ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ネコとカブと精進と、そしてもう一つ

2019年06月27日 | ひとりごと
長い間、家猫の餌を買っていたインターネットのペットショップから、突然小包が送られてきました。
この会社はアメリカの会社にしては珍しく、ウェブサイトの入力がとても簡単で、サービスも良く、何か問題が起こった時の対応も素晴らしいので、ペットと暮らす人たちの間では大人気。
うちもずっとリピーターだったんですが、なぜか家猫たちが好きな食べ物に限って販売停止になることが続き、ここ半年の間にほとんど注文しなくなっていました。

なのでびっくり!
まさにSurprise!です。

え?なんでなんで?油絵のポートレート?


いやあ、こんな手があったか(笑)。
そういや、ずいぶんと前に、何かの企画で、空(クウ)と海(カイ)の写真を送ったことがあったかも。

お礼のメールを送る時に、うちはあなたのお店が本当に気に入っているのだけども、注文したい物が買えないので仕方がないと書いてみました。
そしたら、さっそく上部に申請して、あなたが必要な物を販売するようにするからと返事がきました。

商売上手だなあ。


超多忙の歩美さんが、毎週末に世話をしに来てくれるうちの畑から、こんなに立派に育ってくれたカブさんが採れました。

葉っぱのてっぺんから根っこまで、ほんのりとした苦味があってとても美味しいです。


さて、今週末の土曜日に、7月13日のコンサートのための公開リハーサルが行われます。
2週間前から、25歳のイスラエル人のバイオリニストに曲を聴いてもらい、レッスンを受けています。
『OKINAWA』という題名にした理由、作曲中の気持ち、まずはそこから話して欲しいと言われました。
小節ごとに、というより一音ごとに、あなたはどうしたいのか、パートナーのバイオリニストにはどうしてもらいたいのかと聞かれ、口ごもってしまったことも。
でも、自分はどんな音を求めているのかということを、自分が思っているよりも真剣に考えていなかったことを気づかせてもらいました。
そして演奏は自己満足ではなく、聞く側の人たちと一体になって、幸福な時間を共に過ごせるように仕上げていかなければならないと、いろんな角度から教えてもらいました。
本番まであと2週間ちょっと。
まだまだ学びの途中です。

それと同時に、指揮法の練習もだんだんと厳しくなってきました。
先生は、いろんな国のオーケストラとオペラ音楽を主に指揮をしている人で、この夏もヨーロッパでの遠征予定がギュウギュウに入っているので、今まさに集中レッスンの真っ最中です。
オーケストラパートをピアノで弾く先生を前に、指揮棒を振るのですが、わたしの指揮が不味いと途端に演奏がずっこけます。
その度に心臓がドキンとして、またやっちゃった〜と落ち込むのですが、仕方がありません、頑張るっきゃない!
それにしても、覚えが悪くなったこと。
ピアノ曲の暗譜も若い頃に比べると数倍、いや、もしかしたら10倍ぐらい遅くなってしまって、だからもう回数を増やして体で覚えるようにしています。
なので指揮も、無意識に振れるようになるまで、毎日コツコツ練習を積み重ねていくしかないのでしょうね。

