協力しています

アメリカには、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教などの、多くの宗教が混在しています。
その様々な宗教の聖職者の中で、「大地を守ろう」という思いある人達が、約500人集まり、スタンディングロックで活動し、そのうちの約200人が逮捕されました。
そして、その裁判の中で、人権をアピールする、という活動もしている人達もいます。

そのような活動を、真剣に受けとめている人達も、全米に多くいて、そのうねりの中にスタンディングロックがあります。


沖縄の人達との共感



私たちは、一昨日まで沖縄に行き、辺野古や高江を訪問し、現地の人と交流してきました。
沖縄の人達は、スタンディングロックのことを良く知っていました。
沖縄の人達も、アメリカのインディアンも、政府に虐げられてきたからです。
私たちのアメリカからの訪問団30人の内に、黒人やネイティブや平和活動している退役軍人もいて、沖縄の皆さんも、私たちの訪問を喜んでくれました。
スタンディングロックの問題は、スタンディングロックだけの問題ではありません。


それぞれの場所で、スタンディングロックを作っていこう

それぞれの場所で、スタンディングロックのような、精神的な祈りの運動の場をを作っていこう、という運動がひろがってきています。
ニューヨークのマンハッタンから北に約80キロ、ハドソン川沿いのインディアンポイントというところに、原発があります。
その原発のすぐ側にも、オイルのパイプラインを通す計画があるのです。
この計画も、あまりにも危険ということで、地元のインディアンの「ラマポラマぺ族」の人達が、そこでキャンプを始めました。

私たちも、3月11日に、このインディアンポイントに到着する予定で、祈りのウォークをする予定です。
「水が私たちの命」というメッセージを、発信していきたいと願っています。
ニューヨーク州には、シックスネーション(イロコイ連邦)のネイティブの人達がいますので、彼らに、ウォーターセレモニーを、ウォークの最初と最後にしていただく予定で、色々な人達と協力して、このウォークもしていく予定です。

ニューヨーク州、ニュージャージー州でも、地元のスタンディングロックができています。

スタンディングロックはこれから精神的改革の中心になると感じています。

スタンディングロックと共に立ち上がりましょう。



以上 安田純法尼のお話からでした。


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ということで、バタバタとみなさんの寝床と夕飯を用意し、純さんと4人のワーカーさんたちをうちにお迎えしたのが、先週の金曜日、行進開始の前日でした。
いよいよ始まるんだな、という興奮がわたしを厚かましくさせたのか、いつの間にか気がつくと、メモ用紙を手に、純さんにインタビューをしていました。
彼女は世界中どこにでも出かけて行って、祈りの行進を実践する、歩く尼僧です。

1978年に、アメリカ政府が提出した『インディアン撲滅法案』に反対するために行われた、アメリカのサンフランシスコからワシントンD.C.までの約4000キロの行進にも参加された純さん。
『水の権利』『森の権利』『信仰の権利』などの権利を守るため、多くのインディアンたちが『歩く』という行為で立ち上がった、『祈りの行進』でした。



純さんに、その行進に参加するよう勧められた、純さんの師である藤井日達上人は、

アメリカが平和に変わっていくとしたら、それはインディアンの人達の祈りが中心になるでしょう。
インディアンの祈りの中で、変わっていくでしょう。

しかし、この約500年間、インディアンは弾圧され、虐殺され続けてきました。
ある時は、約1000万人いたといわれるネイティブが、70万人にまで減ってしまった、と言われています。
ですからある意味、力を失っている部分がありますから、太鼓を打って後ろからついていって下さい」

とおっしゃったそうです。

アメリカンインディアンの祈りはまず、敵対している、あるいは憎んでも憎みきれないような相手に心を馳せ、その人の和平と健康を祈ることから始まると聞いたことがあります。
経済発展に重きを置き、快適便利な暮らしを電波に乗せて煽り、それこそが人生で必要なことだと疑わない人たちに支持された政府からの、
執拗で過剰な迫害を受け続けながら、それでもなお、その精神性の高さ、広さを保ち続けることは、どれだけ難しかったか。

「大地をうやまい、大地に帰る。大地を母として祈り、大地の上に全て繋がっている」
として、彼らたちは、大地と水を大切にしてきたのです。

その、大地や水を大切にしたいという切なる思いと、非暴力を貫く決然とした態度が、スタンディングロックの祈りとして、徐々に世の中に知れ渡りました。
大きな権力や企業の欲望に、じわじわと時間をかけて滅ぼされようとしているのは、他の誰でもない、わたしたち自身であり、わたしたちの未来であると、気がついた人が増えてきました。

純さんはわたしに、やんちゃだった若い頃のこと、そして、これまで歩いてきた国々で接した市井の人々とのエピソードを、いろいろと話してくださいました。
またいつか、純さんのことを詳しく紹介する機会を作りたいと思っています。お楽しみに。