そんなこんなの1日は、朝起きてから夜寝るまでの時間が、ピューッと過ぎていってしまいます。
でも、こんなバタバタの毎日の中にも、とても嬉しいことがありました。
長男くんがとうとう、この人となら一緒に人生を歩んでいきたいと思う女性に、結婚を申し込んだのです。
「そろそろプロポーズをする」とLINEでの知らせを受けてから、良い返事がもらえるといいけどと、ヤキモキしながらその日を待ちました。
彼女の返事はイエス!
ロマンチックな場所と時間を吟味してプロポーズに臨んだのであろう長男くんの努力が滲む写真と共に、嬉しい報告が送られてきました。
やった〜!
息子本人はもちろんのこと、Tちゃんのことが大好きな夫とわたし、そして夫の両親も大喜びです。
というわけで、先週の土曜日に、長男くんと婚約者、次男くんとガールフレンド、そして夫とわたしの6人で、遅ればせながら、息子たちの再就職のお祝い、婚約のお祝い、そして夫の父の日と誕生日(7月ですが)のお祝いをやろうとうちに集まりました。
6人が勢ぞろいしたのは今回が初めて。
朝からせっせと料理したおかずを食べながらおしゃべりしたり遊んだり、本当に楽しい時間を過ごしました。
でも、Tちゃんの左手の薬指に指輪がない?!
恐る恐る尋ねてみました。
すると、「ははは、サイズが合わなくて入らなかったんです〜」だって…。
Tちゃんは指輪を一本も持ってなくて、だから長男くんはサイズの確認のしようがなくて、思い余って眠っている間に糸を巻いて測ろうとしたんだけどそれも失敗…。
なんかこのズッコケ方が長男くんらしいと思ってしまう母なのでした。

F35もイージス・アショアもいらんわ!災害時に大活躍してくれるレッドサラマンダーを全国に配備して!

2019年06月22日 | 日本とわたし
Jアラート、どうなりました?
避難訓練とか、もう全くやらなくなりましたか?
安倍政権の棄民政策が加速しているようですね。
もうあの連中は、来月の選挙で生き延びることしか頭に無いんでしょうね。



だけど、その肝心の、安倍政権がバカ買いしたF35は…「13の重大欠陥」があり…。


「「ドッグファイト(空中戦)などの特定の操縦法の後、予期せぬ機首の上下変動が起こり、制御が困難となる恐れがあるほか、気温が約32度以上の暑い日に垂直離着陸を行う場合、機体を保つ十分な推力が供給できず、着陸が困難になったり、硬着陸する恐れもある」

うわぁ〜…一体こんなのを何機バカ買いしたんでしたっけ?
で、さらに、

「購入した国が同機を運用する場合、秘密データが米国に自動的に送信されて、解除できない」

のだそうです。
これが一機100億円以上するのです。
それを、当初は42機導入予定だったのを、105機も追加して147機も買うと、安倍首相が約束したのです。
購入後にかかる維持費も含めると、総額6.2兆円もかかるんです。
米国監査院は、このF35は欠陥機だと言っているのに。
『外交』ではなく『害交』&『観光』しにトコトコ出かけていく安倍首相が招いた災いの中の一つです。


これも大問題。
いい加減にも程があります。

 


安倍政権下では、国の予算は国民のために使われないのですね。
災害時に活躍してくれるレッドサラマンダーを、各都道府県に最低でも10台ずつ配備して欲しいです。

毎週、いえいえ毎日でも、どこかで誰かが、「年金払え!」「年金返せ!」と叫ぶ社会が実現したら

2019年06月21日 | 日本とわたし




老後に2000万円必要なんだから、株とかに投資してちゃんと貯金しとけ。
偉そうな態度でそう言ったのはどこの誰だったか。
それが今では、安倍政権の常套手段で、無かったことにされようとしていますが、
なんと、2000万円どころか3000万円必要だという試算を、金融庁が出していたのですね。

記事内容より:
前回の報告書に採用された試算とは別に、金融庁が独自に、
「30年間で1500万~3000万円必要」とする試算を行い、WGに提示していた。
金融庁の試算は、夫が65歳で退職後、夫婦2人で、月25万円の生活費を軸に30年間支出する前提で行った。

 

 

2004年には、こんなコマーシャルが流れていたんですね。


上記のコマーシャルを使って、安倍首相が何かというと口にする『マクロ経済スライド』のことを、少しだけわかりやすく説明してくれたのがこのツイート。
どうして「少しだけ」かというと、わたしにはまだスッキリとわかっていないのです…。
 

みなさんが毎月、給料から天引きされたり自分で支払ったりしている年金を、
株式投資に突っ込んで、アベノミクスがうまくいっていると見せかけるために、株価を吊り上げてるんです。
でもそれはとてもリスキーな上に、事実上失敗していて、だから15兆円ものとんでもない額のお金をスってしまいました。
安倍政権の失策です。

そのことを、テレビや新聞はちゃんと伝えているんでしょうか?

安倍政権は己の失策を棚に上げ、受給開始年齢を70歳まで伸ばしたり、受給そのものを拒否したりすることを選択できるようにすると言い出しています。
個々人本人の意思で決めてもらう。
え?
おかしな話ですよね。
年金問題を『自助』にすり替えられていませんか?
そもそも、安倍政権下で年々増え続けているワーキングプア(仕事はあってもお金が貯まらず、生活できるギリギリで働く貧困層のこと。1つの基準として、年収が200万以下)。
その日その日を生きていくだけで精一杯なのに、どうやって2000万3000万の貯金ができるのでしょうか?
 

で、現実に沿った、結果として安倍政権の政治の酷さを露呈した試算を出した金融庁に、
安倍さんは、「金融庁は大バカ者だ、こんなことを書いて」と言ったそうです。
 

これ以上安倍政権支配が続くと、政治家のみならず、官僚にも連鎖していくモラルの崩壊…。
 

 

共産党の志位議員からの財源提案はこれ。
 

自民党のコバンザメ公明党の高木議員の言い分はこれ。
 

この問題で一番迷惑を被るのは、若い世代の皆さんです。
なのに、若い世代の人たちに自民党を支持している人が多いと聞きます。
香港をはじめとする他の国々のように、若い人たちが怒れる者の代表となって先頭に立ち、国を支える人たちを蔑ろにするな!と声を上げてください。
選挙では、国のためよりあなたのために、と声を張り上げている政治家に、一票を入れてください。
年金受給についての検証はこちら
↓↓↓
 

 

他人に「バカげた案」だの、「バカげた政策」だの言う安倍さんこそ、真正の「バカげた総理」です。


上の動画は、もう325万回近く再生されています。
この再生回数と同じくらいの人たちがデモすると、政権、ひっくり返せるなあ。

『年金問題』は今急に起こったものではありません。
もうかなり前から、こういう事態に陥ると警告されていたのです。
少子高齢化だけが問題の原因ではないのです。
 
 

 

年金のみならず問題だらけのこの政権、そしてただただ従うだけの与党を、来月の選挙で、政治から引きずり降ろしましょう。

「樹木は、若いと同時に老いており、死んでいると同時に生きている」 ファーブル植物記より

2019年06月14日 | ひとりごと
今から半世紀以上も前、『ファーブル昆虫記』を夢中で読んだ覚えがあるのですが、彼が植物記も書いたことをすっかり忘れていました。
最近読んだ小説の中に、この『ファーブル植物記』の一節が書かれていて、ああ、なぜか読みにくくて途中でやめてしまったことを思い出しました。
 
わたしの旧姓は『森山』といって、もう木だらけです。
だからからか、小さい頃から木が大好きでした。
大木や老木を見つけては、抱きついて、耳をくっつけながら話しかけたりしていました。
この家に引っ越してきてから、先日の9日でちょうど10年経ちました。
この家で暮らしたいと思ったきっかけの一つが、すぐ隣に立っている楓の老木なのでした。
おむかえさんの家の前には、それはそれは可憐な桜の木があって、家を見学に来たわたしたちに、満開の花を楽しませてくれたのでした。
家の中に一歩入ると、長い間全く使われていなかった一階の床は、油混じりの埃でベトベトしていたし、台所は床どころか棚の中までベトベトと汚れていましたが、
大きな楓の木と可憐な桜の木と一緒に暮らせるなら、こんな汚れなんてなんのその!と思えたのでした。
 