純さんは、
「祈りを学びたかったら、まず相手のことを学びなさい」
「生きとし生ける、あなたにつながる全ての命に対して祈りなさい」
「自分たちのミッションは、母なる地球をお世話し、守っていくことである」
という、アメリカインディアンの教えを教えてくださいました。

2枚目のメモのあちらこちらには、純さんの思いが短い言葉で書き記されています。
「どうやって人を変えられるか…変えられるのは人ではなく、自分自身」
「お祈りして歩く」
「南無妙法蓮華経を唱える」
「それぞれの人の心の中に仏様があって、すべての命は尊ばれる」
「仏様というのは、聖なる美しい思い。輝く朝日」
その一つ一つが純さんの声に溶け込んで、わたしの心の奥深いところに、流れていきます。
これらの言葉を書き留めている間、わたしの魂が少しずつ、清められていくような気がしました。

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土曜日の早朝、もう純さんのお祈りが始まっていました。


あわわっ!!空と海の爪とぎ台にっ?!






みんなも集まってきて、







ここでちょっと私的なことを少し。
実は、この『南無妙法蓮華経』という題目、これを耳にするたび、わたしの心はざわざわするのです。
もうかれこれ45年ほどの年月が経っているというのに、やれやれ…と思わないこともないのですが。

ティーン時代に突入した頃のことです。
『波乱万丈』が服を着て歩いている、と言われたほどに悲惨だった時期の始まりに、新しく家族として加わってきた人たちが、創価学会の熱心な会員だったのです。
なので、一緒に暮らすようになってから一家離散までの6年間、毎朝毎晩、約40分ほどの間、「なんみょーほーれんげきょー」の連呼を聞かされました。
その人たちと関わりを持ってからはさらに、波乱万丈に磨きがかかり、命からがらという場面を数回経験させられたこともあって、
どうもこの『南無妙法蓮華経』という題目を聞くと、その頃の、思い出したくもないことだらけだった、それこそギリギリで生きていた自分の気持ちとリンクしてしまうのです。
だから、唱えようとすると喉が詰まり、ずっとできないままでいたのでした。
「なんみょー」じゃなくて「なむみょう」なのだからいいじゃないか…なんてヘンテコな言い訳を考えたりしましたが、なかなか声にすることができません。
それがここ最近になって、わたしの周りに、『南無妙法蓮華経』と唱える人がわらわらと現れてきて、そしてその人たちがまたみんな素晴らしい人たちで、
おかげで、わたしの心に深く刺さっていたトゲが、少しずつ溶かされてきているような気がします。


さあ、いよいよ出発!


到着した波止場は、覚悟していた以上に寒かった!




奥に見えるのは、巨大なオイル工場です。


いやもう、ほんっとに寒いったらありません!
昨夜、強風のために運行が遅れ、シカゴ空港で乗り継ぎができなくて、しばらく行方不明になられていた池田上人(左端)も無事到着。(あっこちゃん、何度もの空港通い、お疲れ様でした)


行進の参加者が続々と集まってきました。






沖縄からやって来た若者たち、ゆりかさん、しおんさん、たくま君。この寒さはこたえるだろうなあ…。


右端の青いジャケットを着た女性は、全盲のネリアさん。彼女は心の目で世界をしっかり捉えている、それはそれはパワフルでおおらかな人です。






突然、右方向から、巨大なタンカーがやってきました。


オイル工場にオイルを運ぶタンカーなのですが、これが汚染の源になっているのですから、とても皮肉な感じがしました。




水のセレモニーを行ってくださる人が、予定の時間を30分過ぎても現れません。
風がびゅうびゅう吹き荒れる極寒の気温の中、手分けして車の中で待つ、というのはどうですか?と尋ねると、
「スタンディングロックで闘っている人たちのことを思えば、これぐらいなんてことはない。彼らの犠牲に心を添わせるためにも、外で待ちましょう」と純さん。





セレモニーを行う台場に集合しました。
















沖縄から、ハワイから、遠く離れた州から、たくさんの人が集まりました。

ニュージャージー州はもちろん、全国のパイプラインに反対すると表明する、緑の党で知事候補のデイル氏が、メッセージを伝えました。






それにしても寒い!寒すぎる!しかも、1時間半経ってもまだ到着しない、水の使者さん!
ということで、寒さ凌ぎに歩くことにしました。








おぉ〜!!やっと到着!!


彼女が運んできてくださった聖水を、汚されて弱っている川に注ぎ、よみがえる力を与えようという儀式。
















こういう儀式には、子どもの参加がとても意義があるのだそうです。




川に注ぎます。






さあ行進が始まりました!










ウォーカーズ全員の無事と健康を祈ります。
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