そんなわたしに「カエデの爺さん」と名付けられた楓の木は、彼が生きている空き地をわたしたちが買い取るまでの8年間、伐採の危機が毎日続きました。
所有者であった不動産業者は、1日でも早くその土地を売ってしまいたかったからです。
この地域の固定資産税はとても高額なので、そんなものをいつまでも払っていると損をしてしまいます。
だから楓の爺さんの、大人の男性でも3人がかりで囲まないといけないほどの太い幹に、けばけばしいピンク色のビニールテープが巻かれていました。
伐採予定、という意味のそのテープを、わたしは毎日睨みつけながら、土地が絶対に売れませんように!と祈り続けていました。
何度も何度も買い手がついては破談を繰り返し、わたしはそのたびにホッと胸をなで下ろしました。
そんなわたしに協力したいと申し出てくれた近所の人たちと一緒に、町役場まで陳情に行ったり、役人さんを招いてミーティングを開いたり、
結局、地続きでその庭を共有しているお隣さん夫婦と共同で、その土地を買おうと決めるまでの間は、本当に気が気でない毎日が続きました。

でももう大丈夫。これからも末長く一緒に生きようね。
そう思ったのもつかの間、カエデの爺さんの体の一部が崩れ落ちてき始めたのです。
木のお医者さまに診てもらい、年寄りだけどまだ大丈夫と言ってもらっても、日に日に大きな穴が空いてくる様子を見ていると心配でなりません。

そんなわたしの心に、『ファーブル植物記』から引用されたこの一節の一言一言が、温かで明るい光を灯してくれました。

『年月を経て中心部を破壊されても、新しい世代によって年ごとに若返りながら、樹木は死ぬことなく数世紀を生き続ける。世代をつぎつぎと重ねるという、矛盾をはらんだ性格を持つ樹木は、若いと同時に老いており、死んでいると同時に生きているのだ』
『このように、木の活動力は表面から中央に向かって減少していく。表面は若さ、力、労働であり、中央は老い、衰退、無為である』

若いと同時に老いており、死んでいると同時に生きている。
本当にその通りだと思います。



家の畑の野菜たちは、今年の雨の多さに振り回されながらも、なんとか根腐れせずに育ってきてくれました。




前庭の垣根をよじ登り始めたゴーヤさん。

今年は違う色の花を咲かせてくれた紫陽花とセビリア。来年はどうかな?



さて、ざざ降りとカラカラ晴れを交互に繰り返すお天気ですが、1週間ほど前から右のアゴが口を開けるたびにカクンカクンとぎこちなくなり、
うん?どうしたのかなと思っていたら、今度は首の付け根の右側が痛んで首が回らなくなり、それに続いて右側の腰が急に痛んできて、歩くのもおぼつかなくなってしまいました。
急きょ、お抱え鍼灸師(こんな時に、配偶者が鍼灸師てあることがとてもありがたい!)にお願いして、二日続きで治療してもらいました。
新しい診療所での初体験。
今度の場所では二部屋、どちらも広くて使い勝手が良さそうです。


母の『一期一会』の銅版も一緒に引っ越してきたようです。

夫の漢方の先生が処方してくれた、夫とわたし、それぞれの漢方です。

処方された漢方の薬草や木の枝を、とことん細かく砕いて粉にしたものを、

熱湯に溶かしていただきます。

はっきり言って美味しくないし(あたりまえ?)苦いので、わたしはいつもレーズンを数粒口の中で噛みながら、えいえいっと飲んでいます。

夫の2年間の漢方学生生活も、あと残り4分の1になりました。
近い将来、夫が処方してくれた漢方をいただくことになると思います。
2回の治療で、あれほど痛かった顎と首の付け根と腰が、今はほとんど痛まなくなりました。
細くて小さい鍼だけで、どうしてこんなふうな治癒が叶うのか、本当に不思議です。

人間も樹木も、見えないものに生かされているのですね。

選挙に不利だから受け取らない、もうなくなった?!いえいえ、報告書はここ↓にありますよ!!保存してくださいね!!

2019年06月12日 | 日本とわたし
受け取らないだのなくなっただの、自分たちの都合が悪くなると平然とデタラメを言う、このインチキ政権!
報告書はもうなくなってなんかいません。
ここ↓にありますよ。
今のうちにみなさん各自で残しておいてくださいね。

金融審議会 「市場ワーキング・グループ」報告書 の公表について

2000万円貯めるよりも、自民党・公明党を落とす方がずっと簡単です!

2019年06月11日 | 日本とわたし

 

 

 

 

 



 

 

2000万円って、年間の“飲み代“だったんですね、この人にとっては。
しかもこの人、その飲み代を、政治資金から払わせてるんですね。
『会合費用』と称して使った費用の総額が、
2015年=2007万6292円
2016年=1947万2575円
2017年=2019万6547円

政治資金規正法っていうのがあるんですけど、これ、関係者との飲食費を「組織活動費」として処理していいっていう、政治家にはウホウホな規制法みたいです。
こんな放蕩が許されている人間に、庶民の実情なんか分かるはずがないし、理解しようという気持ちも無いようです。

あ〜1日も早く、自民党&公明党を落とさないと!!

年金制度の限界を認めたお偉いさんに一言【せやろがいおじさん】

2019年06月11日 | 日本とわたし
よう言うてくれはりました、せやろがいおじさん!
全国津々浦々で、せやろがいおじさんやせやろがいおばさんがワラワラと現れて、
これはもうほんまのこと伝えなヤバいなって、マスコミを焦らせなあかん時やと思います。

年金制度の限界を認めたお偉いさんに一言【せやろがいおじさん】

いきなりやけど、政府のお偉いさんが、
もう年金の給付水準維持すんの難しいから、
自分らでも蓄え作り〜って言い始めた。
せ〜ので思ったこと一緒に叫んでみよか。

せ〜の!

年金払う意味あるけ〜?って話やろ!

その蓄えとして年金払ってるんですけど!

誰やったか、年金額が減るなんて有り得ません、言うてたけど、
あり得たやん!
100年安心の年金制度って豪語しといて、急に、人生百年時代の蓄えを〜!って、
自助努力呼びかけられてもビックリするわ!

さらに、年金給付する年齢も引き上げるかも〜的な話あるけど、
怖い、怖い、怖〜い
すごい、こんな長文、一言一句一緒やったな。

ほんで、蓄え作りや〜って簡単に言うけど、それが出来やへんから不安やねん!
日本のサラリーマンの平均賃金は、ここ20年で下がり続けてるのに、
定年した後30年生きるなら、2〜3000万円ぐらいの蓄え必要やで☆って言われても、
無茶振りすぎるやろ!

アレ?
なんか税金上げるで〜とか言うてなかった?!
あはっ、
蓄え作りや、税金上げるけどっていうのは、太らなあかんで、飯減らすけど、って言うてるようなもんや!
自然の摂理に反する。

確かに平均寿命が伸びて、少子化、非正規雇用が拡大するなか、年金制度は厳しくなってくると思う。
でもこれ以上、国民に負担を強いるのは、勘弁してつかぁさい!

アメリカから高価な戦闘機を、6兆円かけて100機以上爆買いしまくるより、
出産一時金とか出産手当金をガンと増やしたり、保育士不足による待機児童問題を解決するために、保育士の待遇改善したり、少子化対策に思い切った金額つぎ込んだ方が、まだ明るい未来見えると思う!

もちろん国を守るのは、めちゃめちゃ大事や。
でも、もう内側から壊れかかっとんねん!
めちゃくちゃ高価な最強の鎧でガッチガチに身を固めた風邪ひいた人、みたいになってんねん!
そのカネあんねやったら、先に病院行って、治療しぃってなりません!?

あとやっぱ、大企業に有利な税制敷いといて、国民はしんどい思いしてるの、
ちゃうやろ!
非正規雇用が増えたんも、企業様の為に、派遣法を改正したからちゃうんか!?
強いところのご機嫌ばっかりとった結果、強いところはより豊かに、弱いところはより貧しくなり、
表向きでは、日本は世界第3位の経済大国でありながら、裏では貧困率、先進国ワーストや!
この表と裏の貧富の差!
なんやこの、びんぼっちゃま国家。
おかげさまで、企業さんの内部留保ものスゴいあるみたいやし、
国民に蓄え!言うなら、企業に払え!も同時に言うて!

え?
自己責任?
確かに俺みたいな芸人とかやってフラフラしてる奴は、自己責任!て言われても仕方ないかもしれん。
けど、毎日朝から晩まで頑張って働いてる人達まで、老後の不安抱えながら生活するのは、
おかしいんとちゃうか〜!

さらさら風に吹かれながら

2019年06月10日 | ひとりごと
昨日今日と、空気がサラサラして心地よい日が続きました。
今年の春(とは言い難い奇妙な天気が多かったのですが)から今までに降った雨の量がとても多くて、だから大量の蚊が発生しているのですが、それに目をつむると本当に気持ちの良い週末でした。

洗い物をしている最中に、正面の窓の上の方で何か特別なことが起こっている気配がして見上げると…、

うわ〜!
思わずタオルで手を拭いて、携帯電話を手に外に飛び出しました。




さて、毎週日曜日の3時から6時ごろまで、サラと一緒に『OKINAWA』の合わせ練習をしているのですが、今日は近所に住むピアノの先生で友人のさわみさんにお願いして、演奏を聞いてもらいました。

わたしたちの音量のバランス、表現、解釈の仕方などを、丁寧に聞いてくれた彼女に、
ピアノパートの、普通なら絶対にペダルを踏むだろう速いアルペジオの部分を、ペダル無しの素の音で弾いてみたいんだけどどうだろう?と相談してみました。
すると、「すごく有り得ないけど新鮮でおもしろいと思う」と言ってくれて、じゃあそれでいってみようと決心しました。
ちょっとドキドキします。

「あなたの想いがこもっている。そしてそれがよく伝わってくる。様々な情景が浮かんでくる」
そう言ってくれました。

プログラムの曲の紹介の欄に、本当はもっと詳しく沖縄のことを説明したかったし、政治的な観点からの話もしたかったのですが、その部分はカットされてしまいました。
ならば曲で語るしかない、そう思って、それからまた音符を書き直したり書き足したりしました。
いろんなことがあって、とても長い時間がかかってしまったけれど、そしてプロの作曲家の作品とは比べ物にならないかもしれないけれど、
今はとにかく、残された1日1日を大切にして、丁寧に練習を重ねていこうと思います。


夕方、畑作業に来てくれた歩美さんが、立派に育った(葉っぱが特に)カブを収穫してくれました。

夫の大きな手の何倍あるでしょう?

ほどよく虫さんにも食べられています。


早速さっとお湯で茹でて、ナムルを作りました。

放射能汚染土と日本の子ども

2019年06月08日 | 日本とわたし
これは先月の22日に、青島さんとおっしゃる方がツイートされたものです。
まず読んでください。

 

横浜市の鶴見区にある保育園の敷地内に、放射能汚染土を埋設している?
そしてその保育園に通っている二人の園児が、白血病を患っている?
300箇所もの保育園、そして4箇所の学校に、汚染度が埋設されていて、それらは移管せずに最終処分扱いになっているそうです。
横浜市は早々と「安全である」と見解を出しています。


事故以前は、放射性廃棄物の基準値は100ベクレルでした。
この数値を超える廃棄物は、ドラム缶に入れて保管しなければいけませんでした。
でも、事故が起こった後、いろんな場所が廃棄物だらけになってしまったので、都合の良いように基準値を引き上げました。
それも、100の2倍とかじゃなくて、80倍の8000ベクレル。
それ以下だったら、例えば7500ベクレルでも、『一般ゴミ』扱いをしていいってことにしたのです。

先日、福島県で、子どもたちの甲状腺癌の発症は、原子力発電所事故とは関連しないと発表されましたね。
本当に酷い話です。
国民を守ろう、大切にしよう、だなんて絶対に考えていない。
だから自衛が大事なんだって言うけれど、自衛にも限界があります。
そういう時にこその国が、政府が、知恵を絞って対処しなければならないのに、やっていることは真反対のことばかりです。
怒らないとつけ上がる一方です。
子どもがちゃんと守られていない国は、日に日に崩れていって、いつか大変なことになってしまうと思うのですが。

『OKINAWA』

2019年06月07日 | 音楽とわたし
一ヶ月前に、辻井伸行さんの演奏を聴きに、カーネギーホールに行きました。
チケットを2枚、いつもの如く手を伸ばすと天井に届きそうな席でしたが、カーネギーホールの音響は、高額な席を買えないわたしたちの耳にも、素晴らしい音を聞かせてくれるのでありがたいです。

ドタキャンした夫の代わりに、ドタinviteした紀子さんを助手席に乗せて、いざいざ出発。
カーネギーホールのすぐ隣にある駐車場が、なんと時間制限無しで20ドルだったのでそこに車を停め、二人でウキウキしながら会場に向かいました。

ああ、やっぱり高いわ〜。

でも真正面!


この日のプログラムは、一部がサティの3曲、ドビッシーの映像から3曲、ラヴェルのソナチネ、二部がショパンのスケルツォ1番から4番。

一部と二部の間に、ものすごい集中力で仕事を進める調律師さん。

今さらながら、やっぱり同じ(もちろんレベルは月とスッポンなのだけど)ピアノ弾きとしては、全く見えないのになあってつい思ってしまいます。
特にドビュッシーの映像は、まるでホール全体に薄いベールがかかり、そこに様々なイメージが映し出されていくような、それはそれは不思議な空間に身を置きながら聞きました。
自分が学生の時、イメージがわいてもそれを音で表現できなくて、悶々としながら練習していたことを思い出しました。
もう一回チャレンジしてみようかなあ…。

プログラム曲を全曲弾き終えた辻井さんに、満席の会場からは、惜しみない拍手と賞賛の声が送られます。
ニューヨーカーは意思表示がとてもはっきりしているし遠慮がありません。
この夜、辻井さんは、付き添いの男性と一緒になんどもカーテンコールに応え、アンコール曲をたくさん弾いてくれました。


でも、拍手は一向に鳴り止みません。
そこで辻井さんはとうとう、ピアノのフタをパタンと閉めて、もう弾きませんよと伝えてくれたのでした。

この頃はまだ、作曲を仕上げることができなくて、パートナーのサラとも合わせることができなくて、だからとても焦っていました。
けれども辻井さんが、彼自身を丸ごと音楽に溶け込ませている姿を見て、そしてその彼の指が奏でる音を聞いて、大丈夫、きっとできると思ったのでした。

友人が紹介してくれた25歳の若いヴァイオリニストに、本番までに2回ほど、『OKINAWA』をレッスンしてもらえることになりました。
彼はイスラエル人で、マンハッタンにある音楽学校を卒業したばかり。
去年一緒に演奏したエリオットが、みるみる上手になったのが、この新しい先生との出会いだったと聞いて、今からとても楽しみです。
ただ、曲が曲なので、先生も困るかもしれません。
明後日の合わせ練習で録音したものと楽譜を、1回目のレッスンを受ける前に送っておこうと思います。

舞台までの1ヶ月で、どこまで練り上げることができるか。
一日一日を大切にして、そして体調が崩れないように注意して、自信を育てていきたいと思います。
そして、一緒に演奏してくれるサラに、レッスンをしてくれる先生に、このチャンスを与えてくれたACMAに、作曲や練習に時間を費やすわたしを見守ってくれる夫に、
心からの感謝の気持ちを持ちながら、頑張りたいと思います